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30年前のカセット   

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マイケル・ジャクソンが亡くなったというニュースを聞いて、そういえば昔のカセットに入っていたはずと思い、探してみると、ありました~。少し前に実家から持ってきていた古ぼけたカセット。カセットのメーカーは「Fuji」ですって。そんなメーカーあったっけ。TDKとかmaxellなんかは覚えているけれどな。きっと、その辺に置いてあるカセットをあわててラジカセに放り込んだのだのだわ。当事からいい加減な性格だったらしく、前に書いてある曲名にばってんをして、その続きに新たに録音された曲名を書いている。ちゃんと新しい紙に書き直せよ、と言いたいわ。

ところで、このカセット、一見して1979年に録音されたもだと私にはわかりました。一曲目がクイーンの『愛という名の欲望』で、この曲が1979年にリリースされたものだということを知っているから(えっへん)。実は私、今から5年ほど前、エルヴィスのファンになる前はクイーンの大ファンでした(ライブのブート盤をを集めるほど!)。だから、クイーンのこともいろいろ調べました。今ではかなり忘れてしまっていますが、それでも、曲名を聞けば大体どの時代の曲かはわかります。その後、クイーン研究をきっかけにして、いろいろ他の洋楽も知るようになったのですが、私が最初に洋楽に出会ったのがちょうどこの頃、大学1年生の頃だったのです。この頃はもちろんクイーンのファンではないし、外国のアーティストの名前なんてほとんど知りませんでした。それまでは、ラジオと言えばAM局しか聞きませんでしたが(ヤンタンの大ファンでした!関西の人しかわかんないかな)、FMを聞くようになり、手当たり次第にエアチェックしてカセットに録音していましたねえ。だからこのカセットはその頃のもの。 2曲目がトトの『セント・ジョージ・アンド・ザ・ドラゴン』だって。どんな曲だったかな? 3曲目はクリフ・リチャードの『恋はこれっきり』ですって。これ、いい曲ですよね。大好き。先ほど調べると、クリフ・リチャードが久しぶりにヒットを飛ばした曲なんですって。ついでにこんなこともわかりました。クリフ・リチャードが歌手を目指したきっかけというのが、停車中の車のラジオから、エルヴィスの「ハートブレイック・ホテル」が聞こえてきて衝撃を受けたからなんだって。ってことは、今何歳なんだろう~。

そして、ありました。ありました。マイケル・ジャクソンの『ロック・ウィズ・ユー』が。なんと、私ったら、「マイケル。ジャクソー」なんて書いています。きっとはじめて聞く名前で、ラジオのDJが言う名前を聞こえたままに書き取ったからなんだろうな。当事はメモ片手に必死でアーティスト名と曲名を聞き取っていましたっけ。で、音楽が始まりそうになると録音ボタンを押して、終わるとストップボタンを押すのです。初めて聴く曲の場合、いつ終わるかわからないから、終わりそうになるとストップボタンに手をかけて緊張して待っていましたっけ。結構大変でした。でもレコードを買おうとか、借りようとか、そこまでの気持ちは当時なかったですね。そんなお金があったらケーキ食べたり洋服買ったりしたい、ってそんな女の子(?)でした。

マイケルの「ロック・ウィズ・ユー」は、今聴いてもいいですね。まだソロになって間もない頃の伸びやかで若々しい歌声が魅力的です。彼の人生の後半はつらいことが多かったでしょうけれど、安らかに眠ってほしいです。

クリフ・リチャードの『恋はこれっきり』も懐かしい。調べると1940年生まれで今年69歳みたいです。


我が家の子どもたちは、これからどんな音楽を聴いていくのかな。弦楽部でコントラバスを担当している長女は最近クラシックばかり聴いています。長男は学校の英語の授業で紹介された曲を次々と気に入っています(笑)。We Are the World, You Raise Me Up, Amazing Grace など。 次女のただいまのお気に入りは遊助(上地雄輔)の「たんぽぽ」です。あまりにも気に入っているようなので、「誕生日のプレゼント、これにしようか?」というと、「これとゲームソフト」と言われました~。

