本「芸能人の帽子」など 図書館で借りた本   

私は、基本的には本は買うほうが好きです。図書館で借りると2週間という限定期間で読まなければならないし、なんかせわしないのですもの。新聞の書評などで見て興味がわいて、手元に置いておきたいのだけれど、今は読む時間がない、というようなときは買うことにしています。そのままずっと「つんどく」になっている本もたくさんあるのですけどね。

でも、ちょっぴり興味があるだけのハードカバーの、お値段の張る本は、さすがに図書館のほうがいいなあということで、時々ネット予約して借りています。予約した本を取りに行くときに目に付いた本をまた借りたりして、一度図書館に行くと次から次へと本を借りてしまうということにもなってしまいます。そして、今その連鎖にはまってしまっていている時期なのです。

少し前に日記に書いた、末井昭さんの「自殺」も図書館で借りました。この本も少し待たされましたのですが、もっと待たされたのが、やはり新聞の書評欄で見て興味がわいた、中山千夏さんの「芸能人の帽子」という本でした。ネット検索すると、その本を予約している人の人数が表示されます。先日、直木賞受賞作品の、東山彰良さんの『流』を予約すると700人以上が待っていました。いつ手元に来るかしら。
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中山千夏さんといえば、その昔、メディア界の風雲児であったという印象です。当時の芸能界の裏側を暴露しているということで、興味本位で手にしてみましたが、懐かしい名前がいろいろ出てきたものの、細かすぎて(すごく分厚い本です)あまりきちんと読む気になれませんでした。中山さんが、たぶん、昔の自分を懐かしみ、自分のことが書かれた雑誌の記事をもとに、当時のことを記録にとどめておこうと思った本なので、そのあたりのことに特別に興味のある人は楽しめるでしょう。私のような素人にとっては、もっとエッセンスてきなエピソードを面白おかしく語ってくれたほうが分かりやすいです。青島幸男さんと親密な関係にあったというのは知りませんでした。

次に紹介する本は、ポーリン・ケイルという、アメリカの映画評論家の書いた本です。こういう、廃刊になっている本はやはり、図書館に頼らざるを得ないですね。カルチャーセンター映画講座のピーター先生が、おすすめの映画評論家として教えて下ったのが、Roger Eert(1942-2013), Pauline Kael(1919-2009), Anthony Lane (1962-) で、その中で女性ということで興味を持ち、中野翠的面白さを求めて、ポーリン・ケイルの本を借りてみました。
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「今夜も映画で眠れない」(柴田京子訳)と『映画辛口案内」(朝倉久志訳)
いや~、ほんと辛口。ていうかほとんどけなしています。クリント・イーストウッドなんて特に嫌われているみたい。全体的にあまり読みやすい本ではありませんでした。表現が、比喩が多いのですが、それが何を表しているのか、どのくらいけなしているのか、あるいは少しはほめているのか、が英語ノンネイティブの私らにはわかりにくい。加えて、ユーモアがあまり感じられない。中野翠さんのエッセイはユーモアがあって、そのなかに愛情が感じられて、たとえけなしていても好感が持てる映画評論なのですが、この人の場合、翻訳本ということもあって、裏に隠された(であろう)愛情、というのがあまり伝わってこなかったな。映画評論って翻訳しにくいと思う。婉曲表現をそのまま訳しても、よくわからないんだもの。というわけで、ざざっと流し読みしました。

そして最後にこれ。
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「フィッツジェラルドの午前3時」 ロジェ・グルニエ著 中条省平訳
「華麗なるギャツビー」で有名で、日本では村上春樹氏によって地位がさらに押し上げられている感のある、スコット・フィッツジェラルドのことを、彼の作品中の文を引き合いに出しながら語っていく本です。きっと、著者のロジェ・グルニエ氏も村上氏に負けず劣らずのフィッツジェラルドファンなのでしょう。彼がなぜそれほど愛されるのかについては、きっとその文学作品を作り出す力量に加えて、悲劇的で刹那的で華麗な人生、不完全な人格(まあだれだってそうだけど)のせいもあるのではないかしら。この本で私の印象に残ったのは、親友だったヘミングウェイとの関係。もしかしたら、フィッツジェラルドの片思いだったんじゃないの?フィッツジェラルドはいつもいつもヘミングウェイを推していたけれど、ヘミングウェイのほうは、それほどでもなかったとか。真相はわかりませんが、ちょっと、フィッツジェラルドがかわいそうに思えました。
まあ、この辺は、本当はもっとちゃんと調べるべきでしょうが、それはまたの機会に。

秋は読書を頑張りたいです。

# by oakpark | 2015-10-30 00:18 | 映画 | Comments(0)

『ファミリーヒストリー ~野口五郎』   

今日はテレビ番組の話です。

前クールでは珍しくドラマを二つ観ていました。「民王」と「表参道高校合唱部」。どちらもとっても楽しくて、家族全員(長男除く)のお気に入りでした。あまりにも楽しみにしていて、長女や次女とは一緒には観たくなくて、一人になる時間に観ました。今クールは、朝ドラの『あさが来た』だけ観てます。どんなストーリーになるのかな❓という興味と、あと主題歌がいいですね。AKB48が歌う「365日の紙飛行機」ですが、歌詞がとっても前向きでいいんですよ。最初のフレーズを歌う山本彩さんの歌唱もいいですねえ。 いつも録画で観ていますが、毎回歌部分も飛ばさずに聞いています。癖になるメロディーで、ついつい鼻歌で歌いたくなってしまいます。

