2018年 09月 30日 ( 1 )   

映画「ビッグ シック ぼくたちの大いなる目ざめ」   

良い恋愛映画を見ました。 恋愛映画を見て泣いたのは久しぶり。もうこの年になると、少々の恋愛映画では泣けない。恋愛映画は難しい。恋に落ちる瞬間を描くのって本当に難しい。不自然だったり、あざとすぎたりすると、急にさめちゃう。 でも、この映画は、好きになっていく過程がリアルで良かった。まあ、知り合ったその日にベッドインしてしまう展開は、日本ではあまり普通とは言えないが。

「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」(2017) 監督:マイケル・ショウォルター 出演:クイメル・ナンジアニ ゾーイ・カザン ホリー・ハンター レイ・ロマノ
e0123392_23345083.png

主演のクイメル・ナンジアニに実際起こったことをベースにしているらしい。コメディアンのクイメルはシカゴの売れないコメディアン。コメディアンでは食べていけないのでウーバーの運転手もしている。そんなある日、観客の一人だったエミリーが、クイメルにヤジを飛ばす。自分に興味がありそうと踏んだクイメルは,出番の後のバーでエミリーに声をかけ、そのまま盛り上がって,アパートで関係を結んでしまう。可愛い彼女とそのままハッピーな関係になると思いきや、そうは問屋が卸さない。クイメルは実はパキスタン系アメリカ人で、両親は厳格なイスラム教徒で、パキスタンの伝統を重んじるアメリカで成功した移民。自分の息子たちはパキスタン人のお嬢さんとお見合い結婚をさせるものだと信じて疑わない。ところがエミリーは白人のアメリカ人。意地を張ったり、ちょっとした駆け引きをしたり、リアルな恋愛の過程を経て、クイメルとエミリーとの関係は徐々に確かなものへとなっていく。もうそろそろお互いの家族を紹介してもいいのではないかというところまで来てしまうのだが、自分の家族も家族の価値観も大切に思うクイメルはなかなか言い出せない。そんなときに、エミリーを大病が襲う。。。 同じ女性と二日続けて会わないなど、自分に課した変なルールはこの際無視して彼女に付き添うしかないと心を決めるクイメル。当然ながら、エミリーの両親とはぎくしゃくするわけで。そんな逆境を,どうやって彼は乗り切っていくのか、、、というお話。
最後までそんな息子を許せないパキスタン人の両親も、最後は、、、というあたりほろっとさせられます。人種の違う者同士の恋愛、という、昔からあるテーマではありますが、なかなか良い映画と思いました。


by oakpark | 2018-09-30 23:31 | 映画 | Comments(0)