映画「噂のモーガン夫妻」「幸せの隠れ場所」「タワーリング・インフェルノ」   

最近、やっと、少し余裕が出来て以前のように映画を見ることができるようになり、年末の集計に向けてがんばっているところです。とはいえ、今年はガクッと数字が落ちそうですが。 

まず、ベテラン俳優ががんばっている映画を二つ観ました。
●「噂のモーガン夫妻」 (Did You Hear About the Morgans? 2009)
監督:マーク・ローレンス 出演:ヒュー・グラント サラ・ジェシカ・パーカー
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この映画、IMDbの評価が4.4(エルヴィス映画並み!)だし、サラ・ジェシカ・パーカーがラジー賞のワースと主演女優賞にノミネートされたそうだけれど、私は、結構面白かったです。サラ・ジェシカ・パーカーって「Sex and the City」で大ブレイクした女優さんですが、本来はこれくらいの立ち位置なんじゃないかなあ。というか、この映画でのサラのほうが私は好きですねえ。そして、ヒュー・グラント。相変わらず笑わせてくれます。前にも書いたと思いますが、私とほぼ同じ頃にこの世に生を受けたので(誕生日一日違い。でも日本とイギリスの時差を考えると24時間以内の誤差と思われる)、なんとなく親近感を覚えるのですよ。がんばっているな~ってかんじ。 最初、ヒューが出ているんだから絶対コメディだろう、と思いながら観ていたら、いきなり強面の人が出てきてピストルでバン、バン、バンってやるものだから、え?シリアスドラマなの?と思ったら、やっぱりきっちりコメディーでした~。その辺のギャップもまた面白かったです。 
    
ポール(ヒュー・グラント)の浮気のせいで関係がおかしくなっているリッチな都会人のモーガン夫婦。ある日妻のメリル(サラ・ジェシカ・パーカー)がひょんなことから殺人事件を目撃してしまいます。殺人犯からの報復を恐れ、警察の手引きでオクラホマのど田舎の避難することになった二人は、携帯も電話も切断された僻地で今までにない経験をすることになるのです。ここからがほんと笑えるの。こんなに田舎の生活を揶揄しちゃっていいのか、と心配するくらい都会と田舎が対照的に描かれています。テンガロンハットにカウボーイ・ブーツにロデオ。典型的なアメリカのカントリーライフです。いまだにこんな感じなのでしょうか。ちょっと大げさに描いているのかなあ。見せ場のカントリーフェスティバルのシーンで、かわいい女の子がステージで歌っていたのは、クイーンの「愛という名の欲望」でした。本当だったらカントリーソングになるはずでしょうが、映画的にはこっちのほうが受けが良いと思ったのかなあ。カントリーソングって全世界的にはあまり知られていないですものね。

●「幸せの隠れ場所」(The Blind Side 2009)
監督:ジョン・リー・ハンコック 出演:サンドラ・ブロック、クィントン・アーロン ティム・マッグロー
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レンタルショップで解説を読み、メンフィスが舞台だからという、ただそれだけに理由で借りてみた映画。主演のサンドラ・ブロックがアカデミー賞主演女優賞を撮った映画ですが、こちらのほうは逆に、そんなに評価高いの?(IMDb で7.7)という感想を持ちました。実話の映画化で、裕福な白人の女性(サンドラ・ブロック)がホームレス同然だった黒人の少年を家に招きいれ、わが子同然に育てて少年が一流のアメフト選手に成長するまでを見守る話です。 う~ん、なんていうか、それなりに感動する話なのだけれど、この手のお話は他にもありそうだし、インパクトが弱い感じがしましたねえ。それに、どことなく居心地が悪かったのが、超裕福な白人家庭と貧しい黒人の生活という対比が描かれていたこと。今のこの時代に空気に合わないというか、少し前のスタイルに感じられ、その前に観た「噂のモーガン夫妻」でもそうだけれど、やっぱアメリカの金持ちはすごいねえ、という嫉妬心をおぼえてしまったりする部分もあったりしました(私だけかも)。 私なりの子ネタは、なかなかかっこよかったサンドラのだんなさん役のティム・マッグローはカントリー歌手で、奥さんもカントリー歌手のフェイス・ヒル。ウィキペディアで調べると、彼女は1976年、9歳になる少し前のある日にエルヴィスのコンサートを見て深く感銘を受けたらしい。いい子だなあ~。