で、ドラマとは別に、絶対毎回見ているのが、以前にも書きましたが「ファミリーヒストリー」と「ミュージックポートレート」です。やはり私は、バイオグラフィーもの、音楽ものが好きみたいです。

前回の『ファミリーヒストーリー』は野口五郎さんでした。野口五郎さんといえば、もう懐かしくて仕方がありません。郷ひろみさん、西城秀樹さんと並んで『新御三家』ともてはやされ、大人気だったころ、私は中学生。『明星』とか『平凡』とかいった雑誌の表紙に三人のうちの誰かしらが載っていたころを懐かしく思い出します。 親友のひとり、Kが野口五郎の大ファンでした。当時、野口五郎ファンはどちらかといえばマイナーで、よく彼女のことをからかっていたような思い出があります。でもKは全くぶれず、野口五郎ファンで居続けました。私の周りには郷ひろみか西城秀樹が多かった気がします。私もそんなに熱狂的ファンではなかったけれど、だれがいい?と聞かれたら、郷ひろみだったような気がします。

でも、今,改めて聞きなおしてみると、今でも聴きたいなあと,あるいは今こそ聴きたいなあと思うのは野口五郎さんの歌なのです。五郎さんの曲はどの曲も、哀愁があってメロディーがとてもよくて、訴えてくるものがある。人生経験を積んだ今聴いたほうが、感じ入るものがある。当時は子ども過ぎて歌詞の意味が分からず、歌の良さがわかってなかった。『私鉄沿線』『甘い生活』「オレンジの雨」もいいけれど、今なぜか『君が美しすぎて』を聴くと、せつない気分になってしまいます。なぜでしょう。1973年の曲。ストレートで強烈な詩が、中学生だった当時の私の心に強く訴え,何かしらを残したのでしょう。わからないからこそ残る、というのもありますね。

『ファミリーストーリー」では、五郎さんの両親とも歌手志望で歌がうまかったことが紹介されていました。お母さまが「支那の夜」をうたった音源が流れましたが、高音の透き通るようなきれいな声でした。若いころのお父様は五郎さんにそっくり。戦争中は中国戦線に駆り出され大変な思いをされたそう。両親の成しえなかった夢を背負って13歳で岐阜県から上京し歌手を目指した日々はさぞかし大変だったのでしょうね。 レコード大賞歌唱賞を獲得した時、カメラの向こうのお母さんに向かって「やっともらえた」と本音をこぼしたのは、それまでずっと次点続きだったからだそう。本当に一人の人の人生にはいろんなものが詰まっているんだなあと思います。



このころ、初々しくてかわいいですね。


いい曲はいつ聞いてもいいです、ほんと。

# by oakpark | 2015-10-25 23:10 | 日本のテレビ番組 | Comments(0)

映画「クラウド アトラス」、「ラブレース」   

10月になりました。朝晩は寒いくらいの日もありますが、日中は晴れるとまだまだ暑いです。何を着たらいいのか難しい時期ですね。でも、この時期、頑張って秋の装いをしないと、あっという間に寒くなってしまうのですよね。がんばろっと。

観た映画、読んだ本、聴いた音楽のことをまめに書いておこうと思いつつ、日々の忙しさという言い訳の元、ブログが滞りがちの今日この頃。今日は本当にメモ程度に軽く書いておこうと思います。

最近こんな映画を観ました。
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「クラウド アトラス」(Clous Atlas,2012) 監督:ラナ・ウォシャウスキー、トム・ティクヴア、アンディ・ウォシャウスキー 出演:トム・ハンクス、 ハル・ベリー、ジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジム・スタージェス、ぺ・ドゥナ、ベン・ウィショー

カルチャーセンターの宿題で観ました。そうでなければ見なかったでしょう。2時間超の長い映画。内容もわけわからんし。でも、最後はどうなるのかなあ、という興味で、そんなに飽きずに観ることはできました。6つの時代の異なる物語を同時に進行させる手法です。それぞれ全く別の物語なのですが、同じ俳優陣が特殊メイクで登場してくるので、とっても不思議なかんじです。ハル・ベリーが白人金髪女性を演じたり、ジム・スタージェスが黒髪韓国人演じたり(かなり無理があったなあ)。この人,誰が演じているのかなあと考えながら観るのも楽しいですよ。仏教の考えである,輪廻転生がテーマの一つになっていますが、欧米の人もそういうことに興味があるのでしょうか。reincarnation という単語の 'carn'の部分は「肉」という意味があるということをピーター先生に教えていただき、へええ~と思いました。そういえば、carnival=謝肉祭 だし、carnivore=肉食獣とかですものね。なぜ、韓国がこんなにフィーチャーされているんでしょ、とちょびっとだけ思いました。だって、最後は神として崇められるのですもの。


