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思い出の曲 ~レコード大賞~ 「喝采」   

今日は、レコード大賞の発表の日なのですね。以前は大晦日に、紅白歌合戦の前にあったのに、いつからこうなったのかしら。全然気づかなかった。レコード大賞そのものにも興味がなくなってしまった。いつごろからなかなあ~。

私の今までの人生で、一番印象に残っているレコード大賞受賞曲は
1位・・・「喝采」  ちあきなおみ
2位・・・「また会う日まで」   尾崎紀世彦
3位・・・むずかしいけれど、「おふくろさん」  森進一 にしておこう。

1位の「喝采」は、直前まで小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」が最有力候補だったのに、31日直前に急浮上し、受賞したように記憶しているのです。確か私は小学校の6年生。おぼろげながらですが、ちあきなおみを応援していて、受賞してよかったなあ、と思った記憶があるのです。

2位の「また会う日まで」はとにかく、大好きな曲でした。これは確か小学5年生のときだったと思う。冬休みに、両親の実家のある愛媛県大三島に車で帰る道すがら、ずっとカセットでこの曲を流していたように思うのです。レコードプレイヤーは持っていたけれど、録音機能を内蔵したものではなかったので、レコードのそばに録音機を置いて録音した粗雑な音質のカセットだったと思う。そしてレコード大賞発表は、大三島で見たんだろうな。ほんと好きだったなあ、この曲。そして小5の私、尾崎紀世彦のこともちょっぴり好きだったんだと思う(笑)。

3位以下は混沌としているのですが、あえて、明日の大晦日に久しぶりに聞くことができるであろう「おふくろさん」にしました。この曲を歌う森進一はすごかったなあ~と、思い出されます。これぞ、歌手という入魂のスタイルで、若い頃の森進一は鮮烈な印象があります。いまだに物まねされるのもわかりますよね。「襟裳岬」も好きでした。


ちあきなおみ 「喝采」


尾崎紀世彦 「また会う日まで」


受賞シーンの映像もありました。おかあさんにちゅっとするのがとっても自然でかっこよかったですね~。
http://jp.youtube.com/watch?v=QEFyqw75mJ4&feature=related

さてさて、皆さん、今年はお世話になりました。2008年は皆さんにとってどんな年だったのでしょう。私はまあまあ平穏な年でした。来年も平穏な年になりますように。
今年観た映画は96本、読んだ本は36冊でした。
来年はもっと本を読みたいです。映画はもっと映画館で観たいです。仕事もがんばりたいです。

では、よいお年を!

by oakpark | 2008-12-30 22:24 | 思い出の曲 | Comments(11)

映画「荒野の七人」から「七人の侍」   

いつかの日記に書いた「暴行」→「羅生門」につづきまして、黒澤明監督作品のリメイクから原作という見方をしました。やはり私は時代劇よりハリウッド映画のほうが気楽に見れるので。

しかし、結論から申しますと「七人の侍」のほうが断然よかったです。もちろん、比較するものではなく、それぞれの良さがあり、それぞれの鑑賞の仕方があるとは思うのですが、「七人の侍」は、今まで観たすべての映画と比較しても、私の中でかなり上位に位置すると思われます。二日続けて2回も見てしまいました。こんなことはめったにありません。200分という長い長い映画でしたが、その分、人物を丁寧に描き出していて、じっくりと味わうには、映画はこれくらいの長さが必要なんだなあと納得する内容だったのです。

さて、ストーリーは、皆さんご存知だと思いますが、ある貧しい村の村人たちが、ならず者に収穫物を略奪されて困り果て、凄腕の侍(ガンマン)を雇い、ならず者と対決するというお話ですね~。 見せ所は、七人の凄腕たちを選ぶシーンから、それぞれのキャラクターの描き方、村人と侍(ガンマン)との生き様、侍(ガンマン)とならず者との対決などなどでしょうか。

どちらの映画でもせりふに含蓄があり、一言も聞き逃せませんでした。ただ残念なのが、英語がちゃんと聞き取れないこと。英語字幕もついていなかったので、日本語字幕で理解するしかなく、もともとの本当のせりふの意味が理解できていないので、もし全部理解できれば、「荒野の七人」をもっと楽しむっことができると思うのですよね~。

