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本「自殺」 「The Scrap 懐かしの1980年代」   

シルバーウィークに両親の住む愛媛県大三島に行ってきた。片道3時間と少しの新幹線の旅なので 、いつも読書が楽しみだ。本を読み始めるとすぐに眠くなる時も多いのだが、今回はわりに調子がよく、行きと帰りで1冊ずつ読むことができた。

まず行きに読んだのはこれ。
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「自殺」末井昭著。

これを机の上に置いていると、次女に「お母さん、何を読んでるの~~!?」と驚かれた。新聞の書評欄で見つけ、図書館で予約した。 内容は、7歳の時に母親がダイナマイト自殺をしたという経験を持つ末井昭さんが、自分自身の生い立ちを語ったり、いろんな、自殺未遂経験者、両親が自殺経験者といった方にインタビューしながら、人間の生と死を考えるというものです。読んでいて、人間というのはなんと愚かでかわいらしく、複雑で興味深い生き物なんだ、と思いました。何が良くて何が悪いとか、どう生きるべきとか、全然決められないなあと思いました。

帰りの新幹線で読んだのはこれ。
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「The Scrap 懐かしの80年代」 村上春樹著

村上春樹さんの小説は、私にはよくわからない部分も多いのですが、エッセイは大好きです。アメリカ好きだし、着眼点も愉快だし、ひょうひょうとした語り口が心地よいです。
今回のこの本は、本屋の「80年代特集コーナー」に置いてあって、今の私の知識でもって80年代を読むとどんなことが見えてくるのかなあ、という興味から購入してみました。80年代のファッションはあまり好きではないけれど、世相は、懐かしいから。

すると、いろいろ発見がありましたよ~~~。当時はわからなかっただろうけれど、今読んだらわかる俳優の名前とかもあるしね。サム・シェパードとジェシカ・ラングとか? 一番驚いたことは、アン・マーグレットがTV版の「欲望という名の電車」に出演していて、その相手役(映画のマーロン・ブランドの役)を TVドラマ「ホワイト・カラー」で、主役のニールのお父さんを演じていた、トリート・ウイリアムズであったことかな。 (多くの人にとってはどうでもいいことですね)
80年代は,エンタメ系がいろいろ面白かった時代ですよね。バック・トゥー・ザ・フューチャーとかもあったし。ET,とか、いろいろ話題作の映画がたくさんありましたね。

私は20代。いろいろと、楽しかったなあ。。。。。


そうそう、今回の大三島は、弟の帰省とたまたまかぶり、何年振りかで旧家族4人で過ごしました。弟がギターを弾きながら、クラプトンの 'Wonderful Tonight'を歌ってくれたり、一緒にカラオケでペトロ&カプリシャスの「別れの朝」を歌ったりして、楽しかったけれど、両親の老いも,そして自分の老いも,しんみり感じた休日でした。

いつもの多々羅大橋周辺は、サイクリング客で賑わっていました。

by oakpark | 2015-09-23 23:47 | | Comments(0)

ガウチョパンツって?・・・   

秋になってきました。 自分の誕生日が過ぎると、さあ、秋だあ! という気分になる。 結構いい季節に生まれたんだなあ、と思います。 今年82才になった母も電話をくれて、「あの時のことははっきりと覚えているよ。。。 柿をたくさん食べた」と食べ物の記憶とリンクしているのは母らしいなあと思うけど、やはり、母親にとって子どもを産むってのは一大イベントなんだと思う。私もきっと、一生覚えているだろうなと思うもの。あの時の光景を。

さて、この秋は何を着たいかなあと思いながら、ウインドウショッピングに出かけてみた。すると、なんと言っても目に付いたのが「ガウチョパンツ」。春から流行の兆しが見え(私はその時点で一着ゲット・・結構高いの),夏になると本格的に流行し始めた(安めのを二着ゲット)が、秋もまだ続くのね、というかんじ。 どのお店もどのお店も店頭の一番目立つところに、ガウチョパンツのコーディネートが展示されている。

これね、私くらいの年齢の人はみんな思っていると思うけど、キュロットスカートとどこが違うの?ということなんですよ。昔はこういうの全部キュロットスカートと言ってましたよね? 私も好きで、よくはいていたんです。小学生のころは「スカートに見えるのに激しく動いてもめくれなくていいなあ」という機能面から好み(相当やんちゃだったので~)、大学生くらいになると、おしゃれ目線から好きでした。エレガントになりすぎず、少し外した感じのコンセプトが私好み、というか。