「クラウド アトラス」を借りたとき、この映画が目につき観てみました。
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「ラブレース」(Lovelace, 2012) 監督:ロブ・エプスタイン 出演:アマンダ・セイフライド,ピーター・サースガード、シャロン・ストーン

実在のポルノ女優、リンダ・ラブレースの半生を描いた映画です。敬虔なカトリック教徒の親を持つリンダは遊び仲間だった年上の男性と恋に落ち結婚するが、これがまあとんでもない人物。最初は優しかったものの、どんどん暴力的で支配的になってくる。そして彼に言われるままに出演させられたポルノ映画「ディープ スロート」が空前の大ヒットになり、リンダはあっという間に時の人に。周りからは次回作を期待されるが、周りの思惑や夫の暴力に耐えられなくなりついに逃げ出すことに成功する。その後、反ポルノ、反DVを訴え続け54歳で事故で亡くなっています。後半は少しは幸せだったのかな。途中まで気づかなかったけれど、リンダの厳しいお母さん役がシャロン・ストーンでした。 ラブレースが,夫から必死で逃れて実家に戻り、一日でいいからいさせてほしいと頼むのに、「嫁に行ったからには夫に従いなさい」とまるで、昔の日本のようなことを言って追い返すシーンが怖かった。 暴力的でひどい夫を演じるのがピーター・サースガードなのですが、この人の顔,私は結構好みなのですが、いつも悪役を演じている気がして(「17歳の肖像」とか)、一度良い人を演じている映画を観たいものです。それにしてもアマンダ・セイフライド、ついにやりましたね。この役を演じるからには、服は脱がなくちゃいけないでしょうけれど。よく引き受けました。少し前に観た、ディカプリオ主演の『ウルフ オブ ウォールストリート」のマーゴット・ロビーも 全裸シーンがあったし、最近の女優さんは覚悟がすごいです。「ダラス・バイヤーズ・クラブ」のマシュー・マコノヒーの激やせもすごかったが。俳優さんは大変だなあ。 でも、ヌードになったりして、将来結婚して子どもができ、その子供が成長して昔のお母さんの姿を見ることを心配したりはしないのかしら。きっとそんなこと超越したプロ根性なのでしょうね。興味深い映画でしたが、観終わって少し暗い気持ちになってしまいました。あんな風に男性の暴力におびえる女性は今の世の中にも結構いるのだろうな、と。逆もあるらしいと聞きます。大人の暴力におびえる子どももいるでしょう。暴力は絶対いけないと思います。

# by oakpark | 2015-10-04 22:09 | 映画 | Comments(2)

本「自殺」 「The Scrap 懐かしの1980年代」   

シルバーウィークに両親の住む愛媛県大三島に行ってきた。片道3時間と少しの新幹線の旅なので 、いつも読書が楽しみだ。本を読み始めるとすぐに眠くなる時も多いのだが、今回はわりに調子がよく、行きと帰りで1冊ずつ読むことができた。

まず行きに読んだのはこれ。
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「自殺」末井昭著。

これを机の上に置いていると、次女に「お母さん、何を読んでるの~~!?」と驚かれた。新聞の書評欄で見つけ、図書館で予約した。 内容は、7歳の時に母親がダイナマイト自殺をしたという経験を持つ末井昭さんが、自分自身の生い立ちを語ったり、いろんな、自殺未遂経験者、両親が自殺経験者といった方にインタビューしながら、人間の生と死を考えるというものです。読んでいて、人間というのはなんと愚かでかわいらしく、複雑で興味深い生き物なんだ、と思いました。何が良くて何が悪いとか、どう生きるべきとか、全然決められないなあと思いました。

帰りの新幹線で読んだのはこれ。
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「The Scrap 懐かしの80年代」 村上春樹著

村上春樹さんの小説は、私にはよくわからない部分も多いのですが、エッセイは大好きです。アメリカ好きだし、着眼点も愉快だし、ひょうひょうとした語り口が心地よいです。
今回のこの本は、本屋の「80年代特集コーナー」に置いてあって、今の私の知識でもって80年代を読むとどんなことが見えてくるのかなあ、という興味から購入してみました。80年代のファッションはあまり好きではないけれど、世相は、懐かしいから。

すると、いろいろ発見がありましたよ~~~。当時はわからなかっただろうけれど、今読んだらわかる俳優の名前とかもあるしね。サム・シェパードとジェシカ・ラングとか? 一番驚いたことは、アン・マーグレットがTV版の「欲望という名の電車」に出演していて、その相手役(映画のマーロン・ブランドの役)を TVドラマ「ホワイト・カラー」で、主役のニールのお父さんを演じていた、トリート・ウイリアムズであったことかな。 (多くの人にとってはどうでもいいことですね)
80年代は,エンタメ系がいろいろ面白かった時代ですよね。バック・トゥー・ザ・フューチャーとかもあったし。ET,とか、いろいろ話題作の映画がたくさんありましたね。