さて、それぞれの映画で気になったキャラクターについて語りたいと思います♪

★「荒野の七人」(The Magnificent Seven,1960)
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まず何といっても、印象深かったのはクリス役のユル・ブリンナーですね。実は私ユル・ブリンナーの映画ははじめてみました。こんなに渋い声の役者さんだったのですね。目力もありますね。渡辺謙がユル・ブリンナーに似ているといわれいてるとどこかで読んだことがありますが、確かに少し似ているかも。でも、リチャード・ウィドマークにも似ている気がしました。

それからやはり、スティーブ・マクイーンのとぼけた雰囲気もよかったです。しきりに帽子を脱いで存在をアピールしていましたね。やんちゃそうで強そうでした。
チャールズ・ブロンソンが子供ににこっとする笑顔も素敵でしたが、私が一番気になったのは凄腕のナイフ使いを演じたジェームズ・コバーンです。せりふは少なかったけれど、寡黙で強い男という雰囲気がよく出ていたように思いました。チコを演じたドイツ人の俳優、ホルスト・ブッフホルツも熱演でした。ユル・ブリンナーに子ども扱いされて怒るシーンなんて、何でこんなに怒るの?というくらいの激しさでした。ただ、どういう人物かというキャラクターが少しわかりにくかったのですが、日本版の「七人の侍」を見て、やっとわかりました。「七人の侍」の二人の人物を合体させた薄くしたようなキャラクターでした。 音楽もよかったです。

★「七人の侍」(1954)
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いや~おもしろかったです。
何がおもしろかったって、人間生活に必要なすべての要素が織り込まれているように感じたからです。まず、生きるということ。生きるための糧を得るために人はどれだけ汗を流すかということ。それから親子の情、男女の淡い恋心、情念、侍と百姓との対立と共存、敵と戦うということ。
それらの要素が丁寧に丁寧に語られていきました。最初観たときにはわからなかったせりふの意味が2度目見て初めてわかるというシーンもいくつかありました。

印象に残ったシーンはいくつもありますが、まず、最初の志村喬演じる勘兵衛が村を守ってくれという百姓の頼みを受け入れるシーンで涙が出てきました。百姓たちの悲壮感が画面からあふれ出ていて、志村喬が山盛りに盛られた茶碗に入った白米を「このメシ、おろそかには食わんぞ」と静かにいい、それがイエスの意味だった。いいですね~~。

七人の侍の中で誰が一番好きか。きっとこの映画が好きな人はみんな考えるでしょうね。冷静で頼もしいリーダーの勘兵衛もかっこいいし、凄腕の剣の使い手である久蔵もかっこいいですね~。強くてやさしくてストイックで。撮影当時、実はもう30歳を超えていたという、木村功演じる勝四郎の初々しさも感動的でした~。木村功といえば、私にとっては渋いおじさん俳優だったのに、こんなに可愛い役をやっていたなんて。動きもなんとなくなよっとしていて、頼りないけれど一生懸命な感じがよく出ていてよかったわああ。この人が久蔵に言うせりふ、「あなたは。。。。素晴らしい人です。。。。。私は、このことをずっと言いたかったのです」にはぐっときました。

しかし、しかし、わたしは、やはりというかなんというか、菊千代を演じた三船敏郎がよかったです~~~。三船敏郎こそ、私が子供の頃にテレビで見た印象は渋くて近寄りがたい雰囲気の俳優さん。三船作品で最初に観た映画が「羅生門」。若かったけれど、そんなにイメージと違わなかった。「天国と地獄」では、またに私の知っていた三船敏郎そのもの。そして「椿三十郎」もかっこよくて、らしかった。でも、この「七人の侍」での三船敏郎はどうだろう。まるでサルみたいな野生児で、子供みたいに無邪気で、単純ですっごく魅力的。こんな俳優さんだったのですね~。すごかったな。

