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先週はいろいろありました。。   

昨日の日記の訂正から。『年下の男の子』はキャンディーズの5枚目のシングルでした。この曲以降、センターが蘭ちゃんに代わりましたが、引退を決めてから一度だけ「わな」という曲でミキちゃんがセンターになったそうです。これは蘭ちゃんとスーちゃん二人からの提案だったそう。「センター」って大事なんですね~。今やセンターがファンの投票で決められる時代ですからねえ。きびしい~。お暇な方はこちらをどうぞ。キャンディーズシングルメドレー

と、こんなどうでもよいことを書いていますが、先週はいろいろありました。

まず一番の事件(?)は、4月から次女が通う中学の指定校変更をしたことです。どのような手続きかといいますと、まず1月の第2週頃に、あなたの通う中学はここですよと知らせてくれる「学校指定通知」という葉書が来るのです。この指定された中学と違う中学に通いたい場合は、20日から27日の間に役場に行って「指定校変更願い」の用紙をもらいます。そして、ここからが大変なのですが、まず指定された学校の校長先生に会い、これこれこういう事情でこちらの学校には通いませんということを申し立てします。それで了解を得れば、今度は通いたい学校の校長先生に会い、これこれこういう事情でこちらの学校に通いたいので許可してくださいと頼みます。それでオーケーが出れば、もう一度役場に行って指定校変更の手続きをしてもらうという段取りです。家庭によってさまざまな理由があるでしょうが、うちの子の場合は、去年の引越しで隣の校区になったけれど、小学校時代時代に築いた友人関係を維持するためにも、お友達と同じ中学校に行きたいという理由です。もちろん姉も兄も通った中学なので制服もそのまま使え、愛着があるというのもあります。そういったことをすべて盛り込んで「指定校変更願い」の用紙にがんばって作文しました。次女には作文の内容をチェックされ、絶対20日の9時に役場に行けと厳しく言われ、結構プレッシャーがかかりましたよ。 中学の校長先生はお忙しいので、スケジュールをあわせるのも大変で、テニスの試合もあったし(そんなこと言えないし)、外出の予定もあって、スムーズに事が運ぶかどうか、どきどきしました。幸いなことに、そのようなケースなら大丈夫ですと、両方の中学の校長先生に言っていただけて、ほっとしました。通いたい学校は普通の公立中学ですが、なぜか人気が高く、毎年40~50人は越境で来られる方がいるそうです。人数が多いから厳しいよと周りの友人にも言われていたので無事に手続きが終わってよかったです。

あとは、私には珍しいことですが、お友達に誘っていただいて、東京ドームまでキルト展を見に行きました。
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いや~すごかったです。 作品のすばらしさにも驚きましたが、お客さんの多さにも驚きました。平日だというのにどこから湧いてきたのかと思うほどの数のおばさまたちが東京ドームに集結していましたよ。いやほんとお客さんの9割くらい女性だったのではないかなあ。男性は係員の人か製作者の親族かというかんじでしたねえ。作品を見るのに30分待ちというのもあったのですが、その作品の製作者はなんと三浦百恵さんでした。キルトを作られるとは知りませんでした。原色使いのはっきりした色合いの作品でした。30分並んだら近くから見れたのでしょうけれど、まあそこまでしなくてもということで遠目に見てきました。 そういえば、キャンディーズがオリコンで1位をとったのは最後の『微笑返し』だけだったけど、この時代はずっと百恵ちゃんが1位だったそうですね(いいかげんこの話題から離れろって)。 キャシー中島さんも会場に来てミニ講演をしておられました。こちらも遠目に見てきました。それにしても、布と糸だけでこれだけのことが出来るのね、人間の技ってすごいと思わずにいられないすばらしい作品の数々に圧倒されましたよ。 中学生、高校生の作品や、アメリカのアーミッシュが生活の中で実際に使用していた1870年ごろの古いキルトも展示されていました。一緒に行った、自分でもキルトを製作しているお友達は、本来キルトは実用にも耐えうるものであるべきで、あまりにもデザインに走りすぎるのはいかがなものかと言っていましたが、まあ、絵画かと思えるほど精緻な作品もありましたねえ。 目の保養になったと言いたいところなのですが、なったといえばなったのですが、しばらくその場にいると、なんとなく息苦しくなってきました。これらを作る膨大な労力が想像されて見ているだけで疲れてきてしまいましたよ。その辺が、美術館で過ごす時間とは少し違っていました。でも、いい経験でした~。

