<   2008年 05月 ( 16 )   > この月の画像一覧   

本「天国からはじまる物語」   

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一月に一度くらい、下の子二人を連れて本屋に行き、「何でも好きなの買っていいよ~」と1~3冊くらい選ばせます。私も本屋に行くのは大好きです。子供たちにも本屋は楽しいところだと思ってもらいたい。今回も長男に「本屋、行こう~」と言われ(いつまでそんなふうに言ってくれるかな)、最近お気に入りのジャズの流れる本屋に車で行きました。

長男は「金メダルへの道」というハウ・ツーものの本を、次女は「IQ探偵ムー」など三冊ほど買いました。で、私も、表紙の、かわいい女の子のかわいい笑顔に惹かれてついつい買ってしまったのが、この「天国からはじまる物語」なのです。あまり期待していなかったのですが、これが、とってもよかったです! なんだか、温かい気分にさせてくれる本でした。

主人公は、15歳で車にひかれ天国に送られてしまった、リジーという女の子。大きな船に乗って連れて行かれたのが「ドコカ」という、地上での生活を終えた人々が暮らす場所。そこでは人は一年に一歳ずつ若返って行きます。自分が死んでしまったということや、それ以上に決して大人にはなれないというつらい現実が受け入れられず、親切にしてくれる周りの人につらくあたってしまいまうリジー。しかし、徐々に、自分の状況を受け入れ、ゆっくりと「前へ」進んでいこうとする、その過程がほのぼのと描かれていて感動すらおぼえました。この年頃の子の感情のゆれと成長が上手く描かれていると思うし、登場人物も魅力的。特に私は、誰にとっても難しい、特にこんな状況下に置かれた少女には難しいと思われる、人を「ゆるす」という行為を知るシーンが一番印象に残りました。このあたり、もしかしたら作者の宗教観が反映されているのかもしれません。この小説は、いわば、(肉体的には若返っていくが)少女の心の「成長物語」。ぜひ長女に読んでもらいたいと思い、机の上においておきました(笑)。読んでくれるかな~。

作者は28歳のガブリエル・ゼヴィンという人。全く違うかもしれませんが、わたしは、ちょっとだけ「星の王子様」を思い出したんです。登場人物の発するせりふが、ときどき、きらりと光って、こちら訴えてくるような感じがして。それも、大げさな光ではなく、チラッと控えめな光なのです。読んでいて「あ。。」と思うような。 これは、訳の上手さもあるのかな。訳者は堀川志野舞というひと。悲劇的な状況にありながら、ユーモアを忘れず、深刻ぶらない登場人物たちの粋な言葉をとても上手く日本語で表現していると思いました。

この本にぴったりだと思った曲があります。
エリック・クラプトンの「Tears In Heaven」。これです。いい曲ですね~~。

世界中で売れていて映画にもなるかもしれないとのこと。
若い人が読むといいな~と思う本でした。

by oakpark | 2008-05-31 22:13 | | Comments(0)

映画「三つ数えろ」「プロヴァンスの贈り物」「未知との遭遇」   

さて、このブログでは、よほどつまんなかったもの以外、観た映画についてはすべて書いていきたいと思っていますので、がんばって書きます~。

*「三つ数えろ」(The Big Sleep 1946年)監督ハワード・ホークス ハンフリー・ボガード、ローレン・バコール、他
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「アフリカの女王」でかっこ悪いハンフリー・ボガードに感心したので、今度はかっこいいボガードを観なくちゃ、と思ってレンタルしてきた作品。いや~、いわゆる、ハード・ボイルドですね~、フィルム・ノワールですね~、ボガードかっこいいですね~、ローレン・バコール美しいですね~、でも、ストーリーはようわからんかった、という映画でした(爆) レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」を映画化したミステリーなのですが、結構複雑なストーリーなのですよ。登場人物も多いし。深夜に観たせいもあって、何度も眠りそうになり、筋がわからなくなっていきました。。。で、 一番印象に残ったのがバコールの美しさです。なんというか、お目目ぱっちりのお人形さんみたいな美人じゃないんだけれど、動物の豹を思わせるような鋭いまなざしがしびれる~。このとき20歳そこそこ。表情の端々(特に口元)にちょっと幼さもあったりして、素敵でした♪ こういう美人型もいるのね、と新たな発見(遅いですが)。
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そして、ボガードの抑揚を抑えたしゃべり方、きざなせりふもかっこいいですね~(やはり顔はでかいが)。出てくる女性が全員美人で全員ボガード演じるフィリップ・マーロウに惹かれるところなんて、ちょっと現実離れしているけれど、男なら誰でも憧れる役なんだろうな。だからハード・ボイルトって、男性に人気あるのでしょうね。みんな、もてもてのマーロウに自分を重ねあわせて観るのかしら~。

