本「八百万の死にざま」'The Life-changing Magic of Tidying   

今年の冬は久しぶりに暖かい。きょうは、知り合いが出場しているサッカー皇后杯準決勝を観てきました。応援しているチームは負けてしまったけれど、久しぶりにサッカーを見て、彼女の頑張る姿を見て、元気をもらいました。

さて、最近読んだ本の紹介。

まずはこれ。
「八百万の死にざま」 ローレンス・ブロック 田口俊樹訳
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まさにハードボイルドミステリー小説でした。「ハードボイルド」hardboiled という意味が今ひとつわかっていなかったのですが、この小説はそうだろうなと思いました。私が思うハードボイルド小説とは、酒、うらぶれたバー、きれいな女性、暴力、冷酷さ 、死のにおい、粋なセリフ、垣間見える優しさ などが登場する小説ですかね。タイトルの「八百万の死にざま」というのは、ニューヨークに住む八百万の人々に、それぞれの死に方があるというところからきているようです。翻訳家の田口俊樹さんの傑作という新聞の書評にも惹かれて読んでみました。男の人はこういうの好きだろうな、という感想。

そしてこれ。
'The Life-Changing Magic of Tidying ' Marie Kondo
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「人生がときめく片付けの魔法」近藤麻理恵さんの著書の英訳版です。海外でベストセラーになっていると聞いて、どんなふうに書かれているのかな、という興味から英語版を読んでみました。「ときめき」というのは spark joy と訳していました。 いろいろとはっとさせられる記述があり、すごいなあと思いましたが、私はまだしばらく実践できそうにないな。そこまで割り切れない。たとえば、スマホを買っても入っていた箱はすぐ捨てましょう、とあるのだが、私はしばらく置いてからしか捨てられない。それに、洋服は私にとっては芸術作品的な存在でもある。絶対着ないと分かっていてもおいておきたいものもある。だって、もとは平べったい布があんな風に立体的になるなんてすばらしいなあと思ってしまう。そんなに捨ててばかりいたら、歴史が残らない気もする。最近は断捨離とかミニマム生活とかが大流行だけれど、『ファミリーヒストリー』なんかを見ていると、こんなものが残っていたのね~とうれしくなることがあるのだから、やはり「残す」ことも大切だと思うんだよな。そのときに「ときめき」がなくても別のシーンでとても重要な意味を持ってくるものだってあるんだから。なんて言っている私の部屋は今日も雑然。だからいけないのですよね。。。。

by oakpark | 2015-12-23 22:46 | | Comments(0)

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