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映画「ランド・オブ・ウーマン」   

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ジョナサン・カスダン監督 アダム・ブロディ、クリステン・スチュワート、メグ・ライアン、オリンピア・デュカキス
やっと子どもたちの学校が始まります。また少しずつ、映画や本の感想を書いていきたいと思います。それにしても、三人の子どもの登校開始日がばらばらで戸惑ってしまいます。我が家では三人ともみんな公立の小、中、高校に通っていて、しかも三校とも二期生なのですが、小学校は8月26日から、中学校は9月1日から、高校は8月31日から開始です。だから、というわけではないですが、今日は寝坊をしてしまいました。

さて、最近の私は、昼の時間が忙しくなってきたこともあり、乱視(あんど老眼)のため細かい字が読めなくなる深夜に映画を観ることが結構あります。翌日に重要な用事がないときにかぎりますが、12時過ぎころから映画鑑賞をスタートさせ、順調に行けば2時半ごろ終了となるはずです。ところが、というか、やはりというか、普通~つまらない映画の場合だと、ものの30分もすると睡魔が襲ってきて見ていられなくなってしまいます。(今迄で一番眠かったのは「八月の鯨」 いや、良い映画なんだけどね~) で、前置きが長くなりましたが、今回紹介する「ランド・オブ・ウーマン」は、何の変哲もない、それほど新鮮でもない設定であるにもかかわらず、最後まで目をらんらんとさせて観てしまった映画なのであります。だから、きっと何かあるはずなんです! ま、私の体調がたまたまよかったからなのかもしれませんが。

ロサンジェルスでポルノ映画の脚本書きをしているカーターアダム・ブロディ)は、美人で人気スターの恋人にふられ、仕事も行き詰まり、ミシガン州の祖母(オリンピア・デュカキス)の元でしばらく暮らすことにする。祖母は、いつも娘(カーターの母)に電話しては「もう死ぬ」とばかり繰り返しているので心配した母の代わりに志願したのだった。ミシガンの緑豊かな美しい自然に囲まれた祖母の家で暮らし初めてすぐにカーターは向かいに住む母子と知り合いになる。ティーンエージャーの娘(クリステン・スチュアート)と母(メグ・ライアン)の関係は微妙な様子。そして、母はどうやら何か悩みを抱えている様子。 頼りなげで優しげなカーターに徐々に心を開き、打ち明け話をする母子。 自分が癒されるためにミシガンまで来たのに図らずも他人を癒す存在になっているカーター。自分では欠点だと思っていたことが、実は、所変わって人が変われば美点にもなる。人間捨てたもんじゃないよ、と思えるそんなあったかい雰囲気にあふれた映画でしたよ。

もちろん、カーターがハンサムってのが大きいけれど(映画だしね)、こんなふうに穏やかにじっくりと人の話を聞いてくれ、必要なときにだけ心のこもった励ましをしてくれる、こんな男性がそばにいたらいいだろうなあ。無意味に自分をアピールばかりするのではなくて、普段はひっそりとしていて必要なときにだけ力を発揮してくれる男性。こういうのが理想だなあ。。。。(笑)

娘のルーシー役は、全然イケメンじゃないイケメンドラキュラ映画「トワイライト」に出ていたクリステン・スチュアートか。「ランド・オブ・ウーマン」のときのほうが好きだなあ。ティーン独特の妖艶さ、残酷さがあるのよ。「トワイライト」のときは普通のきれいなお嬢さんだったな。「イン・トゥ・ザ・ワイルド」にも出ているんだ。へ~。うまく自分の魅力をアピールできれば、クールビューティの個性的な女優さんになれると思うけれど、どうかしら。

お母さんのサラ役のメグ・ライアンは、役柄が役柄なんだけれど、昔のような目の輝きがなくなって残念。よる年波には勝てないということなのか。でも、体型は維持しているし、髪形もふわふわカールでかわいいし、まだまだいけると思うんだけれど、なんというか、目に力がなくなった気がするのですよね。そこが心配。年をとるとしわやたるみは当たり前。それを無理に修正しようとするとおかしなことになるからね。でも「目」はその人の生き方、気持ちの強さが出ると思う。「サガン」の映画でも、特殊メイクで皮膚は変えられても目だけは老けていなかったものね。「目」は大事だなあ。 

