ハンフリー・ボガート特集♪   

以前から書いていますが、カルチャーセンターの映画講座に通っています。調べてみると、なんと2007年の8月から通い始めているようなので、もうすぐ5年経つことになります。時の過ぎるのは早い。

一つの講座は5回授業があり、毎回テーマが決められています。「青春映画」のこともあれば「戦争映画」のこともあり、「文学作品映画」のこともありました。また、ひとりの監督に焦点を当てる場合もあれは、ひとりの俳優を選んで出演作を観ていくという試みもありました。そして、今回取り上げられたのがハンフリー・ボガート。

ハンフリー・ボガートと私との最初の出会いは、今から四半世紀ほど前、まだ高校の英語教員をしていた頃でした。夏期講習等の特別授業だったか、選択授業だったか忘れましたが、授業に映画を使うことになり選ばれたのが「カサブランカ」だったのです。当時私は、「ボギー」という愛称で呼ばれる(ジュリーの歌にもありましたね)、有名なハンフリー・ボガートのかっこよさがどうしても分からず、この映画を選んだ男性教員にそのように言いました。すると、隣に座っていたそのK先生は、意外や意外というお顔で「なんやて!あのかっこよさがわからんか? 好きな女を逃がせる、なんて最高の男のロマンや」てなことをおっしゃりました。たしかに、そうかもしれないけれど、当時の20代の私にはこの顔の大きい、6頭身くらいにしか見えないおじさんのどこがそんなにかっこいいのか全然わからなかったです、はい。

その後、最近になって「アフリカの女王」(The African Queen,1951)を観て、ハンフリー・ボガートってかっこつけの役以外も演じてたんだとわかり、ちょっと見直したこともありました。

今回の講座のラインナップはこんなかんじ。今度こそ、ハンフリー・ボガートの魅力がわかるはずと臨んだ講座でした。それにしてもほんとマイナーなのばっかり選ぶんだから、ジェフ先生は。探すのに苦労します。
①「黄金」(The Treasure of Sierra Madre,1948)
②「キーラーゴ」(Key Largo,1948)
③「孤独な場所で」(In a Lonely Place,1950)
④「脱出」(To Have and Have Not,1944)
⑤「カサブランカ」(Casacranca,1942)

最初の「黄金」で度肝抜かれました。あのかっこつけ(だと思っていた)ハンフリー・ボガートがこんな汚れ役をやっていたなんて。しかも「カサブランカ」の成功のあとに。これは並大抵に俳優じゃないなと、はじめてボギーのすごさを実感しました。金に対するよくで人格がゆがんでいく風来坊のような人物を演じています。

「キーラーゴー」では、エドワード・ロビンソンのワル役顔ぶりがすごかった。登場シーンがお風呂に入っているシーン。お風呂から出て、黒っぽいバスローブを羽織り、首に白いタオルを巻き、葉巻をくわえるとマフィアスタイルが完成。お風呂上りでもこのスタイルができることに感動した。ボギーより存在感がすごかった。本当はもっとワル顔です。これはかなり若い頃の写真です。
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「孤独な場所で」では、グロリア・グレアムという女優さんの美しさにどきーっです。なんだろ、典型的なハリウッド的お顔立ちと違うような。少し東洋的な雰囲気もあって、なんだか神秘的に思えたんですよね。 でも、私生活ではかなり変わった方だったようで。
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「脱出」はやはり、これがデビュー作のローレン・バコールの大人っぽさですよね。この時、若干二十歳。え=、うちの娘と同い年!!考えられない!! 銀幕デビュー、最初のセリフが「タバコかしてくれない?」だったそうですよ。 そして、デビューしていきなり25歳も年上のボギーに恋しちゃうなんてどいうこと?
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バーのピアノ弾き、クリケットを演じたホーギー・カーマイケルは、名曲「スターダスト」や「我が心のジョージア」を作曲した人だったのですね。「我が心の~」はレイ・チャールズだと思ってました。ドラマではAm I Blueという曲を歌います。途中からローレン・バコールが加わるんだけれど、低い声。20歳のお姉さんの声とは思えない。


というわけで肝心の、ハンフリー・ボガートについてはあまり書けませんでしたが、名優であることには間違いないですよね。 で、かっこいいと思えたかというと。。。。。。かな、私は。みなさんはどうですか~?

by oakpark | 2012-06-10 23:49 | 映画 | Comments(2)

Commented by bogey at 2013-09-04 06:41 x
ハンフリー・ボガードは間違い。
ハンフリー・ボガートです。
Commented by June at 2013-09-04 20:32 x
♪ bogey さん

ありがとうございます。思い込みとはおそろしいもので、ずっと「ハンフリー・ボガード」だと思い込んでいました。確かに、Humphrey Bogartなので、「ボガート」ですね。ひとつかしこくなりました~。

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