今調べると、上地雄輔さんって1979年生まれなのですね。上の写真のカセットと同じ年齢だわ。へ~。


なんか、まとまったかんじ?

by oakpark | 2009-06-29 00:27 | 雑感 | Comments(12)

映画「サガン 悲しみよこんにちは」   

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監督:ディアーヌ・キュリス   主演:シルヴィー・テステュー

ジーン・セバーグ主演の1957年の映画「悲しみよこんにちは」が、生涯お気に入り映画ベスト5に入るという友人に誘われて、現在公開中の「サガン 悲しみよこんにちは」を観てきました。

18歳で書いた処女小説「悲しみよこんにちは」がベストセラーになり、巨万の富を得た少女が、ギャンブルやパーティに明け暮れる奔放な生活に走り、最後は孤独にこの世を去っていくさまが時系列に沿って、淡々と、忠実に描かれている映画でした。少し前に観た「エディット・ピアフ 愛の賛歌」の斬新な編集とは趣が違ってオーソドックスな伝記映画だったと思います。

伝記映画って難しいなあと思う。その人の人生を忠実に描きながら、興行成績を上げるためにも観客を飽きさせないドラマティックな演出が必要。さまざまなエピソードを織り交ぜて人物像を浮かび上がらせるのだけれど、説明部分が長いと冗長になるのでテンポよく。きっと、サガンの人生をよく知っている人にとっては、わかりやすい構成なのだろう。だけど私は、「この人はお兄さんかな」とか「この人は友人?愛人?」と考える必要があったし、複雑な交友関係に慣れるのに少し時間がかかった。新しい人物がどんどん登場しては去っていく。結婚したかと思うと別れているし。かと思うと別れた夫と一緒に住んでいたり。本当に奔放で自由な生活。「自由」という意味は難しいけれど。話はどんどん進む。雰囲気を盛り上げるような長いクローズアップや芸術作品にありがちな意味深なショット、それとラブシーンも一切なかったのがこの映画にはよかったな。

18歳で突然大金持ちになり周りにもちやほやされると、誰だって自分を失ってしまいそうになると思う。まだまだ子どもの心のままなのに、大人の世界(お金の世界)に引きずり込まれてしまうのだもの。にこにこと機嫌よく振舞っているかと思うと、気に入らないことを言われるとすぐにむくれてとんでもないことをしてしまう繊細な少女。金銭的に恵まれた環境に生まれながら、コンプレックスも強く、プライドは高い、というところなんて、今ブーム再燃の太宰治にも少し似ているようにも思った(くわしくはないですが)。親しい人がどんどん去っていって最後は一人になるのがかわいそうだったな。そういえば、最後のほうで突然現れてサガン家を書き回し、風のように去っていった、アストリッドとかいういんちきそうな女がいましたが、あんなふうに描いて大丈夫なのでしょうかね。サガンは2004年に亡くなっているので、その人物はまだご健在でしょうに。あんなふうに描かれて怒ったりしていないのかしら。

本人の動く映像を見たことはないけれど、サガンを演じたシルヴィー・テステューは、きっとものすごく研究して似せているのだと思う。ピアフを演じたマリオン・コティヤールもうまかったけれど、シルヴィー・テステューもすごい。最近の女優さんは似せる演技が上手ですね~。髪の毛を触る癖とか、上目遣いとか、きっとこんな感じの人だったのだろう。テステュー自身は38歳だそうですが、18歳から亡くなる69歳までを見事に演じきっていました。姿かたちだけでなく、しゃべり方や歩き方も老いていくにつれて変化していた。また、本人だけでなく周りの人物も変化していく様子が、特殊メイクのおかげもあるのだけれど、とっても自然で驚いた。友人とも話しましたが、男友達のベルナールが徐々に髪が薄くなっていくのは、あれは特殊メイク?それとも、もともと薄くて最初が埋めていたの? 69歳のサガンは見事に老けていたけれど、目玉だけは若かった。いくらなんでも目玉は変えられないものね。そういえば、この女優さん、映画「エディット・ピアフ」でピアフの親友役を演じた女優さんなのですね。あの、親友もよかった。ピアフに嫉妬心を抱くあたり、すごく共感できる演技だったもの。実力のある女優さんなのだろうなあ。