で、おばあさん役のオリンピア・デュカキスがいい味を出していたのですよ。ボケているようでいて、しっかりカーターの交友関係を把握していたり。かとおもうとズボンをはかずに玄関に出て行って、来客にぎょっとされたり。自分のことで精一杯なときほど、第三者の何気ない存在も重要なんだなと思えた。ストーリーには直接絡んでこない存在のおばあさん、そしてルーシーの妹のペイジがよい意味で、映画のテンポをずらしてくれる存在で、なかなかよかったな。

脚本、監督ともにジョナサン・カスダン。お父さんのローレンス・カスダンは、どこかで聞いたことがあるなあと思ったら、リヴァーの(いえ、ほんとはケビン・クラインのというべきだが)「殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990)」の監督ではありませんか。1949年生まれのローレンス・カスダン監督の息子というわけだからまだ若いのでしょうね。どの世界も2世ばやりですね~。でもまあ、もし私の娘が私と同じ仕事をしてくれたら、、、やっぱうれしいかな(笑) 今のところは「絶対いやだ」と言っていますが。

「殺したいほど・アイ・ブ・ユー」 リヴァー、ちっさ。
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by oakpark | 2009-08-31 15:30 | 映画 | Comments(2)

ずっと家にいて疲れた日   

今日は、夕方の買い物以外、ずっと家にいたのですが、疲れました~。

朝10時ごろ、洗濯物をたたみながらテレビでも眺めようと思ってスイッチを入れると、たまたまBS Hi で「EXIT ~アメリカ・更生学校10週間の密着」という番組の再放送を放映していて、ついつい見入ってしまい最後(午後1時)まで観てしまいました。こういう、先生が奮闘しているドキュメンタリー番組を観るのが好きです。

テレビを観たいのに、あ~、なんで今日は、5人全員いるんだろう~と悪態をつきながら(!)何とか昼食を作り、ひと休み後、今度は高校野球。応援している中京大中京高校と花巻東の試合を見て、夕食の買い物。夕食後は女子マラソンを見て声援を送り(加納選手を応援していました。兵庫県出身だし)、その後は読書に没頭。先ほど村上春樹の「1Q84」を読み終わりました~。あ~疲れた。

マラソンは尾崎良美選手が銀メダルを獲得しました。最後は中国の選手に振り切られてしまったけれど、最後まで闘志をあふれる力走を見せてくれて感動しました。おしゃれでかわいい加納選手も8位入賞です。小柄なのに(152センチ)、あんなふうに力強く走れるなんてすばらしい。ある程度の肉付きもあって、今まであまり見たことのないタイプの選手だなあと注目していました。現在30歳だけれど、性格も前向きで明るそうな感じだし(憶測ですが)、まだもうひとがん張りしてくれそうな予感がしています。

村上春樹さんの「1Q84」は、よおわからんかったけれど、面白くて、一気に読んでしまいました。この「よおわからん」というのがミソなんでしょうね。映画もそうだけれど、わかりすぎるよりわからない部分があったほうがなぜか惹かれるものですね。だからといって、もっと詳しく読み解こうという気力も頭脳も私にはないのですが。ただ、読みながら困るなあと思っていたことは、小説を読みながらいつも村上春樹さんの顔が浮かんでくるのです。登場人物のしゃべっているせりふが村上さん本人の気持ち(好み?)のように思えてきてしまうのです。へ~、村上春樹はクイーンもアバも嫌いなんだなあ、とか。 読んだことはないけれど、たとえば、林真理子さんの恋愛小説なんかを読んでも、林さんの顔が浮かんできそうな気がするのです。 こんなことになってしまうのは私だけなのでしょうか。 小説への没頭の仕方が足らないのでしょうけれど、よく顔の知れた作家の小説ってこういうところが困ります。

