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ごぼうが好き♪   

「私の好きなもの」というカテゴリーを作りました。日常生活で気がついた「私の好きなもの」について書いていこうと思います。

私はなぜかごぼうが好きです。玉ねぎやじゃがいも、人参を常備しているうちは多いと思いますが、私はそれらに加えてごぼうもいつも買い置きしています。なくなるとなんとなく不安なんですよね。子供の頃はそれほど好きでもなかったのに、大人になるにつれて好きになってきたんです。でも、だからといってごぼうを使う料理のバリエーションはそれほど多くありません。筑前煮や豚汁か、たまに天ぷらにも使いますが、やはり一番よく作るのがきんぴらごぼうですかね。
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最近は、テレビなどで活躍するフードスタイリストの飯島奈美さんのレシピで作ることが多いです。ごぼう1本と人参2分の1本を細切りにし、小口切りにした赤唐辛子と一緒にごま油で炒め、酒と醤油をそれぞれ大匙1杯半、砂糖大匙半分を混ぜた合せ調味料で味付けするというもの。朝に作ってお弁当に入れることもあります。

きんぴらごぼうといえば、子供の頃、父が食卓で、「きんぴらは砂糖と醤油で調理するから昔は’甘辛’といっていたなあ。おふくろの得意料理だった」と何度か話していたことを思い出します。 そして、おぼろげに覚えているのが、父がその話をするたびに母が何となく機嫌の悪そうな顔をしていたこと。子供心に、なんでお母さんはあんな顔をしているのかなあ、と思っていました。当時はそのへんの母の心理状態なんてわからなかったけれど、考えてみれば当然ですよね。夫が母親の自慢をするのを聞くなんてあまり気分のいいことではないでしょうからね。それと、何度も同じ話を聞かされるのが嫌だったのでしょうね。父は、末っ子の甘えん坊で、お母さん大好きっこでしたから。

そういえば、うちの夫はお母さんの料理の話をしたことはないですねえ。私に気を使っているのか、よほどお母さんの料理が・・・・・だったのか。結婚22年になりますが、そういえば、一度も聞いたことないかも。

でも、我が息子が将来そんな風だとやっぱり寂しいなあ。お母さんの料理はおいしかったと、お嫁さんに言って欲しいかも。てへ。勝手なもんです。


以上、私の好きなもの、ごぼうのお話でした~。

by oakpark | 2012-01-25 21:23 | 私の好きなもの | Comments(10)

まずい、、です。。   

またまた、米国テレビドラマ「ホワイト・カラー」の話です。じつはテレビでも放映していたのですね。関東地方は、本日深夜1時55分からTBSでの放映のようです。でも、本当は吹き替えではなく、生の声を聞いて欲しいですね。ニール君は声もセクシーなんですから。

いや、ほんま、まずいです。本気で「ホワイト・カラー」の、というかニール・キャフリーのファンになってしまいました。こうなると困るのは、他の映画やドラマを観る気がなくなるということなんです。私の傾向として、ファンになり始めは、もうそればっかり見たくなるのです。リヴァーの時もクイーンの時もエルヴィスの時もそうでしたからね~。 せっかく新年の決意として、今年は去年以上の映画鑑賞と読書をしようと決めたばかりなのに。 それに本当なら今日は、錦織くんの全豪ベスト8進出の話や、昨日のエルヴィス誕生会で、加山雄三さんの話し(すっごくおもしろかった!)を聞いたことなどを書くべきなのに~。

でもやはり、きょうも「ホワイト・カラー」なんです。

最初の1巻, 2巻あたりは、なんとも思っていなかったのです。主役の人、イケメンだな~。でも、ストーリー展開は安易だな~。やはりテレビドラマは短時間で結論を出すから、無理のあるところも多いなあ~、なんて思っていたのですが、どんどん、その「無理なところ」に慣れていき、 スタイリッシュな映像、イケメンなのに演技力もあるニール(というかこの場合はマット君)や、ニールと周りの人たちとのアンサンブルの心地よさが際立ってきました。

前回の日記にも書いたように、ニールは詐欺師で刑務所に収監されていたがFBIの捜査に協力するという条件で外に出された人物なので、いろんな危険なことをやらされるのです。おとり捜査だとか、変装して潜入だとか。そしてピンチに陥りそうになる、その、はらはらドキドキ感がたまりません。 テレビドラマだし、絶対無事に脱出できると分かっていているのですけれどねえ。 危険な任務を健気にこなすニールの姿にピーター(FBI捜査官でニールの相棒)も徐々に信頼を寄せていく様子の描き方もいいですね~。