二つの映画、まあまあおすすめですが、都会と田舎、金持ちと貧乏人という対比が少し鼻につかないでもない、そんな印象の映画でした!

● 「タワーリング・インフェルノ」(1974)
監督:ジョン・ギラーミン 出演・スティーヴ・マックイーン、ポール・ニューマン、ウィリアム・ホールデン フェィ・ダナウェイ フレッド・アステア ジェニファー・ジョーンズ
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まだ観ていなかったのですよ。テレビ放映していたのを途中から観て、あまりにも面白かったのでレンタルショップでDVDを借りて最初から見直した映画。いや~、面白かった! はらはらどきどき、豪華絢爛、しっとりうるうる。さすが名作といわれる映画。1974年の映画ですが、迫力があり今観ても遜色なかったです。私にはこれくらいの迫力がちょうど良かったとも言えます。 実は私は1976年にはじめてアメリカに行き、観光をしているときにバスガイドさんが「あのビルが『タワーリング・インフェルノ』のモデルになったビルです」と言っていたことを覚えているのです。そのときから気になっていた映画でしたがなかなか観ようと踏ん切りがつかなくて。古い映画だしね。今回テレビ放映出会えてほんとによかった、よかった。ポール・ニューマンとスティーヴ・マックイーンが、と~ってもかっこいいい。他にも豪華な俳優陣で、映画を観た!という気分になりました。ショッキングな映像もありました。火の元には気をつけたいと強く思いました。これはパニック映画の最高峰といえるのではないでしょうか~。

by oakpark | 2010-11-17 16:51 | 映画 | Comments(4)

Commented by Romi at 2010-11-19 22:09 x
凄い!ラストスパート入ってるのかしら~。
Sex and the Cityは娘がハまって、一緒に見ました。(映画1&2のみ)
私はあれが観たいんです!マンマミーア。なかなかDVDを借りに行けないです~。
Commented by June at 2010-11-19 23:30 x
romi さん

そう。年末に向けてラストスパートよ~(笑)
Sex and the City は娘さんがはまったのね。うちの娘はおこちゃまだから、せいぜい「ハイスクール・ミュージカル」だわ。

「マンマミーア」は劇場で見たよ~。 なかなか楽しいミュージカルでした。でも歌はやはり歌手ではないので、いまひとつかな、って思った。もちろん普通の人よりずっとうまいけれど。 歌手って偉大だわ。それでお金をもうけているだけのことある。
Commented by そしてごっどはんど at 2010-11-27 21:36 x
>タワーリング・インフェルノ
これ、小学生の時に映画館で観て
あまりの怖さに泣きました。

小学生の時は“怖い”という印象でしたが、
大学生の時にテレビで見直した時は、
素晴らしい人間ドラマだなぁと感動しました。
Commented by June at 2010-11-28 23:21 x
♪ そしてごっどはんどさん

小学生が見ると怖いだろうなあ、きっと。
特に昔の小学生は今ほど衝撃敵な映像に慣れていないもの。
人が火だるまになったり、ビルから落ちたり、怖いよね~。。
私も小学生のときは絶対無理だと思います。

>素晴らしい人間ドラマ
ほんと、そうなのですよ。
これがなければ、この映画の魅力は半減しますね。同じ映画でも観る時期が違うと印象がぜんぜん違ってきたりしますよね。
私はとにかく、よく出来た映画だなあと、感心しました。

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