というわけで、8月23日のリヴァー・フェニックスの誕生日には「旅立ちの時」という映画のことを書こうと思っていた当初の予定が崩れてしまいました。また別に機会に書きたいと思います。その代わりに曲の紹介をしたいと思います。1970年代を舞台にした「旅立ちの時」では、ジェームズ・テイラーの「Fire and Rain」という曲が印象的でしたが、この曲は前に一度紹介したことがあるので、今回はキャロル・キングがオリジナルで、ジェイムズ・テイラーが歌ってヒットした「You've Got a Friend」という曲を紹介します。「君が落ち込んでいるときは、いつでも僕が駆けつけるよ」という心温まる歌詞。それと、村上春樹さんの本の中で紹介されていた(きっと村上さんの好きな)、ナット・キング・コールの"It's only a paper moon"という曲。さびの部分は、'without your love, it's a honkey-tonk parade'と歌っています。parade という単語を村上春樹さんがなんと訳しておられるかは本を読んで確認してくださいね。「君の愛がなければ、それはただの*****に過ぎない」 なるほど~と思いました。そういえば、村上春樹さん訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は買ったのにまだ読んでいない。読まなきゃ。

では、リヴァーの誕生日を祝して2曲紹介。

♪ You've Got a Friend


♪ It's Only a Paper Moon

by oakpark | 2009-08-24 01:34 | 雑感 | Comments(8)

夏休み最後の子ども孝行   

今夏の我が家は受験生(中3)がいるので、旅行はせず、ずっと家にいました。上の二人は部活やらなにやらいろいろやることがあるので平気でしょうが、不満顔なのはまだ小学5年生の次女です。お姉ちゃんに頼んでディズニーシーに連れて行ってもらい、お友達のバレエの発表会に連れて行き、近所のお友達が大磯ロングビーチに連れて行ってくださり、まあ、そこそこイベントはあったのですが、最後の締めくくりとして、本日、この私めが老体に鞭打ち、炎天下にお台場まで付き合うことに相成りました。

次女は前から「おだいば」に行きたいと言っていたのですよ。なんでも、クラスのお友達はみんな「おだいば」に行ったことがあるらしい。だけど、「おだいば」に何があるの?お母さんは行ったことがないからわからないなあ~というと、夫が横から「何言ってんの。昔一緒に行ったやん」と言うのですが、どうも記憶がない。車で通過したことは覚えているのですが。。。

まあ、でも、はっきり言えることは、これができてからはまだ行ったことがないと思う。
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反対側からしか撮れなくて、特徴的な球状の建築物(「はちたま」という展望室らしい)が写せなかったけれど、これが向こう側についているのです。下から撮ったらこんなかんじ。
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このビルは、たぶん今から10ほど前にできたと思うのですよ。17歳の長女が幼稚園の頃に大好きだった「デジモン・アドベンチャー」という番組で、ウィザーモンという生命体(?)が悲劇の最期を遂げたのが、このビルだったのですよ。もちろんアニメの中でね。以来、高速道路を使って遠出する際にこのビルのそばを通るたびに長女と長男は「あ、ウイザーモンが死んだ場所!」と叫んでおりました。まさかフジテレビという会社のビルだなんて思ってもいなかったのですよ。アニメに出てくる場所が実際に目の前にあることに驚いていたくらいですからね~。ほんま、昔は彼らもかわいかったなあ。

この『デジモン』という番組、ご存知のない方も多いかもしれないけれど、当事は始まったばかりのポケモンよりも人気があるくらいに凄い人気の番組だったのですよ。なぜだか放映期間は短かったのですが。長女も大好きでカードやら何やらいろいろグッズを集めていました。テーマソングもかっこよかったのですよ。我が家にCDもあります。たぶん、このCDが長女にはじめてねだられて買ったCDだったように記憶しています。「Butter-fly」という曲だったんだ。


長女いわく、ウィザーモンというのは、最初は敵のように見せかけていながら、本当は味方で、主人公を陰から助けていたらしい。そして最後には、味方であることを明かし、主人公を助けるために壮絶な戦いに挑み死んでいっったそうです。感動的な最終回だったらしい。17歳になった今も、熱く語ってくれました!
というわけで、長女へのお土産はこれ。予想通り、すごく喜んでくれました。
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中にチョコのお菓子が入っていました。