私が一番ドッキリしたのは、ジャケット写真にもなっているシーン。村人が落ち武者から奪ったかぶとをかぶって(しかも斜めに)、侍たちに向かって「百姓をなんだと思っているんだ。ぺこぺこしていて、なんでも言いなりになるように振舞いながら実は、うそつきで盗人で泣き虫で、人殺しなんだぞ!!!」と言う。実は菊千代はもともとは百姓の出だったのだ。そして続ける。「でも、そんな百姓にしたのはお前たち侍なんだぞ。汗水たらして作った作物を勝手に奪う、女をあさる、なんでもする。。。」 このときの三船敏郎の形相、迫真の演技。もうもう、俳優魂を感じました。あと、こんなシーンも好きでした。「もう、こんな辛い生活はいやだ、死にたい」と言っている村のおばあさんにみんなが同情しているのに、菊千代は「こんなめそめそじめじめしているのは大嫌いだ!」 でも、本当は優しい心根をしているということがほかの場面からわかるのです。この、丁寧なキャラクター作りが私は好きですねえ。それにしても、そのよぼよぼのおばあさんが、息子の敵をとるとばかりに、かまを持って瀕死の野武士に止めを刺しに行くシーンはこわかった。

百姓側では、辛い過去を背負った若きリーダーの利吉もよかったです。私が子供の頃、すごいおじいちゃんだったという印象の左卜全も出ていました。百姓側の描き方は「荒野の~」のより、「七人の~」のほうがずっと丁寧でした。あ、比べちゃいけないだろうけど。

外国でもとっても人気が高い作品だということですが、英語字幕のついた「七人の侍」を見てみたいと思いました。

by oakpark | 2008-12-23 21:36 | 映画 | Comments(12)

お友達とジョギング♪   

最近、お友達のNさんと一緒に近くの公園でジョギングをしています。
朝8時に集合し、ゆっくり20分くらい走ります。広めの公園を大体10週くらい走ることになります。始めて2週間くらいですが、週末と雨の日以外は、今のところほぼ毎日走っています。

少し前の日記に書きましたが、人間ドックの再検査で、異常なしと出たあくる日、私のほうからNさんを誘いました。Nさんが春から公園を走っていると聞いていたので、ご一緒させていただこうと思ったからです。

Nさんは、腰を痛め6月頃にいったんやめていたそうですが、そろそろ再開したいと思っていたそうで、私の誘いを、渡りに船とばかりに喜んで受けてくださりました。
Nさんとは、長男が小学生時代に入っていたサッカーチームで知り合いましたが、サッカー時代はあまりお話していませんでした。おとなしい方だと思っていました。

しか~~し。おしゃべりの私に勝るとも劣らない勢いでしゃべる、しゃべる。二人で競争するようにしゃべりながら走っていると、20分くらいあっという間に過ぎて行きます。。。しかし、きっちり20分くらい走ると、からだのほうが限界を教えてくれます。足がふらつき、息が乱れ始め、そろそろやめようということになります。

「Nさん、すごいわね~。全然息が乱れていないね」
と、私がお世辞を言うと、
「そんなことないですよ。Oさんこそ全然乱れていないじゃないですか」
とお世辞を返してくれます。

お互いお世辞を言いながら、静かにライバル心を燃やしているのです(笑)。

ひとりだったら、3日で終わっていました。朝、目を覚ましたときは「う~~ん、今日はねむからやめよう」と思うのですが、起きあがっていろいろしているうちに「Nさんがいるはずだから、わたしもがんばらなくちゃ」と思い始めます。
Nさんのおかげで続いているようなものです。
Nさん、ありがとう~~。また、月曜日、こどもの愚痴を語り合おうね。ネタはすでにもうひとつたまりました(笑)

ところで、今気づいたのですが、わたしたちって、O,N,だわ。
最強おばさんのONジョギングコンビ!!
Oさんは体力維持のため、Nさんはダイエットのため、明日も走るのだ~~。
(注:といってもNさんのほうがOさんより細い)

なんちゃって、いつまでつづくことやら。。。

by oakpark | 2008-12-19 21:24 | 雑感 | Comments(4)

本「マンガで楽しむ旧約聖書」「旧約聖書を知っていますか」   

最近こんな本を読みました。

『マンガで楽しむ旧約聖書』 三笠加奈子 著
『旧約聖書を知っていますか』 阿刀田高 著
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旧約聖書の基本的な知識を身につけたいと思ったのです。なぜなら、外国の小説を読むにしても映画を観るにしても、聖書の知識はとても重要だと感じるからです。 向こうの人にとっては当然のことも、日本人で無宗教の私は知らない場合が多いですからね。調べものをしていたり、映画の解説などを読んで、あ、そうか、それは聖書からとったのか、ということがよくあります。 