女性陣のファッションもかわいかった。やはり私は60年代ファッションが好き。サガンはお洋服にはあまり興味がないと友人で愛人?10年以上も生活を共にした元モデルのペギーが映画の中で言っていたけれど、私はペギーの大人っぽいお洋服よりサガンの少し甘さのあるお洋服のほうが好きだったな。
上の写真のブラウスとパンツもかわいいけれど、他にもいろいろ素敵なお洋服を着ていました。調べてみると豹柄とパールをこよなく愛していたらしい。豹柄もサガンが着るとちょっとかわいい。
ペギーとサガン
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ペギーを演じたジャンヌ・パルマードという女優さんの演技にも感心しました。泣かせる演技でした。

サガンの本は、かなり昔に何冊か読んだと思いますが、特に印象に残っていない。サガンを受け止めるほどの感性は私にはなかったから。でも、もう一度読んでみたくなりました。実家にあるはずだから送ってもらおうかな。友人のお気に入り映画「悲しみよこんにちは」も観なくては。

サガンの一人息子さんのインタビュー記事がこちらにありました。さすが、サガンの息子。いい男です。

by oakpark | 2009-06-22 23:44 | 映画 | Comments(6)

松山千春のコンサートに行った!!!   

東京国際フォーラムで行われた松山千春のコンサートに行ってきた。約4ヶ月前に、30年来の千春ファンのお友達に誘われたとき、正直言っていまひとつぴんと来なかった。でも、知らない曲がないわけではないし、行ってみてもいいかなあ~くらいの軽い気持ちで当日を迎えたのでした。

それが、なんというか、大大大感動してしまったのです。後半は涙が止まらなくなってきて。。。

なぜそれほどまでに感動したか。もちろん、千春さんのすばらしい歌声のせいもあるけれど、それよりもまず、ファンのかたがたと千春さんとの一体感にしびれたのだと思う。登場シーンでは「ちはる~、ちはる~」の掛け声。最初の曲を歌いだすと、すっと緊張した空気に変わり、千春さんがトークを始めると水を打ったような静けさになる。笑いどころでは大爆笑。話が歌の話から大きくそれていっても、みんなにとっては承知のこと(のように私には見えました)。あ、うんの呼吸とでもいいましょうか。舞台の千春さんと観客を合わせてひとつの大きなショーになっているようでした。ここにいる全員が純粋に歌を聞きたがっているし話を聞きたがっているということが、せきをするのもはばかれるほどの集中力から感じられた。こんなコンサートははじめて。千春さんとファンとの長年の絆が、愛が、よそ者の私にはびんびん伝わってくるような、そんなコンサートでした。

これぞライブの醍醐味ですね。人と人が通じ合うときのパワーです。この世には、いろんな「通じ合い」があると思うけれど、ここにひとつの「通じ合い」を見させていただいたな、と思いました。千春さんは、いつものことなのでしょう、観客に向かって「おまえらな~」の毒舌ですよ。でも、「ごくせん」のヤンクミに説教されるように、観客はみんなあったか~いまなざしで千春さんを見つめています。千春さんの毒舌もどこかおかしみというか、かわいらしさがあるんです。何かのことを悪く言っても、そのすぐあとに、ふっと笑わせるようなことを言ったりして、憎めないのです。2階席の観客に向かって、「おまえらな~、チケットが届いたときからそこの席だってわかってたんだろ。よく来る気になったよなあ」てな調子。きついけど、おかしい。こういうところがこの人の魅力なのでしょうね。

千春さんは私が20代のころに人気が絶頂でした。だから、いまの、肉体的にはちょっと弱々しい千春さんを見ると長い長い歴史を感じずにはいられませんでした。去年心臓の大病を患ったそうで、だから激しい運動はできないし、水分補給は欠かせないらしい。誰もが年齢とともに変化する。けれども今日生きて、そして明日も生きていこうとする。誇りを持って。それが人間。千春さんが最後のほうでこんなことを言っていました。。「俺はおまえらに三つ言いたいことがある。死を恐れるな。生きることをためらうな。生きることに引け目を感じるな」 

