<   2007年 06月 ( 11 )   > この月の画像一覧   

ジュディ・ガーランド   

引き続き、ミュージカル映画を観ています。
近所のレンタルショップに置いてある、ミュージカル映画を全部見よう!なんて思っていましたが、さすがに少し飽きてきました。

最近観たのは

・「ブリガトーン」・・・ジーん・ケリーが出ているので選びましたが、これは少し退屈でした。私の好きなジーンの躍動的なダンスシーンも少ないし、おとぎ話のようなわけのわからない(?)お話で、気持ちが入っていきませんでした。

・「若草の頃」・・・ジュディ・ガーランド主演、ビンセント・ミネリ監督の映画。ジュディ・ガーランドの映画は「イースター・パレード」に続いて2作目です。とてもよかった。最初のシーンから引き込まれました。

・「バンド・ワゴン」・・・フレッド・アステアとシド・チャリシー。映画「ザッツ・エンターテインメント」のタイトルソングはこの映画の挿入歌だったのですね。すばらしい曲です。シド・チャリシーはこの映画が演技初体験らしい。足が長くて美しい人です。フレッド・アステアとのダンスシーンが圧巻。アステアは「羽のように舞う」かんじですね。女性の動きに合わせて踊り、女性を美しく見せるのは天下一品ですね。 ライザ・ミネリの解説もすばらしいです。

で、タイトルのジュディ・ガーランドですが、私はこれまで名前しか知らず作品は観たことがありませんでした。でも、有名なミュージカル女優だということは知っていた。どこがどう有名ですばらしいのかな、と以前から興味があったのです。写真で見る限り、絶世の美女という感じではないし、首が短く、いかり肩で、顔も大きい。 でも、まず2作を観て、やはりなんというか、引きつけられるものがありますね。 愛らしい感じ、お茶目な感じ、リアルな感じがあって、歌声が童顔に似合わず大人っぽくて深い。そして声に「ゆらぎ」があるのです。そこがなんとも言えず魅力的に思いました。「オズの魔法使い」で歌った、「Over the Rainbow」は 16,7歳の少女が歌ったとは思えない深みがあります。 もっと映画を見てみたいと思いました。

調べてみると、47歳で亡くなっています。
MGMで見出され、MGMに育てられ、MGMに殺された、と私が持っている本に書いてあります。気分をハイにするためにクスリ、眠るためにクスリ、ダイエットするためにクスリ。そしてだんだん精神の均衡をなくしていったようです。(う、だれかみたいだ~)

しかし彼女の遺伝子は確実に娘たちに引き継がれているのですね。ライザ・ミネリの声ってすごいです。お母さん以上かも。Queenのフレディ・マーキュリーのアイドルでもありました。

やはり、声って遺伝なのかしら。 
でも、うちは私も夫もすごく歌が下手ですが、子供たち3人は、まあまあ上手です。(親ばか)

youtubeでいろいろ調べていると、バーバラ・ストライザンドがジュディに心酔しているといった様子のコメントを言った後「Over the Rainbow」を歌う映像がありました。

ジュディ・ガーランドはやはり偉大なスターなのですね。

by oakpark | 2007-06-28 00:13 | 映画 | Comments(12)

何冊?何本?   

まだやったことはなかったのですが、ブログ開設記念に(まだ6月だし)、エルヴィス関連本を何冊読んだのか、数えてみようと思いました。

できるだけ読んだ順に並べたいと思いますが、もうかなり忘れています。
①「エルヴィス・プレスリー 世界を変えた男」東理夫 ②「エルヴィス」デイブ・マーシュ ③「エルビス」ジェリー・ホプキンス ④「ELVISを夢見て」鈴木一彰 ⑤「ELVISと生きる限り」森泰仁
⑥「エルヴィス」アルバート・ゴールドマン ⑦「エルヴィス21歳、わたしはひとりの若者を撮った」アルフレッド・ワートハイマー ⑧「エルヴィス・プレスリー」ボビー・アン・メイソン l⑨「エルヴィス登場!!」ピーター・ギュラルニック ⑩「エルヴィス・プレスリー ~メンフィスマフィアの証言~(上)(下)」 ⑪「私のエルヴィス」プリシラ・プレスリー(これは原書も) ⑫'Elvis in the twilight of memory' June Juanico ⑬ 'ELVIS BY THE PRESLEYS ⑭ 「エルヴィスに抱かれたギターたち」 ビリー諸川 ⑮'Me and a Guy Named Elvis' Jerry Schilling
⑯'Elvis, what happened?'

