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映画『ブルーバレンタイン』   

最近気になっている映画評論家の町山智浩さんが号泣したとラジオで言っていた『ブルー バレンタイン」をレンタルして観ました。 切ない映画でした。私も号泣とまではいかなかったけれど、じわ~と涙がにじみ出てきました。

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監督:デレク・シアンフランス 出演:ライアン・ゴズリング ミッシェル・ウィリアムズ

さて、私は、これまで「私って見る目ある~。思った通り、この俳優さん、伸びたわ」と思ったことが2度あります。2度とも女優さんなのですが、そのうちの一人がこの映画の主演、ミッシェル・ウィリアムズです。 実は、今のように、ただの時間つぶしや娯楽という感覚ではない感じで映画を観るようになったのは2001年ごろからです。最初は、映画しか見てなくて、テレビドラマのほうはあまり見ていませんでした(今は海外テレビドラマもよく見ます)。なんとなく、そのころはTVドラマより映画のほうが上のような気がしていて、私は今は映画のことが知りたい、と思っていたのです。 でも、映画をかなりたくさん見るようになってからしばらくたったころ、ドラマもちょっと見てみようかなと思い2003年ころ?にレンタルしてきたのが『ドーゾンズ クリーク』というドラマで(青春物が好きなので)、そこで出会ったのがミッシェル・ウィリアムズでした。

このドラマの主役は、今やトム・クルーズの奥さんである、ケイティ ホームズで、本当にかわいかった。一方、ミッシェル ウィリアムズは途中から登場した脇役で、ちょっと意地悪な感じの役でした。見た目少しぽっちゃりで良い人役が似合いそうなのに、なんだか、強烈な存在感があったのを覚えています。「この人うまいな」と、思ったことを覚えています。 そして次に彼女に出会ったのが、今はは亡き、ヒース・レジャーの名演が光った『ブロークバックマウンテン』でした。男に夫をとられてしまう切ない田舎の奥さん役を演じていましたが、何とも言えないやり場のない悲しみを滲み出していて、ぴったりだなあとと思いました。もちろん、あ、あの『ドーゾンズクリーク」の人だ!とすぐに気付きました。こういう、素は可愛いんだけれど、もっさい、悲しみを背負った田舎の主婦という役柄は、私の大好きな『草原の輝き』の最後のシーンに出てくる奥さんもそうで、なぜか私はキュンとなるんですよね。

今回の『ブルーバレンタイン』での、ミッシェル・ウィリアムズの悲しげな表情は、『ブロークバックマウンテン」での彼女を思い出しました。『マリリン7日間の恋』あたりとは全然違う雰囲気。こういう、どこにでもいそうな、生活に疲れた感じの主婦役って似合うんですよ、この人は。お顔は可愛いけれど、首が短いこともあって、あまり洗練された役は似合わない気もします。愛し合って結ばれた夫婦が、だんだん倦怠期を迎え、壊れていく様子を、出会った頃の初々しい二人のシーンにフラッシュバックしながら徐々に描いていく手法。かわいい女の子を持つ倦怠期の夫婦の物語だと思って観ていると、実はいろんな秘密が隠されていることがわかってくる。 最後切なくて、こんなのあり❓と思ったけれど、やはり、こうするしかなかったんじゃないかとも思える。二人が一緒になって一緒に生活をしていくって、それぞれがそれまでの人生で蓄積されてきたことと対峙するってことでもありますからね。価値観や生き方のの違いって、いかんともしがたいのかもしれない。

もう一人、私が目をつけていてブレイクした女優さんは、このブログでも前に書いた『17歳の肖像』のキャリー・マリガンです。 やはり、童顔の可愛いお顔の女優さんなのだけれど、現実味のある、引き込まれる演技だと思ったのですが、その後あれよあれよと出演作品が増えていきました。でも、童顔だけに、これからどんな役を選んでいくかは難しいかもしれません。

ネットで画像を検索していると、今お二人ともショートカットなんですね。
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自分が目を付けた俳優さんが活躍してくれると嬉しいです。

by oakpark | 2016-07-13 00:26 | 映画 | Comments(0)