さて、そろそろサッカーが始まります。

by oakpark | 2011-01-29 23:59 | 雑感 | Comments(2)

キャンディーズ♪   

今回は、本物のキャンディーズの話。

前回の日記を書くのに、久しぶりにキャンディーズの『年下の男の子』を聴き、すっかりキャンディーズにはまってしまっています。三人ともかわいいですね~。三人が全くタイプが違うのところがいいですね。蘭ちゃんは上品で大人っぽい愛らしさがある。スーちゃんは目がきらきらして、まさにアイドル!というかわいいお顔。ミキちゃんは控えめで真面目でか細い雰囲気。ここのところ、お隣の韓国からもやってきたりして、またまた何度目かのアイドルブームですが、はっきり言って最近のアイドルって全然かわいいと思えない。私がおばさんになってしまったからでしょうかね~。昔のアイドルは素朴で一生懸命で初々しいところが魅力。ダンスもどこかぎこちない。でも、そこがいいんだなあ~。

キャンディーズのことを少し調べてみたのですが、デビュー曲は『あなたに夢中』で、この曲から3曲目まではスーちゃんがセンターだったのですね。知らんかったわ。ずっと蘭ちゃんがセンターだと思っていました。デビュー4曲目の『年下の男の子』で、お姉さんっぽい雰囲気の蘭ちゃんをセンターにして大ヒットしたので、その後ずっと蘭ちゃんがセンターになったそうです。デビュー曲を歌う三人の、なんとやぼったいことよ!でもそこがかわいい。必死で笑顔を作ろうとしている一生懸命さが伝わってきます。それにちゃんとハモっていますね。作曲は森田公一です。


突然の引退発表頃の曲『暑中お見舞い申し上げます』では、かなり洗練されてきています。この曲は私が2番目に好きな曲。「ううっう~」も好きだし、蘭ちゃんの「なぜかパラソルにつかまり、あなたの街まで飛べそうです~♪」のところのシンプルな振り付けがいいな。

一番好きな曲はやっぱり『年下の男の子』。 前奏のエレキの音とか、足踏みするような振り付けとか、蘭ちゃんの妙にねちっこい歌い方とか、なぜか好き。くせになりそう~。ではもういちどこれをどうぞ。アイドルの歌唱に男の子が一緒に歌い、歓声をあげるようになったのってキャンディーズがはじめてではないでしょうか。


そしてキャンディースとして一番有名な曲はこれかな。春が恋しくなってきました~。

by oakpark | 2011-01-29 01:26 | 好きな曲 | Comments(4)

『田園キャンディーず』デビュー♪   

風邪はせきになりました。 つまり今回の風邪は、せき→鼻水→せきとなったわけです。こういうパターンもあるのですね~。

で、きょうはテニスの試合に行ってきました。2ペアで1チームの団体戦です。私たちのチームの名前は『田園キャンディーず』。なぜかというと、、、、は、あとで書くとして、団体戦とはどんなものかというと、一回の戦いでで2試合行って、勝敗を決めます。2勝の場合は勝ち、2敗の場合は負け、1勝1敗の場合は、取ったゲーム数の多いほうが勝ちとなります。ゲーム数も同じ場合は、ナンバーワンのペアが勝ったほうが勝ち。一つのブロックは4チームからなり、総当り方式でブロック内の順位を決めたあと、1,2位チーム、3,4位チームでトーナメント方式で試合をし順位を決めます。

結果は、ブロック内で4位(つまり最下位ね)、そして3,4位チームのトーナメントでも一回戦で敗退してしまいました。あちゃー。まだまだ修行が足りませぬ。 というか、皆さん、お上手です。試合慣れした方がほとんど。各地のレディースの試合を転戦されているのでしょう。皆さん、試合巧者ですわ。

私と中高時代の友人のBちゃんペアはナンバー2で出ました。1試合目は4-6で負け。2試合目は1-6で負け。3試合目は6-1で勝ち。4試合目は6-4で勝ちという結果でした。 1試合目は勝ってもおかしくなかったのに、やはり初戦ということで緊張してしまったみたいでちぢこまったテニスになってしまいました。2試合目は実力の差が歴然。これはしかたなかった。3試合目は楽でした。4試合目は、私は結構思い切ってやれました。ボレーが調子良かったです。教訓はつなぎのボレーと決めるボレーのメリハリをはっきりさせること。チャンスではきちんとたたくこと。、1,2試合目はそれが出来ず、決め球に欠きました。