私は20代。いろいろと、楽しかったなあ。。。。。


そうそう、今回の大三島は、弟の帰省とたまたまかぶり、何年振りかで旧家族4人で過ごしました。弟がギターを弾きながら、クラプトンの 'Wonderful Tonight'を歌ってくれたり、一緒にカラオケでペトロ&カプリシャスの「別れの朝」を歌ったりして、楽しかったけれど、両親の老いも,そして自分の老いも,しんみり感じた休日でした。

いつもの多々羅大橋周辺は、サイクリング客で賑わっていました。

# by oakpark | 2015-09-23 23:47 | | Comments(0)

ガウチョパンツって?・・・   

秋になってきました。 自分の誕生日が過ぎると、さあ、秋だあ! という気分になる。 結構いい季節に生まれたんだなあ、と思います。 今年82才になった母も電話をくれて、「あの時のことははっきりと覚えているよ。。。 柿をたくさん食べた」と食べ物の記憶とリンクしているのは母らしいなあと思うけど、やはり、母親にとって子どもを産むってのは一大イベントなんだと思う。私もきっと、一生覚えているだろうなと思うもの。あの時の光景を。

さて、この秋は何を着たいかなあと思いながら、ウインドウショッピングに出かけてみた。すると、なんと言っても目に付いたのが「ガウチョパンツ」。春から流行の兆しが見え(私はその時点で一着ゲット・・結構高いの),夏になると本格的に流行し始めた(安めのを二着ゲット)が、秋もまだ続くのね、というかんじ。 どのお店もどのお店も店頭の一番目立つところに、ガウチョパンツのコーディネートが展示されている。

これね、私くらいの年齢の人はみんな思っていると思うけど、キュロットスカートとどこが違うの?ということなんですよ。昔はこういうの全部キュロットスカートと言ってましたよね? 私も好きで、よくはいていたんです。小学生のころは「スカートに見えるのに激しく動いてもめくれなくていいなあ」という機能面から好み(相当やんちゃだったので~)、大学生くらいになると、おしゃれ目線から好きでした。エレガントになりすぎず、少し外した感じのコンセプトが私好み、というか。

そして、今年ガウチョパンツというのが出てきて、わ~い、好みのが流行になったんだと嬉しくなってすぐに一つ購入したのですよ。「パンツ」というからに、ちょっとパンツっぽいのをね、幅色パンツがさらに幅広になったようなデザインのもの。でもね、どうもネーミングに合ってないデザインも目に付くようになり、気になりだした。例えば、某ファッションカタログに載っていたこれ。
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え~、これって「ガウチョパンツ」? エレガントなキュロットスカートじゃない?
これだったらわかるけどさ。
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「ガウチョパンツ」を調べると、こうあった。
ガウチョパンツ=南アメリカのカウボーイ,ガウチョの着用していた,ふくらはぎ丈のゆったりしたズボンの一種。 (コトバンクより)

だよね。上のはどう考えても「ガウチョパンツ」という響きに合わない。

気になっていたので、つい記事にしてしまいました~。
何でもかんでも「ガウチョパンツ」っていうんじゃない! 「ガウチョパンツ」と呼ぶことで流行にフィットしてますよ、とアピールしているみたいだけれど、私は流行に飽きてきました。デザインは好きだけどね。

今は、なぜかシンプルなジャンパースカートが着たい気分。でもお店に売っていない。新しいミシンを買ったので、自分で作ってみようかな。

# by oakpark | 2015-09-18 08:23 | ファッション | Comments(0)

杏のふむふむ   

やっと少しだけ秋の気配がやってきました。
昨日は、朝ちょこっとだけ仕事、昼に乙女座同士でお誕生日会、夜は別のお友達のお子さんのバレエの発表会を観に行き、充実した(疲れた)一日でした。さて、これからの季節も頑張るぞー。

きょうは、読んでほんわかした本をご紹介。 杏さんの初エッセイ本、「杏のふむふむ」です。
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杏さんのことは、特にファンというわけではないのですが、なんとなく気になっていたのですよ。
俳優の渡辺謙さんのお嬢さんということは知っていたので、最初メディアに出始めたころは、「親の七光りなのかなあ」なんて思っていました。でも、あれよあれよとメジャーになっていき、しょっちゅう、画面で目にすることになり、どうして、こんなに重用されているのかしら?なんて、不思議に思っていました。

でも、「歴女」という言葉が流行する前からの読書好きということを知ったり、あと、大きかったのは「妖怪人間ベム」でのベラ役ですかね。 この作品は私世代が子供のころにかなり話題をさらっていたアニメの実写版。どんなふうに演じるのかな、と思ったのと同時に、若干,無理じゃないか、なんて失礼ながら思っていたんです。ところが、見てみると(というか夫が熱心に見ていました)、期待以上のすばらしさ。もちろん、アニメと同じような雰囲気は出せないけれど、それは、主役のベムも同じだし、そもそも、漫画を実写にするんだし、と、いろいろ差し引くと、杏さんの演技は、すばらしかった。

次に、お?とおもったのはNHKの朝ドラ「ごちそうさん」の主演ですかね。最初キャストを聞いたとき、え、なんか新鮮さが足りないかも、と思いました。 でも、でも、ここでも杏さんは、ひたむきで純粋な主人公を好演されていたのです。 このころから、この人はただものではないぞ、、、と思い始めました。 そして、東出昌大さんと結婚。 なんか、なるほど~と思ってしまった。

