「気になる英語表現」① 'Pretty Little Liars'から   

このブログも、今年の6月で開設5周年になります。私の好きなものや、私のアンテナに引っかかったものをその時々の気分で書き綴っているので、きわめてまとまりのないブログだなあと、自分でも思います。

そんなまとまりのないブログに、またまた新しいカテゴリー登場!

その名も「気になる英語表現」!って全然面白そうでもなんでもないんですけれどね。

前にも書いたように最近、米TVドラマをよく観ていて、せりふを聞いていると、いろいろと気になる表現があるなあということに気づいたんです。英語ではこんなふうに言うんだ、という新しい発見であったり、こんなシチュエーションでこんなふうに言えたらいいなあという、憧れの気持ちを抱いたり、、いろんな意味で私が「おっ!」と思った英語の表現を紹介していきたいと思います。 

ただ、これを読んでいる人にとっては、「なんでこんなのが気になるの?」という場合もあると思います(ほとんどがそうかも)。人によって感じ方も違うし、英語体験もさまざまですからね。紹介する英語表現は、私のそのドラマへの思い入れとか、キャラクターへの思い入れ、ストーリーの流れの中でのそのせりふの重みなど、いろんな要因が絡んで、私の心に響いたと解釈してくださいね。


まず第一回目は、女の子4人が主役のドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」 から。このドラマについてはこちらに書きましたが、いつも一番気になっているカップルが、アリアとエズラ・フィッツ先生。反対されるからこそ、盛り上がる恋。いいですね~。 アリアの両親は二人とも学校の先生なので、娘のしつけにもとても厳しい。特にお父さんは、ついこの前までかわいい少女だった娘が、こともあろうに、同僚の先生と付き合うなんて認めたくない。何とかして二人を別れさせようと画策します。そしてある日、ついにエズラ本人に、「これ以上娘に会わないでくれ」と言うのですね。何か言い返そうとするエズラに対し、彼はとどめをさすようにこう言います。

I'm not asking you. I'm telling you.

「頼んでいるんじゃない。命令しているんだ」って感じだと思うのですが、へ~、と思ったんです。

お父さんを演じているのが、チャド・ロウですよん。(ロブ・ロウの弟 ハンサムというより、かわいいタイプ)
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もうひとつ。「プリティ・リトル・ライアーズ」紹介の日記にも書いていますが、

Sleep tight.

これは、4人の少女の中の一人、ハンナの恋人のケイレブが、別れ際、ハンナに向かってやさしそうな表情を浮かべて言ったのが私は印象に残ったんです。ケイレブを演じているのは、タイラー・ブラックバムという、俳優さん。
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ほとんど無名の俳優さんだと思いますが、ちょっとRiver Phoenixに似ているなあと思ったから余計気になったのかも?

で、この、Sleep tight.という表現ですが、アメリカ人の友人に聞くと、Don't let the bedbugs bite. という表現の別バージョンだというのです。もともとは、昔ベッドはあまり清潔ではなく、虫がいたので、虫にかまれずにぐっすり寝なさいね、という意味で、ベッドが清潔になった今でも使う表現だそう。Sleep tight. というのは、文字通り、シーツをきっちり身体に巻きつけて、虫が入ってこないようにしなさいね、というところから「ぐっすり寝てね」という意味で使われるようになったとか。へ~、なんだかムズムズしてきそう。。。

さて、これからも、ドラマや映画を見ていて気になった表現を紹介していこうと思います! 解説や訳し方やその他で、私が間違っていることがあったら、ぜひ指摘してくださいね。

by oakpark | 2013-03-05 21:49 | 気になる英語表現

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