おもだったものはこれくらいかしら。このなかで、特に好きな本、というか写真集ですが、は、⑦です。⑨は究極のエルヴィス本。詳しくてびっくりします。私のHNの由来にもなっている⑫は素敵なラブ・ストーリー本。⑮は去年出版された本ですが誠実な内容で好きな本です。エルヴィスのお仕事を克明に記録した本'ElVIS PRESLEY A Life in Music'は、大切に、少しずつ、今も読んでいる途中です。

そのほか写真集を10冊くらい持っています。購入して未読の本も10冊くらいあります。昔の映画雑誌のエルヴィス特集なども10冊くらいあるかな。中でも特に重要と私が思っている本は「エルヴィスが社会を動かした」マイケル・T・バートランド です。夫が仕事の関係で訪れた、社会学専門の先生の仕事部屋にこの本が置いてあったそうです。字がぎっしりで読みにくそうな本なので、もう少し余裕が出来てからゆっくり読みたいです。エルヴィスがブレイクする前の 1954年、1955年の怒涛のツアーを記録した本'Did Elvis Sing In Your Hometown?' という本も興味深いのでいつかちゃんと読んでみたいですが、まだそこまで手が回りません。

とにかく、亡くなって今年で30年というのに、次から次にいろいろな関連本CDが出てくるので、なかなか追いつけません。

エルヴィス主演の映画はライブドキュメンタリーの2本をのぞくと31本ありますが、そのうち29本は一応見ました。

エルヴィスが生涯で録音した曲は約800曲くらいあるそうですが、そのうち何曲聞いたのかしら。これはまだ数えたことありません。半分くらいは聞いているでしょうか。もう、数えるのが大変です。私はアウトテイク(ボツになったテイク)も好きなので、とにかく残された音源をできるだけ聞いていきたいです。

エルヴィスを知り、50年代、60年代のアメリカの歴史にも強くなったし、他のミュージシャンのことも少しはわかるようになりました。まだまだいろいろ世界を広げていきたいなと思っています。エルヴィスと一緒に人生を楽しみたいです。

by oakpark | 2007-06-23 21:16 | ELVIS | Comments(6)

本、映画、とくれば・・・・   

本、映画、とくれば、当然次は、エルヴィス・プレスリーですね。
この3つが私の趣味の三大柱なんです(笑)。
メインの生活のほうでは、ちょこっと子育てもやり、ちょこっと仕事もしています。子育てといえば、一番上の子が受験生なので、いつもよりは一生懸命目を配らせているつもり。でも、「子供命」というくらい子供に力を注いでいるお母さん方が多いこの地域にあって、「趣味命」で、趣味に情熱を注いでいる私はちょっと浮いている存在かも。自分でも「変わりもん」だと思っています。

エルヴィスのファンになったのは今から約2年前。一番最初のきっかけは、ロックグループQueen のミュージカル「We Will Rock You」でした。一番下の子供がようやく小学校に上がり、少し余裕が出来て、音楽の世界に目を向けたときに最初に目に留まったのがQueen。昔、少しは聴いていたということもあり、懐かしさもあって、一気にのめりこみました。そして、世界中で好評を博し、東京は新宿にやってきたミュージカル「We Will Rock You」にも、何度も足を運んだのです。

このミュージカルは、サイバーな世界に支配され、音楽も禁止されている近未来を舞台にし、一人の若者が中心になって、昔流行したロックの歴史をたどりながら、音楽を愛する心を取り戻す、といったストーリーになっていて、当然 ロックの創始者と位置づけられるエルヴィスも「キング」として、随所に出てきます。ミュージカル中盤には「若くして亡くなった偉大なるミュージシャンたち」を追悼するというシーンで、ミュージシャンたちの写真(または映像)がスライドのように現れる場面があります。一人当たりほんの1秒くらい。このシーンで、バディ・ホリーに続いて二番目に登場したのが、若き軍服姿のエルヴィスでした。当時私は、エルヴィス・プレスリーといえば、ジャンプスーツともみ上げがトレードマークだというくらいしか知りませんでしたから、その映像を観て「あれ、今の、エルヴィス・プレスリーじゃないかしら。あんなに若くてかわいいときがあったんだ。しかも、なぜ軍服を着ているのだろう」というのが第一印象でした。

その後、エルヴィスがなんとなく気になるようになり、図書館で借りた本が、東理夫著の「エルヴィス・プレスリー 世界を変えた男」でした。そのとき、となりにあった「ポール・マッカートニー」とどちらを借りようか迷ったことを覚えているので、まさに運命的な出会いだなあ、なんて思います。その本を読み、エルヴィスが「ホワイト・トラッシュ」と蔑まれた、アメリカ南部の貧しい白人家庭の出身であったことや、双子の兄は、出産時に亡くなっていること、とても親思い(特に母親思い)であったことなどなどを知り、ますます興味を惹かれました。 そして、アマゾンで検索し、一番最初に出てきた「Mega Elvis」というCDを購入しました。順番に聴いていき、「うん、うん、なかなかいいね~」と思っていました。湯川れい子さんのライナー・ノーツ解説は、当時はいまいちよくわかりませんでした。Queenを中心に ロックや、FMから流れる今時の音楽ばかり聞いていたわたしの耳には、エルヴィスのCDのサウンドは、やはり、多少古臭く感じましたが、でも、その古臭さが逆に妙に新鮮に思え、なんともいえない、居心地の良さがありました。エルヴィスの声が温かく、すごく身近なものように感じ、ずんずんずんと心に染み入こんでいきました。
そして、10曲目に流れた「今夜はひとりかい」で、何故か、涙が出てきたのです。