この球体展望台からの景色はさすがによかったです。こんなかんじよ~。
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次女はといえば、デジモンは全く記憶にない(まだ赤ちゃんだもの)のですが、今回のお目当ては「ヘキサゴンII」関連です。去年のクラスでも大流行し、クラスに『羞恥心』やら「Pabo」がいたらしい。次女が「『羞恥心』がねえ~」と話し始めると、本物のことを言っているのか、クラスのにせもののことを言っているのかわからないくらいでした。だから、まあ、こういう写真が撮れて満足だったんじゃないかしら。
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しかし、これ撮るのに、というか入場するのに、大人1500円、子ども1300円ですよ~。『お台場合衆国』とかいって、テーマパークみたいになっているのです。フジテレビ開局50周年記念のイベントらしい。入ったら入ったで、なにかグッズを買わないといけない雰囲気だしさあ。いい商売しているわ! 阪神百貨店のタイガースグッズ売り場なんて入るのは無料なのになあ。

少し歩けば、巨大ガンダムが立っていることはわかっていたけれど、そこまで行く気力なし。
暑さと人混みで疲れた、疲れた。帰って2時間ほど昼寝しました~。

疲れたけれど、お母さんとしての仕事を果たしたぞ、たぶん。

by oakpark | 2009-08-19 23:42 | 雑感 | Comments(6)

本日の高校野球観戦日記   

といっても、テレビ観戦ですが、今日は応援している2チームがどちらも負けてしまいました。
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(甲子園はこの姿じゃなくちゃ、と少し淋しい。。。)

まずは兵庫県代表の関西学院高等学校です。この学校は、私の母校(女子高)の隣にあった男子校で、昔からとっても身近な学校でした。私は経験ないけれど(ほんとよ!)、友達の恋の相手といえばこの学校の生徒さんが多かったような気がするな。電車通学だったので、「2両目の真ん中の扉付近にいる、いつも白いコートを着ているあの人かっこいいね」とか、いろいろ話題になっている人もいたなあ。中学は制服だと思うけれど、高校は私服だったのかな。「白いコート」なんてフレーズを覚えているところをみるると。関学は阪神甲子園球場までの距離もかなり近いです。同じ西宮市にありますから。正真正銘の「地元の学校」です。だからでしょうね、今日の応援も凄かったみたいです。

関学といえば、テニスも強かったと思うし、大学はアメリカンフットボールが強かった。でも、野球で甲子園に出場した記憶なんてないなあ、と思っていたら、なんと70年ぶりですって。小学生の頃から夏休みはいつも高校野球を見て過ごしていた私の記憶にもないはずだわ。「かんせいがくいん」という学校名だけれど、表記はいつも「KWANSEI」だったなあ、ということも思い出した。 そういえば、長女の幼馴染だったR君も、関西に引っ越して行ったあと、お父さんと同じように関学に入学したのだったなあ、今頃どうしているかしら。お父さんと同じようにテニスをしていると聞いたけれど、高2だからお友達も出場しているかもしれないし、甲子園まで応援に行っているかしら、なんてテレビを観ながら考えていました。

後半しか見ていませんが、やはり、地力では中京大中京が勝っていたように見えました。関学も粘りの野球で9回表に同点に追いついたけれど、勝ち越し点は奪えず、その裏に一死後初球をスタンドに運ばれ、さよなら負けを喫してしまいました。関学も意外に(失礼!)上手だなと思ったけれど、中京大中京はその上手を行っていたかも。9回表に、あわや三塁線を破る長打かというあたりを、中京大中京の三塁手が見事にキャッチして一塁まで遠投したプレイなんて、セーフにこそなったけれど、さすが甲子園に出てくる高校生だなと感心しました。あそこであれが抜けていたら、関学にもチャンスがあったかもしれない。惜しかったけれど、がんばりました!

そして、もう一校は、現在の住まいである神奈川の代表、横浜隼人高校です。娘の通学コースでも隼人の野球部の子をよく見るというし、地方大会も何試合かテレビで見ていたので、親近感が湧き、応援していました。監督が熱烈なタイガースファンらしく、ユニフォームがタイガースそっくり。帽子のロゴも、「阪神タイガース」のHとTを組み合わせた形にそっくり真似て「横浜はやと」のYとHを組み合わせているのですよ。Yの上の部分の角度を広げてTに限りなく近づけているので、ほんと、遠目で見るとタイガースのロゴみたいです。でも聞くところによると、選手の中でタイガースファンはほとんどいないとか。そりゃ、関東の学校だものね。

