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ジーンズはローライズ!   

先日テレビを見ていて、藤原紀香が変なジーンズをはいて歩いているなあと思ったら、某大手メーカーのハイライズジーンズのCMだった。

私はジーンズは絶対ローライズのほうがかっこいいと思う。私が青春時代にはいていたウエストぴったりのジーンズは、はっきりいって変だった。ここしばらく続いていたローライズジーンズはかっこいいと思っていた。若い頃に、特に子供を産む前のウエストがちゃんとあった時代に流行ってほしかったと思っていた。 やっぱ、ジーンズはこうだよね~、と思っていたのに、またハイライズ?

こうやって、ころころ流行を変えようと操作するのは〈誰かがしているに決まっている!)、消費者の購買意欲を刺激するためだ。みんなひととおり、ローライズジーンズを手に入れて、新しいジーンズを買おうとしていなかったから、ここらでちょいと大きくファッションを変えてやれと誰かが操作したんだろう。絶対私は乗らないぞ~~。

ジーンズがこの日本で一般的になって、たかだか40年くらいだと思う。私がはじめてジーンズをはいたのは小5のときで、ビッグジョンというメーカーだった。そのころはローライズにベルボトムが流行っていた。まだ子供だった私は、かっこよくジーンズを着こなしたお姉さんたちを憧れの目で見ていたっけ。私が大学生のころは、サスーンに代表されるような外国のメーカーの、それこそウエストぴったりのジーンズが大流行だった。サーファールックもはやっていた。90年代に入って、ぴったり度はいくらか緩和されたけれどまだまだハイライズジーンズだった。

そして2000年くらいから、ローライズの台頭!
やっぱジーンズはローライズがかっこいい。
私の好みはあまりぴったりすぎず、適度なゆとりを持った男の子のような着こなし方。
絶対お腹はぺっちゃんこじゃないとだめ。

もう自分はそんな着こなしは出来ないけれど、私の大好きなジーンズを、街でかっこよく着こなしている人を見るとついつい目で追ってしまう。

ほんと、ジーンズはかっこいい。ジーンズ大好き!

by oakpark | 2008-02-29 21:48 | ファッション | Comments(24)

映画「ライムライト」「独裁者」   

先日「チャップリン自伝」を読んだので、チャップリンの映画を見ました。

まず、晩年の代表作の「ライムライト」。チャップリンのしゃべっているところをはじめて聞いた気がしますが、声も発声も良いのですね。無声映画に出演する前は舞台にたくさん出ていただけのことがあります。自分の声に自信がなく、トーキーに切り替えられなかったと聞いたことがありますが、なかなかどうして、普通の演技のチャップリンもかっこいいです。落ち目の老喜劇俳優と、人生に絶望したバレーリーナーとの恋物語。前半のチャップリン演じる喜劇俳優のさりげないやさしさと、後半のバレーリーナーの一途な思いがほのぼのした気分にさせてくれる映画です。バレーリーナー役のクレア・ブルームという女優さん、フランス人女優のエマニュエル・ベアールに似た感じのかわいい人でした。彼女の白熱の演技に泣かされました。あれだけ思われて、チャップリンは幸せですね~。(ちがうか) コメディアンとしてのチャップリンの見せ場は最後のシーン。バスター・キートンとの最初で最後の共演だそうですが、まさに体を張った熱演でした。60歳を過ぎてあの動きはすごい!