Are you lonesome tonight? Do you miss me tonight?
Are you sorry we drifted apart?

やさしく、あたたかい歌声が始まり、後半の語りの部分、
I wonder if you are lonesome tonight. You know,・・・・・・・・・

から、もう、なんともいえない熱いものがこみ上げてくる感覚を味わいました。
人の声がこんなにも素直に、じかに飛び込んでいくるってのは、若いとき以来初めてかもしれない。まさに、私の心の琴線に触れたという状態でした。

あとは、もうむさぼるように、残されているエルヴィスの映像、声、写真など、集めまくりました。(今もその途中です)。50年前に白人と黒人の音楽を融合させ、ロックをブレイクさせた男。その後も前代未聞の個性でエンターテインメントの世界にいろどりを添え、30年前に天に召されてしまった男。 彼のことをもっと知りたいと思うようになり、今に至っています。

今では、「知りたい」という気持ちはかなり穏やかになり、彼とともに人生を楽しみたいな、という気持ちになってきています。彼と一緒にいたら楽しい、という確信もあります。
as long as I have you という心境です。

ただ、一つ残念なことは、日本でのエルヴィスの認知度が低く、また、間違って認知されているということです。いまだに、「太っている」ということばかりをクローズアップする番組もありますし。 本当に「太っていた」時期は、晩年のほんの2~3年ですし、それも、セレブがどう生きればいいのかのノウハウも全くなかった時代における、プレッシャーからくる、精神的、肉体的破綻から来る病でしたのに。病人を笑うなんて何事か! なんて思ってしまったりします。
もっと、エルヴィスの残したすばらしい部分にスポットライトが当たってくれればいいのに。
「エルヴィス後進国」の日本で、もう少し、エルヴィスの地位が上がってくれればいいな、と思わずにはいられません。

by oakpark | 2007-06-22 11:09 | ELVIS | Comments(6)

私の本の読み方   

そろそろ本のことも書かなければ。

私は読書家ではありませんし、読むスピードもとっても遅いです。
でも、本に囲まれているのは好きです。囲まれているだけでも、なんだか、賢くなったようなそんな気がして。。。

あるとき、人生の折り返しをすぎたことを実感し、この先読める本の量も限りがあることに気づきました。ここ15年ほど子育てに時間を取られあまり本を読んできませんでしたが、ここらでちょっとスピードアップしなければ、なんて思っています。

私の本の読み方の特徴は、何冊かを同時に読む、ということです。
そのときの気分により、今はこの本、出かけるときはかばんに入る小ぶりのこの本、というふうに読み分けています。

新聞や雑誌の書評欄はできるだけ読むようにして、気になる本をチェックします。ネットを通じて知り合ったお友達からお勧めの本を教えてもらう場合もあります。そして、本当に気になる本はとりあえず買っておきます。図書館で借りるのはあまり好きじゃないんです。借りたときは読みたくてもあくる日はそういう気分じゃなくなることもあるので。

買っておいた本を読んだのが1年後、ということもあります(つい最近読んだ本、高円宮妃久子さまが書かれた「宮さまとの思い出」という本なんかはそうです)。

これまでの人生で、それほど読書はしてきていませんし、あまり分析力などもありませんが、これから読む本のわたしなりの感想なども書いていきたいと思います。

今、読書中の本は以下の通りです。

①「一瞬の風になれ」 佐藤多佳子 著  子供から借りました。上の二人が陸上部で、陸上部を舞台にした小説なので。
②「日本人のしきたり」 飯倉晴武 著  本屋でベストセラーとあったので。
③「後世に伝える言葉」 井上一馬  新訳で、著名人のスピーチを読めるというので。
④ 'The Long Goodbye' Raymond Chandler ハードボイルド小説ということで。
⑤「長いお別れ」 レイモンド・チャンドラー 著、 清水俊二訳 ハードボイルドの文体が私には読みにくく、④を10章読むごとに⑤で確認しています。
⑥ 'Underneath It All ' Traci Lords 15歳でポルノ女優になってしまった、トレイシー・ローズの波乱に満ちた人生 というのに興味があって(伝記好きなもんで)。

