フィギュアスケート    

オリンピックに向けて、新しいシーズンが始まり、楽しみです。

きょうはグランプリシリーズ2戦目のロシア大会がテレビ放映されていました。長女の影響でフィギュアファンになった次女と一緒に見ました。

感想をいくつか。 小塚選手の衣装が今期は少し派手になっていました。昨年は、練習着のように地味でした。「動きを美しく見せるため」だそうですが、もう少し装飾があってもいいのになあ~、と思ったものです。ジミ・ヘンドリクスのギターの音色に合わせて踊るというのも、奇抜でよかったです。オーケストラではないので、音的に少し地味ではありますが、うまく踊りをあわせれば観客をひきつけることが出来ると思います。 ついでに、先週のフランス大会に出場した織田選手もなかなかよかったです。チャップリン・メドレーの曲も、織田選手にしては少し地味めのシンプルなタキシード風の衣装も、前髪を下ろした髪型も去年より似合っていていいなあ、と思いました。私はこの二人のスケーティングが好きです。とてもやわらかくてなめらかだから。ダイナミックで派手な高橋選手のスケーティングより好みです。でも、みんながんばって欲しいですね。

次に、浅田真央選手ですが、少し調子が悪そうですね。勝手に意見を言わせてもらえば、ショート・プログラムの曲を変えたらいいのになあと思います。「仮面舞踏会」はすばらしく良い曲だけれど、去年使った曲ということでやはり新鮮味がないと思います。去年は浅田選手がフリーで、織田選手がSPで使っていたので、しょっちゅう聞いていたという印象がありますから。フリーのラフマニノフの「鐘」という曲は、私はよかったと思います。全編重厚な音色が続く、少し単調な曲ではありますが、浅田選手の力のある演技が映えると思います。ミスをなくして彼女の持っている力を全部出したら、すばらしいできばえになると思う。やはり、問題はショート・プログラムですね。フリフリのかわいらしい衣装を批判している記事などもありますが、私は、彼女の雰囲気にあっていると思います。大人っぽさ、セクシーさでは、キム・ヨナ選手にはかなわないと思うから(これは認めましょう、長女よ、次女よ)、真央さんは、もっとかわいらしさ、可憐さ、明るさをアピールしたらいいなあと思う。だって、まだ19歳だし、絶対そのほうが彼女の魅力を発揮できるもの。そしてもっと明るいかわいらしい曲を使ったらいいのに。今回の衣装(ピンクで胸元に大きなフリル)と、「仮面舞踏会」も合わなかった。タラソワコーチ、頼みますよ!


そういえば、先日の映画講座は「アマデウス」で、クラシックが聞きたくなってこのCDを出してきました。
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これ、10年位前に、ひょいと思いつきで購入したものなのですが(確か生協?ちがうかも)、ものすごく重宝しています。6枚組で 1枚目ーベスト・ピアノ名曲 2枚目ーベストヴァイオリン&チェロ名曲、3枚目ーベスト・オーケストラ名曲、4枚目ーベスト・シンフォニー名曲、4枚目ーベスト・オペラ&オペラッタ名曲、6枚目ベスト・バロック名曲となっています。息子の幼稚園のお遊戯会で、最後の挨拶のときに(「僕は恐竜をやりました!」と息子は言いました)先生がピアノで弾いているのを聞いて大好きになった曲、「パッヘルベルのカノン」もここで見つけました。最近では長女が高校の弦楽部に入部したので、このなかのdisc 2をよく聞いているようです。 ヴァイオリンの音色は私も大好き。中でも、これを聞くとそれだけで涙が出てきそう~と言うくらい好きなのはサン・サーンスの「動物の謝肉祭」の『白鳥』です。エルガーの『愛の挨拶』もいいですねえ。モーツァルトのオペラはdisc 4 に「フィガロの結婚」と「魔笛」がありました。真央ちゃんのSPに「フィガロの結婚 序曲」はどうかしら~、なんて。

たまにはクラシックもいいですね。

by oakpark | 2009-10-25 00:56 | 雑感

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