*「プロヴァンスの贈り物」(A Good Year 2006) 監督リドリー・スコット、ラッセル・クロウ、マリオン・コティヤール、他
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今まで苦手だと思っていたラッセル・クロウがお茶目で、かわいらしく、好感度がぐ~~んとアップした作品。南仏の美しい景色、フランス語が耳に心地よい挿入歌、おいしそうなワインとお料理、ラッセルのしゃれた着こなし(なかなかいかったよ~)。目と耳と舌(想像だけれど)を楽しませてくれる映画でした。ラッセルの相手役のマリオン・コティヤールは翌年2007年に「エディット・ピアス~愛の賛歌~」でアカデミー賞を受賞することになる女優さん。この映画では普通のお嬢さんなんですけれどね。「ピアフ」では、完全になりきって、別人になっているとか。はやく観たい♪ 監督は「エイリアン」「テルマ&ルイーズ」「グラディエーター」「ハンニバル」などのリドリー・スコット監督。印象に残ったのは音楽。いろんな音楽が使われていた。ボーカルが強調された曲とか、ボーカルのない曲とか、フランス語の曲とか、そして突然、長女が発表会で弾いたドビュッシーの「アラベスク」まで流れてきてびっくり。室内でのシーンだったと思うな。映画で果たす音楽の役割って大きいですね。この曲で、はっとしました。

★「未知との遭遇」(Close Encounters of the Third Kind 1977) 監督スティーブン・スピルバーグ、 リチャード・ドレイフェス、メリンダ・ディロン、テリ・ガー、他
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例の映画講座での課題の映画でした。観終わった感想は、「これは映画館で観るべき映画だな」です。視聴者のなんだろう~なんだろう~気分を煽りに煽って、最後の大スペクタルシーンになるわけですから。当時映画館で観た人はみんな(といっても二人にしか聞いていないけれど)感動した!という。でも、狭い我が家のリビングの、ちっちゃなブラウン管式のテレビで観た私は、正直そんなに感心しなかったな~。ただ、男の子のかわいさ、好奇心むき出しの無垢な表情、大の大人(リチャード・ヅレイフェス)をも狂わしてしまわんばかりの未知なる物のパワーには圧倒される思いがしました。最後に登場した変な宇宙人。あれが E.T.の原型なのかしらね。 余談ですが、リチャード・ドレイフェスの妻役のテリー・ガーという女優さん、エルヴィス映画9本にダンサーとして参加しているようです。ほっそりしたかわいい人ですね。近影を見るとかなりでっぷりと貫禄がついているみたい。今度この人を探すためにエルヴィス映画をチェックしようかしら~なんて、そんなにひまちゃうって!

ところで!!!次回の課題は、なんと!「ロボコップ」ですって!この映画!忘れもしない。今のダンナと付き合っていた頃、二人で、いまはなき、万博公園のドライブ・イン・シアターで観た映画じゃないの!これ、はっきりいって、デート向きの映画でも、ドライブ・イン・シアター向きの映画でもない!何でこんな映画を選んだのよ~、と当時の彼(今のダンナ)を私がなじった思い出の映画です。もう二度と観ることはないと思っていたのに~。また観なあかん。。。これのどこがいいのだろう、ねえ、ジェフ先生!

by oakpark | 2008-05-31 00:11 | 映画 | Comments(4)

「ばら園」シリーズ復活!!   