そういえば、長い芸暦の間に千春さんほど見かけが変わった人はいないでしょう。キャラ自体が変わっちゃった感じがありますもの。まあ、こっちが勝手にそう思っていただけだけど、昔はさわやかな好青年で、今はちょっとこわい系のひと、かな。昔の写真を今の写真を並べると同じ人と思えないくらい変わっていますよね。それでもなおファンを貫き通している人々に私は深く感動するなあ。自分にはできないなあ、と思うから。肉親以外の人にそれだけの愛情を注ぐことができるだろうか、と考えちゃう。しかも音楽を通じての付き合いしかできないし、かなり一方的な思い入れしかできない相手に。まあ、長年のエルヴィスファンの人たちもそうだなあ。他のアーティストのファンもそうだろうし。人の愛情って奥が深いなあ。隣に座る友人は、時々オペラグラスで遠くの千春さんを覗きながら「こうして元気でいてくれることを確認するだけでいいの」と言っていた。こんなふうに思ってもらえる千春さんも幸せ者ですね。


千春さんの歌声もすばらしかったです。大音量で流れた第一声を聞いたときは、鳥肌が立ちそうでした。
昔と比べると、高音部の突き抜ける透明感はやや薄れたように思うけれど、その代わり、中低音がぐっと深みが増し、以前より力強い大人の声になっていた。53歳であの声はすごいです。本当に歌のうまい歌手だなあと思った。

話術もうまいのです。アドリブのように見せかけてるけど、実は入念な準備を重ねたと思う。特に私が気にいったお話しは、まずは前半の最後の部分。自分は作詞作曲はするけれどアレンジは別の人がするんだとしゃべり、アレンジャーは前奏やエンディングや使う楽器なんかを決めるんだ、とアレンジャーの役割を説明してから、服部克久さんにアレンジしてもらった新曲を紹介するくだり。話の持っていきかたがうまかった。「服部先生はすごいねえ。俺はそんな気、全然なかったのに、アコーデオンなんて使っちゃって、俺の曲がシャンソン風になっちゃったのよ」と笑わせる。それから、小田和正のコンサートを見に行った話もおかしかった。病気療養中のこと、北海道に小田和正が来るというので、手術をしてくれた担当医と一緒にコンサートを見に行ったら、コンサートの最後に小田さんに「病気を克服した松山千春が来ています」と紹介されてしまい、おまけに舞台に上げられて「恋」を歌わされ、バックコーラスまでされちゃった。南こうせつのコンサートで大好きな「神田川」を歌ったら、またまたバックコーラスされちゃった。「僕はいつも一人なんですから、一人で歌わせてよ!」なんてぼやくのがおかしかった。観客も大笑いでした。政治ネタも織り交ぜてしゃべくりまくるのが松山千春らしい。3時間のコンサートのうち1時間はおしゃべりだったかも?

意外なことに知っている曲もかなり多くて、そういえば思い出の糸をたどると、その昔「起承転結」というアルバムと「浪漫」というアルバム(カセットだったかな)を持っていたようにも思います(今手元にないのでわからない)。知っている曲の中でも一番思い出深く、大好きな曲が、「恋」です。一時期何度も何度も聞きました。カラオケで歌ったこともある。しかもデュエット。しかも相手めちゃうまい。恥かいた思い出。
歌詞もメロディもすばらしい、後世に残る名曲だと思う。この曲が流れると、昔の記憶が一気に押し寄せて、私はもう、涙、涙でした。


ものすごい人気の頃。この頃からずっとファンでい続けている人はすばらしいのひとことです。


検索してみると、好きな曲がたくさん出てきた。「青春II」「銀の雨」ほかにも「旅立ち」や「ひとりじめ」「もうやめさ」なんかが好きだったな。

ベストアルバムではなくて、昔自分が持っていたオリジナルアルバムを、もう一度聴いてみたい。でも「恋」はどこに入っていたんだろう。

by oakpark | 2009-06-17 00:36 | 好きな曲 | Comments(10)