試合結果としては満足いくものではなかったけれど、楽しかった。私がこんなことを言えるようになるなんて驚きです。ず~っと20年間くらい、テニスは嫌いでしたから。 もう一生テニスなんてしないぞって思っていたくらいです。でも、今は、昔あんなに嫌いだった試合が楽しい。ボールの配給がうまくいって、びしっと決められたときはほんとうれしい。もっともっとうまくなりたいと思う。 私をテニスの世界に引きずり込んでくれた、中高時代の友人のBちゃんと、大学時代の友人のYちゃんには感謝感謝です。二人に喜んでもらえるように(ペアを組んでいるので)、もっと練習して上手にならなくちゃ。

さて、『田園キャンディーず』の名前の由来ですが、わかりますか~? 私たちがキャンディーズのファン? ちがいます。南海キャンディーずのしずちゃんに似ているから? ちがいます。

『田園』は、4人とも田園都市線沿線に住んでいるからなのですが(田園調布じゃないよ~)、『キャンディーず』はですね、たまたまだったのですが、4人ともだんなさまがこれなのです。この共通点に気づいたチームメイトのNさんが思いついてくれました。なかなかいい名前でしょう~。


次回の『田園キャンティーず』の出番はいつになるやら。 でも次回はもっと上を狙うぞー。

by oakpark | 2011-01-26 00:07 | テニス! | Comments(4)

ジュリエット・グレコが気になっていたら。。。Patrizio Buannenにあたった   

2~3日前から風邪気味です。
受験生もいるし、あさってはテニスの試合があるというのに。
風邪というと普通はのどの痛みから始まって、鼻にきて、せきになるというのが今までのパターンなのに、今回はなぜかせきから始まって、今は鼻に来てます。じゃあ、次はのどなのだろうか。。。

昨日は少しからだがしんどくて、次女の部屋のベッドで寝転がっていると、次女が暖房をつけてくれ、飴をとってきてくれ(のどは痛くないのに)、しかも、笑っちゃったのが、エルヴィスのCDをとってきてプレイヤーにかけてくれたのです。「お母さんの気持ちが和むかもと思って」ですって。なかなか優しいところのある子です。誰に似たのかしら。それにしても、ジェットコースターのような性格の長女を見ていても、誰に似たんだろう?と不思議に思うし、潔癖症で時に頑固な長男を見ていても、誰に似たんだい?と思います。夫に言うと、「その、なんでもかんでも遺伝子のせいにするのはまちがっているんとちゃうか?」と言われました。そうかなあ。やはり遺伝子だと思うんだけどなあ。。。。

さて、前回のブログに書いた映画とジュリエット・グレコが気になっています。シャンソンもいいですね~。なんか、大人になった気分。ってあんたもうおばさんでしょ、といいたいが、皮膚はおばさんでも心はまだまだ大人じゃないんですよ。『17歳の肖像』の中で、ジェニーが髪をアップにして、ノースリーブのワンピースを着て、サングラスをしてパリの街でタバコをふかすシーンなんて、かっこよかったわあ。憧れます~。でも私には無理だわ~。タバコを吸ったことないし(!)、ノースリーブ似合わないし(腕が太くて)、パリに行くお金がない!

で、youtubeでジュリエット・グレコをいろいろ検索していると、どこをどう押さえてしまったかのか、Patrizio Buanneというイタリアの歌手が出てきたのです。出てきたのはこれだった。

エルヴィスも歌った、You Don't Have To Say I Love You のイタリア語版ですね。 伸びやかな歌声に心惹かれ、またまたいろいろ検索してしまった。これがまたかなりよかったのよ! 私好みの幅のある低音、そして若干ハスキーな部分もあって。 Fly Me To The Moon もよかった。

1978年生まれの32歳で、イタリアの伝統的なカンツォーネやアメリカの60年代ポップスにも影響を受けたクルーナースタイルの歌手のようです。上のようなバラードも素敵なのですが、わたしが、お!と思ったのはロックンロールも歌えるということ。これなんか結構いいですよ。

これではないけれど、エルヴィスのHound Dog やAll Shook Up を歌っている映像もあって、すごくかっこよかった。私の中で、エルヴィスを歌った歌手の中でかなり上位に入りました。 私にはちょっと苦手なタイプのイケメンだけれど歌が良いからいいわ。この歌手、これからも注目してみようと思います。

by oakpark | 2011-01-24 00:23 | 好きな曲 | Comments(0)