次に政治風刺映画の代表作ともいえる「独裁者」。ヒトラーをコケにしたあまりにも有名な映画です。まず、普通の映画としてみると、ギャグをたくさん入れすぎるあまり、ちょっとまとまりがないように感じました。少し長いな~~と。ヒトラーを思わせるキャラクターであるヒンケル〈チャップリン)にそっくりな散髪屋〈チャップリンの一人二役)が、ヒンケルに間違えられて演説をする羽目になる最後のシーンも、演説そのものはこの映画のテーマともいえるもので感動的なのですが、それまでの散髪屋の行動やキャラクターとの整合性がないようにも思えました。まあ、その唐突さがよいということにもなるのかもしれないけれど。しかし、この映画が、ヒトラーが勢力を拡大しつつあった、1940年に作られたということを考えると、チャップリンの勇気と、予見能力、洞察力に感嘆せずにはいられません。また、ギャグシーンも満載で何度も大声出して笑ってしまいました。特に私の一番のお気に入りは、地球儀の形をした風船でヒンケルが戯れるシーン。世界征服を夢見てうっとりしながら風船と遊ぶ様子がおかしくておかしくて。。。。 ヒトラーもあんなふうに間違った方向を見ながらうっとりとしていたのかしら。 それともちろんチャップリン演じるヒンケルのドイツ語っぽく聞こえるでたらめな言葉での演説がおかしい。しゃべりながらどんどん興奮していく様子なんて真に迫っています。確かにドイツ語ってあんな音ですよね~。

チャップリン映画、あと1,2本は見てみたいです。
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by oakpark | 2008-02-29 19:42 | 映画 | Comments(2)

映画「クラッシュ」   

いや~~、すごい映画でした。これほど感情を揺さぶられた映画は近年まれです。何度も涙ぐみ、叫びそうになってしまいました。でも、見終わって感じたのは「感動」というより、「やるせなさ」でした。

ひとことで言うと、ロサンジェルスを舞台に、さまざまなクラッシュ〈衝突)が描かれた映画ということになるのでしょうが、人間の中に潜む光と闇の部分、隠そうとしても露呈してしまう異人種に対する偏見、普遍的は親子の情愛、危ういバランスの夫婦関係、などが複数のストーリーに絡ませながら描き出されていきます。観ている人はどれかに(あるいはすべてに?)自分を重ね合わせることが出来るはず。

よくこんな複雑な脚本が書けたなあ、と驚きますが、この脚本を書いたポール・ハギスという人は「ミリオンダラー・ベイビー」や「カジノ・ロワイヤル」の脚本を書いた人なのですね。これは「ミリオンダラー~」もぜひ見なければ。

キャストもどこかで見たことのある人が多かったです。最初に登場した黒人刑事役のドン・チーゲルは、これまた衝撃的だった「ホテル・ルワンダ」でホテルの支配人を演じていた人。勝ち組の黒人、テレビの演出家(テレンス・ハワード)の妻役が、「幸せのちから」で妻役だった人〈サンディ・ニュートンというみたい。この人、華奢でかわいいわあ♪)などなど。白人組は、サンドラ・ブロック、ブレンダン・フレイザーなど。ライアン・フィリップス、ここでも無表情演技をしていました~。ハンサムなんですけれどね。そして、なんといっても最も印象に残ったのが、マット・ディロンですね~。 昔はアイドル的な存在だったのに、すっかり中年になり、いやらしさと善人っぽさを上手く表現し分ける、いい役者になりましたね~。 いやはやせつなかったです。

それと、透明マントの話し、これはもうやられた!ってかんじです。

もう、絶対お勧めの映画でしたわ、これは。

by oakpark | 2008-02-25 22:36 | 映画 | Comments(5)

映画「美しき冒険旅行」   

ジェフ先生の映画講座で次回取り上げられる映画「美しき冒険旅行」(Walkabout)
を見ました。

いや~、奇怪な映画でした~。どこが「美しき」やねん!まあ、主演の少女〈ジェニー・アガター」は美しかったけど。

ジェフ先生、こういう映画がお好きなようで。「レンタルショップにおいていないかもしれないけれど、good movieだからぜひ探してね」とのことで、ものすごく期待していたのに。
あ、でも Internet Movie Data baseの星は10中8になっております。やはり良い映画なのでしょうねえ。まあ、この星の数って、賛成できないことも多いのですけれど。〈エルヴィス映画は大体6くらい。4なんてのもあるのよ~・泣 まあわからんでもないが)

