映画「レディーバード」   

またブログに書きたいと思う映画に出会いました。

今年は春先から、映画館で「ペンタゴン ペーパーズ」、「シェイプ オブ ウォーター」「君の名前で僕を呼んで」、Netflix で「フォックスキャッチャー」、DVDでは、カルチャーセンターの課題の「フェンス」など、比較的新しい映画を立て続けに観て全部面白かった。そして先日観た映画、「レディーバード」は、私好みのど真ん中で、とっても面白かった。 女の子の成長物としては、「17歳の肖像」(キャリー マリガン主演)、「ブルックリン」(シアーシャ ローナン主演)、以来の感動です。
e0123392_21181388.jpeg

「レディー・バード」(2017、Lady Bird) 監督:グレタ・ガーウィグ 出演:シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーツ,ルーカス・ヘッジス、ディモテ・シャラメ,ビーニー・フェルドスタイン

主役の女の子の、高校3年生から大学入学直後までを描いた青春映画。今どきのアメリカの高校生が経験しそうな、巻き込まれそうな様々な事象を、テンポよく、盛りだくさんに、これでもかというくらい一気に描かれていて、ノンストップで最後まで引き込まれる映画でした。なんでも,監督のグレタ・ガーウィグの自伝的映画だそうだ。う~ん、こんな女の子,いそう。 まあ、私は、小学生高学年の頃にちょい反抗期があったけれど、こんな生意気な女の子ではなかったが、でも、この子の気持ちはよ~くわかる。

お母さんがとにかくうるさい。愛情からきている小言,苦言だとはわかっているけれど、あまりにもうざくて、走行中の車の扉を開いて飛び降りてしまったり、「今まで私にかかったお金を全部計算して教えて! 大人になって働けるようになったら返すから」と言ってしまったりするレディーバードちゃん。

そもそも、レディーバード(日本語にすると「テントウムシ」!)という名前も、親がつけてくれた「クリスティン」という名前に反発して自分で付けた名前、お母さんが「ごはんよ クリスティン!」と呼んでも、「私の名前はレディー・バートよ。レディー・バードと呼んで」って、おかしいやらかわいいやら。そういえば、小学生のころ、友達に「私のことこれから『いちごちゃん』と呼んでね」と言ってた子がいたけれど、心の中で「なんでやねん!言えるか、そんなの」と思いながらもへらへら笑ってやりすごした記憶あり。

大学進学手続きがうまくいかず、悶々としていた時に、バークレー校出身のお兄ちゃんに『だってお兄ちゃんは・・・・」というシーン。お兄ちゃんが「人種枠って言いたいのか」というのも、アメリカ的だと思った。お兄ちゃんの外見からどうやら、ネイティブアメリカンの血が流れていそう。なかなか子供に恵まれない両親が養子をもらったのかも。

二人目の彼氏が、「君の名前で僕を呼んで」に出ていたイケメンのティモテ・シャラメ君で、今回はいい格好しいのクールガイという役どころ。プロムの時にレディバードちゃんを迎えに来たときはクラクションを鳴らすだけで、家まで迎えに来ない。お父さんの「クラクションを鳴らす男の車に乗ってはだめだ」の言葉が染みる。。。。ちゃんと家まで迎えに行ってコサージュをつけてあげなくちゃ。 一人目の彼氏の、「マンチェスター バイ ザ シー」に出ていたルーカス・ヘッジス君は、いい子なんだけれど、レディバードちゃんの彼氏としてはちょっと問題が。。。。歌も上手だったけどね。ハリウッドの俳優さんて、ほんと何でもできるんだなあ。

いろんな要素がぎゅっと詰まっていて、大満足の映画です。昔、生意気な女の子だった大人の女性に特におすすめです!!

by oakpark | 2018-06-21 21:16 | Comments(0)

エルヴィス イベント >>