映画「17歳の肖像」   

すごく良かった、この映画!
映画を観た直後から、この曲が頭から離れない。

主人公の女の子が自分の部屋で、寝転がって、うれしくてしかたがないといった表情を浮かべながらレコードにあわせて、『パリの空の下』を口ずさむ俯瞰の図。 そして、階下から父の「フランスの曲なんか聴くな!」という声。この少女の境遇を如実に表しているシーン。映画が始まって5分くらいで、このシーン、この曲。 ひきつけられて、この映画、絶対面白そうだって思った。 いい曲ですね~、『パリの空の下』。物悲しげで、情熱的なメロディ。エディット・ピアフのとイブ・モンタンのバージョンも聴いてみたけれど、この映画で使われているジュリエット・グレコのが一番良かった。イブ・モンタンはもっとスマートな感じ。エディット・ピアフはこの少女のテーマソングにするには老成しすぎ。 ジュリエット・グレコのは生々しいというか、歌声がせまってくる感じ。「^う~う」ってところが好き!

「17歳の肖像」(An Education 2009) 監督: ロネ・シェルフィグ 出演:キャリー・マリガン、ピーター・サースガート

舞台は1961年のイギリス。 名門の高校に通う16歳のジェニーはフランスに憧れる女の子。両親の期待通りにオックスフォード大学への進学を目指して勉学に励む優等生で、チェロも弾いている。同年代のボーイフレンドもいるけれど、心のどこかで、退屈な毎日に満足できず刺激的な大人の世界に憧れている。 そんなある日、雨の中、チェロを抱いて立っていると、年上の男性から、「あやしまないでおくれ。僕は音楽を愛する人間で、チェロが心配だからチェロを車に乗せてあげるけど、君は車の横を歩いていいよ」と声をかけられる。 気のきいたジョークをとばせる大人の男性ディヴイッドにどんどん惹かれていくジェニー。ディヴイッドに誘われるままに、コンサートやらオークションやらに出かけていく。 当然の事ながら、学校の成績は落ちていき、両親の期待も別の方向へ行き。。。

なぜか涙が出てきてしまったシーンは、ジェニーの様子の危うさに気づいた、ジェニーに期待を寄せていた女教師がジェニーの言動をとがめたときに、ジェニーが涙ながらに「女が勉強してなんになるの?女なんてせいぜい家事にしばられるか、生徒のつまらない小論文を読みつづけるかどちらかでしょ」とまくし立てるシーン。その前に、デイヴィッドと楽しいデートをして帰宅したジェニーが、深夜に近い時間だというのに、母がキッチンで必死で鍋のこげを落とそうとしている姿を哀れむような目で見ているシーンがありましたっけ。この時代の女のせつなさがにじみ出るジェニーの言葉に、思わずぐっときてしまった。プライドが洋服を着ているような女教師の存在もよかったな。

でも、なんといっても、主演のキャリー・マリガンがいい! 1985年生まれだからこの映画を撮影したときはすでに23,4歳くらいになっているはずだけれど、童顔でくしゅくしゅっとしたマシュマロのような皮膚感。笑顔がとってもっキュート。少女とも女ともつかないような微妙な年頃をよく演じきっていたな。 昔観て好きだったテレビドラマ『高校教師』の桜井幸子を思い出した。お顔自体はアナウンサーの渡辺真理に似ているけれど。 生まれ変わったらこんなかんじになりたいかも(そういうの多すぎ?)。 この映画の魅力は、ほとんど、キャリー・マリガンの魅力といっても過言ではありますまい。

デイヴィッドにまんまとだまされていく両親の行動にはちょっと納得がいかないけれど、おどおどしたかわいい顔した同年代のボーイフレンドや、デイヴィッドのうさんくさい雰囲気や、車のトランクで指輪を探すシーンやいろいろ、なるほど~と思えた。


いや、とにかくよかったです。ひさびさに。今晩二回目を観るつもり。はやくサッカーが終わらないかなあ。。。

by oakpark | 2011-01-22 00:14 | 映画 | Comments(2)

