映画「ファミリー・ツリー」(2011 The Descendants)   

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監督:アレクダンダー・ペイン 出演:ジョージ・クルーニー シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー、ニック・クラウス

映画館で観てきました。これはよかった、面白かった。始まるとすぐに映画の世界に没頭し全然飽きずに観ることができました。ストーリーはこちらをどうぞ。

以下感想です(ちょっとネタバレあります)。

私はこういう映画が好きだなあ、と思いました。思春期の子供たちを抱える父親のやるせない気持ちや、どうしようもないと思っていた子供たちの成長、変わらぬ頑固なまでの子供への愛情、などなど、身近にどこにでもある現象が、ハワイという雄大な自然の中でユーモラスに描かれています。

一緒に行ったお友達とも話したのですが、キャスティングがいいです。お父さんはジョージ・クルーニー、長女役にシャイリーン・ウッドリーという女優さん。この人がとっても綺麗でした。将来もっと美人になりそう。妖艶な雰囲気もありそう。やはり大画面で映画を観るからには、綺麗な女優さんも見たいですねえ。次女役の女の子も可愛かった。ちょっとぽっちゃり体型で,10歳の女の子の無邪気さ、残酷さがよく出ていたな。

見ているうちにになかなか良いと思いはじめたのが、長女のボーイフレンド役の俳優さん。完璧に美しい長女とバランスをとるかのように、ちょっぴりいけてない感じなんですよ、これが。少し太めだし背も低くて足も太くて。でも、声が低くてとってもいいの。小憎たらしい感じの演技が秀逸。私はとっさに、フィリップ・シーモア・ホフマンを思い出しました。。少し前にテレビで放映していた映画「セント・オブ・ウーマン」(1992年、アル・パチーノ、クリス・オドネル)では、ほんのちょい役だったのに、あれよあれよというまに出世していきましたね。決して男前ではないのに。アカデミー賞の常連になるくらい存在感が増しました。そこまで行くかどうかはわからないけれど、声に雰囲気のある若手俳優です。

昏睡状態の母親の父を演じた俳優さんもピッタリの演技でしたね。親っていつも子供の味方なんですね。もっと贅沢させてやって欲しかったと、夫であるジョージ・クルーニーを責めるシーンは滑稽であると同時に涙も誘いました。母の浮気相手もあれ?っと思うくらい普通の外見で逆に印象的でした。この人にあの美人の奥さん(冒頭シーンと写真で登場)が入れ込んでしまったの?ジョージ・クルーニーをさしおいて?と思ってしまう。しかも若くて綺麗な奥さんまでいる人なのに、なんて。 そのへんの、配役が絶妙なんですよ。

その他、最初の方に出てきた、次女がいじめた女の子は日系って設定かな。家の中がえらい散らかって、ごちゃごちゃしていたのが、なんだかリアルでした。日本の家ってごちゃごちゃしてますもんね。次女の友人で病院まで次女の母を見に来る女の子も妙にさめていて意地悪そうで、こういう子いるかもね?ってかんじのリアルさでした。長女のルームメイトの子も、よかった。どうやって選んできているのかな。

ありきたりだけれど、やはり家族が人生の中心なんだなと思わせてくれる映画でした。最後に、家族3人が、入院中の母親のベッドにかかっていたキルトにくるまってテレビを見るというシーンがほのぼのとしていました。そして「許す」ということの大変さ。何事にも「終わり」があるんだということの厳しさ。いろいろ感じました。ジョージ・クルーニーがナレーションで語っていた、「家族はハワイし諸島のようなものだ。一つ一つの島は独立しているけれど、全部合わせてハワイになるんだから」という表現がなるほど~と思いました。

ちなみにハワイ諸島には8つの主要な島があって、南からハワイ島、マウイ島、カホオラウェ島、ラナイ島、モロカイ島、オアフ島、カウアイ島、ニイハウ島だそうです。

そうですねえ、私の家族で考えると、火山のある島マウイ島が火山を抱える長女? 中心のオアフ島は一家の家長の夫? 一番大きいハワイ島が家族の中で一番背の高い長男? そして次女は、う~ん、パイナップル島と言われるくらいパイナップルの生産が盛んだというラナイ島にしようかな。パイナップル大好きだし。そして私は、もう決めていましたよ。もちろん、カウアイ島です。理由は、「ブルー・ハワイ」というエルヴィスエルヴィスとジョーン・ブラックマンが映画の中で結婚式のシーンが撮影された島だからです~。その時歌われた歌が、これね。(やはり出てくるのね)


そうそう、この映画の中でも素敵なハワイワンソングがたくさん流れました。
オススメの映画です!


尾崎紀世彦さんが亡くなったというニュース、とても残念に思いました。前にも日記に書きましたが、小学生だった私が初めて「すごい歌手だなあ」と思った人でした。ご冥福をお祈りします。

by oakpark | 2012-06-02 01:00 | 映画 | Comments(2)

Commented by ランレオ at 2012-06-05 01:41 x
こんばんは(^▽^)/

エルヴィスの映像に釣られてきました。

゛Hawaiian wedding song”  いいですね。。。

久しぶりに聞いたんですけど、エルヴィスの声って、なんか優しいんですよね。癒されます。

老後はハワイで、ゆったり暮らすっていうのもいいなぁ・・・

狙ってます。

尾崎紀世彦さんの件は本当に残念ですネ。ご冥福をお祈りします。

エルヴィス曲を歌われてるかは、わかりませんが、日本ではもっともエルヴィスに近い声量をもってる方ではなかったかと思って尊敬してます。

一度、ライブで聴きたかったなぁ~~





Commented by June at 2012-06-06 00:33 x
♪ ランレオさん

>Hawaiian wedding song
ランレオさんはまだこの曲を歌うチャンスがあるではないですか!
This is the moment I've waited for ~♪ って是非、「そのとき」が来たら歌ってください。

>癒される
ほんと、そうなんです。私は雨の日、しっとりしたい気分の時に、必ずといっていいほどエルヴィスのバラードを聴きます。い~い気分になります♪

ハワイは、やっぱりいいですよね~。行かれたことありますか? 私は3度行ったことがありますが、毎回楽しかったなあ。テレビで「ハワイ・オー5」(昔のドラマのリメイクです)も放映していて、ちょっとしたハワイブームかも?

>尾崎紀世彦さん
私はベスト盤CDを一枚持っていますが、エルヴィスの歌というより、オールディーズを何曲かかばーしていますよ。「ラブ・ミー・トゥナイト」「この胸のときめきを」「わが心のジョージア」「マイ・ウェイ」など。声量のある、日本人離れした歌手でしたねえ。

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