お鍋のこと ①   

ここのところ、毎日のようにパソコンでお鍋を検索しています。10年ぶりに「お鍋がほしい」病にかかってしまったみたい。というのも、2,3日前に突然、我が家の主戦力であるリーガル社のお鍋〈正確にはお鍋のふた)の欠点に気づいてしまったからなんです。
まずは、我が家のお鍋たちの代表選手のすがた。
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このお鍋たちを買ったのは約10年前。当事、ステンレス3層、5層構造鍋が流行っていて、私も欲しいなあと思っていたのです。「ビタクラフト」というブランドが一流とされていたのですが、お値段も超一流で、手が出ないなあ、でもひかれるなあと思っていました。すると夫のアメリカ在住の友人が、「ビタクラフトより安価で質の良いものがある」と言って教えてくれたのが、「リーガル」社の〈テンプトーン〉というシリーズ。ビタクラフトと同じように無水料理の出来るステンレス5層構造鍋ですが、違う点はふたの構造。ふたのつまみ部分が開閉できて、内容物が沸騰するとぴーっと音が出るようになっています。夫の友人は、そこが優れていると言っていて、私はなるほど~と思い、確か当時800ドルか1000ドルくらいでセットを購入した記憶があります。もしかしたらその友人に購入してもらって送ってもらったかもしれない。その辺の記憶があいまいです。大なべ、小なべ、スキレット、その他もろもろ、どうやって使うんだろう~というような形状のものもセットになっていました。荷物が届いた日、驚き〈その量に)とうれしさと〈新しさに)、そして、ちょっと失望を感じたのを覚えています。なぜ失望かというと、それまで何度となくカタログなどで見つめていたビタクラフトに比べて、取っ手の形状が好みじゃなかったのです。私は、なんでも、たとえば家具とかバッグとかでも、どちらかというと丸みのあるものより直線的で四角的な形状のほうが好き。リーガルの取っ手は変に丸くてそこがいやだなあと思ったのです。でも高いものだし、夫が買ってくれたんだし、ありがたく使わなければと思い、そのときちょっぴり感じた「失望」はひた隠してきました。使っているうちに愛着も湧き、ほぼ10年間順調にリーガル社のお鍋たちを使ってきたのです。

ところが! ある日ふとここに目が留まったのです。ふたの裏のつまみの裏の部分。
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どういう素材で出来ているのか知らないけれど、なんか、変形している。これって熱さのため?もしかして、有害物質とかでてないよね。。。と不安になってきました。すぐに所有しているほかの鍋たち〈アルミ製鍋や、安物のステンレス鍋)のふたの裏を見てみたけれど、そんなふうな構造をしているのはひとつもなかった〈当たり前やん、開閉式じゃないもの)。なんだか急に家族の〈特に子どもたちの〉健康が気になりはじめ、10年一区切り、ということで買い換えよう!と決意した次第なのです。もともとセットの中のごく一部しか使っていなかったわけだし。主力選手の代替物だけ購入してあとは廃棄しようと思ったわけです。引越しもあるしね。

その日から、我が家の鍋の整理(いらないものをベランダに出すだけ)と、ネット検索が始まりました。やはり、美しいからステンレス鍋がいいな~。今度は機能も大事だけれど、なによりもデザインが好みのものを探すぞ~。毎日、毎日「ステンレス鍋 おすすすめ」とか、ついでに「鍋 磨き方」などのキーワードを入れていろんなサイト〈ブログとか)を見て回る日々。しっかし、たくさん鍋を持ってらっしゃる方とかいらっしゃいますね~。あの高級な「ル・クレーゼ」を5つも6つも持ってらっしゃる方とかもいますね。「ル・クレーゼ」も憧れだなあ。いつか欲しいなあ~。

というわけで鍋関連日記、今後も続く予定です。

by oakpark | 2010-03-06 21:41 | 雑感

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