以上、どれを先に読み終えるかな。
また、感想を書きます。

by oakpark | 2007-06-20 13:06 | | Comments(0)

白黒映画が好き♪   

私が古い白黒映画に目覚めたのは20代の半ばぐらいだったと思います。そもそも映画に目覚めたのが遅く、社会人になってからだったので、映画好きになってすぐ白黒映画が好きになったといえます。 今もいろいろ映画は見ますが、すぐに血が出るもの、暴力物、SFXを駆使したものは苦手です。 白黒映画だと過激な映像はあまりないので安心してみることが出来ます。

特に思い出すのが、大阪梅田にあった「大毎地下劇場」という映画館です。確か入場料は600円か900円か、とにかく1000円を切っていて、よく白黒の古い名画を2本立てで上映していたので、仕事帰りに寄って、ひとりで映画を見たりしていました。ちょっと大人になった気分でした。とても気に入っていた劇場でしたが、いつの頃からか、痴漢にあうようになり足が遠のきました。どうも私の顔は間抜けに見えるのか、大阪時代はよく痴漢にあったものです。この映画館は1993年に閉館になったようです。

レンタルショップでビデオを借り始めたのもこの頃からだったように思います。そういえば、レンタルビデオショップっていつごろから始まったのかしら。
大毎地下で見たのか、レンタルビデオで見たのか忘れましたが、その頃見て、強烈に印象に残った映画は 「哀愁」「ローマの休日」「草原の輝き」「アパートの鍵貸します」、そして「エレファントマン」 です。「哀愁」では、「風とともに去りぬ」と全然違う雰囲気のビビアン・リーに驚き、ロバート・テイラーの男前ぶりにため息をつき、でも結婚するなら「アパートの鍵貸します」のジャック・レモンのような人がいいなあ~、と思ったり。「草原の輝き」のウォーレン・ビーティにもときめきました。映画のタイトルにもなったワーズワースの詩を読んでみたいなあと思い、少し探しましたがいまだに見つけることが出来ていません。「エレファントマン」は、物悲しい映画で、ずっしりと心に残りました。この映画こそ白黒でないとよさが出ないのではないでしょうか。「ローマの休日」はカラーでも見てみたいです。あの、アイスクリームを食べるシーンのオードリーのフレアースカートは何色がいいかしら。

最近、また白黒映画をたくさん見ています。昔の映画を名画、そうでないのに関わらず、どんどんDVD化してほしいです。するとレンタルショップが置いてくれるので。 ここ1ヶ月ほどで見た白黒映画は以下の通り。

・「さよならをもう一度」・・・46歳のイングリット・バーグマンが美しかった。年下の男性とのベッドシーン(映像はないけれど)なんて、1961年当時は、かなりセンセーショナルだったのではないでしょうか。

・「断崖」・・・ケーリー・グラントが若い。お調子者の伊達男を演じています。ジョーン・ファオンテーンの作品ははじめて観ました。オリビア・デ・ハビラントの妹ですね。美人です。でもセクシーという感じではないかなあ。

・「恋愛手帖」・・・ミュージカル女優、ジンジャー・ロジャースが歌や踊りなしの演技でアカデミー賞主演女優賞をとった作品です。自立する女性の生き様を描いた映画で、未婚の母になる設定など(赤ん坊は死産だが)、1940年の映画としては、かなり進んだ内容です。あんなふうに二人の男性に好かれてしまうなんて(ひとりは大金持ち、もう一人は貧乏な医者)、うらやましい~~~。

・「情婦」・・・伝説の大女優、マレーネ・デートリッヒ出演作。この人の映画もはじめて見ました。白黒映画が好き、というわりにはまだそれほど見ていないのです。有名な女優ですが、私の感想は「ちょっと怖い顔だなあ~」です。まだまだ一作品観ただけでは、この女優の本当のよさは、わからないのでしょう。これから研究します。最後、どうなるのかな~。なんとなくこうなる予想がつくけれど、ほんとうにそうかな~、と最後までひきつけられる映画でした。エルヴィスを知ってから名前を知った、これまた名優といわれるチャールズ・ロートンの存在感がすごかった。

by oakpark | 2007-06-16 19:57 | 映画 | Comments(10)

ミュージカル映画熱   

前回紹介したミュージカル映画「雨に唄えば」ですが、長女と次女と私は、すっかりこの映画のファンになってしまいました。洋画、洋楽嫌いの長女が、単純なストーリーと楽しいダンスが気に入ったのか、何度も見たがります。次女はこの映画でコミカルなダンスを披露したドナルド・オコナーファンになったようで、コズモ(オコナーの役名)のまねをしてはわたしに「どのシーンかわかる?」ときいてきたりします。私はといえば、笑顔のチャーミングなジーン・ケリーのファンになってしまいました。