第4巻の8話では、それまでせっかく築き上げてきた二人の信頼関係が崩れそうになります。そして5巻の10話で、ピンチのニールをピーターが助けたことでまた友情が戻ってくる、というこの辺で、私は完全にノックアウトされてしまいまいました。 まだ第1シーズンの全てを見たわけではないのですが、第5巻の10話が今のところ一番良かったです。第1巻から見るのがかったるい人は,第5巻を見てみてね。お話はそれぞれ完結しているので、途中から観ても全然平気ですよ。

昔から、私が好きになるドラマの中のキャラクターって、ちょっと影のある、秘密のある、繊細そうな感じが多いのです。で、友達に、そうなんだ~、と言うと、決まって友達は一瞬、まを置いたあと、「でも、ご主人違うよね」というんです。だ~か~ら~、現実と夢の世界はちがうんだってば。そんな、影のある秘密のありそうな人と生活してもやりにくいったらありゃしないじゃないですか。 ドラマは、あくまで夢の世界なんですからねっ。

イケメンは笑わない方がいいってのは、どうしてでしょうかね。
つまり、笑顔のかわいいエルヴィスは、イケメンじゃないってことかなあ、やっぱり。。。
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レンタルショップには現在第2シーズンまで置いてます。(本国では第3シーズン放映中)
たっぷりゆっくり楽しむために、一気に観ないで、ゆっくり味わおうと思っています~。だから、また日記に書くかも。

by oakpark | 2012-01-24 00:05 | 海外テレビドラマ | Comments(0)

カテゴリに「海外テレビドラマ」追加!   

今年は海外テレビドラマも観ていこうかと思っています。 今まではあまり食指が動かなかったのですが、「Mad Men」を観て以来、こういうのを軽く観ていくのもいいなあと思い始めました。人物設定とか状況設定とか時代設定とか、いろいろ工夫して視聴者の関心を引こうとしているので、どこに工夫があるかとか、見せ方がうまいなとかいまいちだなとか、そんなところに注目してもいいかなと思っています。映画を観る時とまた違う気持ちで観ることができそう。

ただ、やはりストーリー展開とか、安易なところもあるので、飽きたらすぐやめようとも思っています。10月の日記で紹介した、「Mad Men」はシーズン1を観て、もういいや、と思いました。60年代の設定というのは私てきにはよかったのですが、いかんせん主人公がしぶすぎる。全然笑顔もないし、ユーモアもないし、いつも深刻そうな機嫌の悪そうな顔をしているので、疲れてきてしまいました。女性陣も、みんな身持ちが悪いしねえ~。60年代の米国の広告業界ってあんなんだったの?

で、その後、手を伸ばしたのは、イギリスのテレビドラマの「THE TUDORS ~背徳の王冠~」です。ヘンリー八世と周りの人たちの欲望や駆け引きを描いたどろどろドラマ。主役のヘンリー八世を、映画でも活躍するジョナサン・リース・マイヤーズが演じています。誰もが知っている, 何度もドラマになってきた時代なので、結論を待つ楽しさはないけれど、切り口をどんなふうにするのか、ヘンリー八世をどんな人物に描いているかに興味を持ち借りてみました。アン・ブーリンを演じる、ナタリー・ドーマーという女優さんは多分これがメジャー・デビュー位の若手の女優さんだと思いますが、映画「ブーリン家の姉妹」でアン・ブーリンを演じたナタリー・ポートマンより、私が想像するアン・ブーリンに近い気がしました。少し、意地悪っぽい、気の強そうなお顔をしているんです。きっと、アン・ブーリンは策士だったでしょうからねえ。これも、シーズン1の3巻か4巻位まで見ましたが、少し飽きてきました~。ヘンリー八世がアン・ブーリンと結婚するために、いろいろ画策している辺りです、まだ。 でも、衣装とか豪華よ~。テレビドラマだけれどお金かけてるんとちゃう?
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そして今最もはまっているのがこちら、「ホワイト・カラー」です!!きゃ=!
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なにがきゃ=!かというと、主役の詐欺師、ニールが超かっこいいんです! 演じるのはマット・ボマーという役者さんなのですが、あえて、アラン・ドロン以来の男前、と言わせてもらいましょう。アメリカ人だけれど、ちょいヨーロッパの雰囲気のするイケメンです。 衣装もよくてねえ。黒のタートルが超似合う。いや、黒のタートルとイケメンってとっても相性がいいです。今回再発見しましたよ。田村正和も似合ってるけれど、マット君には負けますね~。もちろん、タートルだけでなくスーツ姿もおしゃれでかっこいいです。番組のスタイリストがいいのでしょうね~。それに、ニール君(=マット君ね)が住んでいるおうちのインテリアもいいんです、アンティークっぽくてね。おしゃれ~なんです。インテリアスタイリスもいいですね~。ストーリー設定的には若干無理があるような感じがしないでもない。。。 というのも、ニール君はじつは犯罪者で刑務所に入っていたのですが、その偽造テクニックや世界中の美術や名品への知識の幅広さ、明晰な頭脳などを買われ、FBIの捜査を手伝うという条件で刑務所から出されるのです。そして足にGPS機能の付いたアンクレットをつけて、FBI捜査官のピーターとコンビを組むことになるんです。 まあ、実際にはそういうこともあるのかもしれませんがね。デカプリオが演じた「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のモデルである、フランク・W・アバグネイルなんてそうなのですよね。 それにしても、あまりにもあっさり刑務所から出されるからビックリ。その上、洋服を調達するために入ったリサイクルショップで、大金持ちの未亡人に気に入られ、その未亡人の家に住まわせてもらい、亡くなったご主人の洋服も使わせてもらえるなんてねえ~。その洋服がまあ、おしゃれなこと。ニール君に似合うったらありゃしない。 でもって、ニール君の相棒のピーターもいい味出しているんです。やり手なんだけれど、ちょっととぼけたかんじで。私としては、子供のころ大好きだった「かわいい魔女ジニー」の ’との’を彷彿とさせる感じなんです。で、愛妻家のピーターの奥さん、エリザベスを演じるのがティファニー・ティーセンで、私が1992年頃にアメリカに滞在していたときにテレビで何度も再放送をしていた「Saved by the Bell」というティーン向けドラマでマドンナ的存在の女の子を演じ、その後「Beverly Hills 90210」にも出ていた女優さん。いい感じにふくよかな大人の可愛い女性になっています。ニールは囚われの身なので、もちろん車もないし自由に動き回れないので、いろいろ調査するなどのお手伝いをするのがモジーという、オタクっぽい男。この4人が主要登場人物です。まあ、よくある設定と言えばそうですが、それぞれの役者が魅力的です。