実は私はプロテスタント系の中学校、高校に通いました。その学校では、毎朝礼拝があり、毎週一回聖書の授業がありました。 マイ聖書も持っています。でも、聖書のことはよく知らないし、知ろうともしませんでした。だから、聖書に関する知識は皆無に等しいです。あ、でも、何年か前に「ダ・ヴィンチ・コード」が話題になった時、「マグダラのマリア」という名前を知っていて、知らなかった夫から尊敬の目で見られましたっけ。そのくらい知ってるもんね、と思ったものです。そうそう、なんか、言葉だけはちょこっとだけ頭に残っているのですよね。ペリシテ人とかカナンの地とか。。。。

どちらの本も、有名な(らしい)エピソードがとてもわかりやすく紹介されていて、初心者にも読みやすいです。今までどこかで聞いたことのあるようなお話もいくつかありました。 絵画にしても、小説や映画のストーリーにしても、聖書の物語を下敷きにしているものが本当に多いのですね。なんてったって、聖書は、世界中で一番多く読まれているお話ですもの。

三笠加奈子さんという方の本は以前に「外国映画の歩き方」という、映画の中のいろいろな小ネタを紹介した本を読んでいました。1978年生まれの若い方ですが、知識の豊富さに驚かされました。

阿刀田高氏の本は初めて読みましたが、ユーモアのある軽快な文章で、ファンになってしまいました。ほかの本も読んでみたいです。この本の冒頭、旧約聖書のことを知るには、まずは「アイヤー、ヨッ」だ、と書かれています。アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ の頭文字なのですが、この4人に加えて、このあと登場する英雄ダビデとソロモンを覚えておけば、旧約聖書の主要な登場人物を抑えたことになるとあります。なるほど~です。もちろん、この4人の前に、アダムとイブ、カインとアベルもいますが。それにしても、なかなかよい覚え方ですね、私ももう忘れないぞ~。

阿刀田氏は、「新約聖書を知っていますか」「ギリシャ神話を知っていますか」「ホメロスを知っていますか」といった本も書いておられるので、おいおい読んでいきたいな~と思っています。

by oakpark | 2008-12-18 00:06 | | Comments(3)

フィギュアスケート   

今晩は、塾に行った長男を除いて家族全員で、テレビにかじりついてフィギュアスケートを観ました。柔道の嘉納杯も観たかった私は一人別室で、編み物をしながら、チャンネルをころころ変えながら両方を楽しみました。至福のときでした~。編み物をしながらテレビを見ると、なにか時間を有効利用できているような気がするのですよね(笑)。

さてさて、女子のほうは浅田真央選手がキム・ヨナ選手を抑えて優勝しましたね。浅田選手は一度転倒してしまったけれど、キム・ヨナ選手も一度転倒し、ジャンプを一度失敗したので、トリプルアクセルを2回飛んだ浅田真央選手のほうが点数が伸びました。現在の女子選手でトリプルアクセルを飛ぶことができるのは浅田選手と中野友加里選手の二人だけしかいないそうですね。前向きにジャンプし後ろ向きに着氷する大技。そういえば、昔は、伊藤みどりさんが飛ぶことができるというので大騒ぎされていました。その難しい技を演技中に二度も入れた浅田選手はすごいですね。 キム・ヨナ選手のアジア人離れしたスタイルのよさにも驚かされます。演技が大きく見える人ですね。

男子の小塚選手は、滑りがとってもやわらかくて滑らかだと思いました。まだ童顔ですが、ここに大人っぽさが加わるともっと魅力が増すと思います。ただ、いつも体操服のようなシンプルすぎる衣装を着ていますが、あれはどうかなあ~。もう少し着飾ったほうがいいんじゃないかしら、と思いました。

ところで、フィギュアを見ていていつも気になるのは、ジャンプの種類の見分け方。アクセルが難しいというのはわかったけれど、そのほかの、解説の伊藤みどりさんが連呼されていた、ルッツ、フリップ、サルコーとかって、どのようなもので、どう見分けるのでしょう。よいサイトがあったのでご紹介します。興味のある方は読んでみてくださいね。ここです。

