旅行記③ 最高のお友達! その2   

ワイナリーはIさんのうちから車で15分ほどでした。Iさんもまだ一度も行ったことがないらしい。今回は、ビール党のご主人にお嬢さんたちの世話を頼むことにして、3人で出かけました。

ロスらしい乾燥した景色の中、しばらく車を走らせると、突然ぶどう園が現れてびっくり。ここにぶどうを植えようなんて誰が考えたのかしら~。ワイナリーもいくつかあり、その中から適当に一つ選んで入ってみました。受付で一人当たり12ドル程払うと、5枚綴りのチケットをもらい、5杯分のワインのテスティングができるシステム。カウンターの向こうにスタンバイしているスタッフに好みのワインを伝えると、スタッフが適当なワインを選んでくれて、テスティングさせてもらうえるのだけれど好みの説明なんて難しいよな~。しかも英語だし。

とりあえず、Iさんが「白で、少し甘いの」とかなんとか言って、出してもらったワインを3人で味わってみることに。これを基準に、もう少しドライで、とか、フルボディで深い味わいの、とかいろいろと思いつく表現で言ってみて出されたワインを試しました。私はワインの味なんてよくわからないのだけれど、夫とIさんは、「う~ん」とか「は~」とかご満悦な様子でした。 

最後に行ったワイナリーは、Iさんがお友達から一番美味しかったと教えてもらっていて楽しみにしていたところ。ところが、そのワイナリーは4時に終了で、私たちが入ったときは2,3分過ぎてしまっていたのです。まあいいか、あきらめよう、、、と私は思ったのですが、Iさん、そこから粘りました。「この二人は日本からはるばる来ている」とか、「お友達からここが一番美味しいと言われた」、とか、英語でまくしたて、結局一人分だけのチケットを売ってもらい中に入れることになりました~。Iさんの’Oh my Gosh’ パワーありがとう。この経験が、あとで役に立つことに。。。 
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夕食用のワインを一本買い、家に戻る途中でスーパーにもよりました。野菜や果物が安いなあ。私の大好きなブルーベリーや、アイスクリーム、美味しそうな量り売りのチーズ、アボガドなんかを買いました。夕食はIさんご主人が焼いてくださったバーベキュー。以前にもいただいたことがあるのですが、これがとっても美味しいんです。調味料の使い方とか焼き方とかが絶妙。夫も大満足でした。

昔の写真を見たり、上のお嬢さんの独唱(アメリカ国歌!)を聞かせてもらったりしているうちに夜は更け、翌日からお仕事のIさんのご主人はひと足先に寝室へ。さらにおしゃべりに花を咲かせ、さあそろそろ寝る時間と思っていたら、Iさんが「一緒にジャクージに入りましょうよ」という。私が「でも、水着持ってきてないし」というと「お貸ししますよ~」ってことで、出してきてくださったのがなんとセパレート型水着。こんなの着るの30年ぶりくらいじゃない?と思いながら、せっかく誘ってくださっていることだし、夜だからお互い見えないだろうということで貸していただくことに。

深夜のジャクージでさらにおしゃべりし、床についたのは2時。いや~楽しかったわ。

翌朝起きると、Iさんご主人は既に出勤されたあと。近くのカレッジでアメリカンフットボールのコーチをされているんです。これからがシーズンだとのこと。がんばってください~

私たちは、フルーツたっぷりの朝食をいただき、オリンピックの男子サッカーメキシコ戦ををテレビで観戦し、ちょっぴり嫌な気分になり(多分夫は大いに嫌な気分になり)、昼前に次の目的地であるラスベガスに向かい出発しました

by oakpark | 2012-08-25 00:41

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