見どころはやはり、とぼけたピーターと男前ニール君の掛け合いと、ニール君のいかした表情かな。特に私が気に入っているのは、ニール君が恋人のケイト(この人はちょっと魅力薄)を想うときの切なそうな表情とか、ピーターにおねだりするときの表情とか(アンクレット外してよお、とか)、いつもはクールだけれど、ときどき必死になって、ブラウンのウェーブの髪の毛がはらりと額に落ちるところ、なんかです。(マニアックすぎ?)  ただいま、第1シーズンの3巻まで見ました。1巻2巻あたりはトリックが安易な感じがしましたが、3巻くらいから面白くなってきましたよ~。出てくる女性もみんな綺麗で、ホント目の保養になるドラマですっ。

by oakpark | 2012-01-18 19:58 | 海外テレビドラマ | Comments(7)

映画 『永遠の僕たち』   

今日も寒いです。我が家のおねえちゃん、センター試験がんばっているかなあ。。。 私が編んだお守り代わりのひざ掛け、おばあちゃんからもらったお守り、友達からもらったタオルハンカチ、中学の時の塾の先生からもらったお守りなどを携えて出かけていきました。みんな見守っているからね~。

さて、きょうは先日、今年度初の映画館で観た映画『永遠の僕たち』を紹介します。
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『永遠の僕たち』 (Restless, 2011)  監督:ガス・ヴァン・サント 出演:ヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ、加瀬亮

まず、ガス・ヴァン・サント監督だということで選びました。ガス監督は、私が映画好きになるきっかけとなった俳優の故リヴァー・フェニックスの晩年の代表作「マイ・プライベート・アイダホ」の監督で、リヴァーとは私生活でも仲が良かったそうで、その後もずっと意識してきました。最近では「ミルク (2008)」をDVDで観ました。男の子を魅力的に撮る監督のような気がしています。今回のこの映画は撮影場所が監督の故郷で、「マイ・プライベート・アイダホ」も撮影された、オレゴン州ポートランドということで、「マイ・プライベート・アイダホ」と共通点があるような気がして、バックの景色も含めて興味津々で観ました。

両親を交通事故で亡くし、自身も臨死体験をした少年が、病で余命いくばくもない少女と出会い恋に落ちる。見ず知らずの人の葬式に出席するのが趣味の一風変わった少年の唯一の友達が、少年にしか見えない神風特攻隊員の幽霊。少年が少女と出会うことで、三角関係が生じてくる。原題が「Restless」ですが、魂がrestしていないことでつながった少年と特攻隊員の関係や、二人が感じている閉塞感が、死が迫っているのにrestしている少女の存在により刺激を受け、変化していく物語だと思いました。出撃の前に恋人に手紙を書いたのに、出すこともできず宙ぶらりんの状態で死の世界の住人となってしまった特攻隊員が、恋人同士になって楽しい時間を過ごす少年と少女をを寂しげに見つめる姿がちょっぴりせつない。 