本屋で、この本を見かけたとき、え、あの杏さんが読書家の杏さんがエッセイを書いたんだ。どんなのかなあ、、という好奇心がわくと同時に、やはり、「解説 村上春樹」というのは大きかった。えええ~~、あの、村上春樹さんが解説! そして、私が、この人すごいぞ、と思っていた目は正しかった、なんて変に納得し、満足し、即手に取り、レジに向かったのでした。ほとんど迷わず。

内容的に、最初のほうはふつーかな、と思いましたが、読み進むうちに、杏さんの素晴らしい感性、人との出会いを大切にして、丁寧に生きている姿が目に浮かんできて、私もこんな風に余裕を持っていきたいなあ、ととほっこりしてきたのです。実際の杏さんは、きっと超忙しい生活をされているのでしょうが、同時に、こんな風に心にも栄養を注いでいるんだなあ、なんて感心しました。

ということで、ほっこりしたい人におすすめの本です。

杏さん、第2弾も期待してますよ~。
そして、東出君をよろしくね~。 新婚生活のことも書いてほしいなあ。

# by oakpark | 2015-09-14 09:45 | | Comments(0)

今年の夏♪   

アラー。大変大変。
8月まだ一つも日記を書いてない! ブログ始まって以来の大事件。
それなりに、私のペースで(つまりかなりのスローペースね)、読書や映画鑑賞もし、書きたいこともそのつどわいてきているのですが、じっくりとパソコンのそばに座る暇がない,この夏でした。

でも今年はいい思い出ができた~~。
7年前に家族(プラスおばあちゃん,おじいちゃん)でハワイに旅行に行って以来、もう一度家族水入らずで旅行に行きたかった。3人の子供の受験が続けざまにあり、やっと一段落した去年は長女の都合がつかず、4人だけで近場に行ったけれど、本当は5人全員で行きたかった。そして今年、長女の就活、長男次女の部活の試合の合間を縫って出かけてきました! 行けるとわかってうれしかったな。来年は長女も社会人になるので、これが最後の家族旅行かもしれない。ちょっとしたもめ事、手違いなどあったけれど、とにかく行けてよかった。5人で一緒に行動できただけで母には幸せな時間でした。みんな、ありがとう~~。

ここに行きましたよ~。
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「お熱いのがお好き」が撮影された場所。

ここにも行きました~。
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そしてこれ買いました~・
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9月はもう少し書きたいです。

# by oakpark | 2015-08-31 21:16 | 日常生活 | Comments(0)

映画「ウルフ オブ ウォールストリート」   

もうすぐ丸8年終了、9年目に入る私のカルチャーセンター映画講座通いです。
その間、講師の先生が何度か代わり、現在は3人目でアメリカ人のピーター先生。 先生方それぞれ違ったセンスで映画を選んでくださっていて、毎回興味深い授業が展開されています。現在のピーター先生は、ご自身が映画製作にもかかわったことがある関係で、映画を作る側の観点に立った内容の授業も多いです。

さて、今回のテーマは 'Things Are Never What They Seem' 「見た目とはいつも大違い」です。初回の取り上げられた映画が、レオナルド・ディカプリオ主演の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。

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監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、 ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー

毎回思うのですが、映画は一度見ただけではわからない。1回目は、自分の価値観や観点からしか映画を観ることができす、「おもしろかったー」とか「つまらなかったー」とか「ためになったー」とか「わけわからなかった」くらいの感想しかもてないのです。1回目は自分主体に、つまり自分の今までの限られた体験から得た世界に引き寄せて映画を見ているといえます。でも、2回目は、特にピーター先生の質問プリントを読んだあとでは、どうしてこのシーンがあるんだろう、とか、この時の彼の気持ちはどうだろう?なぜこんな行動に走ったのか?なんて、いろいろ自分の中に湧き上がる疑問について考えながら観るので、1回目では気づかなかったことに気づき、映画の面白みも増す気がします。

今回の映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」も、1回目に観たときは、ただただお下劣な内容にげんなりし、一体こういうシーンがいつまで続くんだろう、早く終わってほしいとさえ思いながら見ていました。というか、深夜に観たせいもあって、中盤寝てしまっていました。観ている人(特に女性)にいやな感じを与えるしかないであろうシーンの連続の意味がわからなかった。いつかこの人は大失敗をやらかして地獄に落ちるんだろう、そうならなきゃ映画じゃないよね、という思いだけが続きを見させる原動力になったといっても過言ではありません。 でも、最後、ようわからん感じで終わり(地獄に落ちたのかどうなのかも)ピーター先生の質問に目を通してから2回目を鑑賞しました。

すると、ある程度覚悟をしていたせいもあり、今度はとても冷静に興味深く観ることができました。ディカプリオ演じるジョーダン ベルフォードが最初に入った会社の株のブローカーの先輩、マシュー・マコノヒーが語る「ブローカーとはなんぞや」についてのうんちくも妙に含蓄があり意味深く感じ取られました。