最近は、ジャンプの回転数の判定が厳しくなっているそうですが、素人にはほんとうにわかりにくいですよ。きょう安藤美姫選手が最初に跳んだジャンプは、「4回転サルコーの回転不足」という判定らしいですが、スローで見ても3回転しかしていないように見えるのです。安藤選手自身のコメントが「回転不足になったけれど、4回転を飛べてうれしい」となtっていますが、あれって飛んだことになるのかな~。う~ん、むずかしい。

それにしても、上位6人の中に日本人選手が3人もいるなんてすごいですね。昔だと考えられないです。明日のエキシビジョンも楽しみ。

最近テレビを見ていても若い世代に目が行きます。若いのにインタビューの受け答えがしっかりしているなあ~と。自分の娘が16歳になったからでしょうか。
最近気になっている人たちは、「篤姫」の宮崎あおい、ゴルフの石川遼、フェンシングの大田雄貴、スケートの浅田真央、でしょうか。それと、野球の斉藤祐樹も一度神宮に観にいきたいなあ~。ミーハーかもしれないけれど(笑)。

by oakpark | 2008-12-14 01:36 | 雑感 | Comments(2)

映画とファッション   

映画を観るときの楽しみの一つに女優さんのファッションがあります。素敵だな~と思うスタイルを見つけるとうれしくなって真似したくなります。真似しようと思っても手持ちの洋服に真似したいスタイルに合うものがなければ買いに走る場合もあります。そして、私に「即買い」をさせた映画というのは「スィート・ノーベンバー(2001)」であります。この映画でのシャーリーズ・セロンのファッションは、ほんとかわいかった。まず登場シーンがこれです。
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この後も色違いで何度も出てくる網目模様の三角ショールを買いました。それと、指先のないアースカラーの手袋。
これもかわいいですよね~。確か私がこの映画を観たときはフリース全盛だったのですが、すごくニットを着たくなったことを覚えています。
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スカート姿のこれも可愛い。
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病気が悪化したシーンなので、シャーリーズ・セロンの表情も洋服の色も地味ですが、おしゃれです。
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次に去年の5月に劇場で観た「ラブソングができるまで」のドリュー・バリモアのスカーフ使いも可愛かったです。その後私もいつもスカーフをするようになりました。もともとベストも好きなのでこの映画を観て昔のベストを引っ張り出し、5月中旬にあった子供の運動会はベストにスカーフといういでたちで行きましたら、夫に「どこにいるかようわかってよかったわ」と言われました。異様な雰囲気だったのでしょうか。
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少し前の映画だと「ユー・ガット・メール(1998)」のメグ・ライアンのファションも好きでした。
カジュアルだけれどセンスがいいの。メグのように顔が小さくて首が長くて足が細くないと似合わないんだろうな~。このかんじが好き。下はグレーの短めのスカートに黒のタイツ。メグ・ライアンは私の中では「一番白シャツが似合う女優さん」
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クリスマス前後のシーンでは黒のシンプルなワンピースやジャンパースカートがかわいかった。春のシーンは柔らかな色合いのアンサンブルセーターやカジュアルなパンツ姿が素敵だった。病気で寝ているときにトム・ハンクスが突然見舞いに来て、あわてて玄関にかけてあったゆったりしたトレンチコートを羽織るのもかっこよかった。肩章なしのベージュのトレンチコートがほしいなあと思ったものです。

自分では真似できないけれど可愛いな~と思うファッションも映画にはたくさん出てきますね。「ある愛の詩(1970)」はモデル出身のアリ・マクグローが主演だけあって、可愛いファッションがたくさん。もう年齢的にこんな格好はできないけれど、あと30歳若かったら真似したかった。長いマフラーが素敵
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マクグローのスカートとマフラーが黄色系でライアン・オニールのセーターも黄色系。
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ウエストが細い
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そして最後に年齢的にはオーケーかもしれないけれど時代的にも体型的にも私には無理な憧れのファッション、1930年代ファッションです~。この手のスタイルをはじめて見たのは「華麗なるギャツビー」のミア・ファローで、でした。映画を観た当時、昔にこういうファッションが流行ったということも知らなかったので、へんな格好をしているなあと思ったものです。 先日話題に出た「五線譜のラブレター」のアシュレー・ジャドだとこんな感じ。
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髪はうねうねとウェーブしているのが特徴。水泳帽みたいなぴったりした帽子をかぶっている場合もありますね。ネックレスはじゃらじゃらと長く、背中の大きく開いたすとんとしたワンピース。そう、問題はここにあります。こういうタイプのワンピースって背中が大きく開いているから下着での体型の補正ができないわけですよ。だから、胸の小さい人は悲惨です。先日観た「つぐない」でキーラ・ナイトレイがやはり30年代ファッションでしたが、ほんとうにぺちゃんこだったな。
でも、妖艶で素敵なファッションですよね~。 一度着てみたい、、、、、ウソ。