そう、このあたりなんて、「マイ・プライベート・アイダホ」に似ているのよ(と、急に言葉遣いが変わる)。リヴァーとキアヌが親友以上くらいに仲良くつながっていたのに、キアヌに恋人ができてリヴァーがさびしく去っていくっていうとっても切ない話だから。リヴァーは実生活でもキアヌのこと大好きだったみたい。。。 でも、ってことは、加瀬亮がリヴァー?? いや、ちがうでしょ。まあ、そんな、男二人と女ひとりの映画なわけです。

だけどですね~。今の私にはこういう映画はダメだ。親はどこにいるんだい?と思っちゃう。死を間近にして一番大切なのは恋人なのかよ、って。まだ10代なのに? それにベタベタしすぎるんだよ、そこの二人、なんて思っちゃった~。 ただ単に、私がオバサンだからと言えばそれまでなんだけれど、息子に彼女が出来たっていう現実も関係しているかも。。。 ゲイのガス監督には、母親の気持ちはわかんないかもね~と、思ったり。まあ、そういうことがテーマの映画ではないとは百も承知ですが。

でも、映像がとっても綺麗。ポートランドの緑豊かな景色も美しいし、少女のお洋服がとにかくかわいい。かなり意識してスタイリングしています、これは。映画の見どころの一つです。ヒョウ柄のコートに赤い手袋が色白のショートカットの少女に生えて、とっても素敵。 まあ、高校生のデートでそこまでおしゃれする?とも思ったけれど。一箇所、「マイ・プライベート・アイダホ」での一シーンと同じカフェで撮影したのではないかと思われるシーンがあって、個人的にぐっときました。

主演の男の子は、名前からもわかるように、去年亡くなった名優、デニス・ホッパーの息子です。ちょっと目の当たりが似ています。なかなかの美少年です。しかし何才の時の子どもなのかしら。映画の一番最後に、In Memory of Dennis Hopper のクレジットが出ました。ガス監督はそういうところがとても優しい人で、確かりヴァーの亡くなった直後の映画「カウガール・ブルース」でも、リヴァーの妹を起用し、最後にIn Memory of River Phoenixのクレジットがあったと思います。さて、デニス・ホッパーの息子、ヘンリー・ホッパーはこの後ブレイクするでしょうかどうでしょうか。演技的には少年も少女も、イマイチの感じがしたのですが。。。特に少女が病気のことを告白するシーン。あんなに淡白でいいのか?って思いました。でも10代の子達ってこんなもん?

幽霊役の加瀬亮は英語がとても上手です。今までハリウッドに進出した日本の俳優(私が知っているのは工藤夕貴とか渡邊謙)のだれよりも上手。ウィキペディアでみると、7才までアメリカに住んでいたとありますが、それであれだけ上手くなるのでしょうか、といううまさです。どんどん海外に出ていくといいと思います。日本人がハリウッド映画で活躍する姿も見てみたいですね~。

あと、驚いたのは、ただ神風特攻隊員という設定で日本人を出すだけではなく、ガス監督は、長崎の原爆の映像も映画に盛り込んでいました。広島ではなくて長崎なのですが、ドキュメンタリー映画ではなく普通の映画、しかもアメリカ人が作った映画の中に、原爆の映像が入るということに驚きました。この映画はいつごろ撮影されていたのかわからないけれど、もしかしたら東日本大震災のあとで、あの映像を挿入することにしたのではないかとも思うのです。世界に日本が経験した悲劇のことを思い出させるために。

別の話ですが、世界的デザイナーのジョルジョ・アルマーニが、東日本大震災後のショーで、日本を意識させるデザインのオートクチュール発表したをいう記事を新聞で読み感動したことがありましたが、今回改めて、世界が日本のことを気にかけてくれているなと感じました。だから尚更、この状況から正しく着実に立ち直っていき、世界の期待や信頼を裏切らない日本でいたいと思ったのでした。 その記事の写真はこれです。
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by oakpark | 2012-01-14 15:52 | 映画 | Comments(2)

間に合った!   

去年の秋頃から少しずつ編んでいた今年の第一作目、ひざ掛けが出来上がりました!駅伝やマラソンを観るときなど、特別なときにしか編んでいなかったので時間が掛かってしまいました~。でも、センター試験に間に合ってよかった。 長女がお守りとして持っていく予定です。 
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次は私のレッグウォーマーを編むつもり。今冬中に編めるかどうか、自信ないですが。

受験生のみなさんには、あすは、思い残すことのないように力を出し切って欲しいものです。マークミスにだけは気を付けて。

by oakpark | 2012-01-13 22:14 | 雑感 | Comments(2)