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むか~~し、20年位前に、母が使っていた、資生堂「ばら園」シリーズのボディーパウダーを横取りし、3年位前まで所有していました。 夏にしか使用しないので長持ちし、数回の引越しも生き延びて、ついこの前まで我が家の洗面所に鎮座していたのです。 今年も汗ばむ季節になり、そうだ、あのボディー・パウダーはどこだろう、と思い、はたと、そうだった、捨ててしまったのだったと思い出しました(去年もそうだったような気がする)。 大のお気に入りだったのに、3年ほど前に「いかにいうても使用期限過ぎてるやろ。まだたくさん残っているけれど(半分ほど残っていた)捨てちゃえ」と、まさに‘魔がさして’捨ててしまったのでした。

その後、毎年、汗ばむ季節になると、あれがほしいな~と思っていました。ギリシャの神殿の柱を思わせるような優雅な円柱状の、淡いピンクの容器。豪華で優雅な気分にさせてくれる一品でした。あ==なぜ捨ててしまったのだろう~。容器だけでも残しておけばよかったア、と思っていた矢先、新聞で読んだ「ばら園復活」の記事! わ~い、またあれが買える、と喜び勇んで資生堂のHPで検索してみました。しかし、残念なことに、私が使っていたボディーパウダーは今はなく、デオドランドスプレーがあるだけでした(写真左)。 最近ボディー・パウダーって流行らないのでしょうかねえ。昔は(20年位前!)は、各化粧品メーカーさんがデオドランド・パウダーなるものを販売していたように思うのですが。中には良いかおりのもありました。そういえば、(だんだん思い出してきたぞ)、私の祖母が「ナリス」という化粧品メーカーの販売促進員をしていて、我が家にもナリスの化粧品がたくさんありましたっけ。今では聞かないな、なくなったのかなあ、と調べてみると、今でもありました~。昔は、資生堂、カネボウ、だけでなく、コーセーとかノエビアとか、いろいろな化粧品メーカーがしのぎを削っていましたよね。就職試験で、ノエビアがかなり人気だったのを覚えています。当時上昇中だったのかな。

今は、化粧品メーカーが少なくなったのか、それとも私の関心がなくなっただけかしら。高3の卒業式の日に、初めてお化粧をして以来、まあ、一応、ほぼ毎日化粧していますが、何を使ってもあまり変わらないということがわかったので、今ではほとんど化粧品メーカーに注意を払わなくなりました。 そういえば、娘が通う公立高校では、お化粧をしている人もかなりいるとか。高校生からお化粧をする時代になったのですね~。

久しぶりに、このばら園シリーズのデオドランド・スプレーを購入するためにデパートの資生堂のコーナーに行くと、きれいにお化粧したお姉さんが対応してくれ緊張した。しかも、急に私の手をとり、クリームを刷り込んでくれたりしたものだから、舞い上がっちゃって、買う予定のなかった、乳液まで買う羽目になってしまった。私がばら園シリーズが懐かしいけれど、同じものがなくなってしまった、というと、容器はこのボディー・ミルクのようなデザインでしたよね、といわれ、そうそう!!と喜んでいるうちに買うことになっていた(まあ、最終的には私が買うと言ったんだけれど)。予定外の出費だったな。でも、お姉さんがあれこれと、一生懸命説明してくれたからよしとしよう。口紅のサンプルもくれ、久しぶりに資生堂の口紅を買うのもいいかなあ、と思った。いつもはオルビスだけれど。。 なにより、柳原かな子と長男の担任の先生を足してニで割ったような明るい雰囲気の販売員さんにもう一度会いたい気もした。。。

でも、カモにされそう。。。
すっごく売るの上手そうだったもの。。。

by oakpark | 2008-05-27 23:17 | ファッション | Comments(6)

「カムバック・スペシャル」をナタリー・ウッドの目線で見る   

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前回の続きから。

このあと、ライブ活動に再び自信と喜びを見出したエルヴィスは、翌年からラスベガスでの定期公演の時代へと突入していくわけですから、この「カムバックスペシャル」(ファンの間ではしばしば「カムスペ」と略される)はエルヴィスのキャリアの中でエポックメイキング的な役割を果たしています。なので、この番組にまつわるエピソードもいろいろあります。ディレクターがエルヴィスをロサンジェルスのサンセット大通りに連れ出し、誰も振り返らないから君はもうそれほど人気がないんだよ、と言ったとか(ほんとかな~)、髪の色が黒すぎるとデザイナーのビル・ビリューが文句を言ってエルヴィスが怒ったとか(これはほんとだろ)。そんないろいろなエピソードを本などで読んでいくうちに、私がずっと気になっているのは、ナタリー・ウッドのエピソードなんです。ナタリーは、番組が放映された12月3日に新作映画の撮影中だったのですが、この番組を見たいから映画撮影を中断したいと言ったそうです。ビデオ録画など出来なかった時代、きっと、どうしてもエルヴィスを見たかったのでしょうね。

