そろそろ今年も終わりだというのに。。。   

あまり本を読めていません。 去年の44冊、一昨年の36冊にも及ばないかも。
今年は、ばたばたと忙しかった上に、テニスに目覚めてしまったものだから、本を読む時間がなかなかとれない。 電車に乗っての通勤もないので、電車の中での読書時間も確保できない。来年は工夫しなければ。
家にいると雑用がたくさんあるので、外に出てお気に入りの喫茶店で読書というのもいいなあ。。。
しかし、引っ越した今の家の周りには、落ち着けるような喫茶店もないしなあ。


とりあえず、最近読んだ本を紹介。

● 「私という運命について」     白石一文

 普通の小説を最後まで読んだのは久しぶり。最初は、少し戸惑ってなかなか進まなかったけれど、途中から一気に読みました。一人の女性の20代後半から40代にかけての人生を追いながら、結婚観、親子関係、死生観などを織り交ぜて女性の生き方について考えさせられる小説でした。男性作家が書く、女性が主人公の小説って苦手だと思っていたけれど、これはなかなかよかったです。白石一文さんは1958年生まれの同世代の作家。他の作品も読んでみたいと思いました。

● 「ニッポン社会」入門       コリン・ジョイス

 イギリス人ジャーナリストの著者が日本に来て驚いたことのいろいろを語っている本。やはり私も大多数の日本人とたがわず、外国人が日本を語っている本が大好き。日本のことを褒めてくれていていたりするとうれしくなる。 コリンさんは、本音かどうか、かなり褒めてくれているので好感が持てます。本の前半が特に面白い。そういえば、昔高校に勤めていたとき、毎年、イギリス人のアシスタント・ティーチャーが来ていた。記憶の糸をたどって、今思い出せるのは5人なのですが、そのうちの一人の男性がすごく日本の悪口を言っていたのを思い出します。確か2年の契約で来たのに、1年で帰国してしまったように記憶している。。。

● Twilight (The Twilight Saga) Stephenie Meyer

 前に映画館で映画を観たときは、全然よいとは思わなかったのですよ。 エドワード役の主演の男優が好みじゃなかったし。 でも、本はなかなかよかったです。ヴァンパイヤと人間のせつない恋のじれったさがよく伝わってくる。エドワードも頭の中で自分好みの顔かたちにすれば言い訳だしね。こういう点は映画より本が便利です~。 ただ、二人が強く惹かれあいながら、なかな近づけない前半部分はよかったけれど、ラブラブになった後半はちょっとだれちゃった。 やはり恋愛の醍醐味は片思いのときにこそ味わえると思った(自分もそうだったな)。 本の表紙のデザインが素敵。
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by oakpark | 2010-12-13 00:22 |

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