哲学はむずい。   

世の中、ちょっとした哲学ブームじゃないですか?
ちがいますかねえ。 我が家だけかしら。

夫が「ハーバード白熱教室」を毎回録画しています。
私に、「観る?」ときくので、「そんな、うだうだしたもん、いいわ」というと、「哲学は人生でとっても大事だ」とかいうのです。今まで「哲学」なんてものとは程遠い生活をしてきたくせに。

高1の息子が、哲学にちょっぴり興味を持っているようです。「なんか哲学のことを書いた本ない?」と少し前に聞いてきたので、私のいつもの癖で、先に購入しておいた「ニーチェの言葉」を貸してやりました。
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すると、あっという間に読んでしまいました。私はまだ読んでないんだよ~。
悔しいので、これまた少し前に買っていた、内田樹の「寝ながら学べる構造主義」を読み始めました。
これがむずかしい~。寝たままなんてうそばっかり。パッチリお目目を開いて背筋を伸ばして読んでもようわからん。 

そういえば、少し前に読んだ、哲学者の鷲田清一の「モードの迷宮」もようわからんかったなあ。ファッションの話だからわかりやすいと思ったのに。
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長女いわく、今回のセンター試験の国語の問題でこの先生の文章が出題され、それと同じ文章が長女が高校に入学したときの入試問題でも使われていたそう。きょう、国語の先生が先に使ったのはこっちだと、自慢していたそうな。

息子に、これおもしろかったよ、読んでみる?と言われたのが、岡敦著の「強く生きるために読む古典」
「お母さん、この本で紹介されている本のどれか読んだことある?」と聞かれたのですが、あるわけないやん! 紹介されている本というのが、「失われた時を求めて」(プルースト)、「野生の思考」(レヴィ=ストロース)、「悪霊」(ドストエフスキー)、「園遊会」(マンスフィールド)、「小論理学」(ヘーゲル)、「異邦人」(カミュ)、「選択本願念仏集」(法然)、「城」(カフカ)、「自省録」(マルクス・アウレーリウス」 ですもの~。
でも、「ない」というのも悔しいので、「う~ん、『異邦人』は買ったことあるよ」と言っておきました。

こういうのを読みたがる、生意気盛りの年齢になってきたということですかねえ。

毎年書いていますが、阪神大震災の直後に生まれた子なので、もうすぐ16歳です。

by oakpark | 2011-01-17 18:22 | | Comments(2)

これは絶対お薦めです! 高峰秀子「私の渡世日記」   

あまり褒められた方法ではないとは思うのですが、最近の私の読書の仕方は、まず書評などを読んで気になった本をとりあえず購入して積んでおき、時間が空いたときに、そのときの気分で読む本を決めるというものです。 図書館をあまり利用せず、買っておくなんて、なんてもったいない、と思われるでしょうが、残りの人生で読める本も限られているし、洋服などに比べると金額的にもたいした額はないので、そのあたりは節約しない主義です。とはいっても、そうやって「買っておく」のは、やはりハードカバーの本はほとんどなく、もっぱら文庫本が多いです。

今回は、高峰秀子さん死去のニュースを聞き、以前に「コットンが好き」という本が良かったので、その関連で買っておいていた「私の渡世日記 上、下」を読みましたが、これがなんと当たりも当たり、大当たりでした!
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高峰峰子さんが50歳くらいのときに、それまでの映画人としての人生を振り返り、印象的なエピソードを面白おかしく書いているのですが、まず驚くべきことは、高峰さん、本当に文章がお上手です。5歳の頃から俳優として一家の稼ぎ頭だった高峰さんは学校にもろくに行っていないのにもかかわらず、語彙も豊富で、ユーモアも、ちょっぴり毒も、そして細やかな気遣いもすべて上手に文章に織り込まれていて、あっぱれのひとことです。それまでの人生で出会ったさまざまな著名人のことを書き連ねていくスタイルは、以前に読んだ、宇野千代の「生きていく私」を思い出しましたが、断然高峰秀子さんのほうがっ読み物として面白かった。なんというか、文章が男っぽいのですよね。たぶんご自身の性格もかなり男っぽい部分があるのではないかな。女が女の武器を使いながら生きてきたのではなく、女が男っぽく見せながら、でもやはり女よという部分も残して周りに愛されながら生きて生きた人が高峰秀子という女優だと思いました。もちろん、これだけさばさばした性格なのだから敵も多かったでしょうが、万人にいい顔をしようとして存在がぼやけてしまうよりも、アクセントのきいた中身の濃い人生を歩むほうがこの人には合っていたともいえます。