好きな曲「テネシー・ワルツ」(朝日新聞の記事から)   

以前から知っていた曲だけれど、エルヴィス・プレスリーが歌っているのを聞いて好きになった曲というのがいくつかあって、「テネシー・ワルツ」もそのひとつです。この曲が5月16日付の朝日新聞土曜版〈be on Sunday〉の 『うたの旅人』シリーズで取り上げられているのを発見し、うれしくなり保存用に切り取りました。
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もちろん日本では江利チエミさんの歌唱がもっとも有名ですが、名曲にまつわるさまざまなエピソードを紹介するこの記事には、江利チエミさんと元夫の高倉健さんのことが書かれていました。高倉健さん主演の1999年の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のテーマソングに「テネシー・ワルツ」が使われたのは、高倉健さんの何気ないひと言からだったそう。降旗康男監督は、別の曲、夫レス・ポールのギターで妻メアリー・フォードが歌う「バイヤ・コン・ディオス」という曲を考えていたのだけれど、高倉健の中に存在する江利チエミの大きさを知り、「テネシー・ワルツ」に変更したのだとか。少し調べてみると、江利チエミさんは親戚のせいで多額の借金を背負い、夫の健さんに迷惑をかけまいと離婚を決意し、その後すぐ、45歳でこの世を去ってしまったそうです。撮影中の健さんにお弁当を届けたりするかいがいしい妻だったらしい。この記事を読んで、二人は愛し合いながらも運命のいたずらに翻弄され、引き裂かれてしまったのだなあと感じました。「鉄道員(ぽっぽや)」は観ていないので、いつかぜひ観てみたいです。

私が子どもの頃、江利チエミさんがテレビで歌っていたことをかすかに覚えています。「テネシー・ワルツ」といえば、私の中では江利チエミでした。なので、初めてエルヴィスがピアノ伴奏だけで歌うのを聴いたときは新鮮で、こんなにしっとりと良い曲だったんだなあと再発見しました。エルヴィスは「テネシー・ワルツ」を正式にスタジオ録音していません。紹介するバージョンは1966年に自宅で友人とくつろいでいるときに盛り上がって急遽録音されたもの。友人たちがバックコーラスをしています。エルヴィスの低音のナチュラルビブラートが心地よく、物悲しくも暖かい歌声です。この曲に合っている声だなあと思うのですが、どうでしょう。途中でふざけちゃうのが残念!歌詞もちゃんと覚えていないし。途中からみんなで歌詞を思い出しながら手探りで歌っています。前半だけ聴いてね。


記事によるとこの曲はカントリー出身のピーター・ウィー・キングという人が作曲し、歌手のレッド・スチュアートという人が1940年代後半に詞をつけたそうです。そして50年にパティ・ペイジが歌って大ヒットしたそうです。パティ・ペイジの美しい歌声。
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そして、江利チエミの「テネシー・ワルツ」。あえてレコードに収録されている15歳の江利さんの歌唱を貼りました。途中で日本語の歌詞が挿入されています。「ワルツ」は英語発音に近い「ウォルツ」と発音され、日本語の「うたう」を韻を踏む形で「うとう」と歌っているところが,15歳のチエミさん、すばらしいと思いました。「waltz」の発音は進行形になったとき「ワルシ(ス)ング」と聞こえます。日本人のチエミさんの癖かと思いきや、エルヴィスもパティ・ペイジもそのように発音しています。そういう音なのでしょう。15歳のチエミさんは、2年前にヒットしたパティ・ペイジバージョンを何度も聴いて発音を真似たのでしょうかね。
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朝日新聞は、実家にいるときから愛読していました。結婚してからもずっと朝日です。ほかの新聞をとったことはありません。少し前の日記にも書いた「百年読書会」のように、好きなシリーズがいくつかあって、この土曜日版の『うたの旅人』の前のシリーズ、『愛の旅人』も好きでした。本も買ってしまいました。
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好きな記事、気になった記事、感動した記事、勉強になった記事など、思いついたときに切り取って保存しています。最近では夕刊の『ニッポン 人脈記』の「大逆事件残照」を切り取りました。早野透さんの文章はちょっと難しかった。
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朝日新聞は、遠く離れた母との電話の会話のきっかけにもなります。最近母が強く共感し、私に読みなさいと勧めてくれた記事が関西大学の竹内洋教授によって書かれた麻生総理についての文章「不安と孤独にひとり耐えよ」です。
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トップに立つものは、仲間とつるんでばかりいてはだめで、あえて孤独に耐えなければならない、というような内容です。竹内先生は最後にこうも書かれています。「大衆は指導者に庶民感情を理解できる感受性を求めても、指導者が並みの人と同じであってほしいと思っているわけではない。人の心を打つディグニティー(威厳)と何がしかのカリスマ性を期待しているのである。」 なるほど~。「アニメの殿堂」建設も悪いことではないと思うけれど、ちょっとタイミングが悪いような気がするなあ。。。