ミュージカル通の人に言わせれば、きっと正確で優雅なダンスのフレッド・アステアが一番ということになるのでしょうが、私はジーン・ケリーのダンスに強く惹かれます。いかにも運動神経抜群といった様子で、バレエの動きも取り入れていて、ダイナミックでエネルギッシュで、ちょっとひょうきんで、見ていると、血湧き肉踊りというのかな、とにかく楽しくなります。

そんなこんなですっかりミュージカル映画にはまってしまいました。
最近の映画に見慣れていると、安っぽいセット、単純すぎるストーリーに飽き足らないという人もいるでしょうが、慣れてみるとこれはこれでいいものです。

最近見たミュージカル映画は次の通り。

「踊る大紐育」・・・・本屋で500円で売っていたので買いました。フランク・シナトラが若い。シナトラのことはエルヴィスファンになってからよく知るようになりました。ジーン・ケリーも出演していますが、この時点ではまだファンになっていません。

「ザッツ・エンターテインメント 1,2,3」・・・以前にテレビで放映していたのを録画してあったのですが、まだちゃんと見たことがありませんでした。ハリウッド映画、MGM映画の全盛期の頃のさまざまなシーンが紹介されていて、今まで知らなかった俳優もたくさん出てきて、とても勉強になりました。 この時点でもまだジーン・ケリーはone of them というかんじです。

「雨に唄えば」・・・ミュージカル映画を借りようと思い、レンタルショップで手に取ったのがこれ。有名な映画なのにまだ見ていなかったので。この映画を見て、ジーン・ケリーのファンになりました。ちょっと肩をすくめるような仕草がキュート。少し調べてみると、ジーンは、踊りに関しては素人だった18歳のデビー・レイノルズをしごき、泣かせてしまったとか。泣いているデビーを慰めたのがたまたまその場を通りがかったアステアだとか。実生活ではアステアのほうがいいやつなのかも。でも、ジーンのダンス、かっこいい!!

「イースター・バレード」・・・アステアと、名前だけはよく知っていたジュディー・ガーランド共演の映画です。この映画、最初はジーン・ケリーにキャスティングされていたそうですが、ジーンはバレーボールをして遊んでいたときに足首を怪我してしまい、アステアに役が回ってきたそうです。アステアの自伝によると、アステアがジーンに電話をし「本当にだめなのか?」と尋ねると、ジーンは「だめだ。たのむ」と言ったとか。

「巴里のアメリカ人」・・・ジーンの映画をもっと観たいと思いレンタルしました。ジーンが発掘したというレスリー・キャロンがかわいい!バレエの動きが優雅で、ちょっとファニーフェイスだけれど、成熟したボディで、ジーンよりレスリーに目が釘付けでした。

「碇をあげて」・・・・アカデミー賞をとったという「巴里のアメリカ人」より、私はこちらのほうが好みでした。シナトラとジーンの組み合わせが秀逸。気の弱いシナトラ、頼りになる兄貴分のジーン。二人の演技がとてもよかったです。映画でのシナトラはこういう役が多いです。エルヴィスとの関係で言うとボスというイメージでしたが。ジーンはコミカルな演技も上手い。お茶目な感じで、誰が思いついたのか、子供との共演が多いというのもわかる気がします。実生活ではどうであれ、スクリーンのジーンはわたし好みだわ~~~。
(つぶやき)笑顔の横顔がちょっとエルヴィスに似ている感じがするのです。目のたれた感じがね。

by oakpark | 2007-06-11 16:25 | 映画 | Comments(8)

伝記つながりで.. 映画「雨に唄えば」 フレッド・アステアの自伝   

アン・マーグレットの自伝を読むと、わたしもダンスをしたいな~と思うようになり、近所のスポーツクラブの初級ジャズダンスのクラスに出ることにしました。最近流行のヒップホップとかフラダンスとかではなく、昔ながらの正統派ジャズダンスがしたい!

というわけで映画「ウエストサイド・ストーリー」でも見ようかしら、とレンタルショップの『ミュージカル』コーナーに出向くと、「雨に唄えば」が目に留まり、まだ見たことなかったな~と思い、借りることにしました。

これが楽しかった! ドナルド・オコナーのコミカルなパフォーマンスがすばらしい 、Make them laugh~~♪ という歌もよかったし、かわいいデビー・レイノルズが good morning,good morning~~♪ と歌うシーンもよかった。そして今まであまり意識したことなかったですが、ジーン・ケリーの筋肉質なダンスも良かったな。Singing in the rain ~~♪ のシーン大好き!