今年最初の本♪   

軽い本を一冊読みました。 昨年亡くなった立川談志さんが映画について語った本です。映画評とか読書評といった分野の本を素通りできない。ついつい買ってしまいます。
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2008年に出版された本なので、もうすでに談志さんは病に犯されていたのかしら。この世に言い残しがないように本にしたのかな。 本、というよりも、映画について談志さんが好き勝手に、自分の記憶を頼りに語っていることをそのまま記録した、という体裁をとっています。だから、「~かどうだったかな、記憶が定かじゃないけれど」とか、「たぶん~だったかな」というような、曖昧な表現がたくさん使われています。でもきっと、あっているんでしょうね。まさか、間違ったことを本にするわけないし。

談志さんは1936年生まれ。子供の頃から映画に親しんでいたようなので、登場する映画は古いのが多いです。私の知らない映画も沢山。たとえば、家元(「あたし」と読むらしい)のお気に入り、という章でで名前が挙げられている映画は、「若草物語」「ロアーズ」「オー!ゴッド」「幸福の旅路」「禁じられた遊び」「ガンジー」「素晴らしき哉、人生」「走り来る人々」「バウンド」「のるかそるか」ですって。この中だと私は3つ観てます。「幸福の家路」って映画は日本ではあまり当たらなかったらしい。談志さん曰く、タイトルが悪いという。原題が「Heroes」なのに、日本で「幸福の黄色いハンカチ」があたったものだから、変なタイトル付けられちゃった、ということらしい。この映画評でも談志さんの毒舌炸裂。 サリー・フィールドのことを、「この映画で’泣き節’を覚え、それがアメちゃんにうけ、二度のオスカー。アメリカの客なんざあ、甘いもんだ」ですって。 なるほどね~。若い人に「これは見てくださいよ」というなら、ビリー・ワイルダーの「情婦」だって。ふ~ん。見たけれど、まあ、面白かったけれど、そんなにすごい映画なのかあ。

談志さんが一番好きな映画のジャンルがミュージカルというのも、ちょっと意外でした。その中でも一番に挙げているのが「雨に唄えば」。これは私も大好きな映画なので、うれしかった。あと、おかしいのが談志さん、自分のことを堂々とこの本で「性的に未熟」なんて言っちゃってる。もう70歳を過ぎたおじさんなのにね。こういうの年齢は関係ないのかな。だから、ジョーン・クロフォードとかベティ・デイビスみたいな大人の女優は好みではないらしい。で、好きな女優が、デビー・レイノルズ、ミッツィ・ゲイナー、ヴェラ・エレン、ダニー・カレル、ジューン・アリスンらしい。最初と最後しかわからないよ~。あと、談志さん、「何といってもルイ・ジューヴェ。彼を知らない奴とは話はしない」って言っているけれど、だれそれ?です。私には。

総合すると、談志さんは、古い良きハリウッドじゃないけれど、楽しい映画が好きらしい。最近の小難しいのは好みではないそう。社会派の映画も好みでないらしい。 私も、実は、そう。映画の楽しさはハッピーエンドと思ってます。勉強も兼ねていろんなジャンルの、時には辛い映画も観るけれど、やはり一番ホッとするのは単純で楽しくて、美男美女が出てくる華やかな映画。少々つじつまが合わなくてもオッケーみたいな。暇があったら、ハリウッド黄金時代の古い映画ももっと観てみたい。

そういう時のために、この本は大事にとっておこうと思う。談志さんにはもっと生きて、映画のことも語って欲しかったですねえ。そういえば、昨日紹介した「夜霧よ今夜もありがとう」で、浅丘ルリ子のかっこいい夫役だった二谷英明さんが亡くなりましたね。今朝夫が新聞を読みながら教えてくれたのですが、その昔、まだ私が両親と一緒に住んでいる頃、よく父が「・・・・・が亡くなったんやて。昔綺麗やったのになあ~」と母に語りかけていたシーンを急に思い出し、シチュエーションがあまりにも似ていてちょっと背筋が寒くなりました。。。 そういう年頃になったということですね。

さて、きょう1月8日はご存知エルヴィスの誕生日です。 エルヴィスの曲を紹介しなくちゃ。考えてみると私がエルヴィスに惹かれるのも、歌や容姿もあるけれど、エルヴィス=古きよきアメリカ って雰囲気がするからかもしれない。 難しいことや、ややこしいことを全部チャラにしてしまうパワーがエルヴィスにはあるなあ、と思う。 という訳で今日紹介するのは歌詞がとっても単純なこの曲です♪