地質学者の父が娘〈17歳くらい)と息子〈10歳くらい)をつれて、オーストラリアの砂漠地帯に車でやってきます。そしてそこで、なんとあろうことか父が焼身自殺してしまうのです。
砂漠に放り出された少年と少女は、ラジオと少量の食料だけを持って、歩き出します。どこまでもどこまでも広大な砂漠地帯。その中を、文明社会への帰還を目指して、ただひたすら歩き続ける二人。途中、アボリジニの少年と出会い、助けてもらいますが、少女との間に微妙な緊張感が生まれ。。。

「少年少女の成長」をテーマにしている映画なのでしょうけれど、ここまでエキセントリックは環境を用意せんでもええんちゃう?と突っ込みたくなりました~。文明と自然の対比、白い美しい少女と真っ黒なアボリジニの少年との対比、男女間の緊張感などなど、確かに見所はあり、なんとなく最後まで一気に見てしまいましたが、獲物を捕らえて内臓を取り出すシーンとか、リアルすぎるよお。ジェフ先生の授業で以前取り上げられた「デッドマン」と「青いサンゴ礁」を足したような感じ。不思議な映画だったあ。登場人物に名前すらついていないのですから。girl, white boy ,black boy これだけですからね~。

授業でジェフ先生がどのように料理してくださるか楽しみでもあります。
しかし、いろんな映画があるのですねえ。

<付記>
こちらにものすごく良い解説が載っていましたのでリンクさせていただきます。
アボリジニの少年、役者ではなく、現地の人そのものに見えましたが、当たり前のことですが役者さんだったのですね。「オーストラリアが誇るアボリジニ俳優」とあります。だまされそうですね~。これって「ギルバート・グレイプ」のディカプリオを見たときのような感覚(ちがうか。。)

by oakpark | 2008-02-25 12:05 | 映画 | Comments(0)

風の強い日でした!   

関東地方の今日はとっても風の強い日でした。
ハードコンタクトの私としてはこういう日はだいっきらい。
次女に頼まれてテニスをしに公園に行きましたが15分で戻ってきました。
次女は4年生になったら学校のクラブでテニス部に入りたいそうです。

さて気分を変えるためスキンを変えてみました。
日記風になりました♪
こうすると、なんだか目立つ感じになったトップの写真ですが、どこで撮った写真かわかりますか?
実は、これ、アメリカのテネシー州、メンフィスで撮った写真なのです。
雄大なミシシッピ川に沈む夕日がすばらしく、思わず数枚カメラに収めました。
エルヴィスも同じ夕日を見たのかなあ、なんて思いながら。。。
Juneさん〈1956年夏の恋人、June Juanicoさん)と、よくミシシッピ川にデートに出かけたそうだから。

そういえば、我が家で大人気のアニメ「メジャー」(NHKで土曜の夕方6時から放映中)が、今、舞台がメンフィスなのですよ。主人公の吾郎がいよいよアメリカに渡り、いよいよメジャーに挑戦する、というところまできました。このアニメ、我が家の子供たち全員が大好きですが、とくに夫がはまっています。

by oakpark | 2008-02-23 23:00 | 雑感 | Comments(4)

映画「卒業」   

カルチャーセンターの映画講座、今期のテーマは「思春期のもやもや」。5回目の今日は、かの有名な「卒業」が取り上げられました。

やっぱ、ジェフ先生はすごいな~。今回もとても面白い授業でした。
最初の5分ほどのシーン、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」にのせて、ベン(ダスティン・ホフマン)がロサンジェルス空港に到着し、空港内を移動するシーン、どう思う?と聞かれ、みんな、「将来について悩んでいるみたい」「自分に自信が持てないみたい」、などなど答えていました。するとジェフ先生、僕には「floating」しているように思える、とおっしゃいました。たとえば、ジョン・ウエィンのように自信を持って自分の足でガシガシ歩いているのではなくて、地に足がついていない状態で流れに流されている、と。その証拠に歩いていないでしょ、と。そういえば、動く歩道にでも乗っているのか、ダスティン・ホフマンが歩いていない。この、ふわふわと浮遊しているイメージは、映画前半部分ずっとつづきます。プールや水〈水槽)が画面によく映るのもこのイメージを視聴者に喚起させるためかもしれません。ベンが自宅のプールに浮かんでいるシーンもありますし。