エルヴィスとナタリーは1956年の夏ごろにかなり親しかった時期があります。当時ナタリーは「理由なき反抗」でジェームズ・ディーンの相手役を演じてすでに大スター。かたやエルヴィスは立て続けにヒット曲を生んでいたとは言え、まだ駆け出しのスター。エルヴィスがナタリーをメンフィスの自宅に連れて行ったり、バイクの後ろに乗せて公園まで仲間のフットボールの試合を見に行ったり、といったかわいい(?)付き合いだったようです。ナタリーはエルヴィスの家にしばらく滞在し、こんな田舎にはいられないわ!とかなんとか言って、ハリウッドに帰っていったのだとか。 でも、エルヴィスのことはきっと忘れられなかったんだろうな。 エルヴィスには関わった人、ほとんどすべてに好感を持たせる魔法のような魅力があったそうです(笑)。 

さて、12年ぶりに見る、歌手エルヴィスは、ナタリーの目にどう映ったのでしょう。最初の3~4本の映画でこそシリアスな役柄に挑戦していたけれど、その後は歌と踊りと美女とけんかが定番の、やわな映画にばかり出演していたエルヴィスのことを同じく映画界に身をおく者としてどう思っていたのでしょう。 そして「カムバックスペシャル」が始まります。

オープニングの画面いっぱい大写しの顔に度肝を抜かれたかしら。鋭い眼光に不敵な笑み。1956年ごろの幼い表情はすっかり影をひそめている。昔の歌を歌うシーンでは、ナタリーに歌った歌も出てきたかな。たとえば「ローディ・ミス・クローディ」なんてどうだろう。「ラブ・ミー・テンダー」では、いつものオチャラケから徐々に感情移入して行きダイナミックに歌い上げる姿に驚いたかな。映画で見せた「どこにでもいるやさしそうなおにいちゃん」的なエルヴィスとは打って変わり近寄りがたい雰囲気が漂うエンディングの「明日への願い」。白いスーツが素敵と思ったかしら。映画撮影を中断してまで見たかったエルヴィス。ナタリーはどう思ったのかな。聞いてみたい。でも、もうこの世にいないのですね。残念でなりません。「サレンダー」にのせてのナタリーとエルヴィスの動画はこちら。二人ともきれいだなあ~。

きっと、ナタリー以外にも、この番組を見たいと思い、チャンネルを合わせたエルヴィスの元カノがたくさんいたんだろうな~。当時のBFやだんなさんと一緒に見たのかなあ。ビデオのない時代って不便ですね。。。

(追記)
見ると幸せな気分になる(笑)、エルヴィスがファンに近づいてプレイするシーンを追加します。これは、テレビで放映されたオリジナルにはない映像です。こちら


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ここからは、私事。 
今日、お友達から、ひと月前にお母様が亡くなったことを知った。ちょうど亡くなる前日に私と会い、お母様の話をしてくれたところだった。私が娘のことが心配だと言うと、その友達は、母親って心配なことかそうでないことがわかるんじゃないかなと言ってくれた。自分も女友達と遊んで遅くなるときは母親は何も言わなかったのに。彼氏と遊んだときはわかっていたようだった、と。
Mさん、あなたのやさしさと他人への細やかな気遣いの心はきっとお母様ゆずりだね。渋谷方面の高校を受験させてくれなかったのも、ぼろぼろの上靴を買い換えてくれなかったのも、娘のことを案じ、立派な大人になるように願っていたからなんだね。お母様の願ったような女性になっていると思うよ。わたしたちも母親。母親業って大変だけれど、一緒にがんばろうね。
お母さんのことをいつもいつも大切に思っていたエルヴィスの「想い出のバラ」(Mama Liked The Roses」を贈ります。(エルヴィスでごめん) これです。

by oakpark | 2008-05-24 22:32 | ELVIS | Comments(7)