これからも私は、いろいろな発見を求めて、感動を求めて、誰かとつながっているという感覚を求めて、母との会話のネタを求めて、新聞を愛読し続けると思います。記者の方々、いつもありがとうございます!これからもよろしく!

《その後》
いろんなバージョンの「テネシー・ワルツ」を聴いてみました。やっぱ名曲ですね~。楽器の演奏も素敵です。

上にも登場した、レス・ポールの演奏とメアリー・フォードの歌バージョン。ギターの音もいいです。

少年フィドラーとパパとの共演バージョン

by oakpark | 2009-06-15 00:09 | 好きな曲 | Comments(8)

ネックレス ネックレス   

雑誌に載っていて、かわいいなあと思っていた、京王井の頭線の浜田山駅前にある、「Necklace-necklace」というお店に行ってきました。

それほど広くはない店内に、カラフルなビーズや、個性的なボタンや、趣のあるアンティークの布やレースが美しく陳列されていて、どうあがいても「買ってしまいそう~」という気分にならざるを得ないお店でした。
だから、私が悪いのではなくてお店が悪いのです。実は、我が家は今年何かと入用なので、今日は見学だけにして、買うのはもうちょっとあとでもいいやと思ってやって来たのですが、ついついビーズの輝きにやられてしまった。

お店のせいで、私が買ってしまったネックレスは、店内に置かれているものはサンプル品で、実際購入となると、ビーズと付属品のセットを渡されて自分で作らなければならないものでした。そんな~、わたしにできるかしら~、少し前、ビーズが大流行したときに、お友達に教えてもらって作品(確かそのときもネックレス)に挑戦したことがあるけれど、こんな細かい作業は私には無理だと、断念した経験があるわたしに~。でも、今回は、同じビーズといっても、もっと大きなもの。しかもテグスではなくて、9ピンという細い針金のようなものを使うみたいだし、ちょっとおもしろそう。

一緒に行ったお友達に相談すると、「できるんじゃない?」と言われたし、しばらく考えた後、私にもできる、と判断し、購入を決断。店員のお姉さんに作り方を教えていただきました。(だから、お友達のせいでもあるんだなあ・笑) 用意するものはビーズと9ピンとやっとことニッパー。やっとこは持っていたので、ニッパーのほうを近所のホームセンターで1000円弱で購入しました。
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作り方は、まず数字の9の形をした9ピンをビーズにさし込み、反対側の穴から出てきた針金を手でくいっと90度かそれ以上折り曲げます。そして、6ミリくらい長さを残してあとの部分はニッパーで切ってしまいます。つぎにやっとこを持ち、逆手状態で針金の先っぽをつかみ、くいっと起こして丸くするのです。これで、反対側も9の字になりました。この作業を全部のビーズに対して行ってから、最後にビーズの配列を考えてつなぎ合わせます。お店で購入したものは写真がついていて、そのとおりに並べていけばお店と同じものが出来上がります。自分のセンスで違った配列にしたかったらそれもいいですよね。私は、自分のセンスに自信がないので、お店のものどおりに作りました。
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お店で私に造り方を教えてくださったお姉さんは、不安がる私に「慣れると面白いですよ~」と言ってくださったけれど、いや、ほんと。とっても面白い。特に、針金をやっとこでくいっと曲げるところが私は気に入った。この「くいっ」の具合が大事だとわかりました。ある程度のスピードをもってくいっとするほうがうまくいくみたい。丁寧にと思ってゆっくりすると、変な形になるの。きれいな9の字になると、やった!と思うし、9の丸い部分がへしゃげてしまうと悲しい。。。 そういうときはやっとこで元の形に戻し、もう一度くいっに挑戦です。