倒産してしまったその会社を去り、新聞の広告から妻が探してくれた小さな会社に再就職し、どんどん頭角を現し、自分と同じような「大したことない奴ら」を教育して育てながらのし上がっていくディカプリオ ではなくジョーダン・ベルフォード(実在の人物)。もうここからは目を覆うばかりの乱痴気騒ぎですよ。人間って、有り余るほどのお金を権力を手に入れるとこんな風になるのですね。まさに、sex, drug, rockn'roll の世界ですよ。だれか、むちゃくちゃ勉強するとか、むちゃくちゃ寄付するとか、そんな風になる人はいないのか。いないのでしょうね、特にそれまでの人生でお金に困窮する生活を送っていた場合などは。

女の私にとって印象深かったのは、やはりレオ様も(じゃなくてジョーダンだけど)糟糠の妻を捨ててゴージャスな美女に走るのですね、というあたり。そしてこのゴージャスな妻を演じるのが、これまたぴったりといった容姿を持ったマーゴット・ロビー。この女優さんは前にDlifeで放映されていた「パンナム」というドラマで観たことがありました。その時から、「まるで雑誌から飛び出したような、アメリカ人が好む典型的な感じの美女だなあ」と思っていました。なのに、ドラマの中では、しっかり者の長女に押され気味な引っ込み思案な次女といった役を演じていて、へ~~、意外かも、と思っていました。まあ、そのドラマは途中で観るのをやめたのでその後どのように展開していったかはしらないのですが。

最近は、このように、まずテレビドラマで出て、その後映画界に引っ張られるというパターンも多いように思いますね。イギリスドラマ「ダウントンアビー」の三女役の女優さんもその後映画に進出していったし。マシュー役の俳優もそうです。やはり、美男美女はみんな、ほっとかないのですね。マーゴット・ロビーはこの後もウィル・スミスとの共演映画とかいろいろ出ているようです。

まあとにかく、このゴージャスな妻役のマーゴットも熱演でした。まだ24、5歳くらいなのに、まさに体を張った演技でこの役を勝ち取ったのでしょうね。スリム過ぎないボディもよかったです。

この映画で私が一番印象に残ったのは、ジョーダンとFBI捜査官のパトリックとの豪華ヨットの上での会話。 最初は和やかに進んでいた会話がだんだんと棘を含んだ会話に変わっていく。なんでも金で買えると思っているジョーダンは、パトリック相手にいかに自分が簡単に金を儲け、そのおかげで社会の人のために役立っているかをとうとうと語り、パトリックもその世界に入りたいのではないかとそれとなく誘おうとする。すると、パトリックは、感銘を受けたという表情を浮かべ、かなりの間のあと、「ちょっと待てよ、もう一度今言ったことを言ってくれないか」という。「もしかしたらあんた、連邦捜査官を買収しようとしたんじゃないよな」このあたりから俄然会話がスリリングになってくる。パトリックが、ジョーダンのことを 'little man' と呼んで、ジョーダンはカチンとくる。このあたりの言葉のニュアンスが私にはわからない。しらべてみるとlittle というのはかなり侮蔑的な意味合いが含まれていることが多いとか。そこからはもうけんか。最後は、ジョーダンがロブスターをパトリックに投げつけ「こんなの食べたことないだろ。地下鉄に乗って不細工な奥さんのところへ帰れ!」と叫ぶ。そして「ちょっとたまたまポケットに入っていたんだけどよ」と言いながらお札をばらまく。醜悪な人間の姿、と私は思った。

この映画は最後の30分のために観させる映画ではないか、とも思った。最後はいろいろ不幸が重なり、嵐の中で船が沈没するあたりがクライマックス。船の船長の演技がおかしくて、何度も大笑いしてしまった。

でもね、完全に悪が撲殺されるということはないわけですよ。白黒はっきりされるわけでもない。お金儲けが悪いわけでもないし。この世には,こういう人もいればああいう人もいる、自分はどう生きますか?と問われているような映画でもありました。