そして、今年ガウチョパンツというのが出てきて、わ~い、好みのが流行になったんだと嬉しくなってすぐに一つ購入したのですよ。「パンツ」というからに、ちょっとパンツっぽいのをね、幅色パンツがさらに幅広になったようなデザインのもの。でもね、どうもネーミングに合ってないデザインも目に付くようになり、気になりだした。例えば、某ファッションカタログに載っていたこれ。
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え~、これって「ガウチョパンツ」? エレガントなキュロットスカートじゃない?
これだったらわかるけどさ。
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「ガウチョパンツ」を調べると、こうあった。
ガウチョパンツ=南アメリカのカウボーイ,ガウチョの着用していた,ふくらはぎ丈のゆったりしたズボンの一種。 (コトバンクより)

だよね。上のはどう考えても「ガウチョパンツ」という響きに合わない。

気になっていたので、つい記事にしてしまいました~。
何でもかんでも「ガウチョパンツ」っていうんじゃない! 「ガウチョパンツ」と呼ぶことで流行にフィットしてますよ、とアピールしているみたいだけれど、私は流行に飽きてきました。デザインは好きだけどね。

今は、なぜかシンプルなジャンパースカートが着たい気分。でもお店に売っていない。新しいミシンを買ったので、自分で作ってみようかな。

by oakpark | 2015-09-18 08:23 | ファッション | Comments(0)

杏のふむふむ   

やっと少しだけ秋の気配がやってきました。
昨日は、朝ちょこっとだけ仕事、昼に乙女座同士でお誕生日会、夜は別のお友達のお子さんのバレエの発表会を観に行き、充実した(疲れた)一日でした。さて、これからの季節も頑張るぞー。

きょうは、読んでほんわかした本をご紹介。 杏さんの初エッセイ本、「杏のふむふむ」です。
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杏さんのことは、特にファンというわけではないのですが、なんとなく気になっていたのですよ。
俳優の渡辺謙さんのお嬢さんということは知っていたので、最初メディアに出始めたころは、「親の七光りなのかなあ」なんて思っていました。でも、あれよあれよとメジャーになっていき、しょっちゅう、画面で目にすることになり、どうして、こんなに重用されているのかしら?なんて、不思議に思っていました。

でも、「歴女」という言葉が流行する前からの読書好きということを知ったり、あと、大きかったのは「妖怪人間ベム」でのベラ役ですかね。 この作品は私世代が子供のころにかなり話題をさらっていたアニメの実写版。どんなふうに演じるのかな、と思ったのと同時に、若干,無理じゃないか、なんて失礼ながら思っていたんです。ところが、見てみると(というか夫が熱心に見ていました)、期待以上のすばらしさ。もちろん、アニメと同じような雰囲気は出せないけれど、それは、主役のベムも同じだし、そもそも、漫画を実写にするんだし、と、いろいろ差し引くと、杏さんの演技は、すばらしかった。

次に、お?とおもったのはNHKの朝ドラ「ごちそうさん」の主演ですかね。最初キャストを聞いたとき、え、なんか新鮮さが足りないかも、と思いました。 でも、でも、ここでも杏さんは、ひたむきで純粋な主人公を好演されていたのです。 このころから、この人はただものではないぞ、、、と思い始めました。 そして、東出昌大さんと結婚。 なんか、なるほど~と思ってしまった。

本屋で、この本を見かけたとき、え、あの杏さんが読書家の杏さんがエッセイを書いたんだ。どんなのかなあ、、という好奇心がわくと同時に、やはり、「解説 村上春樹」というのは大きかった。えええ~~、あの、村上春樹さんが解説! そして、私が、この人すごいぞ、と思っていた目は正しかった、なんて変に納得し、満足し、即手に取り、レジに向かったのでした。ほとんど迷わず。

内容的に、最初のほうはふつーかな、と思いましたが、読み進むうちに、杏さんの素晴らしい感性、人との出会いを大切にして、丁寧に生きている姿が目に浮かんできて、私もこんな風に余裕を持っていきたいなあ、ととほっこりしてきたのです。実際の杏さんは、きっと超忙しい生活をされているのでしょうが、同時に、こんな風に心にも栄養を注いでいるんだなあ、なんて感心しました。

ということで、ほっこりしたい人におすすめの本です。

杏さん、第2弾も期待してますよ~。
そして、東出君をよろしくね~。 新婚生活のことも書いてほしいなあ。

by oakpark | 2015-09-14 09:45 | | Comments(0)