すると、フレッド・アステアの自伝を前に購入していたことを思い出し(ずっと読まずにほったらかしていた)、読み始めました。う~~ん。内容的には、読み物としてはそれほど面白くなかったかな。情報を得るという点では、こういう経歴の人なんだ、とよくわかりましたが。アン・マーグレットの時と同じで、これも自伝なので、「良いこと」ばかりを書いているんですよ。共演者を褒め、作品を褒め、監督を褒め、姉を褒め、みたいなかんじで、ちょっと最後のほうは食傷気味になりました。あなたの人生、すばらしすぎるじゃん、てなかんじで。 奥さんが亡くなったときのことも、意外にさらっと書いています。とても仲がよかったようですが(本によると)。

フレッド・アステアの作品も観てみたいです。

で、その後、またレンタルショップでDVDを物色していると『フレッド・アステアと数々の映画で共演したジンジャー・ロジャースが演技のみで、アカデミー賞を獲得した作品』という解説の書かれた「恋愛手帖」という映画が気になったので、レンタルして観ました。女性の新しい生き方を描いた、なかなか当時としては問題作だったのではないでしょうか。

私は、映画を観るとと、IMDb(Internet Movie Database)というサイトで、気になった俳優さんの経歴などを調べるのですが、ジンジャー・ロジャースの語った言葉の欄にこういうのがあり、賢そうな人だな~~と思って興味をそそられました。

When two people love each other, they don't look at each other, they look in the same direction.

The most important thing in anyone's life is to be giving something. The quality I can give is fun,joy and happiness. This is my gift.


ジンジャー・ロジャースの伝記本も読んでみようかしら~。

と、ころころ興味が移っていきます。
ついこの前まではアメリカ南部の歴史関係の本を読みあさっていたのに。

by oakpark | 2007-06-08 00:20 | 映画&本 | Comments(2)

アン・マーグレット自伝   

アン・マーグレットという女優さんのことは、エルヴィスのファンになって初めて知りました。
エルヴィスの15作目の映画「ラスベガス万歳」で共演した女優さん。どうやら二人は一時期恋愛関係にあったらしい。エルヴィスは亡くなるまでずっとアン・マーグレットの舞台の初日に花を贈り続けたらしい。エルヴィス関連本を読むと、すぐにそういったことがわかってきました。さらにはこんな記述も。「この映画でエルヴィスはアン・マーグレットに食われたと言われ、エルヴィスのマネージャーのトム・パーカーはそれ以降一切エルヴィスを大物女優と組ませなかった」

アン・マーグレットって大物女優だったんだ、というのがそのときの私の感想。
映画が好きで結構映画は観てきたつもりだったのですが、アン・マーグレットには出会ったことがありませんでした。エルヴィスが21,2歳のころ少しだけ付き合いのあったナタリー・ウッドのことはもちろん知っているし、「燃える平原児」で共演したバーバラ・イーデンのことも知っていました(「かわいい魔女ジニー」の大ファンなので)。でもアン・マーグレットのことは知らなかった。

エルヴィス関連本をさらに読み進むとこんなことも書かれていました。「エルヴィスとアン・マーグレットは似ているところも多く、アンは「女エルヴィス」と呼ばれていた」 へ~~。エルヴィスみたいな女の人ってどんなのだろう。エルヴィスみたいにセンセーションを起こしたのかしら。だとしたらおてんばなはず。エルヴィスは女らしい女の子が好きだと思っていたのに。俄然興味がわいてきました。

というわけで、アン・マーグレットの自伝「My Story」をe-bayで手に入れました。

以前、ドリュー・バリモアの自伝を原書で読もうとして(ほんと、伝記物が好きですね)挫折した経験があるのですが、この本は読みやすかったです。短い章に分かれているし、字が大きく、比較的平易な英語で書かれています。エルヴィスの名前がいつ出てくるかなあという期待感もあって、さくさく読めました。

もちろんエルヴィスのことだけでなく、アンの人生にも興味が持てました。この先どうなるのだろう。どうやってハリウッドに進出し、どうやって成功して行ったのだろうと、どんどん先が知りたくなりました。スゥエーデンで生まれ、6歳の時に、先にアメリカはシカゴに住み着き家族を迎える準備をしていた父親に合流する形でアメリカに渡ります。特に専門的なレッスンを受けたわけではないのに、小さい頃から歌と踊りに才能を見せ始め、学芸会などで卓越したパフォーマンスを見せ、大学を中退してついにチームを組んでプロとしての道を歩み始めます。いくつかのラッキーな出会いから、とんとん拍子に成功していき、映画にも進出。エルヴィスに出会います。二人は意気投合し、しばらく良い関係が続きますが、エルヴィスには「果たさなければならない義務」があったので、二人は別々の道を歩み、アンはロジャー・スミスと結婚。幸せな結婚生活を送ります。しかし、仕事の行き詰まりやアルコール中毒、ショーの途中で舞台から落下するなど不幸にも見舞われます。ロジャーの連れ子3人と一緒に住み、良い関係を築きますがついに自分の子供は授かりませんでした。しかしロジャーというよき伴侶を得て、幸せに暮らしているという内容です。

