旅行記⑪ やはりいいなあ、音楽の街
2012年 10月 07日
アメリカドライブ旅行を計画していたとき、特にどこの街でも良かったのです。チャールストンから出発して、どこか知らない街をドライブして、アメリカを満喫しようと思っていました。ところが、ふと気づいてしまったのです。今年がエルヴィス没後35周年だということを。なら、やっぱりメンフィスは無視できないなあということで、結局メンフィスへ行くことに。私は3度目、夫は2度目の訪問になります。
けれど、思ったのですが、「ドライブでアメリカを満喫」という場合、下の道を走らないとわからないんじゃないかなあ。フリーウェイを通っている限り、どんな街を通っているのかさっぱりわからない。街の中心は回避しているのがフリーウェイだし。安全だけれど、ちょっと味気ないですね。
しかし、フリーウェイは早い。130マイルくらい平気ででちゃう。 アタランタからメンフィスは遠かった。7時間くらいかけて9時に到着、と思ったら、Eastern timeゾーンからCentral timeゾーンに入ったため一時間バックで8時、ということになりました。アメリカのタイムゾーンについてはこちらに説明があります。
ちょうど、Candle Vigilが始まろうとしていましたが、声は聞こえど姿は見えず。エルヴィスの元奥さんのプリシラとかエルヴィスの娘のリサ・マリーが「世界中から、今日の日のために来てくださってありがとう」というようなことを言っていたと思います。Candle Vigilについては2008年にも書いているので省略。これ。
メンフィスにとっては毎年恒例のお祭りのようなものなのか。パトカーも続々集結。
幻想的なグレースランド。
グレースランドの中には、今年も世界各地から送られてきたお花が飾られています。個性的なのもたくさん。
ずっと並んで、出てきたときは2時でした。エルヴィスファンでもなんでもない夫は付き合わせるのがかわいそうなので、ホテルに戻ってもらい、終了時に迎えに来てもらいました。並んでいる時に、前後の人達とエルヴィス談義ができると楽しいのですが、今年は後ろが、愛想のあまりよくない、アイルランドからの高齢グループ、前は、親子連れでしたが、その前の人達とずっと喋っていて、私はひとりぼっちでした。でもそれもなかなかよかったです。大音量で流れてくるエルヴィスの音楽に身をゆだね、思いっきりエルヴィス・ワールに浸ることができましたから。いろ~んな曲が流れてくるのですが、初期のロカビリーはさすがに少ない。ゴスペルが多いですね。でも、いろいろ聞こえてきました。ちょうど終わって出ようとしている時に、私の大好きな'Fame and Fortune'が流れてきて、「ラッキー♪」と心の中でつぶやきました。
グレースランドの紹介もかねて。 これをどうぞ。
by oakpark | 2012-10-07 23:33