地方大会ではエース番号ではなかったにもかかわらず大活躍をした2年生の今岡投手が甲子園では堂々エースナンバーでした。まだ童顔のかわいい顔をしている今岡投手は、長女の友達の間でも人気だそうです。私が見るに、ちょっとゴルフの石川遼選手にも似ているように思います。石川選手の弟みたい。いつもニコニコしていてほんまかわいらしい選手です。が、きょうは、どういうわけだか、サウスポーの飯田投手が先発でした。相手は、今大会屈指のサウスポーといわれる菊池投手を擁する花巻東高校。左バッターが多いということでサウスポーの飯田投手の起用になったのかもしれませんし、今岡投手の体調が悪かったのかもしれません。飯田投手は神奈川大会でもほとんど投げていないということで、ひやひやの立ち上がりでした。でも、なかなか落ちついていたように思いました。大舞台でも舞い上がらないのは横浜球場を経験している都会っ子のならではかしら。

それにしても、高校野球の解説ってなんだかいい加減だなあと思うことが多いです。まず、批判的なことは一切言わないのですよ。エラーをしても「思い切ってのエラーなのでこれは仕方がないですね。相手のバッターを褒めるべきでしょうね」とか、常套文句がいくつかあって、またその表現なの?をつっこみたくなることが少なからずありますね。今日の、横浜隼人対花巻東の試合は、NHKとBS朝日のどちらにしようか迷いながら見ていたのですが、朝日の解説者の不用意なひと言に腹が立ち、その後はNHKに切り替えました。その不用意なひと言とは、先発の飯田投手が小柄な俊足の花巻のバッターにフォアボールで出塁を許し、次のバッターに何球か投げたあと盗塁されてしまったあとに飛び出しました。アナウンサーが「ここまでの飯田投手の出来をどうみられますか?」と尋ねたのに対して、「そうですねえ。やはり、地方大会でもあまり投げていないということもあって、まだ硬さが見られますねえ。ランナーは足が速いということはわかっていると思うのですが、一度も牽制をしませんでしたねえ」と言ったのですよ。は!? さっきまで、何度も牽制していたやん、どこ見てんねんこのおっさん!(失礼)と思ってしまいました。私なんて、「なんでこんなに何度も牽制するのかな。あ、そうか、ランナーは足が速いんだ」と思っていたところだったのに。「神奈川大会であまり投げていない」ということのみの情報源から話そうとするから無理があるねん!硬さがあるやなんて少し見ただけでわかるの?と思ってしまった。大体からして、この解説者、監督時代に(今はもう引退しているらしい)松坂投手の横浜高校と対戦したこともあり、自身もピッチャー出身らしいけれど、花巻の菊池投手のことばかり話すのですよ。「きょうはひじの位置が高くていいですね~」とか、「今のスライダーは腕の振りがよかったですねえ~」とか。初出場で、笑顔でがんばってる、横浜隼人のことももう少ししゃべったらんかい!と思いましたが、きっと下調べをしていないのでしょうね。関東の初出場校なんて。

サッカーの全国大会を見ていても思うのですが、解説の人たちって、話題の学校のことにしか興味がないみたいなのですよね。あるいは将来有望な選手のことばかり話したがる。そういう解説は凄く興ざめです。もっと、両校等しく情報を提示してほしいと思う。そんでもって、アナウンサーに聞かれても、わからないことはわからないと正直に言えばいいのに、と思いました。知ったかぶりはすぐばれちゃうぞ。

昔は、解説者以外に両校のOBの人が一人ずつ来て、その学校について語ったりしていたけれど、そういうのは今はないのかな。

横浜隼人の2番手投手は、ついこの前までエースナンバーをつけていた、3年生の萩原投手。晴れの甲子園でやっと投げることができてうれしかったでしょうね。地方大会のとき、今岡投手が一番尊敬しているのは萩原投手だと紹介されていましたが、なるほど、3年生らしい落ち着きのあるマウンドさばきでした。8回になってようやく今岡投手が出てきましたが、流れを止めることはできませんでした。そしてやはり菊池投手は好投手でした。激しいガッツポーズも今日はなかったからよしとしよう。わたし、スポーツ選手の派手なガッツポーズ、あまり好きではないものですから。