エルヴィス界では今年は。。。    

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「カムバックスペシャル '68」の収録、放映、40周年と位置づけられます。ちなみに去年、2007年は没後30周年、一昨年2006年はRCAレコードから「ハート・ブレイク・ホテル」でデビューして50周年です。さすがに来年はないかな(笑)。生誕74年というのも半端だし。。。。

「カムバックスペシャル」というのは1968年12月3日にアメリカのNBC放送局で放映されたエルヴィスのスペシャル番組のことです。一時間の枠でクリスマスの特番(タイトルは「ELVIS」!)として放映されました。テレビ番組とはいえ、観客の前で小さなステージ上で歌うというスタイルをとったので、エルヴィスにとっては1961年にハワイのアリゾナ記念館設立チャリティーコンサートで歌って以来、実に7年ぶりの観客の前でのパフォーマンスでした。7年間に29本の映画に出演し、映画挿入歌をスタジオの中で歌う生活が主だったエルヴィスにとって、この久しぶりのステージはかなりのプレッシャーを強いられるものだったと想像できます。

エルヴィスのマネージャーのトム・パーカーは、この番組をクリスマスソング満載のお定まりのクリスマス特番にしたかったそうですが、若手敏腕ディレクターのスティーヴ・バインダーとエルヴィスは反発し、「ここにエルヴィスあり!」と世間にアピールできるような斬新でオリジナリティあふれる番組を作ろうとしました。 今までのヒット曲と新しい曲をミックスし、エルヴィスの真髄とも言えるゴスペルコーナーも挿入し、自由民権運動に揺れる時代を反映した新曲「明日への願い」で締める構成。 エルヴィスもすっきりやせてかっこよく、20年のキャリアの中で、ルックス的に最高だったときとも言われています(総合的に見てどの時代が好きかは個人差がありますが)。

12月に放映されたこの番組ですが、収録は40年前の今頃、6月27日から30日にかけて行われています。 5月17日から家族で(リサ・マリーはその年の2月に誕生)ハワイに出かけ、日焼けをし、ダイエットをし(すぐぽっちゃりしちゃう体質だからね♪)準備万端、収録に望んだのでした。

by oakpark | 2008-05-24 22:01 | ELVIS | Comments(8)

映画「リトル・ミス・サンシャイン」   

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すごくよかった!!!
絶対お奨め!
ここ最近観た映画で一番よかったです!!

笑って泣いて、またまた笑って、涙でぼろぼろ。ひどい顔になりました~。だから、映画館で映画を観るのを躊躇してしまうのですよね~。映画は、大きい画面で良い音響で観るほうがいいに決まっているのだけれど、無類の涙もろさなのでどうなってしまうかわからない。人目を気にして泣きたいのを我慢するのもいやだし。私にとっては、日常から離れて、大いに感情を揺さぶられるのが映画を観る楽しみでもあるので。 ひとりで映画館で観れたら一番いいのだけれどなあ。

この映画、崩壊寸前の変な家族が、一家でアリゾナの自宅からカリフォルニアまでおんぼろ車で移動するというロード・ムービーです。あらすじは書きません。このブログを読んでくださっている方、とにかく観てください! 私も何の予備知識も持たずに観たので、素直に物語に入っていき、楽しむことができたので~。

最近、正統派男前には全然ときめかない私(エルヴィスは別よ♪ あ、エルヴィスは‘正統派男前’じゃないか。。。)  家族のお兄ちゃん役のポール・ダノ君に、なんだか惹かれた~。調べると、ダニエル・ディ・ルイスがアカデミー賞主演男優賞を取った「ゼア・ウイル・ビー・ブラッド」にでているではないですか! 暗い映画という評判だけれど、これは観なければ! やはり私は、こういう、なんとなく陰のあるタイプの男優さん(というか役柄?)に惹かれるのですよね~。。

by oakpark | 2008-05-22 16:03 | 映画 | Comments(10)

