受験生のピリピリ?   

昨晩、長女が私のところにやってきて「面接で愛読書は何ですかと聞かれたらなんて答えようかなあ」というので、「愛読書?そんなのないじゃない。一番面白そうに読んでいた、ハリー・ポッターにしたら?」と、カシャカシャパソコンのキーをたたきながら言うと、「そんなんじゃだめなの! 文学作品じゃないと! 落ちるかもしれないじゃない!」と急にきれられた。

あ~、こういうシーン、前にもあったな、と思い出す。
そうそう、高校の教員をやってい時の文化祭の日だった。 担任をしていたクラスの出し物は劇。順番を待ってみんなが最後の仕上げの練習をしていたとき、私は体育館で他のクラスの劇を見ていた。というのも、その時の文化祭での私の仕事は、展示物や出し物の中に不適切な表現がないかどうかチェックする、というものだったから。 自分のクラスの出番を待っている間に他のクラスの劇をチェックしていたのだ。 すると、突然、私のクラスの中心的人物のF君が体育館に入ってきてわたしのそばに立ち、「○○が怪我をして大変なんです! どうして先生はのんきにこんなところで見ているんですか!」といきなり叱られた。 私も、べつにのんきにしているわけではなく、一応仕事をしているんだけれどなあ、と思いつつ、F君の後を追った。

あの時のF君に似ている、うちの子、と思った。
何でも、一生懸命で、余裕がないことがある。 自分が一生懸命なのに、他の人が一生懸命でないと、許せない、というか。

長女の一生懸命さは、親から見ていてもすごいなと、思うときがある。いつだったか、部屋からぶつぶつしゃべっている声が聞こえてきたので、どうしたのか、とのぞいてみたら、何かの会合でスピーチをしなきゃいけないということで、それを一生懸命練習していたのだ。英語を音読しているところなんて聞いたことないけれど。どうも、勉強に関してはこの『一生懸命さ」はあまり発揮されないようだ。

勉強以外の部分では、ほんとうに、いつも一生懸命だ。
今回jも、うそでもいいから、いわゆる立派な本を「愛読書」としてあげたいみたい。

で、今朝、母から電話があったので、そのことを話すと母が「島崎藤村の『破戒』にしたら。これを読んで差別について考えることができたとかいえばいいんじゃない?」という。なんと。母にしてはすごく気の利いた意見ではないか。「へ~、おかあさん、よくそんな本知っていたね。読んだの?」というと「読んでいるわけないじゃないの、おかあさんが。ただ、本の題名だけは知っている」だって。 さ・す・が♪  長女のでっちあげ精神(見栄っ張り?)は母の遺伝かもしれない。私は、どちらかというと正直ベースのほうだもの。

というわけで、今から図書館に行って、短時間で読める小学生向けの文学作品を探してきます~~~。 娘からのリクエストは、宮沢賢治、夏目漱石の「我輩は猫である」などなどです。。。。

by oakpark | 2007-12-07 15:21 | 雑感 | Comments(4)

Commented by willow42 at 2007-12-08 11:26 x
Mちゃん、もう高校受験か~~…。ちょっと前に中学生になったような気がするのに。私、今も十代のころもあまり一生懸命じゃなかった。だから一生懸命とか一途とかいうことにすごく憧れがあります。一生懸命な子、育てたら自分も触発されてがんばれそう。でも息子もあんまり一生懸命っていう感じじゃないなぁ(この親にしてこの子ありか。笑)。

本は何になりました?
Commented by June at 2007-12-08 15:32 x
willow 42さん

今ね、願書を書く練習したり、自己PR書を書いたり、受験も佳境になってきましたよ~。中学生活はあっというまです。 長女だけでなく、周りの中学生みんな、一生懸命ってかんじありますよ。小学校時代から知っている子がひとりで縄跳びしていたり、部活の自主練をしていたりするのを見かけます。若いってすばらしい。 一生懸命さを外に出すか出さないかは個人差あるよね。 うちも長男は全然出さないタイプだし。A君もそのタイプかしら。それはそれで、ひょうひょうとしていて、いいな~とおもう。一生懸命さを前面に出すこの近くにいると疲れるよ。

本は結局「ああ、無情」になったみたい。
「我輩~」は長すぎるし、「銀河鉄道の夜」は「やっぱりわけわかんない~」と言っていました。「ああ、無情」を読んで、「ジャン・バルジャンいい人だよ~」と言っている娘。感想、それだけかい!
Commented by hiromi at 2007-12-10 10:12 x
愛読書ねー!ありがとー、そんな質問想定してなかったです。
本をほとんど読まないうちの息子の場合、何にすればよいのかと考えて、「高校の化学の教科書」と答えるように知恵をさずけました(笑)(寝る前に読んでたりするので、化学が好きだそうで。「へー」です。)

たいして読んでもない本を出して、感想について突っ込まれても困るだろうからね。

あと志望動機と中学生活でがんばったこと
そのあたりが聞かれるのかしら。
Commented by June at 2007-12-10 20:04 x
★ hiromiさん

こんにちは~。いよいよ近づいてきましたね。 うちの子の担任、すごく丁寧に受験指導をしてくれる先生で、自己PR書も何度も何度も添削してくれて、文章を練ってくれました。その先生の指導で「愛読書」それから「尊敬する人」を考えておくようにといわれたんだって。「尊敬する人」も一時は「両親です」という答え方が流行ったけれど、今は歴史上の人物のほうがいいといわれたみたい。でも、全然思いつかなくて。「尊敬する人なんていない!」と断言しておりました~。私は坂本竜馬を勧め、夫は徳川家康を勧めていた。福沢諭吉はありきたりすぎてNGだとか。 今週は面接の練習をするみたいよ~。

高校の化学の教科書が好きだなってすごいね!将来は化学者になるかも??? 「どのあたりが好きですか」という次の質問の準備もしておかないとね。

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