映画「アカプルコの海」~なで肩といかり肩、どちらがお好き?~   

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相手役の女優さんに注目してご紹介するエルヴィス映画第三弾は「アカプルコの海」(Fun in Acapulco,1963)でございます~。今、巷で話題のメキシコは、観光名所のアカプルコを舞台にした、13作品目のエルヴィス映画でございます~。アカプルコってユーミンの歌にも出てきたように記憶しているけれど、どんなところかなあ~。美しいところなんだろうな。

てな感じでこの映画を、私は、エルヴィスファンになってわりと早い段階で観たのですよ。で、ある意味ショックを受けました。かっこよく歌うエルヴィスを見てファンになった私にとって、エルヴィスが元サーカス団員という設定は、ちときつかった。。。え~、そんなのあり~?って思ってしまった。うそでしょう~ってかんじでした。しかし出てきたのですよ。髪形はリーゼント(オールバック?)のままで、上半身裸で白のぴちぴちタイツをはいたエルヴィスが。。。その後、いろんなエルヴィスを映画で見ることになり、徐々に慣れていくのですが、このときは衝撃が大きかったです。イメージを崩されたというか、なんとういうか。でも、立ち直りの早い私は、最初の衝撃を乗り越えて、もう一度この映画を観ると、なかなか良い歌がたくさん含まれているし、エルヴィスの喉も調子よさそうで艶っぽい歌声を聞かせてくれているし、それほど悪くないんじゃないかと思えてきたのですよ。まあ、10段階で7?いや6?いや7?いや6?いや。。。。ま、6か7ということにしておこう。エルヴィス映画の場合は、普通の映画とまったく違う尺度で評価することにしているので、はい。

それはさておき、今回注目するのは相手役の女優さんです。今回は二人います。亡命中の貴族の娘・マルガリータ(ウルスラ・アンドレス)と女闘牛士、マギー(エルサ、カルデナス)。この二人に、プール監視係としてアカプルコのリゾート地で雇われていたエルヴィスは惚れられるわけですね。で、どちらと結ばれたかというと、どっちだったけな~。マルガリータだったような気がするな~。で、マギーはどうしちゃったんだったけな~。ま、いいや。ここで私が言いたいのはそんなことではなく、二人の体型の違いなんですよ。見事に正反対の体型。

実は、私は、昔から母に「首が長くてなで肩の人こそ美しい」と聞かされてきたのですよ。でもって、普段からよく「首長くして、肩を落としなさい」と言われ続けていました。そんなこと無理だってば。こういう骨格に生まれてきたわけだから変えようがないってば。と言いたかったけれど、面倒くさいので、はいはいと、そうするふりをしてきましたま、だからといって、私の骨格が変わったわけでは、もちろんありません。現在に至って、なで肩にも、首長(くびなが)にもなっていません。

ただ、そんなわけで、すぐに人(特に俳優さん)の肩を見るくせがついてしまいました。この人、きれいな肩だな~とか。首が長いな~、とか。母が言うように、いくらお顔が美しくても首が短いと、いまひとつ、垢抜けない感じの女優さんもいるように思いました。 そういえば、今一番私が注目している首長(くびなが)人間は、なんといっても、ダルビッシュ・有選手ですね。彼は、ほんっと、首が長くて美しい。野球選手にしておくのがおしいくらい。俳優になって、「仮面の忍者、赤影」を演じてほしい。。。

話がそれましたが、で、今回のこの映画をはじめて観た時、マギー役のエルサ・カルデナスという女優さんの首から肩にかけてのラインはなんて上品で美しいのだろう~って感動したのです。母が好きそう。着物を着せても似合いそうって。
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片や、マルガリータ役のウルスラ・アンドレスは、なんていかり肩なんだろうって思いました。
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そりゃ、絶対、エルサのほうがきれいだわ、って思いました。ところが、いろいろなエルヴィス映画雑誌等を見ると、ウルスラのことばかり書かれているのですよ。「エルヴィス、あのウルスラと競演!」みたいに。なぜみんなウルスラのことばかり語りたがるのだろう。有名な人なのかな~、って思いました。
その後わかったのですが、有名だったのです。有名な「007シリーズ」の初代ボンドガールだったのです。ナイスバディなわけです。
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記事を書く男性陣は、みなさん、ナイスバディがお好きだから、ウルスラのことばかり話題にしているんだなと思いました。くやしいから、「OO7 ドクター・ノオ」も観てみましたよ。 断然こっちのウルスラのほうがかっこよかったです。「アカプルコの海」のウルスラは、大柄なのに似合わないリボンなんかつけちゃって、ヘンだった。
だけどやっぱり私は、エルサのほうがきれいだと思う。ちょいと調べてみると、1935年生まれでエルヴィスと同い年、2008年にもテレビに出演しているみたいなので現役でご活躍のようです。どんなおばあちゃまになっているのかしら。

それにしても、エルヴィスの相手役としては二人とも合っていなかったな。ウルスラはナイスバディすぎ。エルサは美人すぎ。 エルヴィスの相手役としては、適度に幼児体型で、適度にファニーフェイスのほうが合っているような気もするのですよね。 配役ミスの映画、と、私は思いました。いやそもそも脚本ミス?かも。。。

この映画でエルヴィスはこんな歌を歌っています。

後半で「お~酢~ください~」と聞こえるフレーズがあると評判の「ボサ・ノヴァ・ベイビー

メキシコにも闘牛士っているのですね。「悲しき闘牛士」

by oakpark | 2009-05-01 23:25 | ELVIS関連映画

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