Glee で感動した曲   

きょうはそろそろ、最近読んだ本のことを書こうかと思ってパソコンをあけたのですが、その前にやはりこのことを書いておきたいと思い、予定変更。 本の感想ってむずかしいんですよね~。気軽に書けないというか。自分の読解力にも自信がないし。。。。

海外ドラマ「Glee」で感動した曲のことを書きます。
ドラマの主要登場人物の一人のフィンを演じるコーリー・モンティースが亡くなったことがきっかけで、現在テレビ放映しているシーズン3を毎回録画して観ています。このドラマ、ストーリー的には???なところもあるし、中学生の子どもにあまり見せたくないなあと思うシーンもあるけれど、歌がとってもいいです。出演者みんなの歌唱力がすごいし、衣装も演出もとても凝っていて、これぞ、アメリカのエンタメ界の底力、というかんじがします。残念ながら日本人だとここまでの華やかさ、多様さは出せませんね。いろんな肌の色、いろんな体格、いろんな髪の色、瞳の色を持つ人たちが混じり合うアメリカだからこそ出せる奥深さ。高校生がこんなことできるわけない~と突っ込みを入れながら、ついつい見入ってしまいます。急いでいるときにはストーリー部分を飛ばして歌の部分だけを見るときも。それ位、出演者も演技より歌に力はいってるんだから。

毎回、感じ入るところのある彼らのパフォーマンスですが、最近久しぶりにとっても感動した曲に出会いました。ウィル先生がエマ先生にプロポーズする回で、女の子たちが歌う、'The First Time Ever I Saw Your Face' です。女の子たちが好きな人とはじめて出会ったときのことを思い出しながら歌う曲。なぜか、歌っているレイチェルが、まるでフィンのことを予見していたかのように涙を浮かべながら歌う姿を見てもらい泣きしてしまいました。好きな人にはじめて出会ったときのこと、覚えていますか?

この曲はもともと、1957年にフォークソングライターのEwan MacCall という人が、好きだった女性歌手、Peggy Seeger という人のために作ったもので、のちに彼らは結婚したんだとか。「はじめて君の顔を見たとき、君の瞳の中に太陽が昇っているのかと思った。星も月も君からの贈り物だよ」というロマンティックな歌。

その後、1965年にピーター・ポール&マリーが歌ってヒットさせたらしい。で、その後ロバータ・フラックが1969年に出したアルバムでこの曲を歌い、これが1971年に公開された、クリント・イーストウッド初監督作品映画「恐怖のメロディ」で使われてヒットし、グラミー賞をとったらしい。そして、そして、どっかで聞いたことあるなあと思ったら、実はエルヴィスも1972年に歌っていた。邦題は「この愛は面影の中に」。同じ曲なのに、それぞれがかなり違っていて、エルヴィスのは明らかにPP&Mバージョン。Gleeはロバータ・フラックバージョン。そしてオリジナルのPeggy Seagerはまたまた全然違う。これですから。

たしかに、かわいいですね。

これを、PP&Mはこんな風に歌ったわけです。


これを聞いて、カバーしたと思われるエルヴィスバージョンはこちら。

感動的なGlee バージョンはロバータ・フラックをカバーしています。


全部いいんだけれど、やっぱり私はGlee バージョンが好き。

もう一つ、Gleeで聞いて、いいなあと思った曲がFun の 'We Are Young'。何度もラジオで聞いたことのある曲だったけれど、Gleeで聞いて感動しました。仲たがいしていたメンバーが、お互いのすばらしさを再認識し、歩み寄るという場面で使われていました。歌はストーリーの中でぴったりの使われ方をすると良さが増しますね。もちろん、オリジナルも好きです。gleeよりもっと軽快でポップで男の子っぽい感じがしますね~。 we are young か。。。。そういうときもあったなあ。。。。とせつなくなってしまう歌でもありますね、わたしらにとっては。

by oakpark | 2013-09-30 00:18 | 海外テレビドラマ

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