文章にもリズムがあってとても読みやすい。たとえば、野球の事を書いたくだりでは、「私から見れば野球とは『四角い線を引いた中で、小さいボールをあっちへ投げたりこっちへ投げたり、バットでブッ叩いたりしているゲーム」という程度なのだから、他人にバカだと思われても仕方がない」だし、木下恵介監督に使われ演じた役のことを「頭のイカれたストリッパー」「優れた女教師」「ノイローゼの女学生」「八十五歳の不幸な老女」「平凡な主婦」「バカ丸出しの女房」「奸智にたけた妻」なんて表現している。一方、戦争中に慰問袋の中に自分のブロマイド写真を入れた若者たちが戦場に散っっていったという悲しい事実に対する複雑な心境もしみじみと語っている。生涯苦しんだ母との関係も、黒澤明に抱いた恋心も、私にはいちいち驚くことばかりで、近年にない速さで読破してしまった。 高峰秀子という人は、たいした人だと思う。 当事の女優さんはみなこれくらいの気骨をもっていたのかもしれないけれど、それにしても壮絶な女優人生だ。 同じ子年生まれということもあって(三回り違う)急激に親近感を持つようになった。この本をを書いていた時のの年齢も近いし。彼女の文章力の足元にも及ばないし、これからも追いつきそうにもないけれど、せめて彼女の100分の一でもいいから、不要なものを切ってすっきり生きる処世術を身につけたいものだ。

本の表紙の絵も、高峰秀子をかわいがった著名人の一人である、梅原龍三郎が描いた高峰秀子像です。

というわけで、当然の事ながら次は高峰秀子の本業である映画を見たくなった。
すぐにレンタルショップに行ったが、私がまず見たいと思った「浮雲」「カルメン故郷に帰る」「笛吹川」など、高峰作品がすべて貸し出されていて、かろうじて残っていた小津安二郎監督の「宗方姉妹」を見た。
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古風で貞淑な姉(田中絹代)と、おきゃんで自由奔放な妹(高嶺秀子)が男前の上原謙にほれる。置いてけぼりの山村総。 という話ではなくて、姉妹の性格の違いを時代の移り変わりに重ね合わせて結婚生活の不条理を描いている映画とでも言おうか。高峰秀子びいきになったからというわけではないだろうけれど、この映画での高嶺秀子もかわいい。一番印象に残る。 こんな役やら、どんな役やらが出来た人なのか、他の作品も随時見ていきたいです。 お勧めがあったら教えてくださいね!

by oakpark | 2011-01-11 23:51 | | Comments(4)

今日は1月8日です~♪   

さて、何の日でしょう。
このブログをずっと読んでくださっている方がもしいらっしゃったら、その方はもうお分かりでしょう。なんたって、ブログをはじめてから毎年、1月8日にこのことを書いているのですから~。2007年の6月にブログを始めたので、今までに3回書いたことになりますね。さて、今年もしつこく書くことにしよう。

はい、きょうは、私の大好きなエルヴィス・プレスリーの誕生日でございます。私がエルヴィスのファンになったのは、忘れもしません、2005年の10月でした。8月末に興味を持ち、9月いっぱいファンになっていいものかどうか熟慮し、10月にはすっかりファンになっていました。なので、今年で6回目の誕生日を迎えたことになりますね。めでたい、めでたい。 誕生日にあわせて毎年開催されている「エルヴィス誕生日イベント」にも欠かさず参加していましたが、今年はあろうことか次女のミニバスのイベントと重なってしまい泣く泣く欠席します。残念だわ~。今年はあす1月9日に有楽町のよみうりホールで開催されますよ。これです。もし興味がある方は(いないと思うが)、足を運んでみてくださいね♪

さて、エルヴィスですが、いつも言っていることですが、日本では認知度が低いです。私の出身大学の東京での認知度と同じくらい低いかも(?) みんな名前は知っているんだけれど、「あの、太った人でしょ」くらいしか知らない。これも何度も言いますが、本当に太っちゃったのは、亡くなる前のほんの一年くらいだったんだから~。 エルヴィスのことを悪く言う人は、たいがい、「ビートルズみたいに作曲していない」とか「やすっちい映画にばかり出た」とか「ドーナツを食べ過ぎて太っちゃった」「ド派手な衣装を着て道化師みたいだった」とか言うんです。全く外れているとはいえない部分もたしかにあるにはあるけれど(でも、ドーナツは違うよ)、エルヴィスが後世に与えた影響力は計り知れないものがあると思うのです。今でも映画を見ているとよく「エルヴィスみたいな。。。。」というせりふが出てくるし、歌の歌詞にも出てくる。「エルヴィスみたい」といえば、とにかく華やかで大きくてみんなの憧れ、夢のような存在を表すのです。 Elvis という文字を見ただけで、ぱっと明るイメージが思い浮かぶ。そんな存在の人って他にいるでしょうか。 

