早速観てきました 映画「レ・ミゼラブル」   

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

映画通のお友達が薦めてくれたので、前から気になっていた 「レ・ミゼラブル」を、長女、次女と一緒に観て来ました。 ミュージカル好きの長女は大喜びでした。次女は「よくわからなかった」そう。小説を読んでいないとストーリーを追うのは難しいです、これは。

監督は、『英国王のスピーチ』の、トム・フーパー監督。

そういえば、長女と「レ・ミゼラブル」はちょっとした思い出があります。そのことを以前のこちらの日記に書いたのですが、結局このときの高校受験用のアンケート用紙に書く「愛読書」を、『ああ、無情』にしたのですよ。だから、長女は小学生用の「レ・ミゼラブル」は読んでいました。そして私も小学生の頃に小学生用を読んでいます。しかし、それはもう40年も前のこと、かなり忘れてました。5年前に読んでいた長女は当然ながら私よりは覚えていて、映画を観たあと、なぜあのときこうなったか、などを解説してくれました。人生の先輩としてはちょっと悔しい。もう一度読みなおそうかな。

感想。 まだこれから映画を観る方も多いと思うので、あまり書くべきではないのですが、、ちょっとだけ。まず、アン・ハサウェイがよかった!! アン・ハサウェイの歌う'I Dreamed a Dream'は 泣けた。ちょっとびっくり。なぜ今までミュージカルをやらなかったのだろう。 アマンダ・セイフライドも、「マンマ・ミーア」でも聞かせてくれたけれど、澄んだきれいな歌声。 エポニーヌ役の女優さんも上手でした。それに比べ男性陣の歌唱力が私はちょっと物足りなく感じた。脇役の、たぶんミュージカル俳優かオペラ歌手(?)出身の役者さんのほうが上手だったりして、致し方ないところだけれど、演技しながら歌うって難しいんだなあ~と思いました。特に、高音が苦しそうでした。それでも、あんな泥の中に埋まったりの迫真の演技は舞台では観る事ができない。 リアリティと作り物と。 観ながら、自分の中でどっちのスイッチを入れたらいいのか混乱する場面も少しあったかな。今度は、完全に作り物であるという前提で見ることができる舞台での「レ・ミゼラブル」を観てみたいな。

この日記にも書いた、お気に入りの俳優、エディ・レッドメインもがんばってました。彼は、名門イートン校(ウイリアム王子と同級だったとか)で、クワイヤに入っていたようで、しかもソロを歌ったくらいなので、かなりの歌唱力も持ち主なんです。ちょっと聞いてみてください。1:07頃にソロが始まります。18歳の頃のエディ。写真は右から3人目ね。

そんなエディも、やはり演技をしながら歌うのは苦戦していたように感じました。でも、アン・ハサウェイはすごかった。寝ながらとか歌っていたし。子役の二人も歌が上手でした~。やはり、ミュージカルは、歌が重要だなあと思います。聞かせどころがたくさんあるんですから。お金を払ってでも聞きたい歌じゃないと。

でも、もちろん、すごくよかったですよ、「レ・ミゼラブル」。暗くなりがちなお話しに、ちょっとした笑いを提供していたのが、ヘレナ・ボナム・カーターと、サシャ・バロン・コーエン。ヘレナ・ボナム・カーターは歌も上手でした。『眺めのいい部屋』あたりの頃は清純なイメージだったのに、だんだん怪女優的になってきました。多彩なんですね~。

最後に、いつ聞いても泣けてくる名曲'I Dreamed a Dream' をスーザン・ボイルで。

この曲を歌うお勧めの歌手がいたら教えて欲しいです。

by oakpark | 2013-01-03 19:46 | 映画

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