2016年 01月 22日 ( 1 )   

「スケアクロウ」「ペーパームーン」「ソルジャーボーイ」   

というわけで、「町山リスト」と勝手に命名させてもらった映画リストの中からもできるだけ見ていこうと思っています。威勢よく「全部」と言いたいところですが、手に入るかどうか自信ないし。また、観る勇気があるかどうか自信のない物もある。全70作品どこまでつぶしていけるか。がんばります!

70年代の作品はあまりレンタルショップに置いていません。ネットから映像を探せばいいのかもしれないけれど、私はPCで映画を観るのがあまり好きではない。できれば、オーソドックにDVDをテレビに映し出してみたい派、なのです。しかし、レンタルショップ事業も曲がり角に来ているのか、最寄り駅、隣駅併せて3軒あったレンタルショップが今や1軒になってしまっている。そのうえ、そのお店はあまり品ぞろえが豊富とは言えない。もちろん、最近のはたくさん置いているのでしょうが、私が観たいと興味をもった70年代80年代の映画があまりないのです。いつか代官山のTSUTAYAに行かなくては。

そんな中、「町山リスト」に載っていた映画を3本見つけました! 偶然にも、すべて友情もの?だった。

「スケアクロウ」(SCARECROW,1973) 監督:ジェリー・シャッツバーグ 出演:ジーン・ハックマン、アル・パチーノ
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流れ者の二人の友情物語。移動していくから、ロード・ムービーでもあります。たぶん、以前に一度観ています。でも、内容忘れてしまうくらいの印象度。きっと、男性が観ると感じ入るところが大きいのでしょうね。当時の私には、たぶん、ほとんど印象に残っていない。男の友情がどうか、とか、ジーン・ハックマン、アル・パチーノの演技がどうか、とか、あまりわからなかったのだろう。私が今のような形で(ノートに感想を書いたり、出演者や監督を意識したり)映画を観るようになったのは、2000年ころ.映画を観るだけではなく、映画評論やそういうのも読み始めるようになると、ジーン・ハックマン=名優 と必ずなっている。どこがなのだろう~と思っていた。もちろん、演技はうまいのだろうけど、うまい俳優さんはたくさんいるし、とも思っていた。 でも、最近思うのだが、「名優」と言われている人は、まず作品に恵まれないとね。作品あっての演技だと思う(当たり前だが)。この映画で、ジーン・ハックマンが名優だというのはよくわかった。アル・パチーノがチンピラでかわいい。女にもてるハックマンを、子犬のようなまなざしで見つめるの。そして、ハックマンも居心地が悪そうにしている。男の友情には女は邪魔者ですね。

「ペーパームーン」(Paper Moon,1973) 監督:ピーター・ボクダノビッチ 出演:ライアン・オニール テイタム:オニール
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ずっと見たいと思っていた映画をやっと観ました。前にも書いたけれど、2000年ころに映画をたくさん見るようになったきっかけがリヴアー・フェニックスで、リヴァー最後の完成した作品がボクダノビッチ監督の「愛と呼ばれるもの」でした。解説にいつも「あの、名匠ボグダノビッチ監督」とあり、監督の代表的な作品として「ラスト・ショー」と並んでいるのがこの「ペーパームーン」でした。 地味な観るのが退屈な映画かなと思っていたけれど、とっても面白かった。これも前に書いたけれど、ライアン・オニールの顔は個人的にちょっと好みで、だから、娘のテータム・オニールも好み。好みの顔が二つ、ずっと画面にいるのもよかったし、突き放した感じが、最後にほろっとさせる、ストーリーの展開もよかった。この、突き放した感じってのが、ニューシネマなのですかね。短い言葉、ドライなふるまいに、様々な感情が込められている感じ。「スケアクロウ」が男同士の友情なら、「ペーパームーン」は性別、世代を超えた友情なのかも。「レオン」とかもそんな感じだったけれど、私は「ペーパームーン」のほうが好き。とくにテイタム・オニールの不機嫌具合がとってもかわいい。なんと、1974年のアカデミー賞助演女優賞を最年少でとっているのですね。実は、興味がわき、テイタム・オニールの書いた'A Paper Life'という本を購入し、今読んでいるのですが、この授賞式に、お父さん(ライアン・オニール)もお母さん(ジョアンナ・ムーア)も来なかったそう。親子間のいろいろな確執があり、かなりつらい子供時代を過ごしたようです。本を読み終わったらまた内容をアップしたいです。 でも、映画はよかった!

「ソルジャー・ボーイ」(Welcome Home, Soldier Boys, 1972)
監督:リチャード・コンプトン 出演:ジョー・ドン・ベイカー、ポール・コスロ、
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ベトナム帰りの4人の若者の友情と傷を描いた作品。ベトナムは、青年を変えてしまった。何度も映画で描かれているテーマだ。4人にとって、ベトナムでも経験を共有した4人だけが世界のすべてだった。親の暖かさはもう届かなかった。とっても悲しい結末。
ベトナム帰還兵といえば、私にとってはリヴァー・フェニックスの「恋のドッグファイト」が印象深い。あの映画でも「仲間」は4人だったけれど、1972年のこの作品を意識しているのかもしれない。

今回紹介した映画のタイトルがついた曲がありますね。大好きな曲なので紹介します。

ナット・キング・コール It's Only A Paper Moon


エルヴィス・プレスリー A Soldier Boy


さすがに「スケアクロウ」なんて曲はないよね、と思って調べたら、あったのですよ。Alex&Sielaという二人組がまさに「Scarecrow」という歌を歌っているようです。でも知らない曲なので紹介はやめておきましょう。

by oakpark | 2016-01-22 21:26 | 映画 | Comments(0)