あんまり面白いから、近所の手芸やさんでビーズと9ピンを購入し、もう一つ作ってみた。お値段は上のものの5分の1です~。
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ほかにも単色のも作ってみたいし、きれいな色の石で作るのもいいなあ~。
今年はネックレスが増えそうです♪

by oakpark | 2009-06-09 00:01 | ファッション | Comments(4)

ある節約法   

私は週に二回ほど夜に仕事をしています(変な仕事ではありません)。なので、ときどき先に帰宅した夫が台所の洗いものを(途中まで)してくれることがあるのです。それはいいのですが、今日、仕事から帰って残りの洗いものをしようとすると、流しの上のタイル部分がこんな状態でした。
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何だと思いますか~、これ。 実は食品をくるんでいたサランラップを、夫が洗い、タイルの上に貼って干しているのでした。 サランラップを一度使っただけで捨てるというのはもったいないというのが夫の持論で、わたしが、「でも使い回しをすると食品のにおいが移るやん」と反撃すると、「じゃあ、洗ったらいいやろ」というのです。 で、これを私に使えというわけですわ。 実はこういうことが前にもありまして、私も日ごろ節約ができているわけではないという後ろめたさもあり、じゃあ使ってみようかと、そのままにしていたのですが、翌日になると、ここに干していることを忘れて、新しいサランラップを切っちゃうのですよ。あ、しまった、次はちゃんと使おう、と思うのですが、食品をくるむ段になると、また新しいのを切っちゃうのです。で、そんなこんなで、結局古いサランラップは一日中こちらに張り付いたまま(結構落ちないのですよ)。結局、この状態を見ているのがいやで、捨ててしまいました。。。。

いやはや、夫は、こういう「微々たる」節約が得意なのです。毎年年賀状を書く時期になると、書き損じの葉書を絶対残しておいて、あとで郵便局に持って行き、切手やはがきに交換してもらうし。往復はがきの、出さなかった返信部分も切手に交換してもらうし。流しの生ごみ入れは、新しい袋は出さず、捨てる袋(たとえば、パンが入っていた袋など)を使うし。 中でも、今までで、一番驚いたのは、まだ新婚間もない頃の出来事でした。お客さんを招待することになり、夫の会社近くにあるおいしい魚屋さんで手巻き寿司用の刺身を買いに行こうとしていたときに、夫から「よかったらこれ使って」と商店街のサービス券がびっしり貼られた紙を渡されたのです。ぽかんとする私に「これでちょっと割引になると思うから」ですと。夫は、会社近くのその商店街で買い物をするたびにもらうサービス券をずっと取っておいて、それ用の台紙に張ってあったのですよ。ひえ~。パン屋のアンデルセンでもらう券をいつも捨てている私とえらい違いだわ。 男性でこんなことする人はじめて見た、と思いました。その割引券(サービス券を貼った台紙)は、ありがたく使わせていいただき、確か、200円ほどの割引があったと記憶しています。

こういう夫だから、長女と次女のために買った映画「ドロップ」の前売り券が、結局時間切れで使えなかったなんてこと言えないんです。先週、カルチャーセンターの映画講座のために借りた「ドゥー・ザ・ライト・シング」が二日延滞になっていることも言えない(明日返すぞ!)。サランラップで節約しても、こんな妻じゃねえ。。。

by oakpark | 2009-06-02 23:40 | 雑感 | Comments(12)