映画「スターウォーズ IV」(1977)   

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今日の映画講座のお題は「スター・ウォーズIV」でした。ご存知「スター・ウォーズ」シリーズの一番古いヴァージョンですね。実は私、今回この映画をはじめてちゃんと観たのです。 映画好きとは言っても大作映画にはあまり興味がないので、「ハリー・ポッター」も「マトリックス」も「ロード・オブ・ザ・リング」も観ていない。SFXというのにもあまり興味がないし。ねっからのアナログ人間なのです。映画好きなんて言えませんわ、ほんと。

でもまあ、こういう映画は、男の子が大好きですね。勧善懲悪のシンプルなストーリー。どきどきする戦闘シーン。SFXを駆使した最新鋭の(当時は)映像。こんなのよく思いつくなあ、というほど変な生き物や、便利そうなグッズがざくざく登場。まさにSF、サイエンス・フィクションです。もちろん、うちの夫も大好きで、少しだけ一緒に観たのですが、15年ぶりに観たというのに「このシーンは追加されている」とかよく覚えているのです。当時、録画したテープを何度も何度も観たそうですから。どこで感動したかも教えてもらいましたよ~(頼んでいないのに)。
そして、今回も、先生は興味深いお話をたくさんしてくださいました。きっと「スター・ウォーズ」ファンの人には「当然!」ということばかりなのでしょうが、私にとってはへ~~!ってなことばかり。この映画に、こんなにふか~~い意味がこめられていたのね~~、でした。

少し紹介すると、この映画の脚本を書き監督もしたジョージ・ルーカスは、アメリカの神話学者である、ジョセフ・キャンベルという人(はじめて聞きました!)の話に感銘を受け、映画の構想を思いついたそうです。そしてジョセフ・キャンベルは心理学者のユングの影響を受けています。だから、「スター・ウォーズ」には、昔から伝わる伝説や神話や寓話に登場するような典型的なキャラクター(「原型」)が多く登場するといいます。まず、ヒーロー。普通の青年がひょんなことをきっかけに旅に出て、何かを求め、それを成就して無事帰還する。旅には、コミカルな味付けをしてくれるお供がいる。このお供は人間以外の生物であることも多い。そして救い出してもらうことを求めているお姫様がいて、一匹狼的なならず者(でも最後はいい人)もいる。 ヒーローに寄り添い的確なアドバイスをしてくれる、年上の賢人もいる。たしかに、こういう人物が登場する物語って多いですよね。そして、このどこにでもある典型的な物語にその時代の特徴やルーカスらしさが加味されている。たとえば、1977年リリースということでウーマン・リブの影響を受けてお姫様は、ただかわいらしくてか弱い女性ではなく、自ら銃を持つほど気が強い。悪の帝国の幹部の服はヒトラーやムッソリーニを思い出させるデザイン。宇宙船はそれまでのSF映画のようにクリーンではなく、汚れていて、リアル感を出している。また、ルーカス監督が日本の黒澤明監督の大ファンだったので、いたるところに日本的な要素が垣間見られるとのこと。刀のようなライトセーバーや、着物のようなルークの服、賢人の名前はオビ・ワン・ケノービで「帯」を想起させる。「ジェダイ」が「時代劇」の「時代」から取ったというのは本当なのでしょうか。 ダース・ベーダーの格好も鎧兜のようだとか。 そういえばそうかしらね。とくに「隠し砦の三悪人」が大好きで、それにまつわるせりふや似ている場面があるのだとか。へ~~。

映画自体は、前半、状況がわかるまで、私はちょっと退屈でしたが、ハリソン・フォード(ハン・ソロ)が登場するあたりから俄然面白くなり、一気に見ることができました。ハン・ソロのならず者ぶり(でも最後はいい人!)は、最近観た「ブラッド・ダイヤモンド」のディカプリオが重なりました。そういえば「ハン・ソロ」という名前も「ソロ」=SOLOで、「ひとり」という意味を想起させるのだそうです。 名前にもそんなに意味があるとは。「ダース・ベーダー」はDARTH VADER で、DARTHはdark(暗い) , death(死)を、VADER は音的にfather(父)を思い出させるとか。そうか~。そこまで計算して名前をつけていたのね。でも、この映画を観たときに、それに気づいていた人ってどのくらいいるのかなあ。