女優さんを少しだけして、尼僧になってしまった、ドロレス・ハートがかわいい。映画は、エルヴィスが軍隊に入る直前に撮った映画もの。こういう感じの、リズミカルで波打つような歌い方がエルヴィスの真骨頂だなあと思う。全身がリズムの塊みたい。特に引くときがいい。強弱で言うと、弱の部分ね。弱の部分も丁寧で良い声。昨今は声を張り上げれれいい、というような歌い方をする歌手も多いけれど、私はあんまり好みじゃないんです。どうだ、うまいだろう~、みたいに、声を張り上げられても、ちっとも感動しない。歌手の力量は、「強」の部分じゃなくて「弱」の部分にあると思ってます。エルヴィスの「弱」には味がある、深みがある、伝える力がある~。それにしても、I have young arms. とか I have young lips. とか、変な歌詞。どうせ、私にはありませんよ~だ。

by oakpark | 2012-01-08 22:32 | | Comments(6)

映画『夜霧よ今夜もありがとう』   

2012年に入って一週間たちました。

このタイミングであえて言ってしまいますが、今年私はこのブログをたくさん更新するつもりでいます。 きっと今以上に内容の薄い駄文をたくさん羅列することになり、読んでくださる方のお目汚しになろうかとは思うのですが、了承よろしく、です。

今日は、こんな映画の紹介。 去年テレビで放映されているのを録画していてお正月にやっと観ました。
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『夜霧よ今夜も有難う』(1967) 監督:江崎実生  出演:石原裕次郎、浅丘ルリ子、二谷英明、太田雅子

しばらく観て、なんだ、なんだ、なんだ~。これ、カサブランカやん! と思いました。
裕次郎がボギーで、浅丘ルリ子がバーグマンですよ。 裕次郎が昔の恋人のルリ子に会って、酒を煽るシーンの構図なんて、カサブランカと一緒やん。バーのカウンターがあって、うしろに二階に上がる階段があって。。。

そして思いました。ルリ子は演技が上手だなあ。裕次郎はへた。 でも英語は上手だった。

この頃の日本映画はあまり観たことがないので、いろいろと新鮮なのですが、最近の映画と違うのは、役者の力量がまちまちなのが顕著にわかる、というやつ。 最近のは、映画にしてもドラマにしても、新人役者さんでさえ、監督さんに絞られているのか皆さんお上手。 それに比べて、昔の映画は、メインの役者さんこそそれなりにお上手ですか、脇の役者さんに、まさにセリフ棒読みみたいな人がたまにいたりします。たぶん、役者の絶対数が今より少なかったのでしょうね。これもご愛嬌ですかね。

それと、さすが、裕次郎映画、せりふがくさいの~。ちょっと笑っちゃいそう。
裕次郎:一体何をしていたんだ。4年だぞ、4年。
ルリ子:1500回朝を迎え、1500回昼を迎え、1500回夜を迎えたわ。

な、なんで、そんなにすぐに計算できるねん!とツッコミ入れたくなりました。それとも、事前に計算していたのでしょうか。もう少しで結婚するはずだった裕次郎と、不慮の事故で引き離されて4年、つまり1500日ね、と。
正確には4年は、1460日なんだけどね。うるう年分をいれて、1461日。でもまあ、「1461回朝を迎え、1461回昼を迎え、1461回夜を迎えたわ」なんて、さらに間抜けか。。。

これは本当に雰囲気に浸る映画ですね。そ裕次郎になったつもりでタバコをくゆらしバーボンかなんかを飲んじゃったりして、いい気分になるっていう映画ではないでしょうかねえ。裕次郎って男性にも人気ありますもんね。

裕次郎に想いを寄せる娘役にのちの梶芽衣子が、太田雅子という名前で出ています。私の知っている、かっこよくてクールな梶芽衣子と全然違っていてびっくり。 エルヴィス映画にジャラジャラ出てくるこの時代の女性と同じように、白のタートルネックでゴーゴーを踊っていますが、やはり日本人は足が短いわ。

やはりこの曲を貼らずばいきますまい。前奏が存在感あります~。
 


当時はこういう、ハリウッドのリメイクってたくさんあったのですかね。
『カサブランカ』(1942) → 『夜霧よ今夜も有難う』(1967)
『哀愁』(1940) → 『君の名は』(1953)

他にもあるのかなあ。

by oakpark | 2012-01-07 22:26 | 映画 | Comments(2)

今年最初の映画♪   

さて、2012年が始動いたしました。 世の中はいろいろ大変。政治の世界は混迷しそうで、経済は相変わらず不安定。我が家は子供たちも思春期真っただ中で、親子の関係も以前より難しくなりそう。

そんな中、このブログでは、今年もどーでもいいことを書き綴っていきたいと思います。シリアスなことは御法度で。中心は、やはり、映画(主にDVD)、本、趣味のテニスなどになっていきそうですね。今年はどんな出会いがあるかしら。