ベンの卒業を祝うパーティーシーンでは、クローズアップを多用し、ひとつの画面にたくさんの顔を映すことで、ベンの感じている「息苦しさ」を表現しているということです。あとで潜水服を着てプールにもぐるシーンでもこのイメージを表現しているのだとか。そういえば、前回取り上げられた「ヴァージン・スーサイズ」でも「息苦しさ」がテーマになっていました。
思春期は「息苦しさ」なのですね。 


また、この映画が作られた〈1967年)、60年代についても説明がありました。それまで「大人」と「子供」というカテゴリーしか存在しなかったのに「若者」というカテゴリーが現れたのが50年代。ジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドに代表される「反抗映画」では、若者が何に反抗しているのかは比較的はっきりしていた。それが60年代になって、あいまいになってきた。近代化が進み、消費優先主義へと進んでいき、良い学校に行って良い会社に入るのがすばらしいことだという価値観のもと、人々は突き進んできたが、まてよ?本当にこれでいいのか、という疑問が芽生えてきた時期。同時に、公民権運動の盛り上がり、キング牧師やケネディー大統領の暗殺、泥沼のベトナム戦争を経験し、人々は自信をなくし、迷いが生じてきた。

そういった世の中の「あいまい性」(ambiguity)をこの映画はとてもよく表現している。サイモン&ガーファンクルの柔らかいサウンドも映画の雰囲気にぴったり。

この映画を見たのは3回目くらいだが、最初に見たときはよくわからなかった。
大体私自身「思春期のもやもや」を経験した記憶があまりないので、そういったことをテーマにした小説や映画は若い頃はいまひとつ理解できなかった。あの有名な「ライ麦畑でつかまえて」も20代で読んだときは全然面白くなかったけれど、40代で読んだときはとてもおもしろく感じた。自分では体験していなくても本や映画などで若者とは、思春期とはこういうものだ、と少しはわかってきたからだ。

ジェフ先生もきつい思春期を送ったそうです。自分が何者なのか、自分のidentityがわからずに苦しんだそうです。お父さんは Be yourself.(ちゃんとしていなさい)というだけで、全然頼りにならなかったとか。ふ~~ん、そういうものなのですね。大人には思春期はわかりませんもの。忘れてしまっていますもの。うちの子たちもそれなりに格闘するんだろうな、思春期と。

この映画も音楽が重要な働きをしています。「サウンド・オブ・サイレンス」はこちら。この曲、歌詞の内容が難しいですね。よおわからん、です。

さてさて、来期の映画講座は私が苦手とするSFです。一回目が「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」、二回目が「地球の静止する日」。どちらも聞いたこともありませんがな。どうか、あまり気色の悪い映画じゃありませんように。
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by oakpark | 2008-02-22 19:38 | 映画 | Comments(2)

カタルシス?「エルヴィス・オンステージ (オリジナル版)」   

今回はベタにエルヴィス映画のご紹介。
「エルヴィス・オンステージ(オリジナル版)」です。

これは1971年に日本で劇場公開された、エルヴィスの音楽ドキュメンタリー映画です。1970年8月のラスベガス公演を中心に、リハーサルの様子や、ファンの声や準備をする劇場スタッフの様子を織り交ぜて一本の映画に仕上がっています。

