面白いなと思った表現   

今日、関東地方では初雪が降りました。ここ数年は毎年雪が降っていますが、この冬はまだないなあと思っていたら、ついにきましたね。これからが受験シーズン本番。我が家は今年は受験生がいませんが、知り合いのお子さんの中に何人か受験生がいます。受験の妨げになるような雪が降りませんように。

さて、きょうは、私が最近観た外国ドラマなどのせりふの中で、面白いなあと思った表現をいくつか紹介しますね。

まず、cradle robber という表現。これなんだかわかりますか?辞書を引くと、cradle snatcher という言い方もあるみたいですが、どちらも、「ゆりかごから奪う人」ですよね。赤ちゃん泥棒か何かかなと思ったのですが、ドラマの中のせりふでどうもそんな意味ではなさそう。実はこれ「ずっと年若い相手と結婚する(恋仲になる)」って意味なんだそうです。ずっと年若いからって「ゆりかご」までいかなくてもいいのにねえと思いましたが。

次に、apple polisher という表現。そのまま訳すと「りんごを磨く人」となりますが、これで「おべっか使い、ごますり」という意味になるそうです。先生にお土産として持って行くりんごをぴかぴかに磨いたところからそうなったとか。そういえば、海外の(というかアメリカでしたが)のスーパーで売っているりんごはぴかぴかしてましたね。そのほうが価値が高いのかな。私の感覚だと、ぴかぴかのりんごはなんだかうそくさい。一番好きなりんごは「ふじ」でふじはざらっとしてて、そのほうがおいしそうですものね~。

これらはまだ成り立ちがわかる表現ですが、この前ドラマを観ていて出てきた表現に a skelton in the closetというのがありました。Every family has a skelton in the closet. みたいに使うのですが、これは「一家内の秘密、内輪の恥」という意味だそうです。なんで skelton(骸骨)やねん?です。 クローゼットに骸骨がいる家なんてねえ。。。

最後に、私の知人の10歳のお嬢さんが発した言葉から。「ちょっときいてくださいよ~」とその知人は電話で言いました。「うちの娘がこんなこというんですが、これあってるんですかねえ。知ってましたか?」 はい、知りませんでした。 My feet are sleeping.で「しびれが切れた」なんて。 お母さんの知らない言葉を知っているお嬢さん、すごい。でもまあ、事情が事情ですからねえ。ちょっと説明しますと、知人は日本人ですが、ご主人がアメリカ人で今アメリカに住んでいます。お嬢さんは生まれこそ日本ですが、その後アメリカに移住してそちらの学校に通っているので今では英語が母国語になりつつあります。それにしても、お母さんも知らなかった生活用語をどこでpick up したのでしょうねえ。お友達とか学校の先生とかからでしょうが、「足がしびれる」シチュエーションなんてあったんですねえ。。。椅子とテーブルの国なのに。 そうか、もしかしたら本からかもね。読書好きのお嬢さんのようなので。 自分の子どもに英語を教えてもらうって言うのもなかなかexcitingですね!

また、面白い表現を見つけたら紹介しますね。

今日はこの歌が聞きたい気分。 ベイシティーローラーズも歌ってましたね。

by oakpark | 2015-01-30 23:58 | 気になる英語表現

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