という訳で、2011年最初に観た映画が「ジョニーは戦場へ行った」であります。たまたまシリアスなのを選んじゃいましたが、これには理由がありまして、、、、このことは後で語ることにして、まずは映画の紹介です。
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「ジョニーは戦場へ行った」(Johnny Got His Gun, 1971) 監督・脚本・原作 :ダルトン・トランボ 
出演:ティモシー・ボトムズ、キャシー・フィールズ、ドナルド・サザーランド、ダイアン・ヴァージ
第一次世界大戦時、アメリカ人の若者ジョーは志願してヨーロッパに出征していく。敵の攻撃を避けようと塹壕に飛び込んだとき爆弾が落ち、目、鼻、口、耳のすべての器官を失うが生きながらえる。研究対象となったジョーは、医師や看護婦の人の行き来を感じながら、祖国に残してきた恋人のことや、父と一緒に出かけた釣りのことなどを思う。 自分が意識があるということを伝えたいと思っていたところに、一人の看護婦がジョーの胸に Merry Christmas と書く。意味が分かったジョーは、わずかに動く首を使って、モールス信号で自分の意志を伝えようとする。ただの肉の塊になったとしても、自分はここに存在しているということをなんとか伝えようとするジョー。 そして、こんな自分でも役に立つことがあるだろうかと考えるジョー。 それを周りの人たちは。。。。

うまくまとめられないけれど、こんなストーリーなのです。タイトルの 'Johnny Got His Gun'は、当時の志願兵募集のポスターにあった言葉、'Johnny, Get your gun'(「ジョニーよ、銃をとれ」)を皮肉っているそうです。銃をとれと言われたからとったら、こうなったよ、ということでしょうか。

さて、なぜ私がこの重い映画を今年最初の作品に選んだかというと、まあ、単に、近所のレンタルショップにあったからなのですが、ここで出会えたということが実はかなりの感動だったわけです。

どうやら去年から今年にかけて、パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン さん(だれ?)が、<Happy the Best>と題して、マニアックな人気を誇るマイナーな作品を安価で復刻させたようなのです。去年の6月、友人に「この映画はDVDにもなっていないし映画館でしか観られないよ。この機会しかないよ」と誘われ、飯田橋のレトロな映画館で観た(というか後半爆睡)、「ハロルドとモード」も復刻されているではありませんか。これ。ほかにもいろいろ面白そうなのがたくさんあるようです。1000円ちょいだし、何か買ってみようかしらん。

で、この<Happy the Best >に見事入選した「ジョニーは戦場へ行った」が、ばーんと、近所のレンタルショップでよく見えるように置かれていて、ついつい、借りてしまったわけです。

というのもですね(長くなりそう)、そもそもこのお話、私は小学校時代に学級文庫で読み、いたく印象に残っているのです。なぜ、印象に残っているのか、どういうお話だったかはつい最近(というか映画を観るまで)忘れていたのですが、きっと小学生の私にとってはじめての「感動するお話」だったのではないかと思うのです。それまではきっと「面白いお話」、あるいは「悲しいお話」はあっても「感動する」はなかったのではないか、と。「ジョニーは戦場へ行った」というタイトルを、だから、ずっと大人になっても良いイメージで覚えていたのです。で、その後、今から約10年前、リヴァー・フェニックスをきっかけに映画ファンになり、リヴァー関連の映画を次々と観ていき、リヴァー最期の作品「愛と呼ばれるもの」(1992)の監督、ピータ・ボクダノヴッチの代表作品である「ラストショー」(1971)を観るにいたりました。私の映画鑑賞は、こんなふうに芋づる式が多いです。で、最初は何を目指していたのかわからんようにもなったりするのです。とにかく、この芋づる式で観た「ラスト・ショー」が私好みの良い映画で、主演のティモシー・ボトムズも私好みの繊細な雰囲気を漂わせている俳優だったから大変。調子に乗ってティモシー・ボトムズの出演作品を調べはじめました。すると、なんと「ラスト・ショー」と同じ年に「ジョニーは戦場へ行った」に出演しているではありませんか。これって、小学生の時に読んだ、あれやん!というわけで、どうしてもこの映画を観たい~と思うようになりました。

ところが、こんなマイナーな映画、近所の○タヤに置いている訳がない。渋谷まで行けばあるかもしれないし、実際今までにも、お目当ての映画を求めて渋谷まで出かけていったこともある。気になっていたし、ティモシー・ボトムズを見たいし、どうしても借りたい~。でも、あるとき、私のこの映画に対する良いイメージに傷がつく事件が起こりました。映画好きのお友達が、「私、あの映画を観てトラウマになったのよねえ」というようなことをどこかでおっしゃっていたのです。え=、そうなの!もちろん、題材が題材だけにかなり酷い映画であることは間違いない。あの、Mさんがトラウマになるなんて、そうとう怖い映画に違いない。怖がりの私に観ることができるだろうか、と急に自信がなくなり、探すことも諦めていたのです。