なぜ「オリジナル版」かというと、これが、1971年に実際劇場で公開された映像だから。その後2000年になって、ファンの声やスタッフの姿などがカットされ、エルヴィスのみの映像でまとめた「スペシャル・エディション版」が製作されました。そのため廃盤になっていたオリジナル版は最初はなかなか見ることができませんでした。私はファンになりたての頃に自宅から少し遠いレンタルショップで見つけ、今までに2~3度は見ていました。でも、ずっと手に入れたいと思っていたのです。やっと去年、オリジナル版とSE版が2枚セットで発売になり、普通に手にはいるようになったというわけです。

オリジナル版もSE版も前半はリハーサル風景(オリジナル版はそれに加えてファンや、スタッフの姿、などなど。。。)、後半に本番のラスベガスのステージという構成になっているのですが、オリジナル版のほうは、どうでもいいようなファンのコメントやファンのイベント会場出の様子などを映し出す時間が長い長い。オリジナル版についてのこんな興味深いコメントを見つけました。
「前半たっぷりと引っ張り、これ以上長いとさすがに飽きるぞ、というあたりで、ドンッとステージが始まる痛快さが、散々不安を煽ってから上陸するゴジラや、我慢に我慢を重ねた上で殴りこみに向かう健さんと同じ種類のカタルシスなんです。スターの映画はすぐに見せ場を望んではいかん、焦らされてこそ華、と思います」
なるほど~~。カタルシスか。。。この言葉どこかでも聞いたぞ、と思うと、少し前に読んだ「14歳の子を持つ親たちへ」で内田樹さんが、「我慢に我慢を重ねて、最後にカタルシスが訪れるのは日本人のメンタリティーに合っている」とおっしゃっています。

カタルシスね~~。 ちょっと違うかもしれないけれど、私が、海外TVドラマより映画のほうが好きなのは、「我慢する時間」が長いからなんですよね。退屈な時間がず~~っとあって、最後に感動が訪れるっていう映画好きですねえ。先日観た「善き人のためのソナタ」は、まさにそんな映画でした。。「我慢する時間」が長すぎちゃったり、そのあとのカタルシスの部分がしょぼかったりすると、私にとってつまらない映画になります。「我慢する時間」のころあいが難しいところです。

で、「オン・ステージ」に話しを戻すと、確かに、ずっとエルヴィスが出ずっぱりのSE版に比べ、オリジナル版は、エルヴィスが映っていると思うとファンの子の映像に切り替わり、またエルヴィスに戻ったと思うと、「エルヴィスはもうかりまっせ」とかいう劇場スタッフの映像に切り替わり、ストレス溜まるんですよ。それに、なぜか、映っているファンの子が〇スめの子ばっかりで(失礼!)。わざとなのかなあ~。「エルヴィスのこと好きだけれど、それは、結婚したいとかそういうのではなくて、兄弟のように好きなのよ」ってあ~~た、エルヴィスだってあなたとは結婚したいとは思わ・・・・・・・・・だろう~、って突っ込みたくなるような感じでして。。。あ、でも、イギリスのファンクラブの会長とかいう女の子はかわいかったな。 やっとステージの映像になったと思ったら、また中断して、イギリスのファンクラブのイベントの映像になり、ファンの子がへたくそな「タイガーマン」を歌い、へたくそ~!と思っていると、エルヴィスの「タイガーマン」になってほっ。
これはわざとファン心理を煽る構成なのでしょうかね。アカデミー賞を2度受賞した記録映画作家のデニス・サンダースが製作監督をしているのですが。
いらないような映像を見せられて、いらいらし始めたころに、エルヴィスが現れ、喜びも倍増、みたいな線を狙っているのかなあ。

さんざん文句を書きましたが、実は私、このオリジナル版が大好きなのです。(だから日記に書いているのだあ) 版権の関係でSE(スペシャル・エディション)には収録されなかった「明日に架ける橋」が特に好き。真っ暗なステージにエルヴィスが白く映し出され、静かに神聖な雰囲気で歌い始める。サイモン&ガーファンクルのオリジナルは美しいハーモニーがすばらしいですが、エルヴィスの歌唱はもっと力強く、世俗的でありながら神々しいというか、上手く言えないのですが、感動的な歌い方なのです。作曲者のポール・サイモンはこのエルヴィスバージョンが大好きだったそうです。

