夏休みは映画が見れん!   

夏休みは、大好きな映画をなかなか見ることができません。
子供たちのスケジュールがまちまちで、ゆっくり時間が取れないから。
上の子が午前中部活の日は、真ん中が午後からだったり、下の子がお友達の家にお泊りに行く日に、上の子が合宿から帰ってきたり(あすなんですけれどね)。みんな一緒にいない、という時間帯がない。イライライラ~~。 いつもずばっとものを言う(KYともいう)下の子に、今日言われてしまった。「おかあさんは、うちらがいないほうがいいの?」と。ついついこちらもずばっと「ウン、学校に行っていてくれるほうがいい」と言ってしまった。 ここで、「ウウン、○○ちゃんと一緒にいれてうれしいよ」と言うのが、良い母なんだろうな~。

とはいっても、ずいぶん子育ても楽になりました。
夏休みといえば、小さい子供を連れた若いお母さん方を街でよく見かけますが、なかなか大変そうなシーンも目にしますよね。地団太踏んで泣き叫んでいる子を置いて、すたすた先を歩いているお母さんとか、ひどくきつい言葉で叱り飛ばしているお母さんとかを見ると、「そこまで言わなくてもいいんじゃないか?」という気持ちと「わかるな~」という気持ちが交錯します。

今日も歯医者で目撃しましたよ。かわいい双子ちゃんで、片方が診察を受けなければいけないみたいなのですが、なかなか診察室に入らない。怖がって泣きべそをかいている。お母さんは、「ほらほら、おみずがちゅーっとでるんだよ。おもしろいよ。おいで~」と誘っている。でも、面白いはずがないと感じているその子(あとから看護婦さんに聞くと3歳らしい)、なかなか入ろうとしない。 10分後、お医者さんとお母さんと看護婦さんで、やっとこさ中に誘導したたけれど、今度は診察台に座ろうとしない。あれやこれやとお母さんが語りかけていたけれど、結局だめだったらしい。 次回も、午前の最後の時間帯に予約されていたようだ。今度こそ上手く行きますように。

で、思い出しました。
悪夢の3歳児検診を。3人とも苦労したんです。

今でも覚えているけれど、私の住む町の保健所の3歳児検診は、まず最初に歯科検診があり、次に別室に移って服を全部脱いで、身長、体重を量り、次に服を着て、お医者様の問診を受けるという、だんどりだったんです。

まず、長女のとき。
私は全く警戒していませんでした。6ヶ月検診や、1歳半検診のときと同じように、3歳児検診も楽勝だと思っていました。 ところが、最初の歯科検診からつまづきました。口をあけて虫歯がないかどうかを見てもらうだけの簡単な検査(大人にとってはね)。ところがうちの長女、怖がって怖がって、決して口をあけようとしない。保健所に来ているお医者様は「ハイ、いい子だね~、おくちをあけてね~」なんて、優しい言葉をかけてくれなくて、どんどんあとから来た人に先を越され、結局最後のほうになってしまった。それでも、やっと歯科検診を終えて別室にうつると、今度は頑として服を脱ごうとしない。もう、なだめたり怒鳴ったり、いろいろしながら、やっとこさすべての行程を終えたときには、どっと疲れてしまいました。その場に残っていたのはみんな似たような経過をたどった親子だけでした。

なので、長男の時には、今度こそ早く終えてやると思い、3歳児検診の日は、まず朝早く車で保健所まで行って整理券をとり、いったん家に帰り、余裕を持ってのぞむという作戦で行くことにしました。今でも覚えています。整理券番号は5番でした。 しか~~~~し、長男もだめだったの。歯科検診が全然だめ。どうして他の子は、あんなふうに素直に口を開け、しゃっしゃとできるのだろう~、と恨めしく思いましたよ。またもや、どんどん順番を抜かされて行きました。気分を変えようと外に出たりなんかもして、再度挑戦するのですが、上手く行かず、当然次の洋服脱ぎも上手く行かず、結局またまた最後のほうになってしまいました。

万全の準備をしてのぞんだ三歳児検診だっただけに、長女のときよりショックが大きく、必要以上に長男を叱りながら帰ったことをおぼています。かわいそうにね~。

なんで子供って、日常と違うことを怖がるのでしょうね。知らない場所で口をあけたり、初めての場所で洋服を脱ぐのが怖いのでしょうかね。 そういえば、この長男、小さい頃は風でカーテンがふわ~っとなるのも怖がって逃げていましましたっけ。それが今では、首がちょん切れて飛んでいくような残酷シーンも平気で見れる中2となりました。。。

そうそう、それでね、3歳児検診。最後の次女のときは、もうあきらめてゆっくり行ったのですよ。予想通り、この子も歯科検診も洋服脱ぎもだめでした。でも、そのときの係員の方は「洋服着たままでもいいですよ~」と言ってくださったの。で、最後にはなりませんでした。最初からそうしてくれればいいのに。気合が入っていなかった分、「やはりね~」と思っただけでストレスはありませんでした。


今日、このことを思い出し、家にいた長男に「あの時お母さんね、もう、それはそれはひどい叱りかたしたのよ。帰り道、ずっと泣かせながら帰ったからね。覚えている?」と聞くと、
「ううん、おぼえていない」ですって! そんなものなのですね。
「じゃあ、それ以外でお母さんにひどく叱られたことって覚えていない?」と聞くと、しばらく考えて、「何も覚えていない」ですって。
ほっ。 ってことは、牛乳をこぼしただけでびんたを食らわしたことも忘れているんだあ~~。よかった!

子育て中のお母さんは、夏の暑さに要注意ですね!

by oakpark | 2008-08-07 01:15 | 雑感

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