さあて、次はどこを応援しようかな。

by oakpark | 2009-08-17 23:46 | 雑感 | Comments(2)

エルヴィスの命日   

きょう、8月16日はエルヴィス・プレスリーの命日です。亡くなって32年ということになります。思えば、私がエルヴィスとの衝撃的な出会いを果たしたのは、今から4年前の8月でした。(詳しくは去年の日記をどうぞ) ファンになってからというもの、8月16日は私にとって、忘れてはいけない大事な日として記憶されるようになりました。

今年の8月16日は、銀座山野楽器で行われた、エルヴィスイベント(映画上映)に行ってきました。
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今年は、エルヴィスのCDを販売していたBMGジャパンがソニーミュージック・エンターテインメントの傘下に入ることになったことに加えて、エルヴィス年譜からみても特に記念の年ではないので目新しいCDやDVDの発売もなく、毎年行われていた山野楽器でのイベントの開催も危ぶまれていたそうですが、なんとか無事開催されてよかったです。山野楽器さん、ありがとう~~~。

3日間開催されていたイベントの最終日の今日、私は「監獄ロック」と「GIブルース」と「エルヴィス・オンステージ」を観ました。何度も観たものばかりだけれど、不思議なことに観るたびに感動があり、発見があります。一人で観るのと違って、エルヴィスファンの人たちと一緒に観る映画は格別の味わいがあります。なんといっても空気が違いますもの。不自然な設定も、不自然な演技も、ワンパターンの演技も、み~~んな「愛情」というフィルターによって排除され、美しくてかっこよくて歌のうまいエルヴィスしか残らないから不思議不思議。。。。

さて、きょうの私の印象に残った曲を紹介します。
まず、1970年「エルヴィス・オンステージ」で観客にキスをしながら「ラブ・ミー・テンダー」を歌うエルヴィス。初めてこの映像を見たとき、ほんと、びっくりしました。こんなことをする大スターがいるんだろうか!と思いました。観客席を苦労しながら一周してステージに上がったときのエルヴィスの表情が好きです。「どうだい?戻ってこれただろう?」とでも言いたげな得意げな子どものような表情。こういうところがこの人の魅力だと思う。


次に、映画「GIブルース」で「さらばふるさと」を歌うエルヴィス。この曲を初めて聴いたとき、「こんな声も出すんかい!」と驚いたことをはっきりと覚えています。それまでに聞いたエルヴィスのどの声とも違って聞こえたので。この曲のストーリーの中での挿入の仕方もとても自然でほほえましい。エルヴィスが踊り子のジュリエット・プラウズ(足が長くて美しい!)とデートをしているとき、子どもたち向けに人形劇を上映している場所に遭遇し、二人で見ることにします。劇が終わってエルヴィスは帰ろうとするのですが、ジュリエットに「まだ歌があるのよ」と言われて、もう少しとどまることになります。「さらばふるさと」という曲を、兵隊さんの人形が恋人に歌うシーン。ところが蓄音機(?)が壊れて変な音になってしまいます。するとエルヴィスが「助けてあげなきゃ」といって立ち上がり、おじさんに「この曲知っている?伴奏できる?」と聞き、人形のブースの中に入り、恋人の人形を相手に兵隊さん役を演じます。エルヴィスのドイツ語も珍しいし、子どもたちと一緒に歌うシーンはほほえましい。優しい雰囲気にあふれていて、大好きなシーンです。


そして、情熱的に歌うこの曲、「愛さずにはいられない」も好き。バンドが先に演奏を始めようとして、「まだ(僕のほうは)準備できてないよ」と言い、呼吸を落ち着かせて、一気に歌い始めるその瞬間が好きです。


もとはドン・ギブソンという人が作ったカントリーの曲で、レイ・チャールズのレパートリーとして有名だそうです。レイ・チャールズのはこちら。ぜんぜん違うよ~。「プリティ・ウーマン」で有名なロイ・オービソンが歌うとこんな感じ。この方いい声してますよね~。

というわけで、今年の8月16日も有意義に過ごせました!

by oakpark | 2009-08-16 23:54 | ELVIS | Comments(7)