映画の終わり方もオリジナル版とSE版とでは違っています。SE版では幕が下りて首にタオルをかけてもらったエルヴィスがそのまま楽屋に引っ込んでしまうのですが、オリジナル版では後ろのバンドのメンバーたち、あるいはカメラ?に向かって軽く手を上げるのです。そしてそのシーンが静止画像になり、エンドロールがかぶさります。私ははじめてこれを見たとき、この、無邪気にカメラに向かって手を上げるシーンでなぜか涙が出てきました。この映画が製作された当時、エルヴィスは生きていたわけで、こうするのがかっこいいと思って作られたのでしょうけれど、なんというか、エルヴィスの無邪気さと止まってしまう映像が物悲しくて。

ともあれ、リハーサルでのエルヴィスもちょっとポチャリンコしていますが(本番はちゃんと絞っています)いすに座って、自信たっぷりに、バンドメンバーに次々に指示を出す姿がかっこいいんです。リハーサルシーンでのお気に入り曲は「君を信じたい」(I Just Can't Help Believing)です。チャーリー・ホッジを呼んでコーラスをつけてもらうところなんていいなあ。

by oakpark | 2008-02-20 00:58 | ELVIS | Comments(6)

私はとっても涙もろい   

自分でも嫌になるくらいすぐ涙が出てくる体質です。
両親が二人とも涙もろいので遺伝かもしれません。

父親に関してはこんな思い出があります。何の話がきっかけだったか、父が急に「同期の桜」を歌ってくれることになったのですが、途中から、涙涙。。。小学生だった私は、なぜお父さんはこんなに泣いているのだろう?と思いました。自分で勝手に盛り上がって勝手に泣いている、、取り残された、という気分だけが思い出として残っているのです。終戦時に父は12歳だったので「同期の桜」の経験はないはずなのですが、歌っているうちに、歌詞に心動かされのてしまったでしょうね。それにしても、子供の前であれだけ泣けるってのもすごいです。
母も父に負けず劣らず涙もろい。私が結婚したばかりのころからごく最近まで、私が実家に帰省して自分の家に戻る日などはいつも目に涙を浮かべていましたっけ。こっちまでもらい泣きしそうで困るんです、ほんと。

そんな両親を親に持つ私も当然涙もろい。朝、新聞の投稿欄を読みながら涙するし、ドラマの盛り上げにもすぐ引っかかってしまいます。まあ、あまりにもあざといものは、さめる場合もありますが。

最近泣いたのは、NHKの大河ドラマ「篤姫」の先週放送分。島津今泉家に生まれた主人公のおかつが、島津本家の養女としてもらわれていく日の両親との別れのシーンでかなり泣いてしまいました。「そなたの母親でおられるのも今日限りよのお」なんていう樋口可南子のせりふなんて、「そんなのありえる?」生きているのに親子でなくなるなんて!と、わが身に置き換えて泣いてしまいました。また、おかつ役の宮崎あおいがかわいいんです。私は好きですね~。特に美人というわけではないですが、押し付けがましくない切れの良い快活な演技で、素朴で知的な姫様を好演していると思います。 戦いのシーンのない大河ですが、おもしろそう。今後も出来る限り見たいです。ただし、日曜のゴールデンタイムなので、なかなか落ち着いてテレビが見らない時間帯なのですよねえ。

もう一つ、お友達に貸して頂いた映画「善き人のためのソナタ」は予想にたがわずよかったです。最初は「なにやっているんだろう~。どういうシチュエーションだろう~。かったるいかも?」と頭の悪い私は思っていたのですが、途中から状況を理解し、一気に物語の中に引き込まれていきました。最後のシーンがとにかく良かった。じわ~~っと涙が出てきました。この主演俳優さん、去年の7月に亡くなっているそうです。まさに命を賭した演技だったのでしょうか。

