映画観るぞ!   

私が映画に目覚めたのは2001年からです。
子育てが一段落し、念願だった仕事に復帰しましたが、大変きつい職場で(精神的に)、それを家では忘れるため映画を観始めました。同時に映画ノートをつけ始めました。タイトル、監督、出演者、簡単な感想を書いています。

それによると、2003年に一番たくさん観ていて、1月から12月の一年間に156本観ています。私の場合、ほとんどが家での観賞ですが。

さて、今年は何本観れるかしら。そろそろラストスパート(笑)です。

2本紹介。

まず一つ目は「モーツァルトとくじら」です。自閉症の男女の恋愛を描いた映画です。ちょっと気になる、ジョシュ・ハートネットが主演ということでレンタルしました。障害のある男女の恋愛という点では、以前に見た「カーラの結婚宣言」に少し似ていると思いました。正直言って、わたしは、「カーラ~」のほうが面白かったし、感情移入できました。男女の関係だけでなく、親子の関係なども絡めていたので、テーマに広がりがあって、興味深かった。「モーツァルト~」のほうは、主演二人の家族関係、バックグランドの紹介はほとんどなく、恋愛、結婚にテーマを絞っている分、感情移入しにくかった。まわりに自閉症の人もいないし、ジョシュと、相手役のラーダ・ミッチェルの演技を見て、こういうものなのかな~と思うだけ。ただ、次に紹介する映画もそうだけれど、なぜ、女性がいつもこんなふうに怒っているのだろう、と思ってしまう。男性側がそれほど悪いことをしていると思わないのに。同性に対してのほうが厳しい目で見てしまう。

二つ目が「幸せのちから」。、これはよかった!! ぐいぐい引き付けられ、ドキドキしながら一気に観た。ウィル・スミスの説得力のある演技、ウィルの実息子のクリストファーの愛らしさ。思わず、わが息子の5歳の頃の写真を出してみてしまいましたよ。5歳ってこんなにかわいかったかしら~、と思って。 ここでも、ウィルの奥さんは怒ってばかり。なぜそんなに怒るの~~。 しかもあんなにかわいい息子を置いていってしまえるなんて。まあ、きっと、お父さん(ウィル)に預けるほうが望みがあると息子のことを思っての苦しい選択だったのでしょうけれど。息子のために、そして何より、人間らしい生活を勝ち取るために、ギリギリの線で頑張る、ウィル・スミス演じるクリス・ガードナー(実在の人らしい)に、感動しました。お勧めの映画です~。

それにしても、ウィル・スミスにしても、ジェイミー・フォックスにしても、最近の黒人俳優の躍進振りはすごいですね。デンゼル・ワシントンが一番好みだったけれど、ウィル・スミスもいいわ~。黒人俳優の先駆者的存在の、シドニー・ポアチエの映画をレンタルショップで探しているのですが、なかなか見当たらないです。「招かれざる客」しか、観たことないので。あ、それと、リヴァー・フェニックス主演の「リトル・ニキータ」は観てます。

by oakpark | 2007-11-06 21:45 | 映画

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