怖い本と笑える本とセクシーな本
2013年 04月 02日
まず、本来の私なら絶対選ばないタイプの本から。なぜこれを選んでしまったんだろう~。魔がさした?
*「悪の教典 上・下」 貴志祐介
怖いお話しでした~。いわゆるサイコホラーものかな。特に下巻なんてずっとそんなシーン。でも、ひきつけられるように読んでしまった。とてもうまい小説家だと思いました。関西出身というところもセンスが合った理由かも。題材は私好みではないですが、文章は好みでした~。
*「生きていてもいいかしら日記」 北大路公子
なんなんですか~、この本は~。一体どういう生活をしているんですか~、この著者は~、と言たくなりました。本人もその辺のことはわかっているようで、「自分の本は一部の読者の神経に触れるらしい」と書いておられます。神経に触れるとまでは行かないけれど、ちょっとなあ、と思ってしまわないでもない。どうでもいいような日常生活についてのエッセイなのですがこれが本当なら、まずほとんど毎日飲んでおられます。しかもかなりの確率で昼酒。う~ん。短い60のエッセイのうち大笑いしたのは4割くらいかなあ。もう少し打率が高かったらもう一冊読んでもいいけど、微妙だな。私のお気に入りは「ノリコとキミコの冷戦」です。
* 'Fifty Shades of Grey'
かなり過激ですね~、これは。でも、何がテーマなのかよくわからなかったし、話しが進まないから途中で飽きてしまい、最後のほうは飛ばし飛ばし読みました。恋愛小説なんだけれど、なぜ二人が惹かれあうのかがよくわからなかった。魅力は外見の美しさだけなのか。それとお金と。
以前の日記に書いた編みかけのカーディガンたち。一応一つだけ完成しました。
でも、来年、これ編みなおすかも。
by oakpark | 2013-04-02 23:53 | 本