美人じゃないけれどぷくっと輪郭がかわいらしい、レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーは「雨に唄えば」のデビー・レイノルズの娘なのですね。ハリソン・フォードはこの映画で大ブレーク。ジョージ・ルーカス監督の前作の「アメリカン・フラフィティ」ではちょい役でしたのに。ルークを演じたマーク・ハミル、かわいいですね~。昔、欽ちゃんの番組に出ていた「良い子、悪い子、普通の子」の「普通の子」を思い出しちゃったのですが、ちがうかな。

それにしても先生、語る、語る。。。。。。「スターウォーズ」の大ファンとみた。きっと子供のころ、ダースベーダーのお面かぶって、ライトセーバーを振り回して遊んでいたんだろうな~。

by oakpark | 2008-05-17 00:16 | 映画 | Comments(2)

30年前のアディダスのジャージ   

我が家の押入れには、大量の紙袋以外にもさまざまな「いらんもん」が押し込まれています。
たとえば、夫が高校時代に使っていたアディダスのジャージ。
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夫は高校時代、サッカー部に所属していて(へただったそうだが)、そのときに愛用していたものだそうです。今では中学生と高校生になった長男と長女が小学校時代にサッカーチームに入っていたので、いつの日かこのジャージを着てもらえるかも、と考えた夫が実家から取り寄せたのです。ところが、子供たちが、やっとこのジャージを着れるくらいのサイズに成長したかと思ったら、長男は陸上部に、長女はハンドボール部に入ってしまい、サッカーとは縁がなくなりました。なので、これらのジャージもたんすの肥やしとなっています。今のよりもサイズがやや小さめで、すそがすぼまっていて、襟が大きいです。ジッパーを上まで上げると襟がとっても高いです。レトロですね~。 そういえば、友達が「アリラス」とかいうまがいもののウインドブレーカーを着ていたなあ。

長男と長女は、2002年の日韓ワールドカップの年にサッカーチームに入りました。そして、いろいろグッズを買いました。やれ、ボールだ、トレシューだ、スパイクだ、ピステだ(はじめて聞いた言葉だった)、エナメルバッグだ。。。。 サッカーウェアも買いましたね~。今から思うと、あれって、親の楽しみでもあるのかもしれません。それまでは聞いたこともなかったサッカーチームのユニフォームを探してお店めぐりをしたりしましたよ。ベッカムの名前入りのイギリスのナショナルチームのユニフォームのレプリカはイギリス在住の友人に頼んで買ってもらい送ってもらったもの。 今から思うとそこまでしなくても良かったのに、とも思いますが、子供の喜ぶ顔を見たい一心なのですよね、親って。
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名波ってい選手もいましたね~。夫の友人のイタリア出張土産。

これらのサッカーウェア、とっておくと、何十年後かに子供たちの子供が着てくれたりするのかしら。それとも、今のうちの子供たちのように「そんな古いのん、着るわけないやん」と言うのかなあ。(ちなみに子供たちは東京育ちですが、大阪弁に翻訳するとこんなかんじじゃないかと。。ハイ)

by oakpark | 2008-05-14 23:37 | ファッション | Comments(8)

お気に入りの紙袋   

本日、押入れの大掃除をしました。
いつも困るのが紙袋やビニール袋など袋類の処理です。
押入れの整理は半年に一回くらいしかしませんが、ものすごい量の袋が溜まっていました。袋があるということは、当然買い物をしたからついてくるわけで、これだけ買い物をしたんだ~と気が重く感じるときでもあります。

で、使えそうなものと、もういらんわ、というのを仕分けして半分くらい捨てるのですが、結局いつもよく行くスーパー系の袋は捨てる羽目になります。こんなことなら買い物をしたその日に捨てりゃアいいものを。それができない。しばらく押入れに寝かしてじゃないと捨てられないのです。これって食べ物にもいえる。とってもまずいおかずを作ってしまったとき。家族も食べない、私も食べたくない。でもすぐには捨てられない。しばらく冷蔵庫で寝かして、それから「もう悪くなっているかもしれないから食べられないしね~」とか言って、自分を納得させてから捨てます。