読み終わって、術にはまってしまったのかもしれませんが、「アン・マーグレットっていい人だな」と思いました。でも、冷静に考えてみると、前回の日記に書いたように、これは自伝なので自分の悪い点や醜い部分なんて書きませんよね。他人の悪口も書いていません。いつもいい人ばかりに囲まれて、ラッキーな芸能生活だったように書かれています。夫のロジャー・スミスのこともべた褒め。「彼のいいところは、私とエルヴィスの関係に嫉妬しないこと」なんて書かれていて、ほんとかな~~~と思ってしまう箇所もありました。連れ子ともいつもいつもうまく行っていたというわけでもないだろうな、と思うし。

でも、エルヴィスがずっと花を贈り続けたほど気に入っていたのが少し判るような気がしました。活発で明るく、才能豊か。両親に愛されて育った一人っ子で、甘えん坊で、やさしい。運動神経も抜群でバイクが大好き(撮影所にバイクで通っていたらしい)。普段はシャイだけれど内には熱いものを秘めていて、危険なことも好き。やはり、エルヴィスに似ているのかも。恋人というより、兄弟みたいなそんな感じがします。

エルヴィスの死にまつわる記述はやはり泣けてきました。
1977年の8月15日にアンのショーの初日があったのですが、その日は初めてエルヴィスからの花のプレゼントが届かなかったそうです。そして16日に電話が鳴りロジャーが受けたのですが、その表情を見て、アンはエルヴィスのことだとすぐわかったとか。エルヴィスの側近に来ないようにいわれたにもかかわらず、もし逆の立場だったら、彼は絶対来てくれるはずと思ったアンは、ショーを中断してグレースランドに駆けつけます。でも、棺の中のエルヴィスはちらとしか見ることはできなかった。ちゃんとさよならなんて言えなかった。
この章の最後はこんな言葉でくくられていました。
It's rare to have such a friend as Elvis, rare to have such a soul mate.

ここまで読むと、あとは惰性で、ざっと流し読み。
結局エルヴィスが目的だったのかい、と自分で突っ込みたくなりましたが、いや、なかなか面白い伝記本でした。 エルヴィスのファンになっていなかったら絶対読むことはなかっただろうと思われますが、よい勉強になりました。

最後にもうひとつ。アン・マーグレットはケネディ大統領のバースディに招待され、大統領の前で歌ったそうです。あの、マリリン・モンローのパフォーマンスの翌年です。やはり、アン・マーグレットは大物女優だったのですね!

by oakpark | 2007-06-05 23:47 | | Comments(10)

伝記本が好き   

昨晩テレビのニュースを見ていましたら、「ジョー・ディマジオ」という名前が出てきてびっくりしました。というのも先日ジョーディマジオの伝記本を読み終えたばかりだったので。イチローが24試合連続安打の自己新記録を樹立したのですが、大リーグ記録は1941年にジョー・ディマジオが打ち立てた56試合連続安打なんだそうです。1941年の記録がまだ破られていないとは! ジョー・ディマジオってすごい人だったのですね。

伝記を読む前は、ジョー・ディマジオといえば「マリリン・モンローと結婚していた人」ぐらいの知識しかありませんでした。前回の日記に書いたように、たまたまルー・ゲーリックに興味を持ち、当時の大リーグに興味を持ち、手に入りやすかったディマジオの伝記を読むことにしたのです。
私が読んだ本は「ジョー・ディマジオ~モンローを愛し続けたヤンキースのヒーロー」という本で、子供のころからディマジオのファンで、ディマジオの晩年の16年間腹心の友として付き合いのあったモリス・エンゲルバーグが語り、マーヴ・シュナイダーが執筆するという形をとっています。

伝記本というのは読み方が難しいですね。厳然たる事実がいくつかあって、これは変えることは出来ません。でも、これらの事実をどのような順序でどのように語るかによって、読み物としての面白さが全然違ってきますし、そこから受け取るその人物に対する印象も違ったものになります。書き手と書かれている人物との関係も大事です。親友が書くのか、一ジャーナリストが書くのか、文章の得意な小説家が書くのか、によって全く違うものが出来上がる可能性だってあります。本人が書く自伝の場合だと、まあ、自分に都合の悪い事は書かないでしょうね。「わたしはうそつきで女癖が悪い」なんてことは、まあ書かないでしょうからね。なので、伝記本を読むときの注意として、読み終わってある一定の印象をその人物に持ったとしてもそれがすべてではないし、それは一側面に過ぎないと考えておくほうがいいのではないかと思うのです。でも、もちろん伝記に書かれるくらいの人物ですから、すばらしいことはすばらしいとして素直に感動するのも正しい読み方だとは思いますが。