この映画で語られていたベルリンの壁が崩壊したのは1989年の11月9日なのですね。6日前の11月3日に結婚式をあげ翌日からハワイに新婚旅行に行っていた私は、当時、自分のことに浮かれてしまい、この歴史的な事件にあまり注意を払っていませんでした。新婚旅行先のハワイでは、松田優作さんが亡くなったことを知りました。また、結婚式当日の3日は、横浜で、坂本弁護士一家がオウム真理教により誘拐された日でもあります。なんだか、いろいろあった年なのです。

東ドイツといえばもう一つ思い出があります。24歳のときにイギリスで一ヶ月間サマースクールに参加したことがあります。そのときも、また後年ロスに1年住んだときも感じましたが、欧米の人たちは一般的にアジア人にあまり優しくない。このサマースクールのときもアジア系はアジア系で集まり、あまりヨーロッパの人との交流はなかった。でも、ただひとり、気さくに私に話しかけてくれた、ちょっとボーイッシュな雰囲気の女の子がいて、その女の子が東ドイツ出身の子でした。つたない英語力で聞き取ったことに「親戚が西ドイツにいて会えない」とのこと、当時の24歳のノーテンキな私は、複雑なドイツの事情など知らず、何のことを言っているのかな~くらいのかんじだったのです。あの時もっと、あの子と親しくなって文通でもしていたら、もっと世界が広がったのに、とあとになって後悔しました。
今頃、あの子はどうしているのかなあ、と時々思います。写真も撮っていませんが、顔だけは鮮明に覚えています。

涙の話しでした。(まとめ、、、でもまとまらない)

by oakpark | 2008-02-19 00:34 | 雑感 | Comments(4)

「チャップリン自伝」~若き日々   

斉藤孝著「読書入門」の一冊目に紹介されていた「チャップリン自伝」を読みました。

実は、わたし、チャップリンの映画でちゃんと最初から最後まで観たのって「モダンタイムズ」だけなのです。チャップリンのことは有名な喜劇俳優ということくらいしか知らず、これまであまり興味ももたずに来てしまいました。 映画で共演した女性と次々恋に落ちた、などといった私生活のことを知り、あまり良い印象を持っていなかったということもあります。

しかし、この本を読んで、ものすごく苦労をしてきた人であること。でも、とてつもない才能の持ち主であったこと。素顔はかなりの男前であることを知りました。「キッド」「街の灯り」あたりはぜひ近々レンタルして観てみたいですね。

それにしても、幼いころの苦労は並大抵のものではありません。1歳で父が家を出てしまい、芸人だった母と異父兄との3人の生活が始まるのですが、母が芸人としての職を失ってからは貧乏のどん底の生活。貧民院や、孤児院などに入れられ、最低の生活を強いられます。学校には行けず、生きることだけに精一杯の日々。しかも、最愛の母は栄養失調から発狂してしまいます。でも、4歳上の兄とは固い絆で結ばれていていて、生涯仲のよい兄弟だったそうで、そのあたりがまだ救いでした。

チャップリン自らの手による伝記本のようですが、物語としてもとても面白くて、一気に読んでしまいました。中野好夫さんの訳も読みやすくてよかったです。
成功を収めたあとのことが書かれた下巻のほうも読んでみたくなりました。

by oakpark | 2008-02-18 01:29 | | Comments(4)

ブルー・ハワイ♪   

3月末に、私の家族5人と、今年77歳になる夫の母、今年75歳になるわたしの父を加え、総勢7人でハワイ旅行に出かけることになりました。

きっかけは、夫の母がずっと「ハワイに行きたいなあ~」といっていたこと。年齢のことを考えると、早く連れて行かないといけない、と思っていました。義理母にとっては3度目の海外旅行になります。一方、私の父ですが、一応大学は夜間の英文科卒業で、ずっと海外や英語をしゃべることに憧れ、独学を続けていたのですが、海外旅行経験ゼロ。いい機会だと思い、誘うことにしました。最初は、母が行かないのなら行けない。。。としぶっていましたが、何とか説得し、今ではハワイに関する本をまたまた買い込み、日々勉強しているそうです(母談)。

