Jake Bugg   

アメリカのTVドラマ「ホワイト・カラー」の主役を演じるマット・ボマーのファンであることは以前に書きましたが、彼のインタビュー記事を読んでいると、「最近よく聴いている音楽は?」という質問に対し、「Jake Buggの'Two Fingers'という曲をよく聴いているよ」と答えています。

Jake Buggという歌手は、少し前に雑誌(たぶん、TSUTAYAにおいている無料雑誌)で、名前を目にしたことがありました。弱冠18歳にして、カントリーやブルーズを源流とするロックを体現できる、イギリス出身の大型新人」とかなんとか、そんなふれこみだったように記憶しています。早速 'Two Fingers'を聴いてみました。 独特の声で、最初ちょっと自分には合わないかなと思っていたのですが、聴くうちにはまっていきそうな、そんな不思議なサウンドなんです。ちょっと聴いてみてください。歌詞つきにします。


音楽的なことは私にはよくわかりませんが、巷では初期のビートルズのようだ、とか、初期のボブ・ディランのようだどかいろいろ言われているみたい。こんなふうに書いているのもありました。「、カントリー、ブルース、 ヒルビリーといったアメリカン・ルーツ・ミュージックを、純英国的にタイトで隙のないサウンド・センスとクラウディなムードで練り上げた新たなサウンドを聴かせてくれています」この、’クラウディな’という表現がいまいちよくわかりませんが、なんとなくすごいというのは伝わってきます。同じ人が書いていたのですが、毒舌で有名なオアシスのノエル・ギャラガーが「Jakeこそが音楽の未来だ。ディランとアークティック・モンキーズが出会ったようなインパクトなんだ」と大絶賛しているそうです。アークティック・モンキーズというのは私は知らないのですが、ディランはなんたって大物ですからねえ。アメリカではミュージシャンとしてだけでなく、詩人としても評価が高いんだそう。

マット・ボマーがこの曲を好きだといっているのは、たぶん歌詞のせいなんじゃないかとおもうのです。これまた英語の歌詞はよくはわかりませんが、使われている言葉の感じから、ありきたりではない表現力で、才能を感じます。「過去に指立てて、前に進む」的な歌詞がマットの今の状況、俳優として新しいフェイズを迎えるという状況にぴったりマッチしたのではないかしら。

それにもうひとつ。この曲を聴いたとき、私はなんともいえないせつない気持ちに襲われました。私だけの感じ方だと思いますが、Jakeの声があのRiver Phoenixの歌声に少し似ていると思ったのです。まだ声が若く、不安定さをかもし出しながら、泥臭い強い意志も感じさせるそんな歌声。この曲を聴いてみてください。映画「愛と呼ばれるもの」の中の1シーンです。

1993年リリースの映画ですから、もう今から20年前になるのですね。River が亡くなったのも1993年。そうか、20年か。Jake君の写真を見ていると18歳にして哀愁が漂い、そこもまたRiverを思い出してしまうのです。

というわけで、デビューしていきなりUKアルバムチャートで1位になったという、Jakeくんのデビューアルバム「Jake Bugg」を買うことにしました~。輸入版1500円だったし。久しぶりのCDだ! 今年の夏には、サマーソニックコンサート出演のため初来日を果たすそうです。その頃また騒がれているかな。ちょっとニュースを気にしておこう。

by oakpark | 2013-02-04 00:39 | 好きな曲 | Comments(0)

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