この夏の流行もの   

今日、久しぶりに電車で、まじまじと若者たちの今年のファッションを観察しました。

まず特筆すべき今年の特徴は、男子の半パンです。
去年もちらほらいたような気がするけれど、今年は本当に数が多い。普通の、少しファッションに興味のある男の子はみんな半パンをはいているように思いました。海などのリゾート地ならいいのですが、電車の中でも履いちゃうって、どうなんでしょうね。上は結構きっちりしたシャツを着て、下は半パンって着こなしもありましたね~。本人はカチッと着ているつもりなのかもしれないけれど、このファッションってやはり、足を選ぶような気がするのですけれどね~。あまりにももじゃもじゃな方は遠慮願いたいなあ。。。。

女子のほうはそれほど目立ったものはなかったように思いました。まあ、しいて言えば、ウェッジソールのサンダルですかね。1~2年前から流行の兆しはあったけれど、今年あたりは着用率高いです。私が高1の頃も、流行していましたよ。三宮の靴屋で(「ワシントン」だったかも)母親に買ってもらった、赤いウェッジソールのサンダルでえっちらおっちら、学校に続く坂を上って通いましたよお。大変だったなあ。今年も大変そうに歩いている若い女性を多く見かけます。 私はといえば、去年は自分の中で「ヒールの年」だったのですが、今年は「ぺちゃんこ靴の年」なので、ぺちゃんこ靴でどしどし歩いて、若者を追い抜いています。

面白いなあと思った着こなしが、ショートパンツの下にも黒のスパッツを合わせている人がいたこと。以前からスカートの下に合わせる着こなしはありましたが(来年50の私もしているぞ)、ズボンの下にもスパッツねえ。夏は生足を見せたほうがかっこいいようにも思えるが。若いんだしさ。

あ、それと、もうひとつ奇妙な着こなしを見かけました。男の子で、パンツを右足は長ズボン、左足をすそを巻き上げて半ズボンにしているのです。これ、右側を巻き上げ忘れたのかなとも思ったけれど、その他の部分の装いを見ると、靴も含めてとってもおしゃれ。あきらかに「わざと」こうしているよう。こうなってくると、おばさんは、全くついていけませ~ん。

そして、子どもにも大人にも、男にも女にも、共通の流行ものが「クロックス」という靴。あれのどこがいいのかなあと思っていたけれど、流行っていますね~。子どももたくさん履いていますよ。電車の中の若者も履いていますねえ。ピンクとかオレンジとかのビビッドカラーのものをチョイスしている人も多いですよね。う~ん、どこがいいのかなあ。でも、そういえば、私が中学生の頃、私たちの間で「イカサンダル」と呼んでいたビニール製のサンダルが流行っていて、友達同士でおそろいのを買ったりしたなあ。あれと同じようなものかしら。履きやすいとか、かわいいとか、いろいろ言われているようだけれど、リゾート地ならいざ知らず、やはり電車で大人がはいているのを見かけるのは、私は違和感がありました。どこがいいのかわからんといいつつ、ついに、子どもにせがまれて買うことになってしまいました。次女のミニバスのチームメイトがみんな(と彼女は言う)持っているそうなんですわ。チーム内のみんながエナメルバッグに買い換えても、自分はリュック型バッグを持ち続けたお兄ちゃんを見習ってほしかったわあ。 ま、わたしも、ちょっぴり好奇心が湧いたから買っちゃったというのもありますけれどね。今度これ履いて駅前までお買い物に行ってみるぞ~!

写真は、「クロックス」と私愛用の草履。畳のような素材でできていて気持ちよくてお気に入り♪ 鼻緒もいろんな色があるのですが私のはワインカラーです。
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by oakpark | 2009-08-07 23:05 | ファッション | Comments(14)

最近読んだ本   

最近読んで面白かった本と興味深かった本を紹介します。
まず、これ。
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これは、本当に面白かったです。「笑った」という意味での面白さ。向井万起男さんの笑いのセンスは私と相性よかったみたい。去年、藤原正彦のエッセイを読んで以来の感動です。夫に勧めると、夫もはまり、現在彼は「君についていこう(下)」を読み終わり、「続・君についていこう」も買う!と張り切っています。長年一緒に暮らすと笑いのセンスも似てくるみたいで、ここのところは意見が一致しています。普段は全然趣味が違うけど。

