タイトルにひかれて買ってしまった本(新書)   

ふと思うのですが、最近、新書の種類がとっても多くないですか? それも、とっても身近な感じの内容の新書が多くないですか? 私が学生の頃は、新書といえば、もっと小難しく近寄りがたい内容のものばかりだったような気がするのですが。単に自分が年取っただけ?で、小難しいのもわかるようになっただけ?いや、それはないだろうなあ~。 最近、タイトルにひかれて買ってしまった本たち。
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内容の濃いものもあれば、こんなの何も本にしなくてもブログ等で読ませていただいてもよいくらいだわ、と思うのも正直ありました。だって、新書って高いんだもの。700円とか800円とか。一度読んで、もう読み返さないだろうなと思うの本にはもったいない額だわ。

でも、ついつい買っちゃうんですよね。たとえば、子どもの用事で本屋に行った場合。子どもが本屋に行きたいというので本屋に行きます。別に私は行きたくないのです。でもそんな場合でも、大抵子どもが1冊選ぶ間に私のほうが3冊くらい本を手にしています。だって、タイトルのつけ方がうまいのですもの~。ついつい読みたくなっちゃうんですもの~。『見抜く力』なんて、私にはない力だから参考にしようと思うし、『子どものスポーツをさせるな』なんて「え~どういうことだろ。確かに息子は少年サッカーチームに入っていたけれど、いろいろ大変だったな。親が子どもをダシに喜んでいるみたいで不快なこともあったな」なんて気になっちゃうし、『多読術』も身につけたいな~と思いますよ。押井守さん(押尾学じゃないよ)の本は、ちょうどその頃息子が『スカイ・クロラ』を読んでいて、ふと興味が湧いたのですよね~。懐具合がよかったのかも、そのとき。そういえば、以前に本屋で『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』という本を見つけたとき、ものすごく興味を引かれたのですが、懐具合が悪く断念した覚えがあります。また、新聞の広告で、香山リカさんの新刊書『しがみつかない生き方』の目次の中に「勝間和代を目指さない」を見たときも食指が動きそうになりましたねえ~。だって、最近のこの方の活躍は目を見張るものがありますからね。ちょっと調子乗ってんのちゃう?と言いたくなったりもしますね~。少し前の坂東眞理子さんにも思いましたが。。。どうしても女性には厳しくなりますねえ。これを持っているんですが、全然わからんかったです。どうも経済はちんぷんかんぷんです。
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最近は「~力」という本が売れているとか。みんな力をつけたいと思っているのですかねえ。この本もそうでした。
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著者の姜 尚中 さんは、昔、まだ子どものいない頃よく見ていた『朝まで生テレビ』という番組に出てらっしゃいました。その頃から表情を変えずクールで鋭いまなざしで独特の雰囲気をかもし出されている方でした。この番組、他には西部進氏や大島渚氏も懐かしいです。姜氏は最近大人気のようですね。

最初の写真の本の中では、私は、松岡正剛氏の『多読術』がおもしろかったです。「読書は三割五分の打率でいい」-ほっとします。「読書というのは一種のコラボレーション。書いてあることを理解するためだけにあるのではなく、書いてあることと自分が感じることが『まざる』ということ」-なるほど~。「読書はわからないから読む。『わかったつもり』で読まないほうがいい。『無知から未知』へのたび」-ふ~ん。 そして、「たくさん読むコツは3時より前に寝ないこと」-ひえ~!

世の中にはすごい人がいるものですね。

by oakpark | 2009-09-01 23:53 |

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