観るのは楽ではなかったけれど、妙に印象に残る映画でした。

# by oakpark | 2015-07-13 11:12 | 映画 | Comments(0)

ミュージカル「ジャージーボーイズ」   

やはり生の舞台はいいです♪

以前、映画の「ジャージーボーイズ」についてここにも書きましたが、そのときから、絶対舞台版を見たいと思っていました。舞台のほうが先に制作されているので、映画版にもいたるところに舞台の名残があり、実際の舞台ではどんなふうに演出されているのだろうと興味が湧いたし、そして何より、大好きな曲「君の瞳に恋してる」を生で聴きたかった! 結果、予想通りとっても気に入り、金、土と二日連続で行ってしまいました。アメリカでの舞台もみたいなあ、と夢が膨らむ。。。
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今回の「ジャージーボーイズ」アメリカチームは、6月25日~7月5日のたった10日間ほどの公演。仕事やいろいろな用事の関係で、7月3日(金)の昼間に行くことにしていました。チケットは2月に購入。座席はほぼ真ん中の前から14列目。とっても良い席でワクワクしながら始まりを待ちました。最初、トミーがしゃべりだす。映画のイケメン俳優と違って、かなりがっちりした感じの人だなあという印象。次に、フランキーヴァリ登場。歌いだす。う~ん、ちょっと声量がものたりないか。圧倒的な歌唱力を期待していただけに、あれ?という印象。でも、あっという間にまず、舞台転換の多彩さに目を奪われていきました。東急オーブシアターは、前に「ミリオンダラーカルテット」というミュージカルを観たことがあります(こちら)が、その時と比べ舞台転換の工夫が半端ない。さすが賞を何度もとってロングランを続けているミュージカルだけあります。一つのシーンが終わろうとすると、重なるようにさっと次のシーンのセットがセットされる。息つく暇もないくらいの早業で観客を飽きさせない工夫がされています。役者も上着を脱いだり着たり、ボタン外したりつけたり。あれはかなり練習したのでしょうね。細かい動きまで計算づくなのに自然に見せる。すごい。テレビ出演のシーンでは、右側にあるカメラに向かってメンバーが左側から歌い、その映像が白黒で正面のスクリーンに映し出されるしかけになっていました(のちにその逆、左にカメラで右にメンバーというのもありました)。エド・サリバンの映像や、当時の(たぶん)観客の映像を混ぜながらその時代に入り込んでしまったかのような気持ちにさせてくれます。

舞台装置だけでなく、人物の描き方も実に多彩。衣装やかつらなどで、一人の人が複数の人物を表現しているんだろうなあということは観ながらわかったのですが、パンフレットを読んでびっくり。なんと、出演していた女性俳優はたったの3人。その3人で52役を演じ分けているんですって! ウィッグも36種類使っているとか。女性の見かけにとって髪の毛って重要な要素なのですね。すっかりだまされちゃいました。演じ方で言えば、ストーリーを展開させるお芝居の部分と、前を向いて4本のマイクで、コンサート風にきっちり歌う部分のメリハリがあってとてもよかった。ただストーリーの細かい部分などは映画を見ていたからわかったというのもありましたね。これを最初に舞台を見て限られた字数の字幕だけの情報だとよくわからない部分もあると思う。あと、セリフの前に字幕が先に出てしまって、役者がセリフを言う前に先に観客が反応しちゃうというのもありました。せっかく間を取って工夫して発しているセリフなのにちょっと残念、と思いましたが、これは仕方ないのかなあ。このあたり、役者は初日で感づくんでしょうね。あるいは日本側スタッフから事前に説明あるかもね。 全体的にいえば、この舞台のきちんとした綺麗な衣装、舞台装置も私好みでした。曲を売り込むためにいろんなレコード会社を訪ねるシーンのセットの扉もなかなか豪華でした。60年代はきらびやかでいいですねえ。

主演4人の歌うシーンはどれもこれもほんとよかった。シンプルな振り付けながら、動きに抜群のキレがあって、きっとこの人たち難しい激しいダンスも踊れるんだろうなという体の使い方でした。歌手がただ単にリズムをとるために体を動かしているというのは違うレベル。 そう、そういう意味で、初日にフランキーヴァリを演じていた俳優さんに対しても、どんどん好意的な感情がわいてきました。歌はその後も、ちょっと声量がなあ、というのはありましたが(コーラスにかきけされそうになったり)、体のキレがとっても良い。中盤、ひざを折って舞台前方に滑り込んでくる動きがあるのですが、かっこいい~~!って声出したくなるほどでした。でも、終わった時に、もしかしたらこの人は第一キャストではないのではないかと気になり、調べてみるとやはりそうで、そうなると、もう一度この舞台を観たい!という思いと、第一キャストで観たい!という思いが重なりどんどんふくらんできました。運よく仕事の変更があったので、思い切ってえいやっと翌日土曜の昼の部のチケットを購入してしまいました。痛い出費!でも、行ってよかった!  私は生の舞台を観るときは絶対1階がいい派です。1階の端で一部舞台がかけるくらいなら、2階3階で全体を見渡せるほうがいいという人もいますが、私は役者の視線を感じられる1階が好きです。いくら遠くても。上を見て演技はしてくれないもの。というわけで2回目の土曜日は、前から8列目の一番端という席でした。

歌はやはり、第一キャストのヘイデン・ミラネーズが上手でした。聴かせどころ「君の瞳に恋してる」も素晴らしい歌唱でじっくり聴かせてくれました。ただ、動きとルックスは前日のミゲルーホアキン=モアランドのほうが私は好みでした。2日目はそのかわり、一番、私側(つまり舞台に向かって右側)にいたニック・マーシ役のキース・ハインズにとっても惹かれました。背が高くがっちりしていて低音。ふと、このひとにエルヴィスを演じてもらいたいかも、と思いつきました(すみません)。後半は、耳は、ヘイデンの歌声に集中しながら、目はキースを追うという変な見方をしていました。
右側の人がキース。ね、ちょっとエルヴィスっぽい?(すみません)
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左側のドリュー・シーリーは、「ハイスクールミュージカル」映画版で、ザック・エフロンの歌の吹き替えをした人らしい。どうりで歌がうまかった。素直な伸びのある歌い方です。