向井万起男さんのことは、朝日新聞に連載中の「大リーグが好き!」の筆者ということもあり、なんとなく気にはなっていました。で、最初に読んだのが、一番左の「ハードボイルドに生きるのだ」です。これはおもしろい!と思って、最新作の「謎の1セント硬貨」を読んだのですが、これまたばかばかしくも面白い本なのです。万起男さんの最高傑作じゃなかろうか。この本は、万起男さんが、宇宙飛行士の奥さん、向井千秋さんと一緒の時間を過ごすために、何度もアメリカを訪れ、滞在するうちに不思議に思ったことを、どんどんメールで質問をしたり、調査したりして、疑問を晴らそうとした行為の記録のような書。こんなこと気にする人いるの?ってな話ばかり。ほんと笑える。たとえば、アメリカ人は祭日でなくても星条旗を飾るのが好きだけれど、TOYOTAの販売所がひときわ巨大な星条旗を掲げているのは、アメリカという自動車産業の盛んな国で商売をさせてもらっている負い目からではないかとマッキー(ついついこう呼びたくなります)は考え、TOYOTAのアメリカ営業所の連絡先を調べでメールしちゃうのですよ。でまた、親切な答えが返ってきているのです。こんなふざけた質問にまじめに答えてくれるアメリカ人もユーモアがあるわあ。そうそう、私がアメリカに興味があるのは、こういうユーモア精神があることと、大国なのになんだか子どもっぽいところかもしれない。包容力もあるけど、未熟なところもあるっていう不思議な存在感。ヨーロッパのように大人然としていないところが面白いと思う。マッキーはほかにも、アメリカのマクドナルドは、どのお店も、入り口から入って売り場まで行かずともトイレに行けるということを発見し、それを確認しようとしたりもしています。

質問のメールの最初には、必ずまず相手を持ち上げるって手法が笑える。「私は日本人です。私はアメリカの文化にとても興味があります」「私は、しょっちゅうウォールストリート・ジャーナルを読んでいる日本人です」などなど。ほとんどが真っ赤なうそらしいですが。 
そういえば、うちの夫もそういうのが得意で、昔、外国の歴史の教科書に興味を持っていた時期があったときに、サンフランシスコに出張があって(しかも初めての海外出張)、たまたま見つけた私立の女子高にもぐりこみ、「この学校はすばらしい学校と聞いています」と前置きしたあとに「ついてはこの学校で使用されている歴史の教科書を一冊譲っていただけませんか」と切り出すと、なんと相手はとっても喜んで一冊譲ってくださったらしいのですよ。うそも方便とはこのことか。。。

とにかく、マッキーこと万起男さんは、とっても文章のリズムがよくて、ユーモアのセンスがよくて、知識量が豊富で、そんでもっておかしな人なんです。合う人と合わない人がいるかもしれないけれど、夏の暇つぶしにはもってこいの本ですよ~。若田光一さんの帰還もあってタイムリーだし。この本を読むと日本人宇宙飛行士の日ごろの生活のことも少しわかりますよ。っていうか、どういう人が宇宙飛行士に向いているかってことかな。向井千秋さんはかわいくて魅力的な方です。あ、それと、私がマッキーを気に入っている別の理由は、彼がエルヴィスのファンでもあるってこと。ビートルズも凄いけれど、エルヴィスはもっと凄いなんてはっきりと言ってくれてうれしいなあ。


次に感銘を受けた本がこの二冊。
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左の本は妻が、右の本は夫が書いています。 恥ずかしながら、私は、社会人になるまで被差別部落の問題を知らなかった。教育関係の仕事に就き、勉強しなければいけない状況だったのだけれど、日々の生活や仕事に追われ十分に勉強できなかったという思いがあります。たまたまこの本を読む機会を得て、改めて日本という国が背負ってきた負の部分、そして健全な国として将来あるべき姿について少しだけ考える時間を持つことができました。本を紹介してくださった方に感謝したいです。ただ、小説仕立ての「太郎が恋をする頃までには」は、多くの方が感想に書かれているように(ネットでいくつか読みました)、エンディングに私も少し違和感を感じました。小説でも映画でも、エンディングはハッピーなほうがうれしいから。

さてつぎは村上春樹かな。

by oakpark | 2009-08-02 00:33 | | Comments(6)