最近読んだ本 (8月~10月)   

台風26号が近づいています。関東地方直撃かもしれません。次女の合唱コンクールは延期。夫と長女はサッカーの日本対ベラルーシ戦をイライラしながら見ております。(結局負けました) 確かに、最近のサッカー日本代表はあまり面白くありませんねえ。

というわけで、今日は、私が最近読んだ本の感想でも書きましょう。


〇 「野心のすすめ」    林真理子 著

   まず、タイトルの大胆さに惹かれます。次に表紙の帯の若き林真理子さんの何かに挑むような表情に惹かれます。 そして読んでみました。う~ン、感想むずかしいぞ。しかも、ブログに書いて公にするにはもっとむずかしいぞ。なぜかというと、「うん、うん、わかる、わかる」と思ってしまい、「そんなあなたでいいの?」と自問する。私って林真理子に似ているところがあるかもしれないと思い、、、ぎょっとしてしまう、からなんですう。

〇 「心」   姜尚中 著

   「母」を読んだときにも思ったのですが、フィクションなのかノンフィクションなのかはっきりしない不思議なストーリー展開の小説です。そして、これも「母」のときにも思ったのですが、せりふ部分がものすごくリアルで生き生きしています。あのクールな姜さんが、おかあさんや、若者になりきってしゃべっているように思えておかしい《失礼)。お話しとしては、後半、ちょっとつまんなくなったかな。


〇 「キネマの神様」  原田マハ 著

   これも、タイトルにひかれて読んでみました。期待していたほどではなかったかも。。。。


〇 「ペーパーボーイ」   ピート・デクスター 著   谷垣暁美 訳

   映画になっていると知って、先に本を読もうと思いました。本の帯の車から半身を出したザック・エフロン君に惹かれたってのもある。(彼って、大丈夫なんでしょうかねえ) アメリカの南部にも興味があるし、タイトルもいいかんじ。「ペーパーボーイ」って新聞記者のことなんですね。新聞配達の少年ではなくて。 予想通りというかなんというか、じと~っとねばっこい、どちらかというと読みにくい小説でした。行間から湿った熱気が漂ってきそうな暑苦しい小説。真夏に読んだから余計にそう感じたのかも。ストーリーはなかなか展開せず、いらいらするんだけれど、なぜか先が読みたくなる。実はこういうの嫌いじゃないです。昔読んだ、ジョン・アーヴィングの小説もそんな感じだったかも。アメリカ人って案外粘っこい性格なのかもね。エルヴィスの「ポーク・サラダ・アニー」を聴きながら読むとぴったりな感じ。映画もいつか見てみたいです。


〇 「在日」  姜尚中 著

  「心」よりはおもしろかったですねえ。しかし、予想していた内容とは違いました。 姜さんの、在日であるがゆえの苦悩とか苦労のことが書かれていると思っていましたが、そうではなく、姜さんの育った時代の世界情勢が説明されている小説という印象です。分かりやすく、章末に解説がついているのでいい勉強になります。


〇 「ディビッド・コパーフィールド」 (1)   チャールズ・ディケンズ

 なぜこの小説を読もうと思ったかというと、映画の「ヒア・アフター」を観たときに、マット・デイモン演じる主人公が、大のディケンズファンで、寝る前に必ずディケンズの朗読を聞くという設定だったから。彼にとっては、シェイクスピアよりディケンズのほうが偉大な小説家。そうだ、ディケンズを読もう!と思ったわけです。大昔に「大いなる遺産」を読んだことがあるような気もするがあまり覚えていない。今回は何を読もうかと思ったとき、ディケンズ本人が一番気に入っているという、自伝的小説である本書が候補に挙がってきたわけです。で、1巻を読んで、ま、これでいいか、と思ってしまった。要するに、主人公である、デイビッドがいろいろ苦労しながら成長していく話だろうと思ったし、5巻まで根気が続きそうにないと思ったから。いつかヒマができたら残りも読むかも?です。


〇 「愛の旅人」     朝日新聞 be 編集グループ編

  これはずいぶん前に購入していたもの。朝日新聞の土曜版beに掲載されいた、有名な男女のエピソードを本にまとめたもの。大体、文豪と恋人(や妻)の話が多いけれど、中には「人魚姫」から人魚姫と王子というのや、オスカルとアンドレや、リカとカンチなんてのもあります。最近、宮崎駿映画のタイトルになった、堀辰雄の「風立ちぬ」の「私」と節子、とかね。 オーソドックスなところでは 与謝野晶子と鉄幹、カミーユ・クローデルとロダンなど。三善英史と母というのもあった。とにかくいろいろ。このシリーズは続編もあって、それも持っているのですが、またいつか読もうっと。


〇 「RURIKO」     林真理子 著
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  この本には、ハードカバーのときから惹かれていたんです。なんといっても表紙の浅丘ルリ子さんが素敵。ルリ子さんのお話なのかなあと、バイオグラフィーものが好きな私としては興味しんしんでした。でも、文庫になるまで我慢し、やっと先日読了しました。これも不思議でしたよ~。事実を基にした小説とのことですが、登場人物は全員実在した人物なので、ノンフィクションかと思いきや、そうでもなさそうでもあるし。主人公のルリ子が石原裕次郎にぞっこんで、小林旭とは恋人同士→親友。美空ひばりからも頼りにされていてしょっちゅう電話がかかってくるんですよ。この時代って豪華だわ~。 ということで、浅丘ルリ子さんの若かりし日(かわいい!)の動画をyoutubeで観たりして、本を読んだあとも楽しみました。私はテレビで時々見るクールな大人のルリ子さんしか知りませんでしたが、若い頃は髪を振り乱して熱演されていたのですね。 姜さんの本もそうでしたが、最近、フィクションなのか、ノンフィクションなのかよくわからない小説って流行なのでしょうかね。

by oakpark | 2013-10-16 00:23 | | Comments(0)

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