年寄り二人が「楽しかった!」と思えるハワイ旅行にしたい。
こういう家族旅行のとき、飛行機の手配とレンタカーの手配は夫、ホテルの手配は私がすることが多いです。あたりもはずれもありましたっけ。。。。
今回も、長女の受験が終わり一段落してから探し始めました。ワイキキビーチの地図を広げ、あれやこれや考え、結局、ランクのわりには評判のよさそうなホテルを選びました。それと10年ほど前に胃を手術し、あまり脂っこいものが食べられない父のことを考え、日本食レストランのあるホテルにしました。みんな、気に入ってくれるかなあ。

旅行を成功させるには事前の準備が大切。ただぼお~っと行って帰ってくるだけでは大金がもったいない、ということは今までの経験でわかっています。一番ひまであろう私が何とか頑張らねば。年寄りと子供の両方が楽しめるスポットを効率よく回るために地図とにらめっこしながら日夜頭をひねっております。

あとは、いまひとつテンションのあがらない我が家のメンバーを盛り上げなければ!
そう思い、先週末、家族全員がリビングにいるときを見計らって、「さあ!ハワイ旅行の予習をしようね!」と言いながら、エルヴィス・プレスリー主演の不朽の名作「ブルー・ハワイ」をDVDプレイヤーに入れました! みんな、例によってはぁ~~?ってな表情。

最初は、わたしの「ハワイに着くとね、こんなふうに首にレイをかけてもらえるんだよ」という説明を興味深そうに聞いていた次女も次第に飽きてきた様子。。ひとり去り、ふたり去り、、、結局最後はリビングに私ひとり残されてしまいました~。 夫なんて「お、やっぱり、歌は上手いな~」と言いながら部屋を出て行きましたよ。「は」ってなによ、「は」って。じゃあ、何がまずいわけ~~?

そうよ。エルヴィスはハワイアンソングも上手なのよ~。定番の「ブルー・ハワイ」はこちらです。「私の恋人」(KU-U-I-PO)という曲もかわいい。「リハーサルなし?」と言いながら唄いだすリハーサルテイクはこちら

ハワイとエルヴィスは切っても切れない関係なのですよ。映画も「ブルー・ハワイ」、「ガール・ガール・ガール」「ハワイアン・パラダイス」の3本をハワイで撮影しているし、1961年にはハワイでチャリティーコンサートを行い、真珠湾に浮かぶアリゾナ記念館建設に際して多額の寄付を行っています。1973年のハワイ公演は全世界に衛星中継されました。プライベートでも何度もハワイを訪れているらしい。そうそう、だからなのか、「リロ&スティッチ」のスティッチも大のエルヴィスファンなのですよね!

せっかくハワイに行くのだからエルヴィスゆかりの地も訪ねなきゃ。「ブルー・ハワイ」でチャド(エルヴィス)とマイラが楽しそうに戯れていた、ハナウマ湾(右の写真)には必ず行かなくちゃ。それと二人が仲良くピクニックをしていた(と思ったらすぐ帰っちゃったけど)タンタラスの丘、もちろんその撮影時にエルヴィスが滞在したヒルトン・ハワイアン・ビレッジも見てみたいな~。「ガール・ガール・ガール」が撮影されたアワライ・ヨット・ハーバー、1973年のコンサート会場「ニール・ブレイズデール・アリーナ」なんかも、できれば、ちらっとでもいいから見てみたい。
みんな付き合ってくれるかなあ~。 こりゃ、運転手のダンナさまさまの機嫌をとる必要があるかも。e0123392_14182191.jpge0123392_1420421.jpg

by oakpark | 2008-02-15 13:22 | ELVIS | Comments(32)