でもまあ、とにかく、どんなファッションでも堂々としていることが大切でしょうね。似合っても似合わなくても。堂々としていれば自然に似合ってくるのかも。でも、年齢が上がるにつれ、できるファッションが限られてくるっていうのはさびしいなあ~。たまにがんばると娘に「おかあさん、いたい」と言われるし。でも、まだまだがんばりたい。

by oakpark | 2008-12-05 23:09 | ファッション | Comments(12)

めちゃくちゃマニアックなエルヴィス曲の聴き方   

最近、エルヴィスネタが続いていますが、Juneのひとりごと、ということですっ飛ばしてくださいね~。

ここに、こういう本があります。
「Elvis Presley ~A Life in Music~ The Complete Recording Sessions  Ernst Jorgensen 」
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これは、The Comlete Recording Sessions というタイトルからわかるように、エルヴィスの録音の歴史を事細かに記した本なのです。何年の何月何日何時に、どのスタジオで、どういうミュージシャンと一緒に録音したのかが書かれています。加えて、そのときのエルヴィスの気分や置かれた状況、どうしてその曲を選んで録音したかなどなど、いろいろ興味深いことも知ることができます。

たとえば、1960年3月20日、ナッシュビルのRCAスタジオBでの録音は、エルヴィスがドイツでの兵役を終えて最初の録音でした。スタッフの一人と一緒にメンフィスで録音曲についてなどを相談し、車で約3時間のナッシュビルにやってきたエルヴィスは、スタジオの裏口近くに車を停めてスタジオに入ってきます。久しぶりに会ったスタッフと挨拶を交わし、軍隊生活についてなどを少ししゃべり、そしてウォーミングアップを始めます。いつものように、コーラス隊と一緒にピアノを囲んで、大好きなゴスペルソングを歌い、のどをあたためていきます。周りにいるスタッフもバンドのメンバーも、この2年間というもの、エルヴィスが歌っている姿を見ていません。彼の「声のすばらしさ」はまだ健在だろうか。まだ、売れるだろうか? 内心は、自分たちを食わせてくれるだろうか、なんて思っていたかも。 口には出さないけれど、みんながこの25歳の青年が歌う姿を心配そうに見ていた、と本には書かれています。なんともいえない緊張感のようなものがあったと。 ウォーミングのあと、最初に録音したのが「君の気持ちを教えてね(Make Me Know It) です。 そして、このCD。

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このCDには1960年に発売された、オリジナルアルバム「Elvis Is Back 」に収録されている正規録音の12曲に加えて、録音時にボツになったアウトテイクが多数収められています。
エルヴィス・プレスリーという人は、その全キャリアを通して、「一発どり」を好んだそうです。つまり、現在のように、リズム音、ギター音、ヴォーカルを、分けて録音し、あとからそれらをミックスするのではなく、スタジオに、バンド、コーラス隊、そして自分が一緒に入り同時に録音するという手法です。だから、アウトテイクがものすごく多い。何度も何度も歌い、一番ぴったり来る歌い方を探っていくのですが、うまく歌えたとしても、バンドの演奏が失敗したり、コーラスが失敗すると、最初からやり直し。ものすごく時間のかかるやり方です。でも、エルヴィスは、スタジオ内でのエネルギーとか、一体感を大切にしたそうです。音がちゃんと取れているとか、きれいに出せていることも大事だけれど、それ以上に、みんなの息が合ったときにだけその歌から発せられるオーラのようなものを大切にしたんだとか。