Elvis に影響を受けたアーティストってたくさんいるけれど、私が知っている範囲の有名どころでは、ジョン・レノン、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、U2のボノ ですかねえ。 あと、フー のロジャー・ダルトリーはテレビで(たぶん 「エド・サリバン・ショー」だと思います)、エルヴィスを見て、なんていかす顔だろう、なんてかっこいいんだろう、僕もあんなふうになりたいと思った人。フーのピート・タウンゼントが、そんな盟友ロジャーの体験と器量がが悪いと思っていた幼い頃の自分を重ね合わせて書いた「Real Good Looking Boy」という曲は、私も大好きで、歌詞の後半ではなぜか涙ぐみそうになったりもします。 「子供の頃に『あの顔』を見た。なんてハンサムな人だろうと思った。初めて自分の顔を鏡でまじまじと見て、僕だってあんな風になれると思った。母さんのところに行って、僕もあんなふうに空高く舞い上がるんだよと言った。すると母さんは、お前はぶさいくなんだよ。彼とは似ても似つかないよ。代々受け継がれた遺伝子のせいでそんなったんだよ。でも僕は君に出会い、ありのままでいいんだ、ありのままが美しいと知ったよ。君はかぐわしい香りと共に舞い降りてきて、僕の人生を明るくしてくれたよ。神は彼に美しい顔を与え、彼が僕にそれ以上のもを教えてくれた。そして愛しい君に出会えた。君のおかげで僕は僕自身がいかすやつだって思えるようになったよ」 
かなりの超訳ですが、大意はこんな感じだと思います。 

When I think back to the
first time in my childhood
When I saw that face
I thought right then,
'That's a real good looking boy'

I saw myself in the mirror
in profile
for the first time
I thought,
'Hey! That's a real good looking boy'

And I felt then
that I moved
With all those lucky fucks and angels
High in the theatre
In the sky

So I ran to my mother
I said,
'Mom - take a look at me
Have you ever seen a teen
Fly so high?'

That's a real good looking boy
That's a real good looking boy

She said,
'Son, well, you know,
you're an ugly boy.
You don't really look like him

In this long line
There's been some
real strange genes
You've got 'em all
You've got 'em all
With some extras thrown in'

That's a real good looking boy
That's a real good looking boy
That's a real good looking boy
That's a real good looking boy

Wise men say
Only fools, only fools rush in
But I - I can't help
Falling in love, in love with you

Now I'm here with you little darling
And you say, 'You're beautiful as you are'
And I've managed somehow to survive

You arrived in my life like a fragrance and
you help me find a way to laugh
Now I Know how so-called beauty lies

God gave him a face
Then he gave me something above
God gave me a grace
Man, he gave me your sweet, sweet, sweet love

You make me feel like I'm a real good looking boy
I feel I'm a real good looking boy
That's a real good looking boy
That's a real good looking boy

ここで言う、he や that face がエルヴィスのことだというのは曲のはじめと中間に『好きにならずにいられない』のメロディーが入っていることや、このライブ映像からもわかります。

本当に、ぐっとくる曲です。

エルヴィスの名前が出てきてぐっと来る曲として、これもあげておかなければ。 マーク・コーンの Walking In Memphis 。 1991年の曲だそうですが、今でもよくラジオでかかっています。「ブルースウェードシューズをはいて~」という出だしの歌詞は、もちろんエルヴィスのヒット曲「ブルー・スウェード・シューズ」にちなんています。 中盤では「エルヴィスの幽霊を見たよ。グレースランドまで追いかけていった」という歌詞が出てきます。 


76年前のきょうこの日にエルヴィスが生まれたからこそ、これらの名曲が生まれたんだなあ~、ということで長い日記を読んでくださってありがとうございました!

by oakpark | 2011-01-08 22:03 | ELVIS | Comments(4)

2011年!   

