気になる英語表現④ 英語の呼びかけ   

5月の半ば。気持ちのよい季節ですね~。本日私は、この春次女が卒業したばかりの中学校の体育祭に行ってきましたよ。新役員の方々を激励するために行ったのですが、若者の一生懸命な姿はいつ見てもいいですねえ。

と、気分が良くなったところで、久しぶりに「気になる英語表現」について書きたいと思います。 今回は、《呼びかけ言葉》について。日本語だと、あんた、あなた、ぼく、おじょうちゃん、などに当たる言葉です。ふと思ったのですが、私はあまり《呼びかけ言葉》を使わないですねえ。誰かを呼びかけるときには、名前を使います。なんだか、「あんた」とか「おまえ」とか言って呼びかけるのは、私の感覚だと、横柄な、あるいは失礼なかんじがするのですよね。相手の名前がわからないのに呼びかけなければいけないときって不便です。「あの」とか「ちょっとすみません」とか言ってしまいますね。夫が時々電話で部下に「きみ」と呼びかけていますが、「きみ」なんて言葉、私は一生使わないと思います。

英語ではいろいろな呼びかけ言葉を聞きますね。honey,sweetheart,love,baby,sweetieなどなど。親愛の情を表す呼びかけが多いです。

呼びかけ言葉に関して、私自身にとっての一番の思い出は、前にも書いたかもしれませんが、観光に訪れたロサンジェルスで、あるビルの写真を撮ろうとしたときに、警備員らしき女性から「マーム、ノー・ピクチャー!」と言われたこと。私には当事4ヶ月の長女がいました。私は即座に「マーム」が Momだと思ってしまい、その場に長女はいなかったけれど、誰が見ても私は母親に見えるんだ、と思ってしまったのです。よく考えれば、Momは子どもが自分の母親にいう言葉で、その黒人の警備員さんが私のことを母親だと思うわけないのに。マム=Momと言う発想しかなかった。実はMa'am で、成人女性を呼びかけるのにいちばんよく使われる上品かつ便利な言葉だったのに、そのときは気づかなかったです。それの男性版が'Sir'で、こっちはよく知っていたのですがね。

次に、アメリカ人男性と結婚した友人をアメリカ サンディエゴの自宅に訪ねたときのことも印象深いです。だんな様が、私の友人に話しかけるときに、必ずと言っていいほど、'hon'をつけていたのです。「~だよ、hon」「~だね、hon」みたいに。'hon'というのは'honey'の短縮形だから、ラブラブなんだなあ、なんてそのときは思っていましたが、その後、いろんなシチュエーション(特にドラマの中など)で、アメリカ人の呼びかけ言葉を聞くにつれ、この'hon'とか’ honey' とか、'dear’とかにどれだけ情愛がこめられているのかが気になるようになりました。 なんだか、もう癖で語尾に、こういった言葉を付けている例もあるんじゃないかとも思ったり。それに、呼びかけて注意を引くというより、語尾についている場合は、「~だね」ぐらいのニュアンスという場合ももあるんじゃないでしょうか。おばあちゃんとか、よく、'dear' を付けながらしゃべっている人もいますしね。ロックバンドQueenのボーカリストだったフレディ・マーキュリーもインタビューでよく'dear'を使っていました。もしかしたらちょっと女っぽい表現なのかも。(dear'とか'honey’とか'sweetie'なんか、わりと気楽につかっているのかもしれません。それほどラブラブでなくても。もちろん私の友人夫婦は正真正銘のラブラブカップルだったと思いますが。。。。ロック歌手は、観客に向かって'baby'ってよく言いますね。

その他の呼びかけ言葉では、レストランで店員さんによく'guys’っていわれます。これもどのくらいカジュアルなのかな。「みなさん」なのか「みんな」なのか。目上の人に使っていいのか、とか。その辺の使い分けやニュアンスが私にはむずかしいですね。その国に住んで、何万回と用例を聞いて初めてわかることなのかも。

ほかには、ちょっと年配の男性が、自分より若い男性に'my son' と言いますが、必ずしも自分の息子とはかぎらない場合が多いのも面白いです。なんで、'son'なんだよ、ってかんじ。若者同士で'dude’って言っているのを聞くけれどこれはちょっと汚い言葉なのかな、どうかな。どのくらい親しい間で使うのでしょうか。~,man, っているのもよく聞きますね。男性と女性では使う言葉もちがいますね。

母親が自分の子どもを叱るとき、フルネームで言っていることがありますが、それは怒っているときですよね。あるいは、何かとても大事なことをこれから伝えるよ、というとき。少し前に見ていた海外ドラマ「奥様は魔女」で、お母さんのサマンサが娘のタバサを叱るときよく'young lady'という表現を使っていました。これはかしこまった言い方なんだなと認識していましたが、今見ている「かわいい魔女ジニー」でも、トニーがジニーに向かってよく'young lady'と呼びかけているのです。でもこれは、サマンサのときほど厳しい響きがない。もう少し愛情深い感じもあるのですよね。

今一番のお気に入りのドラマ「かわいい魔女ジニー」は現在66話まで放送され終了しています。全139話なのでほぼ半分まできてしまいました。残り半分だと思うと悲しい。ジニーはますますかわいくて大好きです。魔法を使うの時の両目をつぶるしぐさもかわいいし、「との」を喜ばせて喜ぶ姿が無邪気でかわいい。調べると、ジニー演じるバーバラ・イーデンは34歳から39歳までの5年間ジニーを演じていたわけで、童女のようなジニーをよく演じられたなあと感心します。そして、「との」のトニーも大好きです。イケメン俳優ですが、全身でコメディーを演じていて、ジニーに魔法をかけられたときのずっこけぶりはもうこれぞ俳優!という体当たり演技。すばらしい。低音の少しくぐもった声も私の好み。調べると南部テキサスの出身。だからかあ。。。

そして、今回のテーマ呼びかけ言葉、とは違うかもしれないけれど、最近の私のお気に入りは、名前の短縮形なんです。実は、これに気づいて今回この記事を書くことにしました。「かわいい魔女ジニー」のトニーが親友のロジャーのことをよく、「ロッジ」と言っているのです。Roger の短縮です。「ロッジ」と書くと日本語になっちゃう。本当は子音で終わっているわけですから。これは、なかなか日本語ネイティブの私たちには発音を真似られない。どうしても「ロッジ」と最後母音を入れてしまう。 もうひとつ、これまた、最近また少し面白さを盛り返してきた「リベンジ」というドラマで、ノーランという登場人物が主役の「エミリー」のことを「エム」というのです。この言い方がなんだか好き。EmilyをEmでしょうか。なぜか、たくさんいる登場人物でノーランだけが「エム」といいます。「ロッジ」「エム」という言い方が愛情がこもっているかんじで好きですねえ。かくいう私は、人のことを独自の呼びかけで言えないタイプ。だから憧れちゃうのでしょうかね。

チームワークが素敵な「かわいい魔女ジニー」の主要出演者。
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いつもかわいいジニーとトニー。
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ノーランとエミリー
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by oakpark | 2014-05-17 23:10 | 気になる英語表現 | Comments(0)

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