とってもよかった舞台でしたが、ひとつだけちょっぴり残念だったのは、最後をもう少しもりあげてほしかったな、と。最後にもう一度主演4人が出てきて、歌ってほしかったなあ。豪華な衣装で。最後になるほど地味な色のスーツになるのはちょっと残念だった。年を取ってからのシーンの後にもう一度派手な衣装で歌いまくってほしかったけど、まあ、俳優さんも疲れるのかな、それは。

この歌のシーン、好きです。


いかにも60年代、という楽しいこの曲もいいな。

# by oakpark | 2015-07-05 11:29 | 私の好きなもの | Comments(2)

NHK すっぴんラジオ   

6月はついに一回しか投稿できませんでした。 やはり、ちゃんとしたパソコンがいるなあ。。。

最近発見した面白いラジオ番組のことを書きます。NHK第一で午前中に放送している「すっぴんラジオ」の月曜と金曜がお気に入りです。月曜のパーソナリティは劇作家の宮沢章夫さん。少し前にテレビのほうで「サブカルチャー解説」の番組をされていて、その時見ていて気になっていた人です。金曜は作家の高橋源一郎さん。そして、相手を務めるNHKアナウンサーが藤井綾子アナウンサー。この、藤井さんの相手ぶりがとってもいいですね。きりっとしていて、ちょっとおかしくもあり。有働さんもそうですが、関西で培った笑いのセンスが効いているような気がします。同じ関西出身としてうれしく思いますね。

もともと、金曜日の9時ごろに放送される、悪魔系映画評論家高橋ヨシキさんを迎える「シネマストリップ」のコーナーが好きで聞き始めたのですが(これについてはまた後日)、そのほかの時間帯もとっても興味深いのだろうなあと想像できます。「想像できます」と言わざるを得ないのは、なかなかこの平日の午前中というのはすべての部分を聞くことはできず、「らじるらじる」でのパーソナリティーさんのコーナーを聞くくらいしかできないからです。宮沢さんは「愛と独断のサブカルチャー講座」、高橋さんは「源ちゃんのゲンダイ国語」というコーナーを持っていますが、そのいくつかを聞いてみました。


宮沢さんの「アンアンとノンノが変えたもの」という回はとっても興味深かった。私がどっち派の女の子だったかというともちろん「ノンノ」のほうです。「アンアン」のほうがおしゃれだというのはわかっていたけれど、店頭などでパラパラめくって見るに、自分には無理なファッションばかりで、どうせ500円出すならより現実的でまねできそうなほうにしようと当時思っていた気がします。でも、ぜったい「アンアン」や「アンアン」を愛読している女の子のほうがかっこよかったのです。 だから、今回「ノンノ」の創刊号の表紙の写真をネットで調べてみてちょっとびっくりしました。こんなにとんがっていたのね。
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「アンアン」のほうは見たことがあったのですが、「ノンノ」創刊号の表紙は初めて見た気がします。モデルはパリコレマヌカンのアンシュカ エクマン という人で衣装はエマニュエル ウンガロ だとか。撮影はコートダジュールで行われたなんてずいぶんな力の入れよう。相当「アンアン」に対抗意識を持っていたのでしょうね。「ノンノ」は「アンアン」発売から1年3か月後に発行されたそうです。私が購読していていたころの「ノンノ」はもっとコンサバというか普通の女の子風の女の子が表紙になっていたように思いますね、、、というわけで、ヤフオクで検索し、当時きっと買っていただろう、見たことある感じのものを一つ入札してしまいました。20歳ころの私のかけらに出会えるかも。

高橋源一郎さんのコーナーでは「サバをよむのサバの正体」と題された回を聞いてみました。さすが言葉のプロの源一郎さんの話は興味深かったです。でもひとつ、私がうん??と思ったのは、源一郎さんがこう言ったとき、「魚という漢字をさかなと読むようになったのは、昭和47年だそうですよ!」とえらい驚いていたこと。 え、私は知ってたよ。と思わずラジオ(じゃなくてiphone だった)に言いたくなりましたよ。何年生だったか忘れたけれど小学生のとき魚という漢字は「うお」と「ギョ」という読み方だと習ったとき、へ~~と思ったものです。「さかな」じゃないんだ、と。でも、「うお」というのが大人っぽい響きで、自分が賢くなった感があったことも覚えています。今は、正式に「さかな」とも読めるのですね。

言葉って、普段何気なく使っているけれど、由来とか良く知らないこともありますよね。源一郎さんの「本当の名前」の回も面白かったです。

英語にもそういうのあります。ふと、gangsterという単語を目にしたのです。「ギャング」のことです。そういえばstarじゃないんだ、と思いました。「ギャングスター」と発音すると、なんだか「ムービースター」のようで、「ギャング」って悪い人たちなのに、スターとはなんぞや、と思うじゃないですか。でも、star じゃなくてsterだったのですよ。で、sterというのにどういう意味があるかというと、「・・・・に関係のある(の状態にある)人の意味の名詞を造る」とありました。なるほどね、gangに関係のある人、ということですね。ほかに、youngster(=若者)という単語もありますね。 言葉って面白いです。サブカルチャーも。 また、宮沢さんと高橋さんの番組聞きたいです。

# by oakpark | 2015-07-02 12:21 | 日本のテレビ番組 | Comments(0)