映画『ローン・レンジャー』   

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監督:ゴア・ヴァービンスキー  出演:ジョニー・デップ  アーミー・ハマー

私には珍しく、超娯楽大作映画を観て来ました。特に観たかった訳ではないのですが、久しぶりにお友達に会うのに、ただ食事をするだけではつまらないということで、映画でも観ようか、ということになり、じゃあ、『ローン・レンジャー』にする?ってことになりました。二人ともほとんど予習しないで観たので、へ~、こんなどはでな映画だったんだ~と驚きました。元はテレビドラマだと思っていたから、もう少しノスタルジックで地味な映画かなあと思っていました。それに、大体’ローン・レンジャー’って何?と不思議に思ったのですが、この場合、ローンはテキサスのことだろうから、テキサス・レンジャーのことですよね。では、レンジャーってなに?と調べると「法執行官」とあります。だから、映画でも、「法が」とか「正義が」とかこだわっていたのね。要するに、警察みたいなもので、現在でも存在しているようです。ドラマとしては、もともとはラジオドラマ(1933年)から始まり、テレビドラマになり(1949-1958)、何度か映画化された西部劇ドラマです。

最近売り出し中のアーミー・ハマーがローン・レンジャーで、ジョニー・デップがその相棒のトント役。 もちろん、ジョニー・デップが一番の大物で、映画のエンドロールでの紹介でも、タイトルの前に名前が出てきたのはジョニー・デップだけ。そういうのって、The Name above The Title と言うそうですね。映画俳優ならばみんな、The Name above the Title になるのが夢なんだとか。  道化的な要素のあるヒーローっていまやジョニー・デップの十八番になりましたね。こういう役って、名もない人が演じたら、ちっとも重みが出ない。ジョニー・デップだからこそ、意味を持ってくる役どころ。

そして、ジョニー・デップが「パイレーツ・オブ・カリビアン」でオーランド・ブルームを輝かせたように、今回輝かせたのがアーミー・ハマーです。この人、ほんとあっという間に出てきました。最初に私が見たのは『ソーシャル・ネット・ワーク』の双子の役。いかにもWASPという風貌ですが、実はユダヤ系の血が入っているのだとか。イケメンの人だなあと思っていると、ディカプリオ主演の「エドガー」でディカプリオの相手役になっていて、今回ついに主役ですよ。すごいすごい~。190センチを超える立派な体格で、白馬にまたがって白いテンガロンハットをかぶり、黒の洋服に黒のマスク姿がかっこよかった~。ストーリーはようわからんかったけれど、最後の、アーミー・ハマーが白い馬で疾走するシーンを見ただけで、絵的に美しく、痛快で良かった~、と思いました。こんなの、なかなか映画の世界でないと見られませんものね。アーミー・ハマーは声も低音でなかなかよいです。まだ27歳ですが、すでに既婚です。さて、これからどんな役を選んでいくかしらね。

ウィリアム・テルの序曲がわくわく感をもりあげましたね~。う~ン、いい曲だ。


昔のテレビドラマのオープニングはこんなの。さすがに観てないです~。


《追記》
今気づいたのですが、「ローン・レンジャー」の「ローン」って、最初に仲間を殺されて一人ぼっちになったという意味もこめられているのですね。テキサスを意味する「ローン」と、一人ぼっちの意味の「ローン」をかけているのですね。なぜテキサスが「ローン」かというと、テキサス州のことを「ローン・スター ステイト」というから。メキシコと戦って、勝ち取った土地だから、独立心が強い州だそうです。

by oakpark | 2013-08-08 00:40 | 映画 | Comments(0)

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