私が読んだディマジオの伝記本は、自伝ではないにしても、彼のことを心底愛していた人物の語った内容なので、やはりいいことしか書いていません。マリリン・モンローについてのエピソードにしても、「彼女のことを本当に愛していた。彼女と再婚する予定もあった」なんて書かれていますが、ほんとかな~~~、なんてひねくれものの私は疑ってしまうのです。
印象に残ったエピソードは、そのマリリンがらみで、ディマジオがケネディ兄弟とフランク・シナトラのことを憎んでいたということ。ケネディ兄弟にマリリンを紹介したのはシナトラだそうで、そうすることでシナトラとしてはケネディ一族に取り入ろうとする魂胆があったと、ディマジオは考えていたようです。 同じイタリア系、シチリア出身で、仲良くしていた時期もあったそうですが、マリリンのことでは大喧嘩をし、マリリンの葬儀にやってきたシナトラをディマジオは追っ払ったとか。

シナトラとマフィアの関係、シナトラとケネディ兄弟との関係など、あまり今まで知らなかったことも気になりました。(この本にはそこらへんはくわしくは書いていませんでしたが)
この本を読んだあとに観た映画「踊る大紐育」で笑顔を振りまくシナトラを見ながら、本当に映画だけを楽しむためにはその人の生き様なんて知らないほうがいいのかも。。。。なんて思ったり。

とかいいながら、やはり伝記本に惹かれてしまう私です。
のぞき見趣味があるのかしら。すごいことを成し遂げた人の人生に興味があるのです。


次回はアン・マーグレットの自伝を紹介するつもりです。

by oakpark | 2007-06-02 22:23 | | Comments(0)

新しい発見など♪   

今年47歳になる私ですが、まだまだ新しいものを見たい、聞きたい、やりたい気持ちがもりもりです。新しいものに出会ったときの驚きや感動、あるいは戸惑いといった率直な思いもこの日記に書いていきたいです。

さて、今回のテーマは「ルー・ゲーリッグの引退スピーチ」です。

たまたまある雑誌で出会いました。
野球に詳しい人、あるいは年代的に近い人にとっては、「常識」なのかもしれませんが、
私にとっては「ルー・ゲーリック」と言う名前自体、ん?聞いたことあるかもしれないなあ、くらいの印象でした。しかし、このスピーチには胸を打たれ、通り過ぎることが出来ませんでした。なんてすばらしいのだろう、と思い、ネットでいろいろ調べてみました。有名なスピーチだと言うことを知り、そうだろうなあ、と納得しました。

ルー・ゲーリッグは、現在松井秀喜、井川慶の所属する、名門ニューヨーク・ヤンキースの内野手として活躍した選手で、1925年から1939年までの14年間にわたって、2130試合連続出場という記録を打ち立てました(その後1995年にリプケン選手に記録を破られる)。終身打率は三割四分。かの有名なベーブ・ルースが3番、ゲーリッグが4番という打順だった時代もあるそうです。それほど名選手だったゲーリッグの連続出場記録が途切れたのは「筋萎縮性側索硬化症」という病気のため。1939年のシーズン途中で引退を決意し、7月4日のヤンキースタジアムでの引退セレモニーで、このスピーチを行いました。

「引退スピーチ」といえば、日本では長島茂雄のスピーチが有名ですね。英語では farewell speech と言うようで、この言葉にもぐっときました。farewellは「さようなら」だと覚えていたので。「さよならスピーチ」「お別れスピーチ」という印象。私の琴線に触れました。

そしてスピーチの内容のすばらしさ。声に出して読もうとしましたが、泣けて泣けて仕方がありませんでした。ベースボールプレイヤーとして最高潮の時に不治の病にかかり、野球界から去ることを余儀なくされているという状況なのに、「自分はこの世で一番幸せな男である」と言い、周りの人たちに感謝の気持ちを述べるだけの短いスピーチ。自分のことや野球での業績については一切触れず。なんという潔さ。そしてなんという悲劇。
ネットで調べると、笑顔の素敵な選手です。

一番有名なスピーチの冒頭部分はこうです。

Fans, for the past two weeks you have been reading about a bad break I got.
Yet today I consider myself the luckiest man on the face of the earth.

もしかしたら、以前に読んだ、パーキンソン病に冒されているマイケル・J・フォックスの自伝のタイトル「ラッキーマン」もこれをヒントにしたのではないか、なんて思ったりしました。

ルー・ゲーリッグのことをもっと知りたくなって、伝記本を探しましたが見当たらず、代わりにと言っては何ですが、同じヤンキースで活躍したジョー・ディマジオの伝記本を買ってしまいました。

それについてはまた今度。

by oakpark | 2007-06-01 20:11 | 雑感 | Comments(2)