さて本日の整理でお気に入りの袋を紹介。特に、大好きなブランド、マーガレット・ハウエルの袋はお宝もんです。このロゴが大好きだったのに変わってしまって今やこのロゴの袋は手に入らない。昔はもっと持っていたはずなのに今もうひとつしかなくなっていた。これは絶対捨てないぞ~。それから、プチ・バトーの袋もかわいい。持ち手のところが魚の形になっています。もうひとつはラルフ・ローレンね。濃紺に金のロゴ。気品を感じさせます。

お気に入りの袋ってことは、結局お気に入りのブランドってことにもなるのかも。
ところで、現代っ子の長女は、買ったその日に袋を捨てています。もったいないな~と思いつつ、ゴミ箱に捨てられた袋を見てもそのままにしてしまっている、母、私。だって拾い上げてもまた押入れが一杯になるだけ。みんなどうやって処分しているのかなあ。
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by oakpark | 2008-05-12 00:56 | ファッション | Comments(2)

映画『暴行」から『羅生門」   

とりだめしていたビデオの中から、ポール・ニューマン主演の「暴行」(the Outrage 1963)という映画を観ました。
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一人の男が殺され、その犯人としてメキシコ人の盗賊(ポール・ニューマン)が連れてこられ尋問を受ける。ところが、盗賊も、殺された男の妻(クレア・ブルーム)も、殺された男も(死に際にインディアンに語ったという)、みんな言い分が違う。全員自分が殺したというのだ。人間というのはかくもうそつきなのだろうか。人を信じることは出来ないのだろうか、という映画。

調べてみると、この映画は黒澤明監督の「羅生門」のリメイクだということで、さっそく、やはりとりだめしていたビデオの中から「羅生門」(1950)を観ました。
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まず、両作品のストーリーの展開が全く同じということにびっくりしました。まあ、リメイクですから当たり前なのかもしれませんが、あまりにも同じすぎる。黒澤監督の作品がそれほどまでに尊重されていたからなのかしら。「羅生門」は、日本国内ではあまり評判が良くなかったけれど、ベネチア映画祭で金賞をとり、「クロサワ」の名を一躍世界にとどろかせた黒澤監督の出世作だそうです。たしかに、画面から伝わる緊張感、三船敏郎の正気と狂気の瀬戸際のような演技、京マチ子の幼女のようでもあり、妖怪のようでもある(ネコ娘に似ていた)表情は、当時かなりの衝撃を与えたのではないでしょうか。 メキシコなまりの英語をしゃべるポール・ニューマンもクールでかっこよかったけれど、三船敏郎って、こういう俳優さんだったのね、とびっくり。「天国と地獄」の山崎努みたいだった。狂気の一歩手前のような激しさで。黒澤監督がそう演じさせているのだろうか。
両作品を比較すると、カメラワークと女性陣のほうで差が出ていると感じた。京マチ子のことはあまり詳しくないけれど、私の父いわく、色っぽくて美しかったとのこと。この映画では、最初のショットでは、こんなにふっくらしていたのね、というほど幼い感じの表情だったが、後半、目をがっと見開き泣き叫ぶ姿は思わず画面から離れたくなるほど激しく妖艶だった。クローズアップが多かったせいもあるかもしれない。かたや「暴行」の被害者の妻役だった、クレア・ブルームは、なんと「ライムライト」のバレリーナ役の人。そういえば、激しい、舞台のような台詞回しは、「立つことができた!」と叫ぶときのあの感じを思い出させた。「ライムライト」のときは、なんと可憐でかわいいことよ、と思ったけれど、「暴行」では、ちょっとトウが立ってきたかんじ。美人だけれど、色気があまり感じられない。風が吹いただけで男を狂わせるような色気があったかどうか。。。厳しくてスミマセン。スカーレット・ヨハンセンだったら納得なんだけどな。

ややこしいけれど、この映画「羅生門」は、芥川龍之介の「羅生門」ではなく「藪の中」という短い小説が原作なのだそうです。「藪の中」も読んでみたくなりました。

by oakpark | 2008-05-11 23:50 | 映画 | Comments(8)