あけまして おめでとうございます

2011年が始動しました。今年はどんな年になるのでしょうか。

さて、2011年の私、まずこんなものを購入しました。
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はい、10年日記です。 去年の年末、朝日新聞の投稿欄に10年日記のことが書かれていて、直感的に「欲しい!」と思ってしまいました。 中学生の頃から日記をつけるのは好きだったけれど、こういう、〇年日記のたぐいの日記帳は買ったことがありませんでした。 3年先、5年先、あるいは10年先の自分を想像したくなかったのです。歳ととるのがいやで怖かったのです。もちろん、今でもそういうところはあります。明日のことでさえ、先のことを考えて準備するのはあまり得意ではありません。 今だけを楽しみたいタイプです。

でも、今年はちょっぴり心境が違った。なんたってすでに50歳です。もうここまで人生を進んできたのだから、これからはもっと積極的に歳をとろうと思ったのです。腹をくくったというか。歳をとるのはいやだと思っていてもやはり歳はとるものだから、それなら前向きに寄る年波に立ち向かっていこうと思いました。そして、自分の感性や直感に出来るだけ正直に、いろんなものに接していきたい。これからどんな10年になるのかできるだけ記録していこうと思います。自己満足ではあるけれど、そのほうが自分の人生が意味あるものに見えるというか、鮮明になるような気がするので。 

さて、今年も気の向くままに、本や映画を選び、感じたことをこのブログに書いていけたらいいなと思っています。ブログのタイトルにもあるように、「ひとりごと」に過ぎない場合もあるので、変なことを書いてしまっても大目に見てくださいね。あまりにも決定的な間違いなどがある場合は、やさしく(笑)教えてください。

去年見た映画と読んだ本の量があまりにも少なかったので、今年はもう少しがんばりたいです。

去年の年末に亡くなった、スウィート・インスピレーションズのマーナ・スミスさんのことを書いているうちに「ドリーム・ガールズ」が観たくなりました。1970年のステージでエルヴィスが「(そんなことをしていると)明日からシュープリームズを呼ぶことにするぞ」と スィート・インスピレーションズに向かって言うシーンがあって、シュープリームズというグループが気になっていました。そのときはシュープリームズというグループ名すら知りませんでした。その後少し調べて、ダイアナ・ロス(名前は知っていた)がもともと所属していた女性黒人グループだと知りました。そして「ドリーム・ガールズ」はシュープリームズをモデルにしているということをも知りました。そんな私だったので最初にこの映画を観たときは、ほとんどシュープリームズのことは意識していませんでした。話題の新人、ジェニファー・ハドソンが迫力あるなあとか、ミュージカルだから長いよね、とかその程度の感想しかもてなかったです。今回はシュープリームズや当事の音楽業界のやり方などに注目しながら鑑賞をしました。どこまでが事実でどこまでがフィクションかわからないけれど、シュープリームズをモデルにしながら完全にオリジナルのストーリーだろうなということはわかりました。シュープリームズはもともとはフローレンス・バラードがリードシンガーだったのにダイアナ・ロスの参加により、ダイアナがリードをとる様になってフローレンスとの関係がおかしくなったそうです。、ショービジネスの世界には山のようにあるの話なのでしょうね。金のなる木を何が何でも引き止める、ならない木を切り捨てる人、色香に訴えて地位を獲得する、いろいろです。最初に見たときも思ったけれど、ビヨンセがかわいい。ジェニファー・ハドソンはうまいけれど疲れる。エディ・マーフィーが本物のソウルシンガーのようにうまい。60年代の衣装が華やかで素敵。黒人女性シンガーはみんなかつらをつけていたんだなあ~。だからあんな髪型なのね~、と思いました。
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先日、高峰秀子さんが亡くなったというニュースが入りました。私は映画は「二十四の瞳」しか観ていないけれど、「コットンが好き」という本で大いに感心したので、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞したという「私の渡世日記」を読み始めています。子供の頃のおぼろげな記憶に残っている東海林太郎の養女になっていたという逸話にはびっくり。しかも母親は東海林家の女中となって一緒に暮らしていたなんて。昔の人の人権の軽かったことよ。どんな波乱の人生を送られたのか、先が楽しみです。上・下と2巻からなる本です。

というわけできょうはこの曲が耳についています。
振り付けもレトロな感じです~。

by oakpark | 2011-01-04 00:19 | 雑感 | Comments(2)