そこに、今回の<Happy the Best>ですよ。 Mさんの言葉がちらっと脳裏をかすめはしましたが、ひどいシーンは早送りにしようと意を決して借りてきたのでした。で、実際は、こういうもんだとして観ると酷くもなんともなく、早送りの必要はありませんでした。むしろ私はMさんが大好きという、「ゴッドファーザー」のほうが酷いと思うんだけれどなあ~。 が、しかし、小学生の時に味わったであろうような感動は特にはありませんでしたね。あのときは、こういった、人間の命の意義とは、といったテーマが、それが分かっていたかどうかば別にしても、珍しく新鮮だったのでしょうね。

なにはともあれ、ひとつ宿題を終えた気分です。スッキリ!

つけたすと、この映画の原作は、監督、脚本もつとめたダルトン・トランボが第二次世界大戦勃発時の1939年に発表した小説です。反戦的な内容のせいで発禁処分になり、戦後復刊。朝鮮戦争時にはまた発禁になり、休戦後復刊。この映画が作られた1971年はまさにベトナム戦争時。他に監督をしてくれる人もなく自分で撮るしかなかったのでしょうね。トランボはマッカーシーの赤狩りにひっかかり、映画界から追放された人物です。のちに偽名を使って書いた脚本の中にはあの「ローマの休日」もあるんだそうな。

by oakpark | 2012-01-05 21:20 | Comments(2)

2012年!   

2012年になりました。 今年はどんな年になるのでしょうか。去年よりは良い年になって欲しいです。今年もよろしくお願いいたします。

さて、私のお正月は、今年も地味でした(笑)。
初詣は、片道徒歩20分の近所の神社で行いました。いつの頃からか恒例になってしまったのですが、紅白歌合戦を見終わってから、我が家の女3人で行きます。男2人はそれぞれ2日に別の神社で済ませたようです。私は家族5人で一緒に出かけたいのですが、なぜか、今はこういう形態になっています。

元旦は、実業団駅伝を見て、夜は、前から楽しみにしていた「開拓者たち」というNHKBSのドラマを観ました。私が今注目している満島ひかり主演のドラマです。

2日、3日は、もちろん箱根駅伝です。今年もいろいろドラマがありましたね~。 一番人気の柏原竜二君、がんばりました。1年生の時に彗星のごとく現れ、その後もことあるごとに注目され、プレッシャーも大きかったでしょうが、4年生の今年は見事にキャップテンをつとめ、自ら区間新を叩き出しました。数年前に解説の瀬古利彦氏が「彼には、低迷している日本のマラソン界を押し上げて欲しい」と語っていて、そのとき、柏原くん本人はどう思っているのかなあ、ずっと陸上をするつもりなのかなあ、と思った記憶があります。高校時代は無名で、高校卒業後は大学には進まず就職しようとさえ思っていた、普通のランナーだったそうですから。しかし、さきほど、ネットで見ると、将来はマラソンに挑戦したいと明言したそうじゃないですか。りっぱです。ゆっくり焦らず頑張って欲しいと願います。

神奈川大学の9区から10区へのタスキリレーははらはらしました。あと、20秒で繰り上げスタートという微妙タイミングで、9区の選手が脱水症状を起こし転倒。その後立ち上がるもまた転倒。這うようにしてなんとか間に合ってタスキをつなぎました。若干、温情があったのかなと思うほどのきわどいタイミングでした。

明治大学が3位と検討しました。長女の中学時代の親友が駅伝部のマネージャーをしているので応援していました。早稲田よりも上に来たとはすばらしいです。

ゴール直前のラストスパートなど、見ているだけでこちらも息苦しくなってしまいそうなシーンが今年もありました。いや~、箱根駅伝は面白いです。


そして、そのあと、前から次女にせがまれていた、新大久保行きを敢行いたしました。
いや~、すごかった、新大久保。 はじめて原宿に行ったときもびっくりしたけれど、こちらもすごい。原宿がジャニーズの街なら、新大久保は韓流スターの街です。ここかしこに、韓流スターのグッズを売るお店があって、韓国料理店が軒を並べていて、大勢の人で賑わっています。女性が多いけれど、男性もいます。中学生くらいの子もいれば、年配の女性もいるし、中年くらいの男性もいます。韓流スターって、人気があるのですねえ。次女も大満足の買い物ができたようで、私も満足。よい子ども孝行ができました。次女が今気に入っている曲はこれです。


かっこいい女性に憧れている次女ですが、今日も食べ過ぎてしまい、明日からダイエットをするそうです。。。

あすから夫は仕事。私も通常の生活に戻ります。

by oakpark | 2012-01-04 01:04 | 雑感 | Comments(2)