ある日の金曜日
2011年 07月 30日
珍しく我が家で、ほほえましい光景があった。
中学1年生になった次女が、秋に行われる合唱コンクールのクラス発表曲のピアノ伴奏を練習していると、同じ曲をやはり中学の合唱コンクールで弾いた事のある長女がやってきて、ここはこう弾いたほうがいい、などとアドバイス。すると今度は、高校で合唱部に入っている長男がやってきて、合唱の醍醐味について解説。ついでに、明後日から始まる合唱部の合宿で歌わなければならない新しい曲の音取りの手伝いをを二人に頼んでいた。
合唱でつながる兄弟三人。う~ん、いいなあ~。
まさか、我が家の子供たちがこんなに合唱好きになるとは予想もしていなかったなあ。特に長男なんて、それまで音楽とは全く無縁の生活をしていたのに、中学の合唱コンクールで合唱に目覚め、高校では陸上部に加えて合唱部に入ってしまったのだから。今ではipodに入っている曲のほとんどが合唱曲という変人(?)だ。今は来月の4日に行われるNHKコンクールで歌う曲を一生懸命練習しているはず。それに向けて明後日から河口湖で合宿。今年の高校の課題曲は「僕が守る」。いい曲です。タイトルがユーミンみたいだけれど。
長女も中学の3年間は合唱に燃えた。そんなにうまくもないのに、3年のうち2回ピアノ伴奏をした。長女の練習する姿をずっと見ていた次女は、当然のように合唱曲に詳しくなり、その中のお気に入りの曲、「心の瞳」を中学になったら絶対歌いたいと言い、クラスのみんなに推薦するために春休みに伴奏の練習をしていた。この曲は、飛行機事故で亡くなった坂本九の遺作ともいえる作品を合唱用に編した曲曲で、原曲もしみじみと良い曲だ。
ところが、いざ、合唱曲を決めるという日に、担任の先生が言った最初の言葉が「私は『手紙』や『心の瞳』のように、もともと合唱曲ではない曲は嫌いです」だった。次女がどれだけショックを受けたか。。。帰宅してからの文句タラタラを私は聞かされることになったのだ。
そして、先生が、’優勝するために’独断で決めたのが『時の旅人』。これも良い曲なんですけれどね、先生、生徒の意見を全然聞かずに決めちゃった。
次女は伴奏を弾けることになり、とりあえず機嫌を直したけれど、やはり『心の瞳』がよかったようだ。
坂本九といえば、震災後あちこちで『上を向いて歩こう』が歌われているらしい。先日テレビでこの曲の誕生秘話についての番組を放映していて、私は、もしかしたら。。。と思って録画しておいたのだが、やはり、でてきましたよ。エルヴィスが。なんといっても 坂本九が歌手になったきっかけが ’エルヴィス・プレスリーへの憧れ’ですから。静止画ではなく『監獄ロック』のときのワンシーンが動画で出てきました。万歳!
って、結局これが言いたかったのか、とお思いでしょ?
実は違います。一番言いたかったのはこのことなんです。
さて、これはなんでしょう?
はい、そうです。明日の(ってきょうだけど)の資源回収にむけて、皮をむかれぺしゃんこにされるのを待機している、一週間分のペットボトルたちです。
ここで、何か気づきませんか?私も、並べてみて、おや?っと思ったのです。
キャップが全部無地の白になっている!のです。緑茶も麦茶も紅茶もスポーツドリンクも。 いつからでしょうか。以前はキャップにも柄がついていませんでしたっけ?写真で黄色く見えるのはシールで取り外し可能です。青いのはミネラルウォータです。 いつからなのでしょうね。きっとリサイクルを意識したものでしょう。全然知らなかった。今日、子供たち用に買った、アイスの「スーパーカップ」はアイスの上にシールがかぶさっていたし。ハーゲンダッツみたいに。商品って知らない間にマイナー・チェンジしているのですね。
by oakpark | 2011-07-30 01:48 | 雑感