で、その、緊張の中でエルヴィス除隊後初めてスタジオで歌った「君の気持ちを教えてね」のtake1が、このCDには収められいるのです。上記の本を読んで状況を知ってから歌を聴くと、当時の録音風景が鮮やかに目に浮かんでくるようです。オヤジのように口うるさい敏腕マネージャーや、レコード会社の重鎮のおじさんたちに囲まれて、緊張して歌ったであろう25歳のエルヴィス。その後また成功を収めてエルヴィスの発言権も強くなるのですが、この時点ではちょっと立場が弱いんです。みんなが、エルヴィスは軍隊生活で歌えてなくなっているのではないかという危惧を持っていて、その心配をはねのける必要があったのですから。そう思って聴くと、エルヴィスの歌い方は、自分の声を確認しながら、丁寧に、探るように歌っているように感じます。う~~ん、いいなあ、ってこんな聴き方をする私ってへんですか?

その昔大学生の頃、たまたま受講した授業が正岡子規の講義で、先生が黒板に詳しい正岡子規の年表を書いてらっしゃいました。授業を受けている途中から「ん?詳しすぎない?そこまで知る必要あるの?」と思い始めていましたが、最後に先生が「この○月○日から、○月○日までの子規の行動がわからないのです。どなたかご存知の方がいたら教えてほしいです」とおっしゃり、心のなかで「がちょーん、しるか!」と思ったことを妙にはっきり覚えているのですが、それに近いことを今自分がしているのではないかと、時々不安になります。。。さて、記念すべきエルヴィスのの「君の気持ちを教えてね」の正規テイクは、テイク19だそうです。これです。


この曲もよいけれど、私は同じセッションで、4曲目に録音した「恋に命を」がやっぱり大好き~。除隊後最初の新曲は、みんなで相談して、初期のロックのリズムも残しながら大人っぽいアレンジの曲になっている「本命はお前だ (Stuck On You)」に決まっていたけれど、エルヴィス自身はB面に回ることになったこの「恋に命を(Fame and Fortune)のほうが好きだったと、上記の本に書いてあります。私の好みと同じだわん。 ということで前にも紹介したけれど、この曲を紹介しちゃお。これ

このときのセッションでの録音はどれもすばらしい。2年ぶりにスタジオで歌うエルヴィスの声には、歌いたくて仕方がなかった、という思いが表れている。 私が生まれる半年前のことだったんだなあ~。。。。

by oakpark | 2008-12-04 14:33 | ELVIS | Comments(7)

映画「プライドと偏見」「つぐない」   

カルチャーセンター映画講座の宿題だった「プライドと偏見」(Pride and Prejudice 2005)を観たあと、同じジョー・ライト監督の「つぐない」(Atonement 2008)を観ました。

まず、「プライドと偏見」の感想。
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この映画は以前に観ていました。文豪ジェーン・オースティンの有名な小説の映画化ということで、当時かなり話題になっていました。英文科出身のくせにこの小説を読んだことがなかった私は、いったいどんなお話だろう~と、わくわくどきどきしながら観たことを覚えています。そして、そのときの感想は、「な~んだ、ありそうな話じゃん。目新しいことなんもないじゃん。まあ、キーラ・ナイトレイはきれいけどね」くらいだったのです。友達の中には、ミスター・ダーシーを演じたマシュー・マクファディンの大ファンになった人もいたけれど。私はそれほど感動しなかったのです。でも、一応小説も抑えておかなくてはと思い、新潮文庫の中野好夫訳の「自負と偏見」を読み始めました。ところが、あまりの会話のまどろっこしさ、ストーリーの進展のなささに、また、当時の女性たちの結婚観に腹が立ち(時代上仕方がないことなのですが)、半分くらい読んだところで挫折しました。
そして、今回の宿題。あまり気が進まないな~と思いつつ観たのですが、なんと、今回は見事に感情移入できまして、涙まで流してしまいました。キーラ演じるエリザベスの心情が痛いほどわかってねえ。。。ハイ。 映画って観るときの自分の状況によって感じ方がずいぶん違いますよね。。今回は素直だったみたい(笑)。 あらすじはは省きますが、見所である、ミスター・ダーシーとエリザベスが思いをぶつけあうシーンって全部で3回ありましたね。最初は嵐のシーンで、ミスター・ダーシーが思い切って「I love you」というシーン。カルチャーセンターの生徒さんの一人はここがよかった!!と言ってらした。 私は2番目の「思いをぶつけ合い」シーンで涙しましたねえ。エリザベスはいったんは拒絶したものの、やはりミスター・ダーシーのことが気になって仕方がない。叔父と叔母と旅行に出かけたついでに、ミスター・ダーシーの豪邸に立ち寄ってみる。するといないと思っていたミスター・ダーシーが突然現れる。戸惑うエリザベス。ここんとこ、よかったなあ。好きになりかけているのに悟られないように意地をはるエリザベスが愛おしいかったなあ。こういう演技、キーラ・ナイトレイはうまい。ミスター・ダーシーのマシュー・マクファディンのやさしそうな表情もここではよかった。しかし!最後の、一番大事な告白シーン。ジュディ・ディンチ演じるミスター・ダーシーの叔母さんがエリザベスの家に「あんたなんて身分が低いくせに」とかいいに来て、あわててミスター・ダーシーが謝りに来て、眠れなくて外に出ていたエリザベスとばったり会うシーン。ここでの、マシュー・マクファディンの演技に私は不満が残りましたね~。ここは、2番目のシーンと違って、もっときりっとした表情で、意志を固めた表情で、もっと男らしく告白してほしかった。1番目も2番目も3番目もおんなじ表情じゃん。ここがちょっとねえ。。。

俄然、TV版を見たくなりましたよ。イギリス在住のお友達は断然こっちのTV版をほめていました。こちらでミスター・ダーシーを演じたコリン・ファースがイギリスでは大人気になり、「ブリジッド・ジョーンズの日記」でマーク・ダーシーに配役されたそうですから。当時そういった事情を知らなかった私は、なんでこの人が?と思ったものです。
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NHKBSでも放送していたみたいですが、見逃してしまった。レンタルショップにもないし。こりゃまた渋谷かなあ~。。。

さて次に「つぐない」です。
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こちらは重い内容の映画です。英国を代表する作家イアン・マキューアンの「贖罪」という小説が原作です。第二次世界大戦前から戦後にかけてのイングランドとフランスが舞台で、一人の女性が少女時代に犯した罪を償っていこうとしたお話とでも言いましょうか。主役の女性を少女時代、娘時代、老年時代と3人の役者が演じています。特に少女時代を演じた新人のシアーシャ・ローナンがすばらしかったです。少女の無垢さ、残酷さが、よく出ていました。3人の俳優は同じ髪型にすることで同一人物だということをアピールしているわけですが、このあたりは難しいですね。老年時代は、バネッサ・レッドグレーヴが演じています。美しく毅然として重みのある台詞回しはやはりキャリアを積んだ女優さんならではです。
さて、シアーシャ・ローナン演じる少女の不用意な一言で仲を裂かれてしまう美しいカップルがキーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイ。ここでのキーラ・ナイトレイは研ぎ澄まされた鋭利な演技。つんとして難攻不落の女性のように見えるけれど、実はほとばしる情熱を秘めている。このあたりよく出ていたのですが、つんとした演技がちょっとつんとしすぎていた(笑)。相手のせりふにかぶせるようにすばやく平坦にしゃべるしゃべり方。「プライドと偏見」でも同じような演技をしていたけれど、今回はもう少し、やわらかさがあってもよかったんじゃないかなあ~なんて。ジェームズ・マカヴォイは私は「ナルニア国物語」でのコミカルな動物役しか知らないので、その変貌振りにびっくり。「ペネロピ」にも出ているようなので、こちらも観てみたい。この人の演技はうまい、と思いました。ちょっと小柄だけれどね。また、この映画、音楽がとっても効果的に使われているのです。美しいピアノの音やタイプライターの音など、打音がどきどき感をあおってきて、引き込まれていくのです。時間軸が時々前後して、あら?と思うあたりや、現実と幻想の境目がつきにくいところなど、おもしろい手法が使われていると思いました。なかなか良い作品だと思ったけれど、ものすごく感動するというほどでもなかったかな。でも、一見の価値はあります、絶対。

by oakpark | 2008-12-01 00:58 | 映画 | Comments(4)