エルヴィス界では今年は。。。    

エルヴィス界では今年は。。。 _e0123392_22335557.jpg


「カムバックスペシャル '68」の収録、放映、40周年と位置づけられます。ちなみに去年、2007年は没後30周年、一昨年2006年はRCAレコードから「ハート・ブレイク・ホテル」でデビューして50周年です。さすがに来年はないかな(笑)。生誕74年というのも半端だし。。。。

「カムバックスペシャル」というのは1968年12月3日にアメリカのNBC放送局で放映されたエルヴィスのスペシャル番組のことです。一時間の枠でクリスマスの特番(タイトルは「ELVIS」!)として放映されました。テレビ番組とはいえ、観客の前で小さなステージ上で歌うというスタイルをとったので、エルヴィスにとっては1961年にハワイのアリゾナ記念館設立チャリティーコンサートで歌って以来、実に7年ぶりの観客の前でのパフォーマンスでした。7年間に29本の映画に出演し、映画挿入歌をスタジオの中で歌う生活が主だったエルヴィスにとって、この久しぶりのステージはかなりのプレッシャーを強いられるものだったと想像できます。

エルヴィスのマネージャーのトム・パーカーは、この番組をクリスマスソング満載のお定まりのクリスマス特番にしたかったそうですが、若手敏腕ディレクターのスティーヴ・バインダーとエルヴィスは反発し、「ここにエルヴィスあり!」と世間にアピールできるような斬新でオリジナリティあふれる番組を作ろうとしました。 今までのヒット曲と新しい曲をミックスし、エルヴィスの真髄とも言えるゴスペルコーナーも挿入し、自由民権運動に揺れる時代を反映した新曲「明日への願い」で締める構成。 エルヴィスもすっきりやせてかっこよく、20年のキャリアの中で、ルックス的に最高だったときとも言われています(総合的に見てどの時代が好きかは個人差がありますが)。

12月に放映されたこの番組ですが、収録は40年前の今頃、6月27日から30日にかけて行われています。 5月17日から家族で(リサ・マリーはその年の2月に誕生)ハワイに出かけ、日焼けをし、ダイエットをし(すぐぽっちゃりしちゃう体質だからね♪)準備万端、収録に望んだのでした。